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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

08/11
ビフィドバクテリウム キュカンバー

ビフィズス菌は主として生物の腸管内に棲んでいる細菌ですが、
キュウリから発見しました。
これは、これまでの知見が大きく変わってしまう可能性があります。

2011081111.JPG

すいません、ジョークです。
育てているキュウリがいよいよ終わりに近づき、真っすぐ伸びず、変な形のものが多くできるのですが、その中の典型的なものです。

顕微鏡でビフィズス菌を観察したことがある方は、思わず微笑んで頂けたと思いますが、
こんな両端が膨らんだ形態をしているものが多いのです。

ちなみに、ビフィズス菌の学名は、Bifidobacterium(属名)です。
Bifidとはラテン語で「分岐した」を意味し、アルファベットのYの字のように、菌の形態が分岐したものが象徴的なのですが、
このキュウリのように、「く」の字に曲がったもの、
先が丸まった棍棒状のもの
など、芸術家が作ったような形状のものが殆どです。
しかも、菌を生育させる培地(栄養が入ったもの)や培養時間によって形状がかわることがあり、ちょっとややこしい菌でもあります。
慣れると逆に見分けやすいのですが。

ビフィズス菌LKM512もこんな形をしていますよ!
HP上の電子顕微鏡写真参照

08/10
復活! 水路の魚たち

一昨年の9月にこんなブログを書きました。
「ドジョウが出てきてこんにちは」のつもりが・・・」。

家の近くの公園の水路のドジョウをはじめとした魚たちが全滅した話です。

昨年も確認しに行ったのですがいませんでした。
ダメ元で、今年も行ってみました。
というのは、近くに開放的なうどん屋(天婦羅やおでんがあり、自由に食べて後で会計するシステム)があり、昼間からそこでビールを飲むことができるので、魚がいなくても楽しめるのです。

ですが、行ってみると、うどん屋どころではなくなりました。
魚が復活していたのです。
炎天下の中、夢中で魚とりを楽しみました。
その日の成果がこれです。
201108111.JPG


メダカ、ドジョウ、ヨシノボリ、フナ、そして巨大オタマジャクシ。
合計35匹位ですね。
この巨大なオタマジャクシはたぶんウシガエルですね。

ちなみに、ウシガエルは特定外来生物なので飼育できません。
飼って成長をブログでお伝えしたかったのですが、
私も会社公認ブログで執筆している身ですから諦めました。
懲役3年もしくは300万円以下 の罰金になる可能性がありますので。
食料用に育てるという手もあったのですが、情がうつったら厳しいものがありますので、
その場で逃がすしかなかったです。

とにかく、生き物が復活して良かったです。

08/08
ラミーカミキリ

今日は、知る人ぞ知る、ちょっと面白い模様のカミキリムシを紹介します。
東京都西多摩郡日の出町の協乳研究所の玄関で、
ナナフシを撮影しようとしたら、飛んできたものです。
201120808.JPG
その名はラミーカミキリ。
もちろんカミキリムシの一種です。
2 cm程度で、よく見かけるゴマダラカミキリなどと比べるとかなり小型のカミキリです。
また、動きも早く、飛翔能力も高く、油断していると逃げてしまいます。
ですから撮影するのは少し苦労しました。

少し調べたところ、これは江戸時代後期に外国から入って来た外来種だそうで、
成虫はカラムシ,ヤブマオ,ムクゲの葉や茎を食べます。
これらカラムシ属にラミーという繊維の材料などに使われる植物があり、
それに紛れ込んで日本に入ってきたということです。

でウンチクは置いておいて、
青白色というかスカイブルーというか、非常に綺麗なのですが、
その色だけでなく、模様に価値があると思います。
この模様何に見えますか?
よーく見て下さい。

私には、骸骨がタキシードを着ているように見えるのです。
胸(首)の黒い斑点2つが骸骨の目、
で、翅の上の方がタキシード(上着)でポケットまで付いている。
ちゃんと首の襟もありますね。
骸骨は黒い帽子を被っているように見えます。
私は骸骨派ですが、中にはタレントのタモリさんに似ていると言いう方(タモリ派)もいます。
今一、よくわからない方がいましたら、触角と足を隠してみて下さい。

以前は西日本が中心でしたが、最近は温暖化で関東でも比較的頻繁にいるカミキリですから、
見つけたら是非ご自分の目で確かめて下さい。
絶対に写真を撮りたくなりますから。

08/05
体内ウンコ時計

昨日、ウンコ回数を発表するためにExcelのデータを眺めていたら、
アメリカ出張時の異変が興味深かったので、今日はそれを報告させて頂きます。

結果をみてみると、滞在中(移動日は除く)は毎日、
日本時間の早朝(アメリカの夕方)と、日本時間の夜(アメリカの朝)に1回ずつ排泄していたのです。
昨日報告したように、現時点での排便ペースは1日に1.34回と比べると、この期間だけ異常に高いです。

食事はビュッフェスタイルなので、必要量を普通に食べるだけで、私は調子に乗って多量に食べたわけではありません。
むしろ、油っこいので若干摂取量を控えており、食物繊維を多く含む野菜類の摂取量も普段より減っていたと思います。
つまり、食事要因を考えるとウンコ回数は少なくなるはずです。

ということで、異国にいるというストレスの影響を排除すると、時差の影響しか考えられないのです。
私の考察は以下のようになります。

私は毎朝排便する習慣なので、脳(私の心)はアメリカでも当然朝にウンコをしたい欲求があり、アメリカの朝にウンコ排泄命令を出す。
同時に、食事摂取の物理的な刺激を腸は受けるので、朝に蠕動運動が活発になりアメリカ時間の朝(日本時間の夜)に排便が起こる。
一方、体内時計はすぐには修正できません。
腸は長年積み重ねてきた日本時間のリズムを覚えていて、日本時間の朝にウンコを排泄しようとしていたと思われます。
従って、毎日、2回ウンコが出ていたということでしょう。
興味深いことに、アメリカの夕方ウンコ(日本時間の早朝ウンコ)の時間は、滞在日数を積み重ねるに従い狂い始め、
初日はアメリカの夜8時(日本時間の朝9時)頃だったのですが、日に日に早くなり、最後は午後3時頃(日本時間朝4時)になっていました。
この現象は、時差ボケ解消とリンクしており、アメリカ時間の夜ウンコが体内時計に依存していたことを示唆していると思います。

08/04
発表! ウンコ回数2011年上半期

最近、このブログのファンになられた方は知らないと思いますが、
私は毎日ウンコExcelに記録し、年間のウンコ回数等を調べているのです。

「何のために?」
なんて聞くのは愚問です。
面白いからです。

さて、皆さん知りたいでしょうから、上半期のウンコ回数を発表しましょうかね。
(実はウンコ回数を発表するとブログへのアクセス数が増えるのです。)
恥ずかしいので、秘密にしておきたいんですが... (〃´―`〃) (ウソ)

2011年1月1日から6月30日までの181日間のウンコ回数は、
なんと、
243回でしたーーーっ!
1日当たり1.3425回。
このペースだと、年間490回になります。

昨年の年間回数が533回
一昨年が509回
比較すると明らかに遅いペースです。

んー、原因はよくわかりませんが、何か物足りないというか、不満であります。

08/03
American yogurt 2 ―これは反則でしょう―

肥満大国アメリカでは、低脂肪や無脂肪がバカ売れするようです。
もう一度昨日のヨーグルトの写真を見て下さい。
左の二つは、
"Light fat free  (ライト、脂肪なし) "
"0 % fat (0% 脂肪)"
と書いてあります。

ヨーグルトだけではありません。
殆どの食品、違和感がありますが、ケーキやスナックまでもです。
ザーッとスーパーを見渡す限り、7割強がそのような表示があるような気がしました。

そして、皆さん、表示を熱心に読んで、何故か多量に購入するのですよね。
「よし、これ無脂肪だから何個食べてもOK!」
という具合に。
もちろんこれは私が心の中を想像したにすぎませんが、アメリカ経験が長い日本人に聞くと間違いではないようです。
色々見聞きしていると、脂肪の中でもトランス脂肪酸を極端に嫌うようですね。
ですから、マヨネーズの親戚みたいな高脂肪なものでも"トランス脂肪酸ゼロ"と明記されています。

とそんな状況ですから、それを利用した宣伝文句もあります。
昨日のキーライムパイ味の無脂肪ヨーグルトのここを見て下さい(↓)
20110803.JPG


"You could lose 5 pounds in 2 weeks! (2週間で5パウンド減らせます!)"
(5パウンド=2 kg強)
えー、こんなこと書いていいの~???

きっちり研究し証明されても日本では商品パッケージに書けないのに、とても驚きました。
しかも、こんなに胡散臭い謳い文句を堂々と書くなんて。
ですが、本当に驚いたのは、アメリカ人が、この謳い文句をある程度信じて購入しているということです。

もちろん、私はヨーグルトで痩せたという学術論文はみたことありません。

08/02
American yogurt

先日のアメリカ出張時に、周囲に言われるがままにアメリカのヨーグルトを購入し味見しました。
といいますのも、アメリカ経験者が、「めっちゃ凄いですから、食べて下さい」というので...。
"めっちゃ凄い"という顔はにやけ顔なので、
"めっちゃまずい"ということは容易に想像できましたが、
怖いもの見たさで、わざわざ車で街まで出かけて購入しました。

まず驚いたのは充実していたこと。
田舎のスーパーでしたが、日本以上に店頭に並んでいました。
そして、最も驚いたのは、味(フレーバー)の豊富さです。
日本ではあまり馴染みの無いフルーツ味が殆どです。
レモン味、パイン、ココナッツ味、クランベリー味、その他パイン+ココナッツのような組み合わせたもの多数。
訳がわからん味もたくさんあります。
チョコレート味、アップルパイ味、クリームパイ味、全く想像できないキーライムパイ味等多数...
「なんやこれ? そもそもパイの味をヨーグルトにする必要があるんか?」
と言っていると、隣のアメリカ経験者は、
「あー、これも是非食べてもらいたいですね。いっときましょう (`∀´)」

厳選し、この日に食べてみたものはこれらです(別の日も色々食べさせられました)。
20110802.JPG

左が謎のキーライムパイ味です。
何と言ったらいいか...、私の口には合わないという以前に未体験の味で評価できません。
まずはキーライムパイというものを食べてみたいと思いました。
滞在中10種類以上は食べましたが、食感は色々です。
軟らかいもの、もっちりしたもの(今これはギリシャヨーグルトとして人気があるらしい)、寒天で固められているもの等。
ですが、全て強烈なフレーバーが使われています。
日本のヨーグルトに慣れていると、これに順応するのはかなり時間がかかると思います。
ただ、私自信はヨーグルトにはフルーツという固定観念に縛られていたことに気付きました。
アメリカ人の"大好きなものを入れてしまえ"精神には見習うべきものがありますね。

07/29
論文が掲載されました(Medical Hypotheses)

生研センターの委託研究では、
「健康寿命伸長のための腸内ポリアミン濃度コントロール食品の開発」
というテーマで仕事をしています。

これは、簡単に述べると、
1. プロバイオティクスやポリアミン濃度コントロール食品を食べる
2. 腸内細菌がポリアミンを産生し、大腸内のポリアミン濃度が適正濃度に上がる
3. 大腸の上皮細胞がポリアミンの刺激を受けてバリア機能が高まる
4. バリア機能が高まると、腸から食物由来や腸内細菌由来の炎症を引き起こす物質などが体内に入り込む頻度が下がる
5. 炎症が抑えられる
6. また、腸で増えたポリアミンは吸収され、血液を通って全身に運ばれる
7. ポリアミンの抗炎症作用で、全身系の炎症が抑えられる。
8. 老化の主要因といわれる慢性炎症が抑えられる
9. 健康寿命が伸びる

という仮説を元に進めている研究で、
ある程度正しいことが立証されてきています。

で、こういうことが公になると(当然、国のお金なので公にするわけですが)、
ポリアミンの「ポ」の字も知らなかったような人達が、
当たり前のように、同じことを言い出すのですよね。

で、ちゃんとこの仮説を提唱したのは自分達であることを残しておく必要があるので、医学の仮説をまとめるジャーナル(Medical Hypotheses)に論文を投稿したというわけです。
審査に半年かかりましたが、6月に受理され、
先週、ジャーナルのホームページにも公開されましたので報告致します。
ここです↓ (会員でないと要旨しか見られませんが...。)
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0306987711002696

おっと、今日は真面目な研究者になりかけた。
あぶない、あぶない、ファンが減る。
詳しく解説したいが、ここでやめておこウンコ。

07/13
ハーバード大学

また、アメリカ話に戻ります。
ハーバード大学にも行ってきました。
誰もが聞いたことがある大学ではないでしょうか?
世界最高峰、世界大学ランキング1位の大学です。
74人もノーベル賞受賞者を輩出しているようです。
アメリカ大統領はオバマさんで7人目の輩出。

ボストンにはマサチューセッツ工科大学、いわゆるMITもあるのですが、MITに行ったことがある仲間がいましたので、ハーバード大の方に行きました。
といっても、隣にありますので、MITの前(横かもしれない)を通りましたが...。

強引に一文でこのキャンパスを描写すると、
やわらかい日差しが射す、きれいに整備された心地よい林の中、
広いスペースに程良く風情のある校舎が立っており、
何だか勉強したくなる雰囲気のキャンパスです。
狭いスペースに景観無視でやたらと建物を建てる日本の大学とは全く異なる雰囲気でした。

これ図書館です。ハーバード大の図書館は世界最大級だそうです。
20110713.JPG
ワイドナー記念図書館といい、本棚の総延長は92 kmあります。
タイタニック号沈没で息子が無くなった本好きの卒業生の親、ワイドナー夫妻が建設費を寄贈したのでこのような名前になったそうですが、
何やら、その大きさや背景は理解し難いスケールです。
虫好きの私が何らかの事故で死んだら、うちの両親が信州大学に巨大な昆虫館の建築費を寄贈するようなもんでしょ?
(例がおかしい?)

せっかくの記念に私はハーバード大学の生協で、壮行会をしてくれたメンバーに
お土産としてハーバード大のロゴ入りのメモ帳とボールペンのセットを購入しました。
しかし、帰国して気付いたのですが、"Made in China"と刻印されていました。
ショック!

時差ボケの関係で、得意のマーキング(初めて行く場所で排便すること)が達成できなかった点は心残りです。

07/07
レッドソックス vs ブルワーズ

さて、昨日の2枚目の写真の左端の人を見て下さい。
皆、大好きなレッドソックスの試合を楽しもうと家族や友人といるのに、何故か一人で立っていますね。手に何かを持って。
はい、ダフ屋のおじさんです。「ティーケーッツッ、ティーケーッツッ」と叫んでいます。
ということで、早速交渉しました。
1枚100ドルで、3枚(共同研究者2人と一緒)あるというのです。
安過ぎない? 騙されていないか何度も日付や席をチェックしましたが本物です。
おじさん、値下げ交渉には応じません。人気チケット、値下げしなくても売れるのです。
ということで非常にラッキーなことにミルウォーキー・ブルワーズ戦を観戦できました (((o≧▽≦)o

フェンウェイ・パークに入ってびっくり。情報としては知っていましたが、日本の球場と違いフェンスがなくて、選手が近いのです。
試合前はサインをしたり、観客と談笑したりしている選手もいました。
練習で打っている球も客席にポンポン入ってきます。
本当に球が飛んでくるからグローブ持参の観客が多いのです。
201107071.JPG
試合まで1時間程度あります。ホットドックとビールを飲みながら待ちました。アメリカ人の飲食するフライドポテトの量やコーラの量に驚きながら。
何と表現したら良いのかわかりませんが、球場には入っているのですが、練習を見たい人は見る、飲食をしたい人はする、この心地よいダラダラ感、体感したことがあります。
そう、国技館で大相撲を観る感覚です。
値段も同じ位。試合前から来れば、幕下から大相撲をみるのと同じ位の時間を楽しめます。
201107072.JPG
いよいよ試合直前です。皆さっきも食べていたのに、まだ色々食べ物を持って席に向かいます。
売り子も凄い。遠くから商品を投げてきます。しかもコントロールが非常に良い。
お金とお釣りは伝言ゲームのように客を伝わって支払い。
子供達が出てくるイベント後、国歌を歌い、プレイボール。
201107073.JPG
これがフェンウェイ・パーク名物、レフト側だけ異常に高い壁、"グリーンモンスター"ってやつです。レフト側の距離が非常に短いので壁を高くしたそうで11.3mあります。
ちなみに、ライト側のフェンスは1枚目の写真の場所で1m程度と非常に低いです。
実はこの直ぐ後ろは道路や建物があり拡張できず、こんな歪な形になっているそうです。グリーンモンスターの上の席、高額らしいです。
201107074.JPG

バッターは日米野球でも来たことがあるスーパースターのデビッド・オルティス(Ortiz)選手。
ファーストを守っている巨漢の野手は2007年のホームラン王のプリンス・フィルダー。覚えてますかね? 元阪神タイガースでアメリカに戻って大活躍したセシル・フィルダー選手の息子です。

7回には『私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game )』を全員が起立して大合唱!
球場全体の雰囲気が良く、知っているメロディーなので歌いたいのですが、あまりにも基本の歌のようで、歌詞は電光掲示板に表示されず、私は歌えなかった・・・ (ToT)
歌い終わると、周囲の人達と謎のハイタッチ!
他にも、この球場ならではと思われる全員で合唱する歌がありました。"六甲おろし"みたいなやつですね。

残念ながらレッドソックスは負けたので、もし勝っていたら、どんなお祭り騒ぎになっていたかと考えると少し残念です。

ということで、偶然ナイターになり、チケットが入手でき、運だけで観戦できたという報告でした。
辛いウンコ実験をしてきたので、ウン(運)だけは人一倍も持っているのですかね。

そうそう、私のアメリカ初ウンコは、フェンウェイ・パークで8回表のブルワーズ攻撃中に記録しました。
ドアの足元部分が無いアメリカ式便所で、少し緊張気味に排泄したのを覚えています。

           
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