08/03
American yogurt 2 ―これは反則でしょう―

肥満大国アメリカでは、低脂肪や無脂肪がバカ売れするようです。
もう一度昨日のヨーグルトの写真を見て下さい。
左の二つは、
"Light fat free  (ライト、脂肪なし) "
"0 % fat (0% 脂肪)"
と書いてあります。

ヨーグルトだけではありません。
殆どの食品、違和感がありますが、ケーキやスナックまでもです。
ザーッとスーパーを見渡す限り、7割強がそのような表示があるような気がしました。

そして、皆さん、表示を熱心に読んで、何故か多量に購入するのですよね。
「よし、これ無脂肪だから何個食べてもOK!」
という具合に。
もちろんこれは私が心の中を想像したにすぎませんが、アメリカ経験が長い日本人に聞くと間違いではないようです。
色々見聞きしていると、脂肪の中でもトランス脂肪酸を極端に嫌うようですね。
ですから、マヨネーズの親戚みたいな高脂肪なものでも"トランス脂肪酸ゼロ"と明記されています。

とそんな状況ですから、それを利用した宣伝文句もあります。
昨日のキーライムパイ味の無脂肪ヨーグルトのここを見て下さい(↓)
20110803.JPG


"You could lose 5 pounds in 2 weeks! (2週間で5パウンド減らせます!)"
(5パウンド=2 kg強)
えー、こんなこと書いていいの~???

きっちり研究し証明されても日本では商品パッケージに書けないのに、とても驚きました。
しかも、こんなに胡散臭い謳い文句を堂々と書くなんて。
ですが、本当に驚いたのは、アメリカ人が、この謳い文句をある程度信じて購入しているということです。

もちろん、私はヨーグルトで痩せたという学術論文はみたことありません。

08/02
American yogurt

先日のアメリカ出張時に、周囲に言われるがままにアメリカのヨーグルトを購入し味見しました。
といいますのも、アメリカ経験者が、「めっちゃ凄いですから、食べて下さい」というので...。
"めっちゃ凄い"という顔はにやけ顔なので、
"めっちゃまずい"ということは容易に想像できましたが、
怖いもの見たさで、わざわざ車で街まで出かけて購入しました。

まず驚いたのは充実していたこと。
田舎のスーパーでしたが、日本以上に店頭に並んでいました。
そして、最も驚いたのは、味(フレーバー)の豊富さです。
日本ではあまり馴染みの無いフルーツ味が殆どです。
レモン味、パイン、ココナッツ味、クランベリー味、その他パイン+ココナッツのような組み合わせたもの多数。
訳がわからん味もたくさんあります。
チョコレート味、アップルパイ味、クリームパイ味、全く想像できないキーライムパイ味等多数...
「なんやこれ? そもそもパイの味をヨーグルトにする必要があるんか?」
と言っていると、隣のアメリカ経験者は、
「あー、これも是非食べてもらいたいですね。いっときましょう (`∀´)」

厳選し、この日に食べてみたものはこれらです(別の日も色々食べさせられました)。
20110802.JPG

左が謎のキーライムパイ味です。
何と言ったらいいか...、私の口には合わないという以前に未体験の味で評価できません。
まずはキーライムパイというものを食べてみたいと思いました。
滞在中10種類以上は食べましたが、食感は色々です。
軟らかいもの、もっちりしたもの(今これはギリシャヨーグルトとして人気があるらしい)、寒天で固められているもの等。
ですが、全て強烈なフレーバーが使われています。
日本のヨーグルトに慣れていると、これに順応するのはかなり時間がかかると思います。
ただ、私自信はヨーグルトにはフルーツという固定観念に縛られていたことに気付きました。
アメリカ人の"大好きなものを入れてしまえ"精神には見習うべきものがありますね。

07/29
論文が掲載されました(Medical Hypotheses)

生研センターの委託研究では、
「健康寿命伸長のための腸内ポリアミン濃度コントロール食品の開発」
というテーマで仕事をしています。

これは、簡単に述べると、
1. プロバイオティクスやポリアミン濃度コントロール食品を食べる
2. 腸内細菌がポリアミンを産生し、大腸内のポリアミン濃度が適正濃度に上がる
3. 大腸の上皮細胞がポリアミンの刺激を受けてバリア機能が高まる
4. バリア機能が高まると、腸から食物由来や腸内細菌由来の炎症を引き起こす物質などが体内に入り込む頻度が下がる
5. 炎症が抑えられる
6. また、腸で増えたポリアミンは吸収され、血液を通って全身に運ばれる
7. ポリアミンの抗炎症作用で、全身系の炎症が抑えられる。
8. 老化の主要因といわれる慢性炎症が抑えられる
9. 健康寿命が伸びる

という仮説を元に進めている研究で、
ある程度正しいことが立証されてきています。

で、こういうことが公になると(当然、国のお金なので公にするわけですが)、
ポリアミンの「ポ」の字も知らなかったような人達が、
当たり前のように、同じことを言い出すのですよね。

で、ちゃんとこの仮説を提唱したのは自分達であることを残しておく必要があるので、医学の仮説をまとめるジャーナル(Medical Hypotheses)に論文を投稿したというわけです。
審査に半年かかりましたが、6月に受理され、
先週、ジャーナルのホームページにも公開されましたので報告致します。
ここです↓ (会員でないと要旨しか見られませんが...。)
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0306987711002696

おっと、今日は真面目な研究者になりかけた。
あぶない、あぶない、ファンが減る。
詳しく解説したいが、ここでやめておこウンコ。

07/13
ハーバード大学

また、アメリカ話に戻ります。
ハーバード大学にも行ってきました。
誰もが聞いたことがある大学ではないでしょうか?
世界最高峰、世界大学ランキング1位の大学です。
74人もノーベル賞受賞者を輩出しているようです。
アメリカ大統領はオバマさんで7人目の輩出。

ボストンにはマサチューセッツ工科大学、いわゆるMITもあるのですが、MITに行ったことがある仲間がいましたので、ハーバード大の方に行きました。
といっても、隣にありますので、MITの前(横かもしれない)を通りましたが...。

強引に一文でこのキャンパスを描写すると、
やわらかい日差しが射す、きれいに整備された心地よい林の中、
広いスペースに程良く風情のある校舎が立っており、
何だか勉強したくなる雰囲気のキャンパスです。
狭いスペースに景観無視でやたらと建物を建てる日本の大学とは全く異なる雰囲気でした。

これ図書館です。ハーバード大の図書館は世界最大級だそうです。
20110713.JPG
ワイドナー記念図書館といい、本棚の総延長は92 kmあります。
タイタニック号沈没で息子が無くなった本好きの卒業生の親、ワイドナー夫妻が建設費を寄贈したのでこのような名前になったそうですが、
何やら、その大きさや背景は理解し難いスケールです。
虫好きの私が何らかの事故で死んだら、うちの両親が信州大学に巨大な昆虫館の建築費を寄贈するようなもんでしょ?
(例がおかしい?)

せっかくの記念に私はハーバード大学の生協で、壮行会をしてくれたメンバーに
お土産としてハーバード大のロゴ入りのメモ帳とボールペンのセットを購入しました。
しかし、帰国して気付いたのですが、"Made in China"と刻印されていました。
ショック!

時差ボケの関係で、得意のマーキング(初めて行く場所で排便すること)が達成できなかった点は心残りです。

07/07
レッドソックス vs ブルワーズ

さて、昨日の2枚目の写真の左端の人を見て下さい。
皆、大好きなレッドソックスの試合を楽しもうと家族や友人といるのに、何故か一人で立っていますね。手に何かを持って。
はい、ダフ屋のおじさんです。「ティーケーッツッ、ティーケーッツッ」と叫んでいます。
ということで、早速交渉しました。
1枚100ドルで、3枚(共同研究者2人と一緒)あるというのです。
安過ぎない? 騙されていないか何度も日付や席をチェックしましたが本物です。
おじさん、値下げ交渉には応じません。人気チケット、値下げしなくても売れるのです。
ということで非常にラッキーなことにミルウォーキー・ブルワーズ戦を観戦できました (((o≧▽≦)o

フェンウェイ・パークに入ってびっくり。情報としては知っていましたが、日本の球場と違いフェンスがなくて、選手が近いのです。
試合前はサインをしたり、観客と談笑したりしている選手もいました。
練習で打っている球も客席にポンポン入ってきます。
本当に球が飛んでくるからグローブ持参の観客が多いのです。
201107071.JPG
試合まで1時間程度あります。ホットドックとビールを飲みながら待ちました。アメリカ人の飲食するフライドポテトの量やコーラの量に驚きながら。
何と表現したら良いのかわかりませんが、球場には入っているのですが、練習を見たい人は見る、飲食をしたい人はする、この心地よいダラダラ感、体感したことがあります。
そう、国技館で大相撲を観る感覚です。
値段も同じ位。試合前から来れば、幕下から大相撲をみるのと同じ位の時間を楽しめます。
201107072.JPG
いよいよ試合直前です。皆さっきも食べていたのに、まだ色々食べ物を持って席に向かいます。
売り子も凄い。遠くから商品を投げてきます。しかもコントロールが非常に良い。
お金とお釣りは伝言ゲームのように客を伝わって支払い。
子供達が出てくるイベント後、国歌を歌い、プレイボール。
201107073.JPG
これがフェンウェイ・パーク名物、レフト側だけ異常に高い壁、"グリーンモンスター"ってやつです。レフト側の距離が非常に短いので壁を高くしたそうで11.3mあります。
ちなみに、ライト側のフェンスは1枚目の写真の場所で1m程度と非常に低いです。
実はこの直ぐ後ろは道路や建物があり拡張できず、こんな歪な形になっているそうです。グリーンモンスターの上の席、高額らしいです。
201107074.JPG

バッターは日米野球でも来たことがあるスーパースターのデビッド・オルティス(Ortiz)選手。
ファーストを守っている巨漢の野手は2007年のホームラン王のプリンス・フィルダー。覚えてますかね? 元阪神タイガースでアメリカに戻って大活躍したセシル・フィルダー選手の息子です。

7回には『私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game )』を全員が起立して大合唱!
球場全体の雰囲気が良く、知っているメロディーなので歌いたいのですが、あまりにも基本の歌のようで、歌詞は電光掲示板に表示されず、私は歌えなかった・・・ (ToT)
歌い終わると、周囲の人達と謎のハイタッチ!
他にも、この球場ならではと思われる全員で合唱する歌がありました。"六甲おろし"みたいなやつですね。

残念ながらレッドソックスは負けたので、もし勝っていたら、どんなお祭り騒ぎになっていたかと考えると少し残念です。

ということで、偶然ナイターになり、チケットが入手でき、運だけで観戦できたという報告でした。
辛いウンコ実験をしてきたので、ウン(運)だけは人一倍も持っているのですかね。

そうそう、私のアメリカ初ウンコは、フェンウェイ・パークで8回表のブルワーズ攻撃中に記録しました。
ドアの足元部分が無いアメリカ式便所で、少し緊張気味に排泄したのを覚えています。

07/06
フェンウェイ・パーク

FENWAY PARKって聞いたことありますか?
あるような、ないような?
メジャーリーグのボストン・レッドソックスの本拠地です。
松坂選手が所属しているチームといえばわかるでしょうか?
ニューヨーク・ヤンキースを読売ジャイアンツとすると、
レッドソックスは阪神タイガースに該当するでしょうか? 
非常に人気があるチームです。

ゴードン研究会議に参加するには、1日で会場まで行けないため
(先日報告したように非常に田舎なので)、殆どの参加者がボストンで1泊します。
私の往路は、6月18日朝の飛行機で出発し、
シカゴ経由で現地時間の18日午後3時頃ボストンに到着なので
18日の夕方は時間ができるため、ちょっと観光したくなります。
真っ先に思い浮かぶのは、レッドソックスの試合観戦です。
しかし、ネットで調べるとその日はデー・ゲーム(昼の試合)。間に合いません。
「試合の終わりの方だけでも見たいなー」と思ってインターネットで調べても
購入できそうにないですし、チケットも高いです。
非常に人気のあるチームで、且つ球場の収容人数が少ないことから、
最もチケットの入手が難しいといわれています。
理解できないのですが、軽く200ドル、300ドルします。500ドル以上する席もあるようです。
100ドル程度の席もあるようですが、当然直ぐに売り切れます。
一緒に行ったメンバーには「何円まで出せるか?」と言われた位です。
ということで観戦は諦めていました。

が、予想外のことが起こりました。
前日にプロアイスホッケーチームのボストン・ブルーインズが全米チャンピオンになったのです。
あまり日本人には馴染みがないですが、
アメリカではメジャープロスポーツの一つで凄いことのようです。
ということで、偶然ですが、この日の昼はボストン市街での大パレード。
そして、ボストン市民が困ったらいけないので、
レッドソックスの試合はナイターに変更になったのです。

「なに~、無理してでも今日のチケット買っておけばよかった~」
残念。

でも、非常に歴史のある球場なので、フェンウェイ・パークを1周回るだけでも価値があるそうなので、とりあえず見に行きました。

現在メジャーリーグの試合が行われている球場で最も古いそうです。
約100年の歴史があります。
20110706-1.JPG
試合開始2時間前というのに周囲の通りは大騒ぎ。
この右側の通りの向こうの方には多くの飲食店やバーがあり大混雑。
試合前から皆さん家族や友人達と楽しんでいました。
20110706-2.JPG
うまく表現できないですが、球場の周りもイベント会場なのです。
これがアメリカの球場がボールパークといわれる由縁なのでしょう。

07/05
ゴードン研究会議 ―脳ミソ整理編―

発表内容ではなく、研究ポリシーの攻防について書くことで
私の混乱しているウンコ色の脳ミソを整理したいと思います。

私が直接絡み名前が入った発表は3演題。
他にも、我々の生研センターの委託研究チームの発表は4演題あり、
合計7演題のポスター発表をしているのですから一大勢力です。

何故そこまで大々的にしたのか?
それは、ポリアミンに対する研究ポリシーが、他の大勢の研究者と異なるからです。
それは、昨年、国際ポリアミン学会で口頭発表に選ばれて話した時に、
結構否定されたため(激しい口撃を受け、撃沈寸前でした)、反撃の必要があったからです。

何度か書いていますが、ポリアミンは多くの機能を持っているのですが、
最も重要な作用の一つに細胞増殖作用があります。
体を構成している全ての細胞はポリアミンを合成し、増殖分化を繰り返し正常に機能しているのですが、老化に伴い細胞のポリアミンを合成する能力が衰えてくることで、色々と問題が発生してきます。
そこで、腸内細菌にポリアミンを作らせて、体中の細胞に供給しようというのが、
我々の目標で開発している技術です。
一方で、細胞増殖因子のため、ガン細胞も自らポリアミンを合成し成長します。
そのため、ポリアミンはガンを起こす因子であると考えている研究者が多いのです。
といいますか、多過ぎるのです。
でも、果たしてそれは本当か?
ポリアミン添加でガンが生じたという報告はないのですが、どう考えているのか?
正常細胞に対するポリアミンの正の作用に関してどのように考えているのか?

我々が異なるポリシーで複数の発表をすることで、彼らも黙ってはいられないでしょう。
生の反論を聞きたい。
それを尊重した上で、我々の考え方を伝えたい。
たとえ伝わらなくても、これからの取り組み方に活かしたい。
何より良いのは、ポスター発表なので下手な英語でも何とかなる。
(英語に堪能なメンバーも複数いましたので助けてもらえます。)

案の定、積極的に絡んでくる方は結構いました。
"ああいえばこういう"状態で、議論が噛み合わず怒り気味に去っていく方もいました。
しかし驚いたのは、我々は正常細胞をターゲットにしていることを理解すると、
意外と支持してくれる方が多かった点です。

最も印象に残っているのは、
ポリアミン抑制による大腸ガン治療効果について口頭発表した医者が、
「我々はガン治療の研究、ガンになるまではあなた方の仕事。
プロバイオティクスは興味深いね。」
と言われたことですかね。

まだまだ道は険しいですが、それなりの手応えと、
まだ多くの否定してくる研究者への反撃の実験系を色々考える1週間でした。

ちなみに、ポスター発表時はお酒が飲めて、
少し酔っ払って本音で議論できるのは素晴らしいと思いました。

07/04
ゴードン研究会議 ―クローズド会議―

先日参加したゴードン研究会議ポリアミンセクションにはポリアミン関連の研究成果の発表と最新の情報を得るために参加しました。
数少ないポリアミンを専門に扱う会議なのです。

ポリアミンを専門的に扱う国際学会は、このゴードン研究会議と国際ポリアミン会議の2つで、毎年交互に開かれているようです。
ゴードン会議(ポリアミンセクション)は奇数の年にアメリカで開催され、
国際ポリアミン会議は、偶数の年に各国の持ち回りで開催されているようです。
ちょうど、昨年の6月末に日本で国際ポリアミン会議が開催され、私も初めて参加しました。口頭発表に選ばれパニックになっていた時のブログがありますのでご笑覧下さい
試練)。

このゴードン研究会議ですが、参加したいという意思だけで参加できるものではありません。
事前にチェアマンに自分の発表内容とアピールポイントを提出し、チャアマンがそれを元に判断し、許可が得られたら参加できるシステムなのです。
参加人数の上限が決まっており、希望者が多いと参加したくても参加できない会議なのです。(最近は参加希望者が減ってきているようなので参加し易くなっていると聞きましたが、昔は大変だったようです。)
そして、学会のポリシーとして、会議で発表されたこと、議論されたことはここだけの話であり、外部で口外してはならないということです。
今回は120-130人程度の参加者だったのですが、大袈裟に述べると、この130人だけの秘密ということです。
他の学会も基本的には秘密で撮影等は禁止ですが、殆どは参加費を払えば誰でも参加できますし、許可されたマスコミが入っていたりしているので、やはり違うと思います。

つまり、
「ポリアミンの専門家が一同に集まり、最新データを持ち寄って、大いに議論しよう! 未発表データでも外部に出ることないから安心して出して議論しよう。」
ということだと思います。

ということで、会議の様子の写真も一切撮っておりませんし、細かい内容はこのブログでも書きません。
ただ、自分の心を整理するためにも、漠然とした感想を明日書いてみようと思います。

06/30
ゴードン会議の開催地

今日は先日参加したゴードン会議のポリアミンセクションが開催されたニューハンプシャー州のウォータービルバレーを紹介します。

ニューハンプシャー州と聞いて、場所が言える方は殆どいないと思います。
アメリカの右上です。
知名度がある都市でいうとマサチューセッツ州のボストンが近く、その北側に位置します。
ボストンから車で2-3時間の距離なので、自然が多く、冬はスキー、春から秋は自然が豊かで、特に夏は避暑地として結構人気のあるリゾート地のようです。

誰から聞いたか忘れましたが、大統領選挙の予備選挙が全米に最初で行われる州なので、その時だけ注目されるそうです。

今回も学会会場はWaterville Valley Resort。
その名の通り、リゾート地です。
調べたところ、Waterville Valleyの人口密度は1.5人/km2。
1km四方に2人も住んでいないのです。少な過ぎます。
我々が車で通り過ぎる道沿いには人が住んでいる気配が殆ど感じられない位、山の中というか森の中というか、自然の中でした。
会場に向かう途中、湖でムース(ヘラジカ)を目撃しました。

リゾート地の中は芝や樹木が景観良く整えられています。

201106301.JPG

こちらは私が宿泊していたBlack Bear Lodgeです。

201106302.JPG


左側の建物です。日本語で言うと黒熊荘ですかね?クマも多いようです。

こういう場所ですから、午後1時~4時までは学会が休憩に入り、テニス、ゴルフ、ハイキング、スイミング、お昼寝を各自が楽しむのです。
その代わり、夜は9時半ごろまで学会発表があり、ディナーもアルコールが提供されないのです。
ちょこっと町に抜け出し遊ぶこともできません。
楽しみながら、学会に集中しろということですね。

公用語が英語でなければ、もっと楽しめたのでしょうがね・・・。

06/29
ただいま

なんとかアメリカで開催された学会から帰ってきました!
文字通り「なんとか」です。

といいますのも、予定の飛行機が飛ばなかったのです。
現地時間25日早朝5時半(日本時間午後6時半)に起きて、空港には7時過ぎに到着したのですが、搭乗手続きでエラーが出るのです。理由は、8時50分のボストン発シカゴ行きが飛ばなくなったからです。
理由はわかりません。
説明もありません。
ただ一言、日本ではあり得ない位横柄な態度で、
「その飛行機はキャンセルになったから、あっちの列に並べ」
と言われました。

並んでいる途中で、予定のシカゴ発成田行きには乗車できないことは確信しました。
さて、どうなるのか?

空港職員に代わりの便(余談ですが、この文字を"べん"でなく"びん"と使うのには違和感がある)を探してもらっている中で、「明日の便で、ダラス経由で成田行き」となりかけたのですが、結局空席なし。
ひたすら職員がコンピューターのキーボードを打ち電話するのを眺めていました。
「ロンドン経由で成田行き」等という訳のわからんルートが提案された時もありました。
とにかく帰国が遅れるのは決定的なので、開き直って今日は観光しようと思っていた時、
舌打ちと共に小さい声で「Oh..., Haneda....」と聞こえました。
やっと日本へのルートを見つけたのに成田でなくて残念がる職員の小さな独り言でしたが、
「Haneda? It's better !」
ということで、サンフランシスコ経由羽田着で何とか帰国できました。
 
予定より8時間遅れ。ホテルを出てから約30時間後ですかね。
現地時間の25日午前7時に出て、着いたのは27日午前1時頃。
寝たり起きたり、食べたり出したり、ボーっと待ったり小走りで移動したり、時間の感覚を完全に失いながら... ε=(-ω―;)フーッ

実はこのブログの4分の3は、ボストン空港内でサンフランシスコ行きを待ちながら書いたものです。

           
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