09/19
ウン小話58(魔性のパン)

仕事柄、ウンコと縁があるが、
私の前に、ウンコをしているパンが現れた。

20180919.png

カレーパンである。
思わず買ってしまった。

同じトレーに並んでいる10個程のカレーパンの中に、
こいつの様にウンコ中のパンはなかった。

茶色のペースト状の物体なら何でも「ウンコ」って喜ぶほど、
私のウンコ色の脳ミソはウンコが大好きではない。
しかし、これは、限りなく本物に近い色と形状でアピールしており、
手に取らずにはいられなかった。

私自身でこのパンのことを色々と分析したが、
おそらく、よくある単純な「ウンコ状」の物体ではなく、
「ウンコ中」であることが異質性であり魅力なのであろう。

私のウンコ関連因子受容体を強烈に刺激した魔性のパンであった。


おしまい

09/14
学会関連報告(2018年9月)

私自身が壇上で話しているわけではないが、
私が思いっ切り絡んでいる共同研究での学会発表が、
9月に入り続いたので報告しておきます。

①第73回 日本体力医学会(福井、9/7-9)
「腸内水素ガス産生乳飲料の摂取が高強度運動後の酸化ストレス応答に及ぼす影響」

早稲田大学スポーツ科学学術院、筑波大学大学院人間総合科学研究科と協同乳業の共同発表です。
「ミルクde水素」を学術的に表現すると「腸内水素ガス産生乳飲料」となります(笑)
「ミルクde水素」が、高強度運動(スポーツ・トレーニングのような激しい運動)後の酸化ストレス軽減に有効性を示すデータが出始めました!
二重盲検ランダム化クロスオーバー試験でやっています。


②Royal Society of Chemistry-Tokyo International Conference 2018(幕張ですが国際学会. 幕張ですが東京国際会議、9/6-7)
「Simultaneous analysis of 42 Chiral amino acids produced by intestinal microbiota in biological samples by high-throughput LC-MS/MS」

島津製作所、大阪大学大学院工学研究科と協同乳業の共同発表です。
大阪大学大学院工学研究科が開発したD-アミノ酸の一斉分析方法を、島津製作所と協同乳業がウンコ解析への応用に成功し、腸内細菌が色々なD-アミノ酸を作っていたことを明らかにしました。
なんと、Best Poster Award(ベスト・ポスター賞)獲得!


学会発表なので、これ以上詳細には解説しません。
論文になったら報告しますわ。
たぶん・・・

09/10
九月場所が始まりますが、その前に報告:栃ノ心幟が出せなくなりました

大相撲九月場所が明後日から始まります!

横綱稀勢の里は遂に出るようですね。
心配です。

さて、残念なご報告をさせて頂きます。
東京場所中心に地方場所でも揚げていた栃ノ心関の幟が出せなくなりました。

大人の事情です。
といいますのは、ある企業がスポンサーになってしまったからです。
その結果、栃ノ心関が絡むものから、同じ業界企業は公には応援、支援をすることが
できなくなり、我々も幟を揚げられなくなったわけです。
ビジネスの世界、契約書の世界では、仕方ないことです。
我々は、大金を支払うことはできませんし(威張ることではないが、とりあえず主張)。

2012年の十一月場所から、約6年間も揚げていたのですがね・・・
http://lkm512-blog.com/2012/11/09/

こんな企画もやっていたのですがね・・・
栃ノ心のサイン入り小さい幟プレゼント:http://lkm512-blog.com/2016/05/24/
栃ノ心幟写真賞発表:http://lkm512-blog.com/2017/07/26/

記念撮影等をいつも楽しみにしてくださっていた皆様、
大関になった途端に幟を揚げられなくなってしまい、
力不足で誠に申し訳ございません。

と、ここで終ろうと思ったのですが、これだけは書いておきましょう。

我々も長年付き合って、ある程度相撲部屋のことはわかってきておりますが、
多くの後援者(企業もいますが沢山の個人事業主の方やファンの皆さんが中心)が、
各々で可能な範囲でサポートするシステムです。
何十年もサポートされている方々が沢山います。
皆さん、見返りなどほぼ望まず、力士と接しながら、彼らが活躍することを、出世することを楽しみに応援しているのです。
皆さん、なんとなく親や親戚になったような気持ちで応援しています。
従って、応援している他の方もみんな仲間という考えです。
もし、私なら、これまでの活動に敬意を払い、一緒に応援しましょうよという方法を考えたでしょう。
他企業との共存を是とするのは、企業人として、私は甘いのかもしれません。
ただ、これが日本の伝統競技を末永く支えるために、長い時間をかけて培われて来たスタイルだと確信しております。

お伝えしておきますが、これは春日野部屋さんが不義理だということではありません。
このようになりそうな段階で相談してもらっておりますし、我々がこれからも継続して幟が揚げられるように、別の後援者の方と調整していただき、オーザン関の幟を譲って頂きました。
おそらく、大関クラスになると、個々の部屋の意向云々ではなく、協会としてのビジネスという位置付けになるのだと思われます。
従いまして、ノシン関以外の力士は今まで通りブログ等に登場可能です。

ビジネスなので、当然、いろいろと制約もでてきます。
「なんで、カスピ海なのかな? (ジョージアにあるのはカスピ海ではなく黒海なので)黒海ヨーグルトでもいいのにね。」
などというコメントをしてしまうと厳重注意をされてしまうそうです。
爆笑wwwwww

ということで、気分を戻して、
大相撲ファンの方、15日間楽しみましょう!

オーザン幟もよろしくね!

20180910.jpg

09/06
酢を飲んでも効きません

先日、Science Advancesに掲載された論文に絡んで、
結構な頻度で質問されることがあるので、ちょいと解説する。

この論文
(原文)http://advances.sciencemag.org/content/4/6/eaat0062
(日本語解説リリース)https://www.lkm512.com/contents/20180628.pdf

様々な生理機能を持つポリアミンを腸内細菌に継続的に作らせることで身体に供給し、
健康寿命を伸ばす技術とそれを応用した食品の開発を目指している一連の研究で、
腸内細菌がどうやってポリアミン(プトレッシン:ポリアミンの一種)を作っているのかを解明した論文である。

腸内細菌が食餌由来のアルギニンからプトレッシンを作ることは、
既に、我々が発見して発表済みであるが、
どの菌が?
どういう生合成経路で?
というのが長年不明であった。
「アルギニンを食べたらプトレッシンが増えるからいいんだよ!」
というのでは、その辺に氾濫している食品と同じで、
私が目指している高貴な科学的根拠を持った食品とはいえない。

それで5年間程、そのメカニズム解明をかなり頑張った。

研究の結果、大きく3つのグループの菌が関与していることがわかった。
①酸を作る菌のグループ
②その酸により環境中が酸性化したら、「ヤバい」と感じて(酸が細菌増殖抑制に効くのはご存知だろう。おにぎりに梅干し作戦はその代表である)、その酸を菌体内から除去するためのシステムをアルギニンを使って作動させて生き残りを図る菌のグループ
③酸除去システムを動かすとゴミが出るので、②の菌達は菌体外に廃棄するのだが、そのゴミ(副産物)を利用してエネルギーを作ろうとする菌のグループ(彼らにとってはゴミではなく、いわば我々にとってのブドウ糖にようなエネルギー源である)
この③のグループがエネルギーを作った後のゴミ(副産物)がプトレッシンで、彼らにとっては不要なので菌体外に捨てるのであるが、我々の健康には役立つのである。

この一連の異菌種の別々の生命活動が合わさった経路を、
私は格好よく「ハイブリッド・ポリアミン生合成経路」と名付けた。

このハイブリッド・ポリアミン生合成経路は、上に示した通り、
『酸』による刺激がトリガー(引き金)となり作動する。

その証拠に、ウンコを酸性液に浸けて培養すると、プトレッシンがドクドク合成される。
(このデータも論文に載せている)

さて、ここからが本題

講演後、これを理解した人は、
「酢を飲めばいいってことですよね?」
と言って来る。
半数以上は勝ち誇ったように指摘して来る。
これは、私がビフィズス菌摂取等を推奨するのを逆手にとって、
少々いじわるな質問をしてやろうという根性の持ち主がやる行為である。

答えは、「No」
酢は腸内細菌がいる小腸下部から大腸まで、その酸度(pH)のままで届かない。
よく考えて頂きたい。中学生位で習ったと思う。
酢に勝るであろう強烈な酸が、胃の中にはある。
胃酸である。
二日酔いで胃酸が逆流(ゲロ)して喉がただれた経験はないだろうか? 
しかし、胃酸を含む食べ物は、胃から十二指腸に移行する段階で、膵液(アルカリ性)により中和される。そうでないと十二指腸以下の消化管が酸でただれる。
したがって、口から入った酢などの酸性物質が大腸までその酸性度で届くことはあり得ないのである。

ハイブリッド・ポリアミン生合成経路を動かすためには、
ビフィズス菌等に、腸管内で酸を作ってもらうしかない。
興味深いのは、pHが中性7から6.5~6程度に下がるだけで十分な点である。
緩~い酸性化で十分であるという点が、
この生合成経路がビフィズス菌摂取で実際におなかの中で作動する現実性を証明している。

但し、どのビフィズス菌でもよいわけではない(LKM512はポリアミン産生を誘導する)。
その理由は、気分が乗ったらまた書くとする。
もちろん、論文には書いてあるので、知りたい方は読んで頂きたい。

09/04
食べたら出るの法則

昨日、午後から打合せのため都内に外出でして、
移動中にあまり時間なかったので、
あるチェーン店で親子丼をさっと食べようとしたのです。

普通盛りを頼んだのですが、お店の方の間違いで厨房から小盛りが出て来まして、
「それでもいいよ」と言おうとしたら、
接客担当の方が気付いて、慌てて、普通盛りだと厨房に指示しました。
仕方なく、しばらく待たないといけないなと思っていたら、
思いの外、早く出て来たのです。1分弱で。

後でわかったのですが、一度、小盛りライスの上に乗せた親子丼の具を、
そのまま中盛りライスに移したようです。
具材の量自体は同じ設定で、ご飯の量が違うだけなので、
その時は何とも思わなかったのですが、
3~4口食べると、汁が殆ど入ってないことに気付いたのです。

そうです、最初に盛られた小盛りライスに汁が全部吸い取られていたのです。
「時間もないし、まぁ、普通においしいし、ちょっと残念やけど仕方ない」
と思って数口食べたのですが、
「やっぱりアカン。汁だけもらおう」って私は文句言いに行ったのですね。
親子丼の汁って大事じゃないですか(?)

私の柔らかい関西弁による論理的な説明により、
店の方もすぐにミスを認め謝ってくれました。
それで、私は「汁だけちょーだい」ってお願いしたのですが、
そうはいかないと、汁たっぷりの中盛り親子丼がもう1つ出て来たんですね。

残すのが嫌いなので、仕方なしに頑張って食べました。
中盛り2杯、片方は汁なし。
苦しかったです。

おかげ様で、今日はたっぷりウンコが出ます。