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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

08/27
やっぱり腸は賢いな

先日、市販のもずく酢を晩飯に食べたのです。
3個パックで売っているやつです。

何か変な臭いというか味がしました。
微生物が増殖している味。
正確には増殖した微生物により産生された何かの物質の味。

でも、そのもずく酢はその日の昼に買ったものです。もちろん賞味期限はまだまだ先。
「大丈夫やろう」と豪快に吸い込みました。

夜中1時過ぎ。
お腹が、グリュリュリュ、キュリュッ、ゴロゴロって感じになって、
猛烈に腹が痛くなり目が覚めました。
「あっ、あのもずく酢や」
激しい下痢でした。

下痢って、それ自体がなってはいけない病気の様に思われている方が多いですが、
毒素等、体にとって悪いものを排除しようとしている現象です。
(本ブログで示す下痢は、炎症性腸疾患等の慢性的な下痢とは異なり、普段は正常に排便している人がたまに陥る下痢のことを示します。)

要するに、腸の細胞の受容体が、腸管内の毒素等を感知し、
その排除命令を出して、その通り体(腸自体)が反応している結果です。
逆に、毒素が腸管内にあるにも関わらず下痢をしないような状態は、
体にとってはよくないです。
薬等で無理に止めない方が好ましいと思っています。

今回のケースは、嗅覚と味覚で危険を察知したのにも関わらず、
最終的には危険物を食べてしまいました。
おそらく私のウンコ色の脳ミソは、無意識に「捨てるのは勿体ない」等、
生体へのリスク以外の余計な要因も判断材料に含めてしまい、
その結果、間違った決断をしたのです。
明らかに、腸の方が冷静で賢いということですね。


下痢は腸が正常に機能している証拠。
下痢をする度に、「俺の腸は元気だぜ!」って喜ぶことにしています。

関係ないですが、
下痢をする度にゲーリーを思い出します。
昔、中日ドラゴンズにいたゲーリーという外国人バッターです。
私は中日ドラゴンズファンではありませんが、
その下痢っぽい名前を連呼する応援歌が脳裏に残っておりまして・・・。
それだけです。

失礼しました。

08/25
宿題代行???

朝、ラジオをハシゴ聴き(※)しながら通勤していますが、
今朝、夏休みの宿題の代行サービスの話題がありました。

※ラジオは毎日、あるいは毎週、決まった時刻に決まったコーナーがあるので、面白いコーナーに合わせて分単位でチャンネルを変えて楽しむ技。私は基本的にTBSの森本毅郎・スタンバイ!でニュースを把握し、その後はFM NACK5に行ったり来たり(詳細は省く)。

読書感想文
自由研究
日記
絵画
など、少々面倒なものを中心に代行すると聴きました。
料金は5000円位から1万円越えのものまであり、知的過ぎる読書感想文が送られて来たら、「文体をもっと幼稚にして」って追加料金で頼むこと等もできるらしい。

こういう商売が成り立つということは、利用する人が沢山存在するということです。
事実、インターネットで調べたら沢山業者がリストアップされて来ました。
これを利用する親は何を考えているのか私には理解できません。
これは、悩む子供と一緒に考え、アドバイスすることすら拒否したという意味でしょうか?

小学生が、試行錯誤して、消しゴムでぐちゃぐちゃにしながら、時には半べそかきながら、それでも一生懸命書いている姿はとても凛々しいです。
それは、本来やるべきことをやっている姿だからだと思います。
大量の夏休みの宿題は、将来、自分の身に困難が降りかかって来た時の立ち向かう姿勢や諦めない姿勢に繋がるとすら感じます。
仕上げた時の満足感を味わうことも小学生にとってはとても大事なことでしょう。

親は助けたつもりでも、これは子供にダメージを与える行為以外の何物でもないでしょう。
感受性の高い小学生時代に、宿題を代行サービスでやってもらう経験が与える負の影響は、決して小さくないはずです。
困難にぶち当たった時に立ち向かえない大人になる手助けをしているような気がします。

こんな疫学調査をしてみたいです。
夏休み宿題代行サービスを受けた子供と自分でやり切った子供の
20年後の生活の満足度、年収、社会的地位などの差について。
統計学的に有意な差がある気がする。

このブログを読んだ親が「そんなのあるの!!!」となることを強く危惧しながら、
本日は筆を置きたいと思います。


部下に英語翻訳ソフトを購入して欲しいと頼まれても拒否する上司より
(楽して和訳英訳しても永遠に身に付かないからね)

08/19
講演要旨の締切日を守れない私

今秋は複数の学会のシンポジウムや技術シンポジウム等の講演を依頼されている。
全て偉い先生や関係者からの依頼で断れないものばかりである。
運営スタッフの方は、7、8月辺りから本格的な準備に入る。
そういう状況下、運が悪いことに、5つの講演の要旨の提出がこの8月に集中してしまった。

どれから書こうかな?
私の場合は、①プロバイオティクス/ヨーグルト、②ポリアミンの機能性、③腸内細菌の代謝物、という3つの顔を持っており、それぞれ依頼も対象者も異なるので、同じ要旨をたらい回しにすることはできない。
そもそも、文字数など制限が依頼者(学会)毎に色々あり、同じ内容でもそれに合わせて調整するのはそれなりに時間を要する。

締切日は分散しているが、全てにおいて、守れていないのが現状である。
というか、催促メールが来るまで認識すらできていない状況である。
何故、比較的責任感が強い私(少なくとも自分ではそう思っている)が、ここまでええ加減に対応しているのか不思議だったので、理由を考えてみた。

第一に、締切日を過ぎても、私が困ることはないからであるということに気付いた。
向うも余裕を持って依頼して来ていることも経験上、よーく知っている。

もちろん、運営スタッフは多少困っているのはわかるし、申し訳ない気持ちもあるが、
殆どのケースでは運営スタッフとは面識はないし、電話で話したこともない。
第二の理由は、これ、つまり全然知らない人に形式的に頼まれているという点である。
ご丁寧なメールであるが、逆にいうと字面だけ。
学会からの委託業者である場合も少なくない。
気持ちで動くLKM博士は、こんなクソ忙しい状況下、余裕がなく、知らない人の指示に従う気になかなかなれないのである。

第三の理由は、「本気を出せばすぐに書ける」という謎の心のゆとりのせいある。
催促されると余計に「今書こうと思っていたのに。やーめた」という心境になる。

但し、顔の知っている担当者の場合は、
申し訳なく思うレベルが高くなるので極力頑張って対応する。

先日も休暇中に早朝から起きて書いて送った。
すると、こんな返信が届いた。

「もう来ないかと思っておりましたので大変嬉しいです。
今の気持ちを画像で表現してみました(添付ファイル)。」
20140819.jpg
締切通りに提出していたら、こんな楽しいメールを頂けなかったと思うと、
締切日を守らなくて良かったと思う今日この頃である。

08/08
ブログいっぱい書かなきゃなりません

来週初めに京都で仕事した後、そのまま実家のある奈良で夏休みを取ります。
なので、その前に来週分のブログを書いておかねばなりません。
1回分は助手A♂ブログがあるのですが・・・

これ、結構大変です。

連続更新記録をストップすれば良いだけの事なのですが。
止めたからって誰かに怒られることもないですし。

ただ、私は一度決めた事をこの程度で止めるほど、
根性無しではありませんので書きます。

とはいえ、今日中に仕上げるのは至難の業。
休暇中に毎朝iPadで書くことになりそうです。

いつもは前もって長編ものを準備しておくのですが、
今回は間に合いそうもありません。
昨年は超大作「穴の中の生物」①~⑥でした。

せっかくなので、もう一度読んで下さい。
書くのに3年以上を要した力作です!

穴の中の生物①
穴の中の生物②-出会い編-
穴の中の生物③-大人編-
穴の中の生物④-ひらめき編-
穴の中の生物⑤-成功編-
穴の中の生物⑥-観察編-

08/06
重いなー②

今日も猛烈な暑さの中野菜を収穫して、いつも通り「花子とアン」を見ようとしたら、
NHKは広島平和記念式典を中継していた。

早いものである。
昨年、「あまちゃん」の時も同じであったことを明確に覚えている。
昨年初めてじっくりと式典中継を見て、その心境をブログにした。
タイトルは「重いなー」⇒http://lkm512-blog.com/2013/08/post-621.html
今年も松井広島市長の言葉と被爆者の祖父・祖母をもつ小学生の言葉を重く受け止めた。
そして、昨年同様、その言葉を神妙な顔をして聞いている安倍首相の姿に
「ほんまにわかってんのか?」
という気持ちが沸いてきた。

今日は、わざわざ「重いなー②」としてブログにするつもりはなかったが、
小学生のスピーチの「小さなことから行動したい」という主旨の話を聞いて、
やっぱり書くことにした。

実は、5月に仕事で広島に行く機会があった。
昨年の式典が頭に残っていたのであろうか、金曜日の講演の後、土曜日の夕方の大阪での打合せまで時間があったので、午前中に原爆ドームと広島平和記念資料館に行って来た。
小学校の修学旅行以来、約30年ぶりであった。
感想は重いのでここで紹介しないが、私のケースのように小さい時に一度行った切りという方には、もう一度行ってもらいたい。
20140806.JPG

これだけで終わると昨年と同じなので、少し違う視点の話を紹介する。

原爆の話になると放射能は完璧な悪者扱いされるが、科学の世界では、放射能を研究に有効に利用している例は少なくない。
私の専門の一つである微生物学と放射能とは全く関係ないように思われる方が多いだろうが、密かに微生物学にも利用されている。
細菌等を扱う際、これらの生物は目で見えないため、実験対象の菌以外の菌(すなわち雑菌:細菌もそれぞれ懸命に生きているためこの表現は嫌いではあるが、読者の理解を深めるために敢えて本ブログでは「雑菌」と表現する)が培地等に混入しないことは、正確に実験をする上での最低条件である。

従って、使用する実験器具は雑菌が完璧に除去されている必要がる。
この雑菌を完璧に殺す作業を滅菌という。
この滅菌に放射線の一つであるガンマ線が頻繁に使われる。
ガラス器具なら高温で長時間加熱したりオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)で処理したりできるが、プラスチック器具は熱に弱く無理である。
しかもガンマ線滅菌は他の滅菌法と比較して安価である。

ガンマ線滅菌技術が存在しなければ、使い捨てプラスチック器具で作業することが多いウンコ菌の実験は、かなり大変な作業になっていると思われる。

08/04
ノークーラー通勤

私は車内のクーラーが好きではありません。
且つ、給油の度に、リッターあたりの走行距離の新記録に挑戦しているため、
明らかに燃費が悪くなるクーラーは大敵なのです。
暑くてもノークーラーで、窓全開で運転しています。

こんなアホなことを、急に始めると熱中症になってしまうでしょうが、
暑くなり始める初夏から、徐々に体を慣らしていくので、
今では、33℃まではノークーラー運転に余裕で耐えられる体に仕上がっております。

いや...、余裕はないか。
32℃位になると不快感は高まります。

無意味だと思われるかもしれませんが、心は満たされます。
すれ違うほぼ全ての車が窓を閉めてクーラーONで走っているのを見て、
「勝った! この軟弱者め」
と勝利を味わうことができるのです。
通勤しているだけで、恐ろしい数の勝利を味わうことができるのです。
「勝った。勝った。また勝った。信号で待ってる奴等全員にまとめて勝った~」
って具合に。

そんな私にとって、快適な通勤環境を維持するためには、
道路が空いて常に車が走っていることが非常に重要です。
そうです、風を取り込み体感温度を下げると非常に楽なのです。

先々週から夏休みで小学生の登校による道路封鎖が解除され、少々快適に。
先週から車の台数が減って来てさらに快適に。
今日は先週以上に車が少なく、より快適に運転できました。
なんとか乗り越えられそうです。

ということで、この夏も、ノークーラー通勤という、
誰からも評価されないが過酷な課題に挑戦している私でした。


07/31
朝飯は大事だ!

今日は仕込んだ食べ物を提出する日である。

ややこしい表現をして申し訳ない。
昨日食べた昼ごはん由来のウンコを回収する日である。

このブログの読者の皆様は何度か紹介しているのでわかると思うが、
被験者全員が同じ食事を食べ、
さらに昨日の昼飯にひじきを仕込んでおき、
そのひじきを目印に昼飯由来のウンコを回収し解析するのである。

「ウンコの成分を調べるにはその食事から揃えなくては正確ではない」
というのがベースとなる私の考え方である

だからウンコ提出日は朝が大変である。
通勤中に便意をもよおし大事なウンコを回収できない事態に陥ると大変である。
ましてや、私の場合、通勤に1時間以上かかる。

そんな状況下、起床直後から便意が...。
少し経つと便意ウェーブが消失。ホッ
安心して朝飯を食べ始めると再びウェーブが急襲。
パワーアップしているではないか。
仕方なしに、朝食を半分程度で諦めて出動。

途中でもれそうになることもなく無事に会社着。
会社の和式便所で完璧な便を出す。
ひじき含有部位を発見。
見事なテクニックでその部位を採取した。

しかし、
腹が減って仕方ない。
パワーが出ない。
(2014年7月31日 午前10:30現在)

朝飯は大事だ。

07/28
今週はドカッと腰を下ろします

梅雨明け後の35℃越えでの社外での打合せ等での外出は苦手である。
8月後半も暑いが、暑さに慣れていない7月末の方が体への負担が大きい。

畑作業のおかげで、普通のサラリーマンより、
炎天下の暑さに対して体自体は耐性を持っていると思うが、
畑作業時は麦わら帽子で首から保冷用のタオルをかけており、且つ
汗まみれになっても、その後シャワーに入ればきれいさっぱりできる。

ところが、クールビズとはいえ仕事でスーツと革靴ではそうもいかない。
ヒートアイランド現象の激しい東京都心の道路の暑さは尋常ではない。
直ぐにケツ汗疹(※)になってしまう。

(※)毎年書いているが、私のお尻は張りがあり過ぎて(プリケツ)、汗疹になり易い

また、炎天下で外出して体が疲れていると、戻ってから研究論文を読んだり文献検索をしたりする際に、猛烈な睡魔に襲われるのである。
従って、研究にも悪影響があることは間違いない。

そのため、極力外出の予定は入れないようスケジュールを組んだ。
どうしても打合せが必要な場合は、こちらに来てもらう。
これはわがままではなく駆け引きでの勝利である。

そういうわけで、今週は、連日研究所にいる。
本来の職場なので変な話であるが、極めて珍しい。

先月rejectされた論文を修正してしまおう。
少々のんびりしている助手達にプレッシャーを与えよう。
その他、久しぶりに菌を培養する仕事も計画中。
但し、頼まれている原稿は書かない(余裕がある時にやるのは勿体ない)。
営業系の仕事も受けない。

少しワクワクする。

07/18
つかれた

水曜日のブログを覚えておられるでしょうか?
参照ブログ:金曜日の午後まで待ってくれ

あれから先程(本日午前11時)まで、48時間ぶっ続けで書類を作成していました。
寝たのは一昨日3時間、昨日2時間のみ。

なんとか間に合った。
ギリギリ主義者は、ギリギリに仕上げるのであります。

今は、その副作用で、突然、腰がだる痛くなっております。
ずっと座っていたからでしょう。
気が緩んだのもあるのでしょうか? 急に痛くなってきました。

眼も疲れております。

机はいつも以上にぐちゃぐちゃ

大相撲は二日目の中入り前半戦でストップ。
現在、栃煌山が何勝何敗かも知りません。

そして、堰を切ったように
色々と仕事が舞い込んで来る有様。
来客
書類
メール攻撃

とりあえず・・・
ん~

逃げようと思います。

07/16
金曜日の午後まで待ってくれ

金曜日の正午が〆切の仕事をやっています。
従って、今、非常に忙しいのです。
今夜辺りから徹夜をする覚悟はできています。

私以外、代わりにできる人はいません。
自分のアイデアを書き出す仕事ですから。
手伝いは、むしろ邪魔。

脳ミソを使う仕事なので、
恐ろしくエネルギーを消費しているようで、
ずっと座っているのに腹ペコになります。

そういうわけで、
全ての依頼を「金曜日の午後まで待ってくれ」とキャンセルしています。

その数不明。
金曜日の午後に、捌き切れない状況に陥った場合は逃亡しようと思います(笑)。

           
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