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メイトー
協同乳業研究所

03/14
ほっ

昨日、夜運転中、信号待ちをしていると、
ニホンアカガエルらしき生物が道路を横切っていました。
ピョン、ピョンと、もたもた移動しています。
「早く、早く、信号変わるぞ。反対車線の運転手は気付いてないぞ。」
ギリギリ、何とか反対側へ辿り着きました。

「ほっ」

以前にこの種を発見した雑木林の近くで、
早春から動き回る種は珍しいですから、ニホンアカガエルでほぼ間違いないでしょ。
⇒参照ブログ:「ニホンアカガエル」

色々と抱えている仕事が多く、
今朝はお疲れ気味でテンション上がらないまま出社しましたが
良いお知らせメールが届いていました。

論文受理を知らせるメールです。ですが、
「ヨッシャーッ、ヤッターッ」でなく、

「ほっ」

先日も大丈夫と思っていた別の論文が拒絶された経緯もあります。
今回受理された論文は2009年から始めた仕事をまとめた論文で、
最初に投稿してから3年経過。
当初酷評され、色々追試し、新たに追加の試験を加えてパワーアップさせたものの、
最初の審査結果に対してはまたもや「あなたがデータを見誤っている」と強気の回答。
その後、強烈な不安に陥っていました。
そうそう、私は厄年でもありました。

ガッツポーズなんて微塵も出て来ません。

今日は心の底から、
「ほっ」

03/04
『からだの中の外界 腸の不思議』読了

このブログ等で少し腸内の話に興味を持たれた方にはちょうど良い読み物である。

『からだの中の外界 腸の不思議 最大の免疫器官にして第二のゲノム格納庫』
上野川修一著 講談社(2013)
いわゆるブルーバックスシリーズである。

20140304.JPG

腸管免疫の大御所が執筆された本で、私ごときが評するのは恐れ多いが、
今日はブログのネタが他に思いつかないので遠慮なく書く。

古くから研究されている消化・吸収から、
免疫器官としての腸、そして腸内細菌の新しい知見まで、
広く浅く、一般の方にでも理解しやすいように書かれている。
その分、研究者として読むには各論の専門性は低く物足りないのだが...。

ただ、一様にして、研究者は専門分野に特化している。
すなわち、腸内細菌の菌種構成を必死で研究している人は、
あまり腸の神経系のことは知らないものである。
しかしながら、
腸内細菌はこの神経系に支配されている組織に囲まれた世界に棲息しているわけで、
本来なら脳裏に入れて研究せねばならないことかもしれない。
(逆に腸内細菌が支配しているという噂もあるが...、これは今日の本題ではないので無視)
この様に研究者にとっても、十分に理解していない事の再発見が沢山できると思う。

そういう意味で、最近のトピックスまで紹介されている本書は、
専門家も腸という大枠で幅広く情報を整理するには良い書であろう。

「良い腸内菌叢を作って健康を手に入れよう!」的な本が多量に出回っており、
それらが胡散臭く、鬱陶しく感じる中、
大部分がサイエンスとして紹介されているため非常に落ち着いて読めた。

研究者には物足りないと書きながら、
後で読み返したい箇所はページを折る癖がある私は、
読み終えたら12ヶ所も折っていた。

03/03
今年度の締めの月です

2月は早いですね。
もう3月です。
今年度の締めの月です。

今年度の目標は達成できそうですか?

よくこの時期、
「来年度を飛躍的な年にするために・・・」
なんて枕詞のようなセリフを聞きます。

前向きな発言のように錯覚しますが、
これは、「もう今年度の目標達成は無理だから諦めて、来年度のことを考えよう・・・」
というような意味が含まれている場合が殆どです。

私は好きではありません。
いや、嫌いです。

ギリギリまで努力して粘ることができない人は、
来年度になったからって、大した仕事はできないと思います。

そういうわけで、達成できていない目標は最後まで挑戦し続けましょう。


ここで年度末月の一句
『来年度 今年は知らん のすり替え語』

以上。

02/28
驚愕のアメリカン人形

何度かこのブログで「驚愕のアメリカンお菓子」を紹介したことがあるが、
参考⇒ 驚愕のアメリカンお菓子②
同封されていたこの人形も驚きである。

黒ラット
201402281.JPG恐い。

正面から見るとこんな感じ。
201402282.JPG

頂きものといえども、自宅に置いておくのは嫌な代物である。

たまに実験でラットを使用するが、黒毛系統の経験はない。
マウスの場合、黒毛系統は黒い眼をしているので、黒毛で赤く充血した眼は恐く感じる。

ラットとマウスを混同している人もいるので簡単に説明すると、
ラットはドブネズミ
マウスはハツカネズミ

大きさが全く異なる。
系統で差はあるが、ラットはマウスより10倍程大きいと思ってもらえば良い。
大きいマウスは成獣でも40~50g程度であるが、ラットは軽く500gを超える。
長期飼育ラットは1 kg位あるのではないかと思われる個体もあり、
一瞬、「ウサギじゃないか?」と見間違える程の大きさにまで巨大化する。
今日は研究系ブログではないので、このネタはここで止めておく。

アメリカの子供はこんな人形で喜ぶのであろうか?
ミッキーマウスを生み出した国の商品とは思えない。
しかし、多様性がある国と思えば、これもまた興味深いことである。

02/26
今年もアカン「俺の梅」

1回目の大雪の前日、すなわち2/7に1輪咲いていたのですが、
昨日の暖かさで一気に開花しました。

しかし、やはり不細工。
樹形がよくありません。
20140226.JPG

昨年からこの樹形に悩んでいます。
参照ブログ⇒「俺の梅」、開花したが不細工
このブログを読んでもらうと、何年間も私が梅の樹形に悩んでいるのがわかると思います。

私には、どの枝がどの程度伸びるのか全くわからないのです。
この写真で言うと、何故、左側の茎がグングン伸びるのに、
右側の茎が伸びないのかということです。

昨年は、剪定時に実験的な試みをしてみたのですが、成功しなかったようです。
また色々試してみます。
とはいえ、微生物実験と異なり、1年に1勝負の世界。
今年の剪定の結果は来年にならないとわかりません。

ふと、めん羊の性ホルモンの研究をしていた博士課程の先輩が、
年に1度の繁殖期にデータ取りが終わって
「今年もダメだった。留年決定や。お前らは微生物使って何回も失敗しても48時間後には結果が出て、幾らでもやり直せていいなー。」
と言っていたのを思い出します。
ちゃんと卒業できたのだろうか?

直ぐ隣は東京都青梅市。
名前からもわかるように、梅で有名な土地です。
少し苗木を買って、n = 3位で実験をやってみようかと思った今日この頃です。

ちなみに、研究の世界で「n」はサンプル数を意味します。
Number of sampleの頭文字だと思います(たぶん)。

02/24
Rejectって普通ですから

先週、投稿した論文が一悶着あって拒絶(reject)されたことを書きました。
参照ブログ:無駄かもしれないが引き下がれない(続編)

あれを読んで頂いた数名の方から、
私が、まるで「入試に落ちてどん底感を味わっている受験生」のような状態と誤解されていると思われる反応を頂きましたので、今日はこのブログを書きます。

私は全く落ち込んでおりませんから!

そもそも、非常にレベルの高いジャーナルに投稿しています。
採択率は20%未満。
掲載される可能性はあると思って投稿していますが、
採択されれば大喜び
拒絶されても「まあ仕方ないか」
という感覚で挑戦しています。

また、「審査員がアホやった」と思える図太い神経を持っています。

そもそもジャーナルにはピンキリでレベルがありますので、
自分の成果を熟考して、採択される可能性がある最高レベルのジャーナルから挑戦します。
Rejectされれば一段階レベルの低いジャーナルへ投稿し直します。

これまで、私が責任著者として採択・掲載された論文は25~6編ありますが、
最初に狙ったジャーナルに採択されたのは、3報位しかありません。
落ちまくるわけです!

通算成績は25勝80敗位じゃないですかね?
酷い時は、5~6回rejectされた経験があります。
たぶん多くの研究者も同じような経験をされているのではないでしょうか。

ということで、落ちた時に慰めてもらう必要はありませんが、
受理された際は、お祝いをして頂けると嬉しい仕事です。

02/21
無駄かもしれないが引き下がれない(続編)

先日書きました、納得できない論文拒絶(reject)結果の続編です。
参照ブログ→2/13無駄かもしれないが引き下がれない
夜中にジャーナルの編集長に抗議文を出した結果が返ってきました。
時差の都合で、論文審査の結果のメールは夜中に届くことが多く、
朝一番でメールを見て、一喜一憂(殆どは「憂」)するものである。

予想通り、一度出された結論は変わらず。

色々と理由は書いてありますが、
「私は非常に残念に思っているが・・・」
というくだりが、英語的表現と理解していても、私を苛立たせます。
また、この出だしの5~6単語を読むだけで、
私にとって良くない知らせであることが把握できます。

文章の節々から、私の予想通り、我々の論文を批難してくる審査員1に対して編集部は頭が上がらないという状況は感じ取れます。

Reviewer 1 felt that concerns had not been addressed and recommended rejection.
「審査員1は私の修正は不十分で拒絶すべきと考えていた。」(かなり意訳です)

Reviewer 1 is very experienced in the field.
「審査員1はこの分野では非常に経験豊富である。(だから審査員1の意見は絶対だ。)」
括弧内は文章には無いですが、そういう意味が含まれていると思います。

しかし、3人いる審査員の2人がほぼOKと述べているのにもかかわらず、
審査員1の意見に結論が流される理由がある程度わかったので良しとしましょう。

我々の世界では、こういう状態は「悪い審査員にあたった」と表現し、
自分達を慰めます。
門前払いではなく、審査過程に進んでいる時点で、
そのジャーナルのレベルより著しく劣っているということではありませんので、
掲載可否は審査員次第なのです。
運も味方に付けないといけません。

ということで、2013年9月から続いた戦いはこれにて終了。
また別のジャーナルに最初から挑戦です。
ただ、審査員1のおかげで、論文自体は大分内容が洗練されましたので、
次は何とかなると信じています。

次のジャーナルの投稿規定に合わせて、原稿を作り直すのがとても大変なので、
気力を取り戻す時間が少々必要ですが。

02/20
立場逆転?

昼休みに職場に生命保険会社のセールスおばちゃんが来る。

既に入っている会社からは、見直し提案やら、キャンペーンがどうのこうのと。
別の会社からは、乗り換え提案やら、同じくキャンペーンがどうのこうのと。
色々と、うっとうしい。
時々、2週間分のテレビ番組が載った薄っぺらい雑誌をくれるが、
そんなのにお金使う位なら保険料を安くしてもらいたいものである。

比較的、歯に衣着せぬ物言いをする私は、
「うっとうしいから、はい、さよなら~」
「これ要らんから、保険代安くしろ」
「ウンコしたいから、また今度~」
という対応をしてきた。

そんなある日、面白い反撃を思い付いた。
「俺に物を頼む前に、あんたがメイトーオンラインショップでLKM512関連商品買うのが先やろ」作戦
即実行!

約1ヶ月後
生保「ヨーグルト買いましたよ! 凄くおいしいですね!」
私 「えっ、Σ(゚ロ゚ノ)ノ」
・・・・・
生保「あれ、いいですね。私便秘だったんですが、ほんと調子良くなりました!」
私 「・・・、ありがとうございます。」(少々動揺し、歯切れ悪く。)
生保「次、スティックも買います!ヨーグルトとスティックどちらの方が良いのですか?」
私 「どちらでも好みの方で。日持ちは圧倒的にスティックの方が良いです。」
生保「主人のウンチが凄く臭いのですが、何故ですか?」
私(心の中で)「典型的な質問やん。マジでお客様として質問してるで、このおばちゃん。」
  仕方なしに、普通に答える。
生保「博士、格好よく映ってますね。」
私 「はぁー、どうも」

面倒なセールスおばちゃんが、お客様になってしまった瞬間である。
仕方なしに、それ以降敬語で話している。
そしてキャンペーンにも2回に1回は応募している・・・。

02/14
高級干し柿を頂きました

Twitterで、私は干し柿が大好物なのを知っているのでしょうか?
共同研究しているシン君から石川県産の高級干し柿を頂きました!

20140214.JPG


値札付きで。
この非常識な行為は、
ちゃんとした逸品であることをアピールしているとのこと。

昨今、農薬使いまくり、
PM2.5飛びまくり環境で製造されたと思われる中国産が大半を占め、
安心して食べられる日本産は値が高くてなかなか手が出せない中、
ありがたいです。

柿生産量全国2位の奈良県出身の私としましては、
正月に地元奈良で良質で安く販売されている干し柿を買ってこちらに戻って来るのですが、
それを食べ尽くしたタイミングでのプレゼントでありがたかったです。
確かに美味かったです。

干し柿は、研究業で疲れた夕方に食べると、
腹持ち&脳へのエネルギー供給
共にベストな食品だと思います。

02/13
無駄かもしれないが引き下がれない

腹立たしいメールが届きました。

投稿中の論文で、一度審査結果が返って来て、
かなり苦労して作成した修正稿に対する審査結果です。

「非常に素晴らしいが、このジャーナルのレベルではない。」

決してレベルが低いジャーナルではありませんから、
常にこういうことは覚悟しておりますし、
何よりレジェクト(掲載拒絶)は経験豊富で、慣れています!
威張ることではないですが・・・

しかし、審査員のコメントを読んで抗議することにしました。
何が書いてあったって?

3人の審査員中2人は、
「非常に良く修正できている。」
と評し、片方はaccept(受理)と特にコメントも無しの状態です。
多数決なら受理されていても良い状況です。
経験的には、こういう状況になれば、
反対する残り一人の審査員の指摘に対し、ある程度妥協した修正稿を提出すれば
最終的には受理されるものです。

しかし、最初から否定的だった審査員①(こいつが非常に腹立たしいのですが)が、
何が何でも通さないという姿勢。
統計学的に有意な差があっても、「俺は認めない」みたいな姿勢です。
挙句の果てに、
1回目の審査では全く触れていなかったことも修正しろと書いて来る始末です。
この行為は論文審査のルール違反でもあります。

なぜ、こんな状態で編集長は私の論文をリジェクトしたのでしょうか?
おそらく、審査員①は相当な権力者なのでしょう。
編集長は審査員①に頭が上がらない関係なのでしょう。
よくあることです。
この巡り合わせ、さすが厄年です。

ただ、今回は抗議します。
99%、こんな事をしても結果は覆らないのはわかっていますが、
納得して次に進むことが大事ですから。

怒り心頭の私は昨晩夜中まで抗議文を書き、
只今、ネイティブスピーカーの校正待ちです。

怒怒冷静怒怒冷静怒怒
こんなイメージの抗議文に仕上げたいです。

           
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