08/31
イラスト書き下ろし頂きました

おはようございます。
企画部サトシです。
新着情報にてLKM512マンガ連載していましたが、
無事10話の連載が終了しました。
まだ、ご覧になられていない方は是非ご覧ください。
終了に伴い、LKM512マンガの作家さんが来社されましたので
書き下ろしのイラストをお願いしたところ、
喜んで書いていただけました。
それがこのイラストです。

おはようございます。
企画部サトシです。
新着情報にてLKM512マンガ連載していましたが、
無事10話の連載が終了しました。
まだ、ご覧になられていない方は是非ご覧ください。
終了に伴い、LKM512マンガの作家さんが来社されましたので
書き下ろしのイラストをお願いしたところ、
喜んで書いていただけました。
それがこのイラストです。
農家の方に指導してもらいながら野菜を育てていますが、早春の土作りから始めてそろそろ半年になります。
春の小松菜や水菜に始まり、トウモロコシ、エダマメ、トマトなど10種類以上は育てたでしょうか。
その中で私の中で予想外にヒットしたのは間違いなくモロヘイヤです。
食経験のある方は多いでしょうが、定番野菜という地位にはまだなっていないと思います。
日本に入ってきて、まだ20年経っていないようです。
原産はエジプトやインドなど説はあるようですが、葉を食していたのはエジプトのようですね。
クレオパトラも好んで食べ、その美貌の源だといわれている位です。
モロヘイヤとは古代エジプト語の「王様(だけ)の食べ物」が語源のようです。
とにかく栄養価が高く、とんでもなく健康に良いそうです。
どれ位凄いのかはご自分で調べて下さい。
ホウレンソウやニンジンより上であることはすぐに理解できると思いますよ。
この植物、スーパーでしか見たことがない方は、どんな風に生えているのか誤解されているのではないか思います。ホウレンソウのように生えると思われている方が多いのではないでしょうか?
実はこんな植物です。
シソのようにしっかりとした茎ができ、枝分かれして葉をどんどんつけていく植物なのです。
そして、どんどん大きくなります。
今では私の身長を超えています。
ちょっとサボっている方の畑では、2m位になっていますね。
分かれた枝からも、さらに枝が分かれてきますので、どんどん葉を摘み取り食します。
葉を摘めば、それが刺激となりさらに新芽が出てきて、とにかく凄いのです。
農家の方の肥料等の指導が絶妙なのかも知れませんが、この生長パワーを感じると、体に良いのも納得です。
近頃の私のウンコの20%はモロヘイヤではないかと思います。
また、モロヘイヤのおかげで最近とってもストレスフルな研究生活も、健康的に過ごせているような気がします。
そして何よりも、毛根にエネルギーを伝え、禿げるのが1日でも遅くなれば良いなと願っています。
"モロヘイヤ育毛法"
もちろん、あのネバネバを頭に直接塗ったら毛穴が塞がり逆効果でしょうが。
青々と茂った草むらの中に緑のバッタがいるのはわかります。
少し乾燥し、枯れた草や地表が出ている場所のバッタが茶色くなるのもわかります。
色が変わるメカニズムには謎が多く、生物の神秘を感じますが、
そのような体色の変化が個体にとって有利に働くのは理解できます。
何しろ、目立って、他の生物の餌食になることを最も恐れているのでしょうから。
しかし、
ミスマッチな場所にいるオンブバッタを見つけました。
朝露の降りた赤紫のアサガオの花の上で、花びらをムシャムシャ食べていたのです。
目立ち過ぎ~。
出勤前の忙しい時間帯であったにも関わらず、思わず撮影し、時間が無くなり大変でした。
色の組み合わせがミスマッチ。
アサガオとバッタもミスマッチ。
おかげで私はミスウンチ。
おそまつ!
(misunchi:ウンチをやり損なうという即興造語,mis-は「誤って」、「欠けた」という接頭語)
コメント:オンブバッタも成虫が出てきましたね。いよいよ秋ですね。これはメスで、すなわちオンブしてあげる方です。
カメムシは嫌いなのですが、せっかくですので昨日紹介したアオクサカメムシの成虫を紹介します。
エダマメ収穫時に来ていましたのでエダマメと一緒に撮影です。
カメムシらしいカメムシですね。
是非、昨日の幼虫の写真と見比べてもらいたいのですが、
きっちりと翅が生えて、逆三角形のきれいな成虫になっていますね。
この写真は見難いかもしれませんが、小楯板(しょうじゅばん:背中の三角形の部分で多くのカメムシはここに種別の特徴を持つ)に3点の薄黄色の小斑紋があり、間違いなくアオクサカメムシだと思います。
しばらく観察をしていると、
あれれれれ...。
ウンコされてしまいました。
写真中央少し下の肌色っぽい水滴のような点が2つあるのがわかりますか?
これが、カメムシのウンコです。
出したてホカホカです。
(厳密には変温動物なので、気温と同程度の糞便温度であり、ホカホカということはないのでしょうが、ここでは排泄後すぐという意味で使用しています。)
さすが全てストロー状の口でチューチュー吸っているだけありまして、
固形物は少なく水分含量の多いウンコですね。
ヒトだと完全に下痢の範疇に入ります。
当然におってみましたが、青臭い大豆そのもののようなニオイで、全く臭くありませんでした。
カメムシにウンコされるほど、自分の"ウン"の強さを感じながら、今日のブログはおしまいにしたいと思います。
デッキーの世界は如何でしたか?面白かったですね。
さて、今日からは私の世界に戻ってきてもらいます。
残暑が厳しいので虫ネタといきましょう。
たくさんのブログはありますが、この昆虫を取り上げるブログは殆どないでしょう。
企業ブログとなると、史上初かもしれません。
その昆虫とは、
"カ・メ・ム・シ"。
あの独特の臭気でのため、この昆虫を好きな方は殆どいないでしょう。
私ですら、車の中に飛んで入ってきたら恐怖を感じます。
「如何に刺激せずに車外に放り出すのか...」
瞬時に判断し、適切に処理しなければ、車中はえらいことになってしまいます。
カメムシは針状の口で植物の汁を吸う昆虫です。
ですから、みずみずしい植物、特に農作物が大好きです。
私がこの夏育てた作物の中で、最もカメムシの被害を受ける作物は、実をつける頃のエダマメでした。
とにかく厄介な昆虫で、飛翔能力も高いため防ぐのも至難の業です。
地域によっては"カメムシ注意報や警報"が発令されることもあるようです。
案の定、私のエダマメにも容赦なくやってきました。
憎き相手ですが、カメムシが嫌うという酢の入った予防液を撒いていても彼らは果敢にやって来ましたので、敬意を表して紹介します。
アオクサカメムシです。
翅が無いのでまだ幼虫ですね。
ツンツンと刺激しましたが、あまり臭くありませんでした。
ウンコ実験と同じで、臭いとわかっていて臭ってしまうのは、私の悪い癖です。
ブログ250回記念 スペシャルゲスト企画
出来尾 格先生(島根大学医学部皮膚科講師)登場!
さて、内緒の話ですが、肛門の診察には、実はちょっと心の準備がいります。
それは、毛にウンチがついていることが結構あるからです。
軟便の場合、拭いた時に毛に塗り付けられてしまうのでしょう。
しかし、患者さんはそのことを知りません。
毛についている茶色や黄色のウンチを見て、
「ああ、いろんな色のウンチがあるなー」
と思います。
診察では顔を近づけてまじまじと見るので、ニオイに不意打ちされることもあります。
「肛門の症状で皮膚科を受診される際には、なるべくウォシュレットをされてから受診をお願いします!」
ところで、お尻ってどうして恥ずかしいのでしょうね?
ここまで書いて、私も急に恥ずかしくなってきました・・・。
人類の祖先とされるアダムとイブは、楽園の中で全裸で生活していましたが、禁断の果実を食べた後、「恥ずかしさ」を認識するようになり、前を隠すようになりました。
それが神様にばれて楽園を追い出されてしまう、というのが有名な「失楽園」のお話です。
でもこのお話を描いた絵画では、二人は必ず前だけ隠していて、お尻は隠していません。
お尻が恥ずかしい理由を知っている方がいらっしゃったら、教えてください。
格調高いブログを、消化管の出口の話で汚してしまいました。
博士、すみません。(とは言っても、博士の強いご希望ですが。)
(完)
ブログ250回記念 スペシャルゲスト企画
出来尾 格先生(島根大学医学部皮膚科講師)登場!
肛門は消化器科医だけでなく、皮膚科医にとっても身近な存在です。
なぜなら、皮膚科は全身の体表を担当しているため、唇・口の中・陰部・そして肛門の「体表にある粘膜」の診察もするからです。
粘膜とは、皮膚とほとんど同じものですが、表皮(薄茶色の薄皮)部分がとても薄いため下の赤い色が透けて見えます。
あと、毛がないのも皮膚との違いです。
診察の時、ほとんどの患者さんは
「汚いところですみません」
と少し恥ずかしそうに言って診察させてくれます。
一方こちらは、慣れていて平気なので、手袋をはめて淡々と診察します。
「お尻がかゆいんですが・・・」
と恥ずかしそうに言いだすおじさん、結構多いです。
わかる人にはわかりますが、肛門のかゆみがひどくなると眠れないくらいかゆいです。
しかし診察してみると、
大部分の患者さんの肛門は、健康な灰色がかった赤色のつややかな肛門です。
これは、見た目正常だけど痒みが出る「肛囲そう痒症」です。
この「肛囲そう痒症」は原因不明とされていますが、
ほとんどの人はウンチに少しだけかぶれているのだと思います。
そのため、かぶれの薬が良く効きます。
なぜか30代以上の男性に多いのは、女性は恥ずかしくて受診されないためかもしれません。
(_i_)←5/31の博士のブログ参照(お尻マーク)
http://lkm512-blog.com/2010/05/31/
ブログ250回記念 スペシャルゲスト企画
出来尾 格先生(島根大学医学部皮膚科講師)登場!
はじめまして、2010年3月31日のブログに登場しました、皮膚科専門医の出来尾です。
LKM博士とは7年前に研究室で知り合って以来、長いお付き合いをしていただいています。
博士からブログの250回記念号を書く機会を与えていただき、大変光栄に思います。
今回、どのようなお題が良いか博士にお伺いしたところ、
「肛門で」
とのリクエストをいただきました。
まったく、博士、相変わらずなんだから。
「消化管の出口=肛門」なので、このブログにふさわしくない訳ではない
と自己弁護しながら、肛門の話です。をさせて頂きます。
明日から2日間にわたり皮膚科医の視点から「肛門」をお話しますので、ご笑覧下さい。
今日は249回目のブログです。
ということで、次回の250回には記念ブログをスペシャルゲストの方にお願いしてあったのですが、ここ2週間程連絡がとれていません。
6月末には「殆ど書けた」というメールを頂いたのですが...。
夏休みでしょうかね。
もしかしたら250回記念は無いかもしれませんが、ゲストは島根大学医学部皮膚科講師の出来尾格さん(の予定)です。
「誰だった?」あるいは新しい読者の方で「だれ?」と思われた方、このブログを読んで下さい。
http://lkm512-blog.com/2010/03/31/
そう、かわった苗字のデッキーです。
読売新聞に出ていたデッキーです。
お医者さんのデッキーです。
皮膚の微生物叢を研究しているデッキーです。
同じ部屋で研究していたデッキーです。
私の肛門を見たことがあるデッキーです。
来週月曜日まで待ってみます。
間に合わなかったら300回記念に延期し、私の通常ブログになりますが悪しからず。
デッキー、何処にいるんや~?
前回、ミンミンゼミの羽化を初めて見たことを報告しました。
もう一度自宅で見たいと書きましたように、この週末じっくりと観察することにしました。
午後6時過ぎ、日が沈みかける頃、虫かごを娘に持たせて巨木が茂る神社へ向いました。
ちょうど、その日はこの神社で地域の盆踊り。
神社の前の広場では、多量の提灯が吊るされ、大勢の人が踊ったり、出店に並んだりしている中、それらを完全に無視して、私と娘は神社の奥へと進んで行きました。
そこは盆踊り会場とは全く空気が異なる暗く静寂の世界。遠くに「きよしのズンドコ節」が聞こえますが、若干の虫の声以外は自分達の枯葉や枯枝を踏む足音のみ。
目が慣れてきたら早速、土から出てきて羽化場所を探すセミの幼虫の捜索です。
と言うほど大げさなものでもなく、
私のような達人になると、ホイホイホイと30秒に1匹位のペースで見つけられます。
会社のミンミンゼミの抜け殻を回収し観察して編み出した、"ミンミンゼミとアブラゼミの幼虫の見切り方"を頼りに7匹をカゴに入れて持って帰りました。
家の鉢植えの各枝に幼虫を配置し、後は観察です。
夕飯を食べ終わり、ワイン片手に収穫したトマトとキュウリをつまみに、熱帯夜というものの若干涼しくなった玄関先に腰を下ろし見守りました。
通り掛かりの人は「何をしているんだ?」と不思議だったと思います。
途中、2匹のセミがアリの襲撃を受けるというハプニングに襲われましたが、
連れてきたのは私の責任なので、なんとかアリを除去し、ほぼ無事に羽化が成功しました。
成績は、
ミーン、ミーン、ミーン、ミーン、ミーン、ミーン、ジー。
ミンミンゼミ6匹、アブラゼミ1匹で圧勝! ミンミンゼミを満喫しました。
羽化は2-3時間の長期戦(翅が伸びた後、体が乾く時間を入れるともっと長くなる)。ワインのボトルも開き、玄関先でお皿を割るという誤算はありましたが楽しい夜でした。
羽化の前半の2匹同時撮影です。
羽化のメインイベント。逆さに伸びた体を起こす瞬間です。腹筋しているみたい。まだ腹部は殻から抜けていません。写真ではどうしてもその動きは伝えにくいですが...。