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02/28
驚愕のアメリカン人形

何度かこのブログで「驚愕のアメリカンお菓子」を紹介したことがあるが、
参考⇒ 驚愕のアメリカンお菓子②
同封されていたこの人形も驚きである。

黒ラット
201402281.JPG恐い。

正面から見るとこんな感じ。
201402282.JPG

頂きものといえども、自宅に置いておくのは嫌な代物である。

たまに実験でラットを使用するが、黒毛系統の経験はない。
マウスの場合、黒毛系統は黒い眼をしているので、黒毛で赤く充血した眼は恐く感じる。

ラットとマウスを混同している人もいるので簡単に説明すると、
ラットはドブネズミ
マウスはハツカネズミ

大きさが全く異なる。
系統で差はあるが、ラットはマウスより10倍程大きいと思ってもらえば良い。
大きいマウスは成獣でも40~50g程度であるが、ラットは軽く500gを超える。
長期飼育ラットは1 kg位あるのではないかと思われる個体もあり、
一瞬、「ウサギじゃないか?」と見間違える程の大きさにまで巨大化する。
今日は研究系ブログではないので、このネタはここで止めておく。

アメリカの子供はこんな人形で喜ぶのであろうか?
ミッキーマウスを生み出した国の商品とは思えない。
しかし、多様性がある国と思えば、これもまた興味深いことである。

02/27
お世話になっている実験器具・機器シリーズ13 ―スピンダウン用卓上遠心機―

使う小さなチューブ(数μL~1mL程度)の縁や蓋付近に付いた液体を回収する時に重宝するマシンである。
(小さなチューブがイメージできない方は、ここを参照→実験シリーズ7
2014022701.JPG

要するに、写真のように微量サンプルの入ったチューブをセットし回転させ、
遠心力で液体をチューブの底に集める仕事をする。
この作業を我々はスピンダウン(spin down)と呼んでいる。
回転をかけて落とすという意味。

写真左下の黒い部品は、8連マイクロチューブ(実験シリーズ8)を使う時に装着する
試薬はμL単位で使用し、且つ高価なものが多いためこいつは必需品である。
また、チューブごと機械にセットする場合は、底に空気が溜まっている時などにも使えば、空気が抜ける。

こいつは優れもので、蓋を手で閉めると自動的にスイッチが入り、
押している間、ウィ――――ンと回転させることができる。
実験の最中にスピンダウンしたくなれば、セットし蓋をちょっと閉めれば回ってくれて、
2秒後位に開ければ止まってくれる。
(もちろん、スイッチボタンのON/OFFでも操作できる)
これ蓋閉めで回転中。
2014022702.JPG

汎用機器なので多くのメーカーから類似商品が販売されている。
不思議なことに、卓上遠心機はネーミングが面白い。

最も有名なのが「チビタン」(ミリポア)。
他にも、先程インターネットで調べたら、
「プチまる8」(ワケンビーテック)
「どこでも回転クン」(フナコシ)
「スマートスピン」(Reventtec):女性研究者を意識しているような形状・色使いである。
「弥七」(チヨダサイエンス):意味不明であるが、「弥七 兄」という高速回転できる上位機種もあるようだ。

私はこのようなネーミングで勝負して来るのは嫌いなので(イライラする)、
写真の機種がお気に入りである。
ミニ遠心機 MCF‐2360(LMS社製)
たぶんMCFはMini(小さい) centrifugation(遠心分離)のMとCとFではないかと思う。ひねりがなさ過ぎるのが好き。

あっ、こいつがいた。
「プチはち」(ワケンビーテック)です。
今も現役です。
2014022703.JPG
これからも壊れないで動いてね!

02/26
今年もアカン「俺の梅」

1回目の大雪の前日、すなわち2/7に1輪咲いていたのですが、
昨日の暖かさで一気に開花しました。

しかし、やはり不細工。
樹形がよくありません。
20140226.JPG

昨年からこの樹形に悩んでいます。
参照ブログ⇒「俺の梅」、開花したが不細工
このブログを読んでもらうと、何年間も私が梅の樹形に悩んでいるのがわかると思います。

私には、どの枝がどの程度伸びるのか全くわからないのです。
この写真で言うと、何故、左側の茎がグングン伸びるのに、
右側の茎が伸びないのかということです。

昨年は、剪定時に実験的な試みをしてみたのですが、成功しなかったようです。
また色々試してみます。
とはいえ、微生物実験と異なり、1年に1勝負の世界。
今年の剪定の結果は来年にならないとわかりません。

ふと、めん羊の性ホルモンの研究をしていた博士課程の先輩が、
年に1度の繁殖期にデータ取りが終わって
「今年もダメだった。留年決定や。お前らは微生物使って何回も失敗しても48時間後には結果が出て、幾らでもやり直せていいなー。」
と言っていたのを思い出します。
ちゃんと卒業できたのだろうか?

直ぐ隣は東京都青梅市。
名前からもわかるように、梅で有名な土地です。
少し苗木を買って、n = 3位で実験をやってみようかと思った今日この頃です。

ちなみに、研究の世界で「n」はサンプル数を意味します。
Number of sampleの頭文字だと思います(たぶん)。

02/25
ウン小話38

今朝も、前回のウン小話37と同様に糞便回収日である。

一点異なるのは、実験の都合上、全糞(いわゆる「丸ごとウンコ」)は必要ないということ。
一部を採便管とセットの耳かきのような道具で掻き取り検便の様に集めるだけ。

一般的には、この方法(一部掻き取り法)の方が精神的負担は少ないと思われる。
「ウンコを提出するのにどちらでも関係ないよ」と思われる方、
以下の二つの文を比較してもらいたい。

1.「検便みたいにウンコの一部をとって、私にちょうだい
2.「ウンコ丸ごと、私にちょうだい

変態度の差は明らかである。
いや、自ら変態と書く必要はない。これは仕事であった!!!

しかし、私の様なウンコの恐怖心を克服した者にとってみると、
被験者になった際、
ウンコの一部を掻き取る作業は、丸ごとウンコ法と比較すると非常に面倒に感じる。

全糞回収は、お尻にビニール袋をセットする1ステップだけで良い。
それに対して、
一部掻き取り法は、まず、ウンコが水に浸からない様に準備し、
排便後、お尻を拭いて(但し、私の調査では少数派であるが、拭かずにそのまま尻丸出しで作業する人もいる)、ウンコを観察しながら掻き集めなくてはならない。
ニオイも至近距離から浴びることになる。
しかも、採便管に入れる際に容器の縁にウンコが付着することが多く大変である。

以上。
マニアックなウンコ研究話でした。

おしまい。


02/24
Rejectって普通ですから

先週、投稿した論文が一悶着あって拒絶(reject)されたことを書きました。
参照ブログ:無駄かもしれないが引き下がれない(続編)

あれを読んで頂いた数名の方から、
私が、まるで「入試に落ちてどん底感を味わっている受験生」のような状態と誤解されていると思われる反応を頂きましたので、今日はこのブログを書きます。

私は全く落ち込んでおりませんから!

そもそも、非常にレベルの高いジャーナルに投稿しています。
採択率は20%未満。
掲載される可能性はあると思って投稿していますが、
採択されれば大喜び
拒絶されても「まあ仕方ないか」
という感覚で挑戦しています。

また、「審査員がアホやった」と思える図太い神経を持っています。

そもそもジャーナルにはピンキリでレベルがありますので、
自分の成果を熟考して、採択される可能性がある最高レベルのジャーナルから挑戦します。
Rejectされれば一段階レベルの低いジャーナルへ投稿し直します。

これまで、私が責任著者として採択・掲載された論文は25~6編ありますが、
最初に狙ったジャーナルに採択されたのは、3報位しかありません。
落ちまくるわけです!

通算成績は25勝80敗位じゃないですかね?
酷い時は、5~6回rejectされた経験があります。
たぶん多くの研究者も同じような経験をされているのではないでしょうか。

ということで、落ちた時に慰めてもらう必要はありませんが、
受理された際は、お祝いをして頂けると嬉しい仕事です。

02/21
無駄かもしれないが引き下がれない(続編)

先日書きました、納得できない論文拒絶(reject)結果の続編です。
参照ブログ→2/13無駄かもしれないが引き下がれない
夜中にジャーナルの編集長に抗議文を出した結果が返ってきました。
時差の都合で、論文審査の結果のメールは夜中に届くことが多く、
朝一番でメールを見て、一喜一憂(殆どは「憂」)するものである。

予想通り、一度出された結論は変わらず。

色々と理由は書いてありますが、
「私は非常に残念に思っているが・・・」
というくだりが、英語的表現と理解していても、私を苛立たせます。
また、この出だしの5~6単語を読むだけで、
私にとって良くない知らせであることが把握できます。

文章の節々から、私の予想通り、我々の論文を批難してくる審査員1に対して編集部は頭が上がらないという状況は感じ取れます。

Reviewer 1 felt that concerns had not been addressed and recommended rejection.
「審査員1は私の修正は不十分で拒絶すべきと考えていた。」(かなり意訳です)

Reviewer 1 is very experienced in the field.
「審査員1はこの分野では非常に経験豊富である。(だから審査員1の意見は絶対だ。)」
括弧内は文章には無いですが、そういう意味が含まれていると思います。

しかし、3人いる審査員の2人がほぼOKと述べているのにもかかわらず、
審査員1の意見に結論が流される理由がある程度わかったので良しとしましょう。

我々の世界では、こういう状態は「悪い審査員にあたった」と表現し、
自分達を慰めます。
門前払いではなく、審査過程に進んでいる時点で、
そのジャーナルのレベルより著しく劣っているということではありませんので、
掲載可否は審査員次第なのです。
運も味方に付けないといけません。

ということで、2013年9月から続いた戦いはこれにて終了。
また別のジャーナルに最初から挑戦です。
ただ、審査員1のおかげで、論文自体は大分内容が洗練されましたので、
次は何とかなると信じています。

次のジャーナルの投稿規定に合わせて、原稿を作り直すのがとても大変なので、
気力を取り戻す時間が少々必要ですが。

02/20
立場逆転?

昼休みに職場に生命保険会社のセールスおばちゃんが来る。

既に入っている会社からは、見直し提案やら、キャンペーンがどうのこうのと。
別の会社からは、乗り換え提案やら、同じくキャンペーンがどうのこうのと。
色々と、うっとうしい。
時々、2週間分のテレビ番組が載った薄っぺらい雑誌をくれるが、
そんなのにお金使う位なら保険料を安くしてもらいたいものである。

比較的、歯に衣着せぬ物言いをする私は、
「うっとうしいから、はい、さよなら~」
「これ要らんから、保険代安くしろ」
「ウンコしたいから、また今度~」
という対応をしてきた。

そんなある日、面白い反撃を思い付いた。
「俺に物を頼む前に、あんたがメイトーオンラインショップでLKM512関連商品買うのが先やろ」作戦
即実行!

約1ヶ月後
生保「ヨーグルト買いましたよ! 凄くおいしいですね!」
私 「えっ、Σ(゚ロ゚ノ)ノ」
・・・・・
生保「あれ、いいですね。私便秘だったんですが、ほんと調子良くなりました!」
私 「・・・、ありがとうございます。」(少々動揺し、歯切れ悪く。)
生保「次、スティックも買います!ヨーグルトとスティックどちらの方が良いのですか?」
私 「どちらでも好みの方で。日持ちは圧倒的にスティックの方が良いです。」
生保「主人のウンチが凄く臭いのですが、何故ですか?」
私(心の中で)「典型的な質問やん。マジでお客様として質問してるで、このおばちゃん。」
  仕方なしに、普通に答える。
生保「博士、格好よく映ってますね。」
私 「はぁー、どうも」

面倒なセールスおばちゃんが、お客様になってしまった瞬間である。
仕方なしに、それ以降敬語で話している。
そしてキャンペーンにも2回に1回は応募している・・・。

02/19
野菜料理ってます8

具だくさん過ぎスープ

食べ切れない冬野菜を全部入れるだけのスープです。
何を入れても良いと思いますが、
下の写真はニンジン、ダイコン、ブロッコリー、キャベツ、ハクサイ、ネギ
ですかね。
余って、どうしようもなかったものを入れて消費するための料理です。
20140219.JPG

【調理法】
1.野菜を洗う
2.野菜を切る(食感を楽しむものではないので、小さい方が火の通りが早く好ましい。皮が付いたままで構わない。)
3.2を鍋に入れ、コンソメの素を入れてゴトゴト煮る(もちろん、別の味付けでも良い)
4.ニンジンが柔らかくなるまで煮る。(サイズにもよるが10~15分間位で十分)
5.塩・コショウで味を整える。

私が使うような路地栽培の冬野菜は非常に甘くなっているので、
うす味でそれを楽しむのが良い。
ニンニクとショウガを入れると、大人な味になり体も温まる。

ブロッコリーは蕾の部分は他の料理に応用でき、
煮過ぎると色が抜け柔らかくなり過ぎ美味しくないので、
茎を中心に葉も入れる。
その方が甘い出汁が出てたぶん美味しい。

【食べ方】
カップに入れて飲む。いや、殆ど具なので食べるという表現の方が良い。

02/18
ウン小話37

朝飯前に便意をもよおした。
直後の"前ぶれっ屁"も、排便タイムの接近を私に知らせる。

まずい。
今日はあかん。
今日は耐えなあかん。
今、出すわけにはいかない。

慌てて家を出た。
今日は電車通勤の日。
走る。
でも、道路は所々凍結している。
運悪く、信号に引っかかる。
さらに運悪く、踏切にも引っかかる。
一本でも早い電車に乗りたいのに。

ラッキーなことに電車に乗る頃に便意は納まった。
油断してはならないが、ホッと一息。
無事に研究所到着。

1時間後、本日2度目の便意をもよおす。

道具をもって便所へ。
排便。
15年ぶり位に、ビニール袋によるダイレクトキャッチ!
完璧!
さらに、アルミの袋に入れて厳重に封印。
全糞、いわゆる「丸ごとウンコ」、の回収完了。

今日の私のお腹の中には、
昨日から特別仕様で仕込んだ大事な実験用ウンコが入っていたのだ。

回収後はたっぷり保冷剤の入った発泡スチロールの回収箱に提出。

手前には、後ろの箱に「丸ごとウンコ」が入っているとは露知らず、
分析業務に励んでいる美女がいた。
20140218.JPG

とりあえずアピールしておいたが、特に驚く素振りもない。
さすが、協同乳業の研究所。
ウンコ文化が根付いている。

おしまい。

02/17
助手A♀の夕食LKM512ヨーグルトダイエット9ヵ月途中報告

こんにちは。助手A♀です。
ダイエットブログも9ヵ月目に突入しました。
結果です。
【2月結果】
先月から-0.5キロ
(スタートから-2.25キロ)
20140217.png
なんとかグラフが下に向きました。
前回のブログで少し走ると宣言しましたが、
ここ2週間程雪を言い訳にさぼっています。
雪が溶けたらまた走ります(`´)
残り3ヵ月で-7.75キロ。追い上げます!

           
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