カレンダー

カテゴリー

最新のエントリー

 

アーカイブ

2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年

検索

LKM512
メイトー
協同乳業研究所

12/28
ブログで2016年を振り返る

例年通り、今年のブログを読み返してこの1年を振り返ってみようと思う。
忙しいのでやりたくないが、本日を逃すとできないのでやる。


【お土産シリーズ&奈良シリーズ】
出張の度に色々と土産を買ってくる私。
相手から土産をもらうことも多い。
それを好き勝手に紹介したり評価したりしていることが多いことに気づく。
今年のお土産系ブログのベストはこれ。
奈良ともかかわっており、なお素晴らしい。
「古代のチーズ「蘇」」


【相変わらずウンコなブログ】
例年のことであるが、客観的にブログを読み返すと
「オレってどんだけウンコ好きやねん?!」と思ってしまう。
そんな中でも読み返して、その時の状況が思い出されたもの2つをセレクト。

「ウン小話52 (どの先生の推薦なのでしょうか?)」

「「正しい大便のとり方」に腹が立つ」


【本業(学術)関連】
これでしょ!

「トピックス賞受賞!(日本農芸化学会2016年度大会)」

賞は獲得したが、学術論文は不調のままであった。
そんなしんどい状況下、来年のブレイクに繋がりそうな兆しが得られたのは大きい!

「久々のアクセプト」

来年度はエネルギーを注いだ大型論文が控えている。
この勢いで頑張りたい。


ベスト3はこれら。

【第3位】春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー
これは、春日野部屋マネージャーさんも私も自画自賛の最高レベルの企画であった

「春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー報告(前半)」

「春日野部屋稽古見学&ちゃんこツアー報告(後半)」

しかし、担当した本社・ニシノ君の社内アピール不足で企画の定着には至っていない。
極めて残念で、価値が理解できないのは勿体ないことである。
私に同調できる実行力のある度量の大きな人物はそう簡単には見つからない。


【第2位】崩壊した畑
5~6年間、畑作業を楽しんでいるが、最もショッキングな事件が起こった。
害虫や病気とは異次元レベルのことが発生した。
台風豪雨による川の氾濫で濁流に襲われたのである。

「2016年度版 野菜作ってます9」

ダメージは、この時生育していたものだけではなかった。
その後も被害は続出。

「2016年度版 野菜作ってます11」
ブログ化していないがニンジンは謎の病気で全て枯れ死。収穫ゼロであった。


【第1位】ブログストップ.
私の記憶が正しければ2011年1月中旬から始まった平日連続更新記録。
おそらく連続1000回は超えていた。
ところが、6月に、突然、終焉を迎えた。
私の意志ではなく不慮の事故で。

「ウィークデー連続ブログ更新記録がストップしました」

残念ではあるが、
365日24時間、常にブログネタを探していた生活から解放されたのは事実である。
非常に忙しい日はブログのことは頭の片隅にもない。
おかげで、私の生活スタイルは一変した。
ストップした反響は意外に大きく、多くの方に「もっと書いてよ」と言われる。
特に、社外の方に言われる。
でも、復活させるつもりはない。
それどころが、中途半端に書く位なら止めてやろうかとすら思っている。

では、みなさん良いお年を!

12/27
ウンコ回数

私は年間のウンコ(排便)回数をカウントしている希有な人物である。


数えるだけでは飽き足らず、
LKM512に因んで、
年間のウンコ回数512回という、
高尚な目標を設定している。


そして過去に1度だけ奇跡を起こしたことがある。
参考ブログ⇒「発表! 2014年 年間ウンコ回数」


年の瀬になり、ふと現時点の回数が気になった。
(1年間、機械的に記録しているだけで全く把握していない)


もちろん、回数を認識すると、無意識で排便を調整してしまう可能性があるため
(例えば、増やしたければ1回で出しきる所を2回に分割してしまうかもしれない)、
正確な集計はしないが、
漠然とExcelの行番号で推測はできる。


とはいえ、回数を調節してはいけないというルールはない。


調整しようが、年間ウンコ回数を目標ピッタリにすることなど素人にはできまい。
ただ、私は2014年の達成後、自然排便に拘っているというだけのことである。


こだわりに関する言及は置いておいて、チェックしてみた。


ん~、なんとなく、良いペースな気がする。


以上

12/22
2016年度版 野菜作ってます14

いよいよ寒さも本番ということで、
2週間ほど前からハクサイは防寒対策しております。

161222-1 (448x336).jpg


外側の葉で包むように麻ひもで巻くだけの作業ですが、
これが効果的です。


ハクサイは毎日、夜間~明け方に凍結します。
そして昼間に溶けます。
つまり、冷凍庫に入れたり出したりしているようなもので、
葉の細胞が壊れて腐るか枯れるかしてしまいます。


ところが、このようにするだけで、凍結するのは外側の葉だけになり、
内側は温度が氷点下になり難いのです。
葉を数枚めくれば、中から輝くような黄緑と白のハクサイが現れるということです。


但し、ハクサイの中は暖かいので、虫たちも潜り込んで来ます。
イモムシ系というより、アブラムシ、クモなどが...。

161222-2 (448x336).jpg


長ネギも甘くなってきました。
植え付け後の川の氾濫・洪水被害で、腐ってしまったものが結構ありましたが、
よく挽回できたと思います。

これからの畑は天然の冷蔵庫。
必要な分だけ収穫して食べるのみであります。

12/21
久々のアクセプト

米国のジャーナルからアクセプト(受理)の報告が届きました!


久しぶりの感覚です。


私が責任著者になっている論文は、幾つか投稿中ですが、
その全てが、ずっーと、リジェクト(拒絶)を繰り返し、
中には、審査員が数ヶ月決まらないような異常事態が起きたこともあり、
全て厄年のせいにしておりました。

いや、そうやって自分自身を慰めておりました。


とはいえ、2016年は後厄も終わった厄明け年であったわけで、
年初めは、ぼちぼち受理されるだろうと楽観視しておりました。
ところが、ふたを開けてみると受理される気配はなく、
時間だけが経過し、気が付くと年末。
なんとか滑り込んでくれたという印象です。


この実験をスタートしたのが2009年。
最初に論文化して科学ジャーナルに投稿したのが2013年。
リジェクトされること何回でしょうか?
数える気もしませんが、5回以上。
酷い評価を受け続けました。


ただ、私は、腸内環境分野の研究において、非常に大事な知見と思っていましたので、
リジェクトされる度に、修正を淡々と繰り返し、
苦節7年、執念でねじ込みました。


嬉しいのも束の間、
受理されると、掲載までの作業が色々発生し忙しくなります。
例えば、画質を規定値以上にした掲載版の図の作成などが、
あり得ない位の短時間の締切期間で生じます。
例えば、48時間以内とか。


おかげでとんでもなく忙しい年末になっております。

12/19
書き難いペン

出張先での打ち合わせ。
メモする必要がありそうな話になったので、
慌てて手帳を出して、
手帳に引っかけているペンを抜いたところ、


ありゃりゃっ!!!???


161219.jpg


Σ(。。;) エッ!!?
ペン先のカバーが無くなっているではないかっ!!!


4色ボールペン+シャーペン。
インクの出が良く非常に書きやすい逸品であったが、
この状態になると、むしろ逆効果である。
1本の細いインク入りチューブを人差し指と親指ではさみ書く作業は結構大変。


更に、使っていないペン先が中指に触れて中指がカラフルに汚れる。


こんな風に。


161219-2.jpg
(再現写真)


いや、書き難いだけではない。


この状態のペンでメモしている姿は、ふざけている。


真面目な顔をしていても、ふざけている。


ちなみに、対面に座っているのは大学教授。


仕方なしに、パソコンで手元を隠してメモをした。

12/14
久々に来たら人体実験

先週は外での仕事ばかりで、殆ど研究所に来なかった。

僅か4時間だけ職場に来たのみ。

そんな1週間も終わり、昨日と今日は束の間の本来の職場で仕事。

色々と書類作成と実験相談を中心にやることがある。


ところが、今日のメインは自分で行う人体実験。

そう、自分の体が実験台である。


色々と、予備的検討を自分の体でやることが多い我々であるが、
その中でも過酷な部類に属する絶食試験を行う。


厳密には、今、その最中である。


経験上、
脳ミソをフル稼働させる仕事は多量のグルコースを消費する(低血糖になる)ので、
身の危険を感じる。

但し、普通にリラックスして過ごす限り、24時間程度の絶食は、
耐えられるレベルであることも理解している。


従って、特に序盤は交通費整理等の本業とは異なる脳を余り使わない仕事を心掛け、
乗り切る予定である。

考える仕事をすると身に危険が迫る研究者より

12/09
この吊革は持たん

一昨日、山手線に乗りました。


吊革を持とうとすると、吊革1つずつに広告が。


赤い「●スクと戦う●酸菌・・・」ってやつです。


詳しい理由は書きませんが、職業上、あのヨーグルトはライバルですから、


「(うわーっ、なんやこれっ)」


遠くの方を見たら、どうやら全吊革にこの赤いマークが付いている様子。


「(どんだけ広告宣伝費使ってるねん...)」と、心の中。


電車を変えたいが講演に向かっている途中で、遅刻のリスクがあり下車できない。


覚悟を決めた私は、一切吊革を持たずに、
乗車した池袋駅からほぼ真反対にある田町駅まで、
ひたすらバランス感覚を養うトレーニングをしていました。

以上

誇り高き研究者より

12/08
お酒『静大育ち』頂きました!

月曜日のブログに書きました静岡大学での講演のお土産に、
日本酒を頂きました!
m(._.)m


その名は『静大育ち』


161208.jpg


わかり易い、静岡大学ブランドのお酒です。


私が受けた説明によりますと、
(やたらと熱いご説明を受けたのですが)

静岡大学で育てた米

静岡大学で分離した酵母

静岡大学卒の杜氏

により作られた、
純粋な静岡大学産のお酒だそうです。


懇親会でもご馳走になったのですが、
フルーティーな香りもあり飲み易いのですが軽過ぎず、
日本酒好きも満足できる一品です。
(居酒屋チェーンの飲み放題の日本酒以外なら何でも大好きな私個人の感想です)


それなりにお値段もするようで、2300円と聞きました。
税込みか否かは知りません。


興味ある方は試してみる価値はあると思います。


どこで入手できるのかは不明です。

12/05
あの先生は!? 15年ぶりの再会

先週、静岡大学農学部の研究会に招待されました。


テーマが

「腸内フローラ解析の進展と食品・生物産業の付加価値の向上」。

産業系のテーマが出てくると、お声がかかることがよくあります。
時間がたっぷりあったので、ゆっくり話すことができました。


別の演者の講演の質疑応答の時です。
「えっ」と瞬時に脳ミソが反応しました。
見たことがある先生が質問されているではないですか!?


腸内細菌系の学会等でよく見かける先生ではありません。
記憶の片隅から掘り起こさねばならない遠い懐かしい記憶です。


3秒程要しましたが、思い出しました。
私が論文博士の審査を受けた時の副査の先生の一人です。
(私の博士論文を読んで、細かく質問や修正等の指導をして下さる審査員)
少し白髪が増えたような気がしますが、間違いなく、碓氷泰市先生です。


あとで話しかけようと思っていると、
講演会後、PCを片付けつつ振り返ると、碓氷先生が立っていました。
「松本さんって、信州大学って、腸内細菌って、ポリアミンって、もしかしたら、僕が審査したような記憶があるんだけど、そうですよね? あなたの製本された論文が本棚にあるもの。」
その通りであります。


「あの時の研究がこんなに進展したのですかっ。本当に驚いています。凄い、凄い、凄い。嬉しい!」
と褒めて下さいました。


実際に私が碓氷先生と話したのは、15年前の発表会の時のみです。
その前後の挨拶を含めても20分間もありません。
たった20分間、されど20分間。
たとえ5年間、同じ職場にいても記憶に残らない関係も多々あります。


それにも関わらず、15年後に双方が明確な記憶を持っており、
さらに、その時の話題でお酒が飲めるとは、


研究の世界って、素晴らしい!