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03/22
学会でちょい反省

先週末の3連休、春の行楽シーズン真っ只中の観光客でごった返す京都で、
日本農芸化学会に参加して参りました。


三十三間堂と清水寺の間に位置する京都女子大に、
観光とは関係ない数千名が大集合です。


私の名前が載っている演題は3つ。
それぞれ無事終わりました。


知っている顔と出会えば、少し話が盛り上がります。


そこで5,6回指摘されたのがブログ。

「書くペース落とし過ぎ」

「虫シリーズが減った」

中には、

「連続で書くのしんどくなったから、ニシノさんのミスの様に仕組んだのでしょ?」

と、マニアック且つ想像力豊かな質問も。
いやいや、ニシノの本気ミスですから。


ファンが業界内にいることへの驚きと、
その期待を裏切っていることへの反省を学会会場で味わう私。


全国レベルで考えたら、同様に悲しんでいるファンが1000人規模でいるんと違うか...。


確かに虫ブログは減っています。
連日掲載をやめてから著しく減っているのは虫ブログです。


虫ブログは、虫の写真が必須です。
毎日ブログネタを探す必要がなくなった私は、
面白い捕食シーンを見つけても自分の眼で観察することに没頭し、
写真を取らなくなっております。


そもそもデジカメを持ち歩かなくなっているのです。


また、例え書こうと思っても、
写真を厳選したり、昆虫名にミスがないか図鑑で確認したり、
うん小話の10倍位神経を使うので、ついつい後回しに・・・。


そうすると書こうと思っていた春の虫ネタが、
気がつくと季節は真夏になっており、躊躇し、掲載なしになってしまうのです。


ということで、意識して、
近々、虫ネタを書こうと思います。

03/16
ヘルメットが配布されました

先週は、東北地方太平洋沖地震が発生して丸6年ということで、
関連する報道が沢山ありました。


少しずつ失われていく記憶と同時に、
万が一の時に対する備えも、怠ってきている気がしておりました。


そんな中、


本日、突然、各社員にヘルメットが配布されました。


BCP(事業継続計画)の取組の一貫だそうです。


配布されても、そのままどこかに放置してしまってはいけません。
きっちり試着しておかないと、いざという時に使えません。


他メンバーが突然の配布に戸惑っている中、
率先して試着し、首紐の長さを微調整しておきました。


160316.jpg


照れ屋なので後姿でピース!

少々服装が乱れておりますが、
プリケツアピールのためです。
(^_^)v

03/07
捜索時間を創作時間へ

机の上と同様にパソコンの中身も散らかる。


一つの書類を完成させるのが最終目的であっても、
日々更新しているもの、
修正前の元のファイル、
他人が修正したもの。
これがワープロソフトだけではなく、
データ整理用のExcelファイルもあり、
プレゼン用のPowerPointファイルもあり。
軽く日々10~20個位は新しいファイルができる。


研究テーマによっては、
500を超えるファイルがフォルダの中に存在している悲惨な現状。
フォルダの中にさらに細分化されたフォルダが存在する。


とはいえ、一般的には新たに生じたファイルは、
関連するフォルダ内に保存しておくしかないわけである。
その結果、
よく似た名前のファイルと
名前は違うが中身が酷似したファイル
同じデータを別の方法で解析した複数のファイル等
が発生し、「何が違う?」と混乱必至。
1週間も間隔を空けると大混乱。


Excelファイルの場合、
なかなか見つからない表が、
確認済みファイルの4枚目のシートに保存されていた!
なんてことも多々発生する効率の悪さ。


一時期、「大事な最新ファイルのみを残し、他はすぐ捨てる作戦」を決行したが、
これも「古いファイルが残っていれば...」と思うこと多々あり、リスク多し。


とにかく、後で必要性の判断が困難になるファイルの存在が好ましくなく、
沢山の時間を捜索に費やした結論は、
「念のため保存しておいたファイル」を減らす必要があるとの結論に。


そこで、3ヶ月前からやっているのが、
「一時保存」フォルダの作製と利用。
最新の最重要ファイルのみを、きっちりしたファルダに保存し、
それ以外のファイルは、全てここに保存した。


これが大成功! 
多くが、1ヶ月後には不要と判断できる。
逆に、保存していて助かったものも多数ある。
1ヶ月経っても削除するのが不安なら残しておけばよい。


行き場所が曖昧なファイルが場所をとることが無くなったので、
少しずつ、デスクトップが綺麗になってきている。


捜索の時間を創作の時間へ


お薦めです。
整理整頓が苦手な私が試行錯誤で編み出したので、間違いない!

02/27
2016年 総ウンコ回数発表!

大変集計が遅くなりました。


誰に求められるわけでもないこの集計作業は、
それなりに心に余裕がないとできない作業なのであります。
年が明け早2ヶ月。
私自身の心の余裕の無さを露呈することを恥じながら、
それでも、今年も恒例の発表ブログを書くことができる喜びを感じております。


昨年までの慣例に従うと、
「2016年年間ウンコ回数」という表現になります。
しかしながら、これは年という漢字が2回続く字面が嫌だったので、
思い切って、今年から「総ウンコ回数」と表現を改めさせて頂きます。


では、2016年総ウンコ回数を発表します!

482回!

驚いたことに、史上最低回数の更新です。
しかも、大幅な減少です。


参考として、これまでのデータを示します。

2009年 509回
2010年 533回
2011年 508回
2012年 500回
2013年 536回
2014年 512回(奇跡の目標達成)
2015年 501回


ここまで目標値(512回)を下回ると、原因を分析しなくてはなりません。
一般的に、ウンコ回数が減る要因は大きく下の2つと考えております。


①食事量の減少
②分割排便の減少

①の食事量は、飲み会が無い日は、夜の食事量を減らしておりますが、
朝にそれらを全て食べるので、あまり該当しません。
飲み会が減少している訳ではありません。

②の分割排便の減少とは、
便意のままに従って排便すれば2回に分かれる排便行為(分割排便)が、
何らかの理由(特に社会的活動に起因する:会議や移動など)で後回しになることで、
次のウンコ刺激で便意を催す時まで排泄機会を逃し、
結局2回分が1回分として排泄される現象である。
もちろん、私の造語であり、医学事典で調べても存在しない用語です。


外出が多く、本能のままに排便できる環境下では生活していないため、
これが該当する日はそれなりに沢山あります。
私の場合は、ある程度ウンコタイマーに余裕がある状況下では、
街中でも心地よい便所で排便することに拘っておりますので、
気に入らない便所ではパスすることがありますので、
これに起因する分割排便の減少が生じていると考えられます。
特に最近、都内や地方の主要駅での心地よい便所マップを独自に脳内で作成しており、
インプットしておりますので...(自慢)。
すなわち、外出中の便所の選り好みが、
総ウンコ回数の減少に繋がったと考えられるのです。


そういう視点で、もう一度データを調べてみました。
その結果、「移動中」の排便は、なんと、たった21回でした。
移動中に、便意を催すことは多々ありますので、
便意があっても排便していないことは間違いなさそうです。


もっと色々考察したいですが、
私には、真剣に向き合うべき別の本業データがありますので、
このデータは深追いせず、
今日はこの辺りで締めたいと思います。

02/20
やっと赤福が買えました!

全国の数ある土産の中でも、秀逸した存在であると思われる赤福餅。
この週末の出張で遂に土産として購入することができました!


三重県鳥羽市で講演だったのです。


私の知る限り、赤福餅は三重県でなくても、
近鉄線の駅の売店でかなり高い頻度で販売されています。
奈良でも大阪でも名古屋でも、おそらく京都でも。
当然、私の実家がある近鉄の最寄駅でも購入できます。


しかしながら、私の厳格な土産購入ルールは、
出張した土地(その都道府県)の土産を購入すること。


喜ばれる安定した土産物が売ってようが、
隣の奈良県に帰省して赤福餅を購入することはありません。
同じ文化圏・経済圏かもしれませんが、名古屋出張で購入することもありません。
縁があり足を踏み入れた土地の経済活性に少しでも貢献するためです。


従って、赤福餅は三重県に出張に行った時しか買えない土産なのです。


ところが、研究でも講演でも、
これまで三重県に足を踏み入れる機会は一度もありませんでした。


が、この週末、仕事が入ったのです!


三重県は、私の仕事人生で33番目に足を踏み入れた都道府県となり、
晴れて購入することができました。


170220.jpg


甘いものが苦手な私ですが、これは食べられます。


赤福餅はえぇじゃないか!

02/16
調べものが止まってしまった写真(機内のハヤブサ編)

科学誌ネイチャーやサイエンスに、
医学や生命科学分野で面白い論文(一般人が興味を持つ内容)が出た場合、
CNNやBBCに、ニュースの一つとして記事が出ることがある。


正直、ネイチャーやサイエンスの論文を軽く読破する力は私には無いし、
(もちろん、本気を出せば可能と思うが)
分野が異なり、少し興味がある程度の場合は、
おおよその内容がわかれば充分であり、
そのためには平易な文章になっているCNNやBBCの解説記事は結構役立つ。
それより、英語の勉強になる。


先日、AI(人工知能)を使った皮膚ガンを判定する画像診断の精度が熟練の医者レベルになったという記事を見ていたら、
「????? 何これ?」
という写真が目に入った。


どう見ても、飛行機内に多量のでかい鳥が載っているのである。
1匹1席のような感じで。


これ⇓ 2/2のCNNの記事である。
http://edition.cnn.com/2017/02/01/middleeast/falcons-planes-middle-east/index.html


思わず、流し読みしてしまった。
乗っているのはハヤブサ。
帽子のようなものは、落ち着かせるため目を覆っていると思われる。
ファーストクラスにも乗っているらしい。
中東の金持ちはハヤブサが大好きらしい。
これらのハヤブサはパスポートも持っているらしい。
アラブ首長国連邦の政府は、2002年から2013年に
28,000羽以上のハヤブサにパスポートも出したらしい。


訳わからん...。


地球上の動物の中でも屈指の飛翔力が売りのはずなので、
飛んで移動できないものなのかとも思う。


とはいえ、私が飼い主なら、
ハヤブサに「現地集合な」と放鳥する勇気はないので仕方ないのかもしれない。


記事によると、ハヤブサは6週間の訓練で手なずけられるようなので、
私も可能なら飼ってみたいと思った次第である。

02/09
論文(腸内細菌の代謝物関連)出ました!

かなり苦労した論文が掲載されました。


ここ1ヶ月間は「ミルクde水素」の仕事で忙殺されている中、
静かにリリースも出しました。


教科書的には、このように習ったと思います。

「大腸は水分を吸収する場所だ」

専門的にも、大腸は基本的には水分を吸収する器官で、
他にはミネラルと一部のビタミン類を吸収する程度であるといわれています。


一方で、最新の腸内環境の研究では、
「大腸内で腸内細菌が作った物質が健康に関与している」
と当たり前のように言われています。
私もそのように考えています。


しかし、大腸から水分しか吸収されないなら、
腸内細菌が作った物質が身体に入ることはないわけで、
この考え方は成立しません。


おそらく、大腸からそれなりの種類の低分子物質は吸収されているはずなのです。


そこで、大腸内の物質が、腸管腔内から
腸の組織や血中に吸収されている可能性をマウスで調べてみました。


私がよく使う、
低分子の物質を網羅的に調べるメタボロミクスという技術を用いて。


糞便、大腸組織、血液(門脈血、心臓血)から検出された
数百にものぼる成分を整理して、
大腸管腔内から大腸組織や血液へ移行している可能性のある物質をリスト化しました。


論文はここ(英語アレルギー患者は注意)


個人的には大事な論文の一つです。
気分が乗れば、近い将来、もう少しわかり易く解説ブログを書きますわ。

02/06
クッキー頂きました!

早稲田大学のオリジナルクッキーを頂きました!


170206.jpg


colombinのクッキーに、早大とわかるデザイン。


コロンビンって読みたくなりますが正しくはコロンバン。
有名なお菓子屋さんのクッキーです。


お菓子にはあまり興味がありませんが、
ショートケーキの生みの親がcolombinの創業者のようです。
colombinホームページより)


想像通りの安定した美味しさでした。
ご馳走様でした!

オリジナルクッキーがあるなんて、「さすが早大」と思いましたが、
Colombinのホームページを覗いてみると、
比較的簡単にオリジナルクッキーは作れるようです。


もし、とてもめでたいことがあったら、
ウンコマーク入りクッキーを作ってみようかと思った私でありました。


その時は、漫画的ウンコを描くか、リアルウンコを描くか、
迷うことでしょう。

02/02
こんなの創りました!

我々と共生関係にある腸内細菌達の協力を得て、
おなかの中で水素ガスをブクブク産生する乳飲料!


その名は

『ミルクde水素』


170202.jpg


慶應義塾大学の医学部の坪田先生との共同研究の成果を活かしました。


日本人の腸内菌叢を対象に、
水素ガスを作ることができる難消化性成分を探索し、
より幅広いヒトの腸内菌叢に有効であろう組合せを厳選し、
配合した乳飲料です。


詳しくはここ⇒リリース

これも、我々の研究室から出て来る他の研究成果の例に違わず、
ウンコをコネコネ・グリグリして開発したものです。


発売は2月13日


よろしクソ!

01/20
レアキャラ?

共同研究先の窓口の方からの真面目な仕事のメールが届いた。


ファイルが添付されていた。
重要な実験手法が書かれた文書ファイルかと思いきや、
何故かこんな写真が添付されていた。


160120-1.jpg


160120-2.jpg


追伸として、こんな文章が
「隣に座っている背の高い男が、阪急梅田駅前のコンビニでLKM512入りのヨーグルトを発見しました。レアキャラを見つけた気分でうれしかったみたいです。(鉄分がでかすぎて、危うくLKM512を見逃しかけたとのこと:添付写真)」


ここに書かれている"背の高い男"と私は面識があり、
この人物は、ある学術シンポジウムで私の講演を聴いてから、
ビフィズス菌LKM512の熱心なユーザーとなっている。
実は、"背の高い男性のお客様"なのである。


レアキャラとは、私の解釈が正しければ、レアなキャラクターの意。
つまり、ゲームの中の世界等で、
滅多に出会えない珍しいキャラクター(モンスター等)を示している。


確かに、CMされているヨーグルトが占拠しているスーパー、コンビニ界では、
LKM512入りヨーグルトはレアな商品である。
そう簡単には見つからない。


そして、"背の高い男性のお客様"が述べたように、
パッケージは「鉄分」アピールが凄過ぎて、
LKM512なんて商品の裏面を読まなければ気が付かない。
むしろ、気が付く方がおかしいレベルといえる。


社員の私自身も、この商品の現物を初めて見た。


「失礼なこと言うな!」


と反論したいところであったが、
分析すると確かにレアキャラである。


他の読者の皆さんも、
現実世界のレアキャラとして探してもらいたい。
そう簡単には見つけられないだろう。

           
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