07/29
論文が掲載されました(Medical Hypotheses)

生研センターの委託研究では、
「健康寿命伸長のための腸内ポリアミン濃度コントロール食品の開発」
というテーマで仕事をしています。

これは、簡単に述べると、
1. プロバイオティクスやポリアミン濃度コントロール食品を食べる
2. 腸内細菌がポリアミンを産生し、大腸内のポリアミン濃度が適正濃度に上がる
3. 大腸の上皮細胞がポリアミンの刺激を受けてバリア機能が高まる
4. バリア機能が高まると、腸から食物由来や腸内細菌由来の炎症を引き起こす物質などが体内に入り込む頻度が下がる
5. 炎症が抑えられる
6. また、腸で増えたポリアミンは吸収され、血液を通って全身に運ばれる
7. ポリアミンの抗炎症作用で、全身系の炎症が抑えられる。
8. 老化の主要因といわれる慢性炎症が抑えられる
9. 健康寿命が伸びる

という仮説を元に進めている研究で、
ある程度正しいことが立証されてきています。

で、こういうことが公になると(当然、国のお金なので公にするわけですが)、
ポリアミンの「ポ」の字も知らなかったような人達が、
当たり前のように、同じことを言い出すのですよね。

で、ちゃんとこの仮説を提唱したのは自分達であることを残しておく必要があるので、医学の仮説をまとめるジャーナル(Medical Hypotheses)に論文を投稿したというわけです。
審査に半年かかりましたが、6月に受理され、
先週、ジャーナルのホームページにも公開されましたので報告致します。
ここです↓ (会員でないと要旨しか見られませんが...。)
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0306987711002696

おっと、今日は真面目な研究者になりかけた。
あぶない、あぶない、ファンが減る。
詳しく解説したいが、ここでやめておこウンコ。

07/28
コガネグモ(幼虫)

畑に行く楽しみにクモ観察があります。
地面を素早く走るクモもいいのですが、
やっぱり巣を張っていつもほぼ同じ場所にいるクモの方が愛着が沸きます。
20110728.JPG

これ、コガネグモの仲間の幼虫です(私はコガネグモの細かい分類は詳しくない)。

巣の中心部の周囲にギザギザ模様の隠れ帯(白帯とよぶことも多い)を作るクモです。
成虫になると雷の稲光のような形のものが多いのですが、
幼虫の時は、このように周囲全体に作ることが多いと思います。

日本全国広く分布し、珍しいクモではないはずなのですが、
比較的平地など明るい場所に棲んでいることが多いようで、
山の麓である私の奈良県生駒市の実家の周囲には、ジョロウグモの方が幅を利かせており、
私にとっては貴重なクモでした。
なので、今でも発見したら少し興奮してしまいます。
畑で見つけては、自分のトマトなどに連れて来て飼育しています。

こいつで遊んだことが無い方は、見かけたら是非、餌をあげて下さい。
その糸巻き技術は凄いので必見です。
その辺にいる生きた虫なら何でもいいですが、バッタがお薦めです。

虫が網に引っかかった振動に素早く反応、獲物に到達し(1秒以内)、
お尻から何本もの糸を帯のように出し、
後ろ足で器用に獲物をグルグル回し、
2-3秒後には獲物は糸でグルグル巻きになっています。
獲物は何が起こったかわからないうちに、身動きできなくなっているのではないでしょうか。

クモ嫌いの人でも感動するはずです。
デートでやったらモテモテ間違いなし!(保証しませんが...)。

07/27
2011年大相撲名古屋場所の感想

半年ぶりの本場所ということで、個人的には楽しめました。
ただ、千秋楽に白鵬-日馬富士の取組みにすべきではなかったのかと思っていますが...。

で、この場所の第一印象は、ガラガラだったということです。
千秋楽は何とか満員御礼が出ておりましたが、それまでガラガラ、空席だらけ。
一連の問題でファンが離れたのか?
それとも地元出身の人気大関が野球賭博でいなくなったことに起因する名古屋限定の現象なのか?
私にはわかりませんが、非常に気になっております。

2番目に気になっているのは、「どうしたの? 横綱白鵬」ということです。
12勝3敗。8連覇を逃し、最後は精彩なく2連敗。
この1年間、大相撲を支えてきた疲れが出てきたのでしょうか?
序盤にあまりに強過ぎるので「汗を拭け」なんて書きましたが
(2011年大相撲名古屋場所序盤の感想)、今は心配しております。

みなさん、(2011年大相撲名古屋場所がはじまります。)で、是非チェックして欲しいと紹介しました十両の隆の山を見て頂けましたか?
凄かったですね!
日に日に人気が増して、もしかしたら一番拍手が多い力士になったのではないでしょうか。

魁皇のことは場所中に2回も書きましたので、今日は書きません。
ですが、彼の抜けた穴を埋める日本人力士という話題については少しコメントしたいです。
私は"絶対に日本人大関が必要だ"とはこれっぽっちも思っていません。
今いる、横綱、大関はたまたま外国出身というだけで、立派な力士達だと思います。
取り組みを見る上で、日本人かそうでないかで楽しさが変わりますかね?
それぞれ力士に特徴があり、その攻防を見て楽しむわけで、私にとっては日本人である必要性は全くないですね。

さて、春日野部屋の成績。
今回は初めて、場所前から差し入れしておりましたので、万が一、大負けしたらどうしようかと心配していたのですが、それはなく、普通の成績でよかったです。
腸内菌叢が変化してから効果が出るには、時間がかかります。
引き続き食べて頂き、九州場所あたりには効果が出始めるのに期待しています。

最後に、残念ながら大事な所で負けて大関昇進を逃した琴奨菊。
佐渡ヶ獄部屋ですが、胸毛の立派な大関と同じあのヨーグルトを食べているのでしょうかね?
それが最近気になっております。

07/26
2011年野菜作ってます16 ―もう始まっています、冬の準備―

軽く200本以上は獲れたのではないかと思われるインゲンやキュウリも元気がなくなってきました。
葉が枯れていく姿を見ていると、食べられるだけ食べた私は申し訳なく感じ、心の奥底で辛いものを感じます。
お疲れさまでした。

さて、葉物野菜、トウモロコシ、ダイコン、エダマメ、インゲンにジャガイモもありましたかね。
全て終わり、この通り、畑全体が緑から茶色に変わりました。
201107261.JPG

実は、夏真っ盛りですが、すでに冬野菜の準備が始まっているのです。

これ(↓)、7月初旬に植えたネギです。
201107262.JPG


4-5ヶ月かけて育てていくのですね。
徐々にこの穴を埋めていき、最後は土を盛り上げて白い部分を作っていきます。

まだ芽は出ていませんが、ニンジンも播種済みです。
ニンジンは乾燥させて昨年大打撃を受けたので、毎日、頑張って水やりに行っています。

冬野菜の植え付けは、夏の太陽が照りつける中、作業しなくてはなりません。
暑くて暑くて地獄です。
そして、野菜も同様、照りつける太陽による暑さと乾燥から耐えなくてはなりません。

冬野菜は、厳しい冬の寒さに耐えるイメージがあり、
食する時は凍結から自身を守るために産生した糖などの甘みに感動するものですが、
実は、夏あるいは残暑厳しい初秋の暑さも苗の時期に耐えていることを知って頂ければ、今日は満足です。

07/25
ショウリョウバッタ(幼虫)

この写真にバッタがいます。何処にいるかわかりますか?
201107251.JPG


中心にいます。
左斜め上が頭部で触角がありますね。
この見事な保護色(擬態ともいえますかね?)はショウリョウバッタの幼虫です。

まだ3 cm程度ですが、成虫になるとメスは10 cm級の日本最大のバッタです。
小さめのオスの成虫は結構飛翔能力が高く、キチキチキチと音を出して跳ぶ("飛ぶ"との間位の飛翔能力)ので、俗称でキチキチバッタとも呼ばれています。
全国で普通にいる、特に珍しくないバッタです。

秋植えのダイコン用に、イネ科のニューオーツという植物を育てて、刈り込んで、畑に有機物肥料としてすき込んでいるのですが、このバッタはそのエリアで見つけたものです。
つまり、茶色く枯れた植物が多いエリアです。

一方、雑草や作物など、青々とした植物があるエリアにいるショウリョウバッタはこんな感じです(↓)。
201107252.JPG


これも中心にバッタがいる写真ですが、見事な保護色で環境に溶け込んでいますね。

ほんと不思議です。
何故色が変わるのかは知りませんが、凄い能力です!

07/22
ウン小話15

ウンコを使った研究の予備実験は自分のウンコで行います。
例えば、実験の前処理法など、研究目的に合わせて検討する必要がある場合です。
他人様に頂いた貴重なウンコを無駄にしてはいけませんので。

それで、今、少し多めにウンコが必要なのですが、使えないウンコが出て困っています。

そのウンコとは"トウモロコシ糞"。
2011年野菜作ってますシリーズ14でも紹介しましたように、美味しいのがドンドン獲れるのですね。
毎日、朝獲りの甘いのを丸ごと1本、多い日は2本食べていましたので、
ウンコ中に未消化トウモロコシが出てくる、出てくる。
コーンクリームコロッケ級の混入量です。
(写真を見せられないのが残念)

実験できませーん。

ですが、やっとトウモロコシの収穫が終わりましたので、来週いよいよ実験できそうです\(o ̄▽ ̄o)/

このタイミングを逃してはいけません!

間もなく収穫が始まるモロヘイヤを食べ過ぎると、"糸引きウンコ"に変わってしまうので...。

おしまい。

07/21
おつかれさまでした、大関魁皇

19日の夜、魁皇引退のニュースを聞いた時は少し動揺しました。
この場所中の引退は無いことは無いと思っていました。
勝った3番以外はもろ過ぎる負け方でしたから。
特に、6日目の稀勢の里戦でがっちり掴んだ右上手が切られて敗れた時は1ファンとしてショックを受けました。
衰えが目立ち始めてからも、こんなシーンは殆ど見たことなかったので。
唯一、彼を支えていた気力も通算勝星新記録を達成することで無意識に減ってくる事も容易に想像できました。

色々思うことはありますが、昨日の引退会見で、明るい表情がうれしかったです。
あんな表情はここ4-5年間見たことなかったですから。
本当にしんどかったのでしょう。おつかれさまでした。

私は、晩年に数々の記録を塗り替える魁皇を中心に「魁皇を語る」には違和感があります。
魁皇がここまで人気が出てきたのは明らかに力が衰えた晩年のことです。
九州場所以外でも魁皇コール。この様な事は7-8年前の彼の全盛期にはなかったです。
これは、ファンが満身創痍で戦っている姿に共感を持ってのことでしょう。
つまり、現在の魁皇ファンの中には、本当に強かった魁皇を知らない方がたくさんいると思います。
私は、晩年の魁皇より、貴乃花、武蔵丸そして朝青龍と対等にやり合っていた荒々しい魁皇が大好きでした。
右上手投げ、腕折り小手投げ、だけのシーンを集めたDVD出ないかな。

最後に魁皇の史上1位の記録を列挙します(これ何のブログや?って思わんで下さい)。
▽通算1047勝 
▽大関在位65場所 
▽幕内在位107場所 
▽幕内出場1444回
▽幕内879勝
ちなみに、かど番(大関で負け越すこと)13回は2番目の多さです。

さて、これから自己紹介どうしよう?
もう「魁皇と同学年です。」は言えなくなりました。昨日最後に使いましたが。
「浅香山親方と同学年です。」は無理ですしね。

07/20
2011年版 野菜作ってます15 ―エダマメなど―

エダマメ立派にできました。
201107201.JPG


収穫してすぐに茹でると、これも非常に甘みが残っていて美味しいですね。
これも自分でやってみないとわからないです。口でも文章でも説明できません。
201107202.JPG


たまに勘違いしている方がいますが、エダマメは若いダイズです。
ということで、個人的には高ポリアミン食と意識しながら、そして炎天下での労働の対価として、ビールと一緒に大量に食べました(居酒屋だと枝豆だけで2000円分位×2回)。

さて、6月初めにおそらく鳥にやられたモロヘイヤ。
悔しいのでホームセンターにて98円で苗を購入し、再び挑戦していました。
いよいよ食べられる状態になってきました。
201107203.JPG


もう大丈夫なので、脇からドンドン枝が伸びてくるように、頂点の芽を摘みました。

さて、これ何だかわかりますか?
皆さんが知っているものとは色と質感が違いますが、形はそのままです。
201107204.JPG


正解はタカノツメ!
これ、緑で熟していなくても辛いのですが、これが辛過ぎず良い感じの辛さなのです。
炒め物に刻んで入れるなどすると美味しいのです。
先日は焼き肉の時に、刻んでタレに入れたらピリ辛になり美味しかったです。
冷奴にのせるのも良いかと思います。
次はラーメンに入れてみようと考えています。

しかし、今朝食べた(私は昨晩の夕飯を朝食べる習慣にしている)野菜の豚肉巻、本来はニンジン、ゴボウ、インゲンなどが豚バラ肉で巻かれて醤油ベースで甘辛く煮たものであるが、義母がインゲンと間違って私が収穫していた緑のタカノツメを入れたようで、激辛でした。

07/19
オオタバコガ

聞き慣れないカタカナタイトルから虫の話というのはわかった方が多いと思います。
最後の文字が"ガ"なので、多くの方の予想通り蛾の話です。
ですから、蛾が苦手な方は注意と言いたいところですが、
今日は蛾嫌いの方より、イモムシ嫌いの人の方が注意が必要です。

これ、「野菜作っています」シリーズで紹介しようかと迷ったのですが作物害虫なのです。
タバコガというタバコの葉を好むガの仲間で、タバコガとオオタバコガの2種類が作物に被害を出します。
特に、オオタバコガは、1994年に大発生して以来、ナス科、ウリ科、アブラナ科、マメ科、イネ科など、殆どといっても過言でない広範囲な作物に容赦なく被害を出す大害虫となっているようです。

その特徴はかなり悪質で、果実、茎、結球などに潜り込み食い荒らす手口です。
つまり、トウモロコシの皮を剥くと・・・
201107191.JPG

こんな具合に入り込んでいるのです。

穴が開いたトマトを見つけると・・・

201107192.JPG
中にいるんです。トマトの場合、侵入時の小さな穴がポツンと開いているだけのことが殆どで、収穫まで気が付かないこともあります。

茎に侵入されると・・・
201107193.JPG


その上部は枯れます。侵入した穴がわかりますか?

昆虫少年だった私は虫のオーラを感じるので被害を最小限に抑えることができますが、一緒に農園をやっている方の中でも虫オーラを感じない方は、被害を受け易いようです。

そして、こいつの難儀なところは、あまり薬剤が効かないのです。
といいますか、植物体の中に潜り込んでいるので、薬をかけようにもかけられません。
若齢期は潜り込まずにウロウロしていることが多いので、その間に発見するしかありません。
是非、このブログで農家の方の苦労を理解して下さい。

ちなみに成虫はこれといって見栄えしないしょぼい"ガ"です(蛾好きには怒られる...?)。

もし気付かずに、幼虫入りトマトをガブッと食べるのを想像すると怖いですね。
まあ、肉食昆虫の気分を味わったと思えば良いことですが。

07/15
祝・新記録 魁皇 通算1046勝

大関・魁皇、1046勝目おめでとうございます!

私と同学年。
私が学生の頃から大関です。

怪力、120 kgを超える握力(全盛期)、
その手で右上手をとる典型的な左四つの型、
その態勢になれば、今でも白鵬を倒す力士です。

昔はそうでもなかったのですが、
今は殆どのファンがその型を覚えたので、
右上手をとるだけで会場が沸くようになっています。
1046回も勝っていたら、皆、覚えるということでしょうか。
(ちなみに私のブログは434回目。)

でも、私が魁皇の1046の勝利の中で印象に残っているのは、右からの強烈な小手投げです。
どれだけの若手が、これ一発で休場させられたことか。
相手は完全に腕を極められて投げ捨てられます。
グキーッ
現在幕内上位の大関候補といわれる、琴奨菊、豊ノ島、豪栄道などなど、皆、この技の犠牲者です。

土俵上の痛々しい姿を見ていると、
「お疲れ様」という気持ちと、「もう少し続けて」という気持ちが私の中で複雑に絡み合ってしまいます。


なでしこジャパンの活躍で、この偉業に対するメディアの取り上げ方があまりにも少ないので、思わず、小手投げのことまで書いてしまいました。

で、最後に、
「おい、NHK、なんで昨夜、ダイジェスト版放送しなかったんや!」
私は怒っています。

           
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