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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

08/21
便中のスペルミジン濃度はね...

8月14日のTBS 生命38億年スペシャル"人間とは何だ...!?"
を見られた方から、ちょくちょく反応が返って来ます。

僅か10~20秒程度でも、結構反応あるものですね。
『アンチエイジング物質としてのスペルミジン(ポリアミン)』
の情報発信には少しは貢献できたと思います。

放送後のまともな質問として、
「ぎんさんの娘さんの便中スペルミジン濃度はどれ位?」
という内容の反応を複数頂きました。

個人情報に該当するので正確な濃度は教えられませんが、
我々が保有している約200名分(20~60歳代が大半)のデータと比較すると、
平均値の約2倍!
驚いたことに、全データのトップ10%に入る高さでした。

便中スペルミジンは殆どが腸内細菌により産生されたものと考えて間違いないので、
やたらと元気なぎんさんの娘さんのおなかの中には、
スペルミジンを産生する菌がいるということです。

残念ながら、
スペルミジンを作っている腸内細菌はまだよくわかっていません。
ぎんさんの娘さんの糞便を調べて、
益々、スペルミジンを含むポリアミンを作っている菌の研究を
「もっと深く研究したいな~」と思った次第であります。

08/12
ちょいと出演予定(TBS 生命38億年スペシャル"人間とは何だ")


お盆休み中
8月14日(月)夜8時から放送される
TBSの生命38億年スペシャル"人間とは何だ...!?"医療革命が始まった!
に、私がちょっとだけ出演する予定です。
私の予想では30秒位かな...。


TBSの大体1年に1回位放送されている特別番組です。


司会は
安住紳一郎さんと
松たか子さん


番組予告に少し書いてありますが、
長寿の双子で有名だったぎんさんの娘さんの元気の秘訣を探ろうという主旨で、
糞便中のポリアミン測定を頼まれまして、少しインタビューも受けました。


どんな風に編集されているのか、少々心配ですが...。


おもしろそうな番組なので、
お時間がある方は是非ご覧ください。


番組予告はこちら↓
http://www.tbs.co.jp/ningentoha2017/


≪本ブログを愛読してくださっている方々へ是非お知らせしたい内容でしたため、
 本来はお休みですが、本日更新させていただきました。 ブログ管理チームより≫

08/08
研究論文が掲載されました!(動脈硬化予備軍での試験)

Journal of Functional Foodsに、我々の論文が掲載されました!

20170808.png

内容をできるだけ簡単に述べますね。

①腸内細菌の作るトリメチルアミンという悪玉物質に着目。動脈硬化との関係が報告されている。(本ブログ内では、悪玉物質TMAとしておこう。トリの「T」、メチルの「M」、アミンの「A」である)
②動脈硬化予備軍の被験者を募集。血中の悪玉コレステロール値等が基準値の上限付近の方々。ちょっと太めの方が大半を占め、健康診断したら再検査をすすめられるレベル。
③ビフィズス菌LKM512粉末を毎日2包、12週間飲んでもらった。他は一切食事制限していない。普段通りで、暴飲暴食ありである。
④一部の被験者にはプラセボ(LKM512が入っていない粉末)を飲んでもらった。比較対象である。もちろん、被験者達は、自分が飲んでいるのがLKM512かプラセボか知らされていない。多くの方は、LKM512を飲んでいると理由なく信じている。
⑤12週間後、LKM512グループは、プラセボグループより、便中の悪玉物質TMAが少なくなっていた!
⑥動脈硬化症の予防に効きそうだ!
⑦腸内菌叢を調べると、LKM512グループは、この悪玉物質TMAを作ると考えられる菌のグループの比率が少なく、これが便中TMAの減った原因と考えられる。
⑧想定外であったが、LKM512グループはBMIも減少していた。たぶん、これも菌叢変動が関連している可能性がある。
⑨動脈硬化症のマーカーの一つである炎症指標(TNA-α)がLKM512摂取グループで減っていた。
⑩やっぱり、LKM512は動脈硬化症の予防に使えそうだ!

きっちり説明した資料も用意しております。
⇒ 協同乳業㈱ニュースリリース「腸内環境改善によりアテローム性動脈硬化症の発症リスクを低減する可能性」

研究としては、5年程前に動脈硬化症リスクとして第一報が報告された新しい悪玉物質TMAに着目し、それをヒトで試験し、プロバイオティクスで効果を示せた点が重要ポイントとなる。
我々が知る限り、まだ誰もやっていない。
世の中に溢れている動脈硬化症をターゲットとした
「脂肪の吸収を抑える食品」とは全く異なるメカニズムである。

そして、この研究は、腸内細菌が作る物質をコントロールする仕事であり、
言い換えれば、私が大好きなウンコ中成分の研究である。

まだ調べなければならないことは多々あるので、これは序章としておきます。

07/18
My レーザーポインターは何処に?

My レーザーポインターが行方不明である。

レーザーポインターとは、講演の時などに、
レーザー光で図等を指し示す時に使用するものである。
大概、赤か緑の光を発する。

Myと書いたのは、個人所有のものだからである。
あまりにも持ち歩く機会が多いので、
後で会社に請求しようと1万円を超える高級品を購入したが、
レシート紛失事件が起き、結局自腹。

それ以来、奴(レーザーポインター)はいつも私の外出用の鞄に入っている。
もう、7~8年は経過している。

当時では珍しい、遠隔操作でスライドを切り替えることもできる機能を有し、
コンピューターから離れていても話ができる。
タイマーもついている。

合計、何回、そのポインターで講演をやったであろうか?
200回、300回?
5、6名の前でのプレゼンから、500名以上の会場でのプレゼン
厳しい審査の場でも、会社を代表してプレゼンする場でも、
アメリカ、オランダ、台湾、中国でプレゼンした時も、
いつも話をする私の手には奴がいた。
戦友である。
そして、余程の事が無い限り、奴を他人に使わせることはなかった。
(数回、会場のポインターが壊れるハプニングが起きた時に貸し出したことがある。)

もう、私の手(指)により擦り減っているボタンもある位にフィットしている。
今では、奴がいないとプレゼンに支障が出る位である。

それが行方不明である。
鞄の中に居ない。
先日の講演から困っている。
仕方なしに、会場にある慣れないレーザーポインターでやっているが、
集中できない。

最後の使用記憶は沖縄での学会でのシンポジウム。
あの会場で無くしたか...。
プロジェクターがスライドを映さないという致命的トラブル発生の混乱した会場で、
(シンポジウムの開始が20分間程遅れたレベルであった)
あの大混乱に巻き込まれてしまったのか...?

7、8、9月と話す機会が沢山ある。

このままではよくないので、
奴の後継機種を購入するか迷っている。

07/04
微妙に表彰されました

2011年に米国科学ジャーナルPLoS ONEに掲載された我々の論文が、
どうやら、被閲覧数と被引用数で、
本ジャーナル掲載の全論文の中でトップ10%に入ってるよ~
ということで、ジャーナルから微妙な表彰のような連絡があった。

Congratulations! って書いてある。

20170704.jpg

23,721回閲覧され、他人の論文に53回引用されているようだ。

より高いレベルのジャーナルなら、
もっと閲覧され、もっと引用されるわけであり、
この数字自体は大したことはない。

しかし、PLoS ONEという玉石混淆の多数の論文の中で
突出して多くの論文に引用されているというのは、
私の論文が「玉」の方に位置している証拠であり、
少しホッとする。
(研究界外の方に説明すると、PLoS ONEは世界で最も掲載される論文数が多いジャーナルで、良い論文もあれば、屑みたいな論文も掲載されていると言われており、私自身もそう思っている。論文毎のレベルの差が非常に大きいのである。)

ジャーナル側は、履歴書や研究費申請でもアピールに使えるよ
と書いて送って来たが、審査する立場の方々に通じるものなのかは謎である。

この論文の内容を超簡単に述べる。
マウスの実験で、
ビフィズス菌LKM512の長期投与し、
腸内ポリアミン濃度が高まると、
腸の炎症あるいは老化が抑制され、
寿命伸長に繋がったというものである。
ほ乳類で初めて腸内環境コントロールで寿命伸長の可能性を示した論文となる。

腸内細菌がブームになっている現在では、
同じ様なことを主張している人達は多いが、当時は殆どいなかった。
ましてや、マウスを長期間(2年以上)飼育する覚悟を決め取組み、
研究論文にするレベルにまで仕上げたのは、
我々が最初だと思っている。
当時はテレビニュースにもなり、殆どの新聞にも載り大騒ぎであった。

そういう意味で、間もなく掲載から6年になる時点での
本論文に対する別角度からの高い評価は、喜ばしいこととして受け止めておく。

原文はこれ⇒
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0023652

当社の当時のリリース⇒
http://www.lkm512.com/contents/PLoSOne.pdf
簡単な日本語要旨はこれ⇒
「ビフィズス菌「LKM512」摂取による寿命伸長効果を発見」
http://www.meito.co.jp/news_release/cat3/000298.html

京都大学のリリースの方が詳しく載ってますね⇒
http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2011/110817_1.htm

06/30
新しいタイプの差し入れ

夕方、職場で疲れた時に、上司から差し入れがあれば嬉しいですよね。
(私は経験ありませんので、映画とかドラマとかで見ていて思うことです。)

軽いものだと、チョコレートとかお菓子。
外出先から戻って来る際、駅でスイーツ買って来てくれるパターンなどは、
かなりレベルが高い差し入れだと思います。
(私は甘いもの嫌いなので、これをもらっても喜びません。あくまで一般論の推測です)

やむを得ず残業した際、空腹時なら、
カップ麺とかでも、とても嬉しいと思います。
(私は一応、身体が資本と考え健康を気遣っているので食べませんが)


では、こんなのどうですか?
珍しいタイプの差し入れと思います。

茹でたて朝採りインゲン マヨネーズ添え
201706301.jpg

ついでにトマトも。
201706302.jpg

概ね好評でした!

(もちろん、私が同室に存在している手前、まずいと言えるメンバーはいないわけですから、
本当の評価は不明であります。)

06/21
論文が掲載されました!(腸内水素ガス産生成分)

腸内細菌の産生する水素ガスに着目して研究を始めて早4年目。
慶應義塾大学医学部との共同研究を進めて来た。

この度、第一報目となる論文が機能性食品を扱う国際科学ジャーナル
Journal of Functional Foods
に掲載されたので報告!

20160621.png

よくわからないが、知らぬ内に水素水ブームが起き、
そして、知らぬ内にそれらが非難される環境となり、
なんだか激しく変動する世の中であるが、
私は周囲に振り回されること無く、
というか、振り回される理由もなく、
着々と研究を進めてきた。

シンプルに、科学的データを蓄積するのみというスタイルを貫く。

ご存知の方も多いと思いだろうが、腸内菌叢は個体差が大きい。
全く同じ腸内菌叢を保有するヒトは存在しないと考えて問題ないレベルである。
従って、ある食物繊維を餌に腸内細菌が水素ガスを作ることが知られていても、
Aさんの菌叢は作るが、Bさんの菌叢は作らない
ということが頻発する。

実験を始めた頃は、
フラクトオリゴ糖はどんな個体でも水素ガスを発生するといわれていたが、
実験をやってみたらそんなことはない。
ウンコをもらって実験してみれば簡単にわかった。
10名のウンコにフラクトオリゴ糖に添加して培養してみると、
3名からは十分に生じない。

この問題を解決すべく、
できるだけ多くのヒトの腸内菌叢で水素ガスが発生できる餌の組合せを探し、
ヒト投与試験で水素ガスがブクブク発生することを証明したのが、今回の論文である。

念のために書いておくが、
ブクブクというのは大幅に上昇する水素ガス濃度から、
腸内細菌が水素ガスを産生している様子をイメージした表現(擬態語)であり、
ブクブクと泡のようなものが発生する様子を目撃したわけではない。
(なにかと面倒な世の中である。)

「なぜ、突然、LKM博士が水素の研究をやってるの?」
と時々質問されるが、第一に突然ではない。最初に書いた通り、4年目である。
また、私の中ではメタボロミクスも、ポリアミンも、水素ガスも大して違いはない。
全て、腸内細菌の代謝産物(作って菌体外に出すもの)という範疇に入るからである。
格好よく書けば、
「腸内細菌の代謝制御を介した健康増進食品の研究」
の範疇に入るということである。

論文内容は、リリースにまとめておいたので見て頂きたい。
リリース

でも、少々難しいかもしれない。
少なくとも硬い仕上がりになっている。
真面目バージョンの私が書いたからである。

なので、余裕があれば、
本ブログでもう少し砕けた感じで、研究裏話付きで解説したいと思っている。

でも、これだけは書いておく。
いつになるかはわからない。

06/16
更新したるわ

昨日から腸内細菌学会に参加している。

で•••

会う知り合い、会う知り合い、

「ブログの更新が減ってる」

「楽しみにしているんで、ちゃんと書くように」

うるさいわっ!


とりあえず今日はそれネタに更新したる。

06/13
質素な1週間

先週のウィークデーは、一度も財布を使わなかった。
電子マネーを使ったわけでない。
1円も支払う行為をしなかったのである。
今週末、財布が行方不明で探した位である。
最後に使った日を思い出すと、先週の週末であった。
鞄の底から発見された。

通勤中、コンビニには全く立ち寄っていない。
自動販売機で何かを買うこともなかった。
本や雑誌を購入することもなかった。
(昼食は弁当の給与天引きのため支払行為は生じない)
物欲なく、只々静かに研究という仕事を進めた。

ふと考えると、
先週は、一滴のアルコールも飲まなかった。
自宅に帰っても論文系の仕事を黙々とやっていた。
アルコールは好きだが、
1週間位飲まなくても身体に異変は起きないことがわかった。

目標を立てて、このような生活に挑戦したのではない。
体調が悪い訳でもない。
大して苦も無く、自然とこういう生活をしていた。
理由はわからない。

お金も溜まるだろうし、良い気がしている。

ただ、大して研究は進展していない。

06/07
発表と聴講、どちらが疲れる?

今週末、学会に参加していた。
私の発表は無し。単なる聴講である。
厳密には少々政治的な活動はあったが...。


聴講のみの学会参加はかなり久しぶり。
リラックスして楽しもうと臨んだ。


ところがである。
結果は疲労困憊。
シンポジウム等で講演したり発表したりするより遥かに疲れた。


何故か?
自分なりに分析してみた。


講演あるいは発表があると、その行為により一定レベル以上の充実感がある。
その15~45分間程度のプレゼンに大きなエネルギーを注ぐ。
その結果、他人の発表内容は眼と耳からは入って来るが、
その多くの情報を脳内で十分に理解し思考するまでには至らない。
おそらく表面的な理解で留まる。


特に、自分の順番前のプレゼン内で、
話そうとしていた内容を先に言われたり、
明確な考え方の違いがあったりした場合、
(特に偉い大学教授とかだとかなり困る)
直前まで、これらの点をどう表現するのかに気を取られることになる。


一方、聴講のみだと、何か有益な情報を得ない限り充実感は得られない。
そのために、聴いた内容を必死で理解し、脳内で自分の研究に結び付ける。
それには相当のエネルギーを費やす。
帰りの電車もずっと思考中。
ずっと考えているので、晩飯も大して美味しく感じない。

結論


発表する方が楽である。

           
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