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メイトー
協同乳業研究所

10/24
部長の意地?

昨日ブログで書きましたように、社長にお借りした本を返し、
私のおすすめ本を渡しました(拝借した本)。
当然、少し本の内容の話題になりました。

すると、同席されていたLKM事業部(ビフィズス菌LKM512を事業化しようとしている部署)の
ケイイチロウ部長が何を血迷ったのか、
「貸して下さい。私も読みます。」

全員「エーーーーッ(爆笑)」
社長「ケイイチロウ君には無理と思うなー。これ結構専門的だし。」
部下達「やっぱり無理って返すのなしですよ。ちゃんと感想文書いて下さいよ。」
部長「・・・(ちょっと不安気)」

昨日、お客様相手に飲んでいて、お客様が帰られた直後の一幕です。

少々酔っぱらって、思わず言ってしまったのでしょうか?
部長として、話題に付いて行けないので、是非読んでやろうと思われたのでしょうか?
後者のような気がします。
部長の意地!

しかし、
今朝、鞄の中の本を見て、早速後悔されている姿が目に浮かびます。
今朝、通勤電車で少し読み始めて、既に諦めかけている姿も目に浮かびます。

ですから、応援ブログを書きました。
ウソ、冷かしです。

「部長、頑張って下さーい!」 ( ̄ー+ ̄)

若き日に、スーパーJOCKEY(昔、日曜昼にやっていたビートたけしが司会の番組)で
熱湯風呂に入ってカスタードプリンを宣伝した根性を見せて下さい!

10/23
拝借した本

実は、昨日の本、『細胞の意思』は、社長の山崎に貸して頂いた本である。

いや、正しくは一方的に渡された本。
社長はLKM512の研究成果が大きく報道されたのをきっかけに、
(参照リリース:LKM512摂取による寿命伸長効果
生命科学に興味を持たれたようで、この1年間は、大量に本を読まれている。

社長との会話で得た情報では、
最初は、ヨーグルトや乳酸菌の本が中心だったようであるが、

次第に消化管や病気の本に進化し、
(本物のウンコ写真が載っている恐ろしい本も見せられたことがある。
誤解されたらいけないので書いておくが、
大腸の病気について書かかれている本である)

さらに、細胞や脳機能の本へとパワーアップし、
先日、飲み会では「宇宙だ、素粒子がどうのこうの」というお話であった。

ぶっ飛び過ぎ!!!!!!

生粋の文系人間の社長が、
かなり専門的なこの本を面白いと私に薦めて下さったわけであるから驚きである。
そして実際に研究を仕事としている私が面白く読めたのだから更に驚きである。

非常に楽しく読ませて頂いたが、一点、問題が・・・。
社長の本なので、印象に残った箇所に印がつけられないし、折ることもできない。
経験上、本は一度読むと二度目を読む可能性は非常に低い。
印をつけておかないと、そのページに二度と出会えないかもしれないのを危惧し、
気になった箇所が載っているページはガンガン折ってしまう癖がある私。

辛かった。

今日は社長に会うので、逆に私のお奨めの本を渡してみよう。
多田富雄著『免疫の意味論』(羊土社)
もう20年程前の本であり、少々専門的であるが、
免疫学の視点から自己と非自己に迫る哲学的な書でもある。

10/22
『細胞の意思 <自発性の源>を見つめる』読了

団まりな著 『細胞の意思 <自発性の源>を見つめる』(NHKブックス)を
読み終えた。

生命の最小単位である細胞。
我々は、なんとなく、「細胞は体の構成成分=物質」のように扱ってしまっているが、
細胞は状況を把握して、意思(のようなもの?)を持って行動(活動?)している
ということを、本書は熱く語っている。

著者のまえがきを拝借してこの本の内容を表現すると、
細胞を、人間や人間社会のドキュメンタリーのように、
細胞を個別に描写することを試みた内容で斬新である。

この、細胞の意思のようなものの存在を、
大食細胞(免疫系で異物を取り込んで消化する細胞)、
始原生殖細胞(生殖細胞の大元の細胞)および受精卵を題材に、
きっちりとした研究結果から論じられている。
(著者には「意思のようなもの」ではなく「意思」だと叱られそうであるが・・・)

大食細胞は私も昔、実験で扱ったことがあるが、シャーレの底に吸着する性質がある。
これが、細胞がシャーレを異物と認識し、
細胞内に取り込もうとしている行為であるとは思いもよらなかった。

もし、この本を実験前に読んでいたら
(実際は実験中止後の2008年初版なので無理なことであるが)、
細胞の気持ちを考えて実験し、結果は変わっていたかもしれない。
なんだか細胞を使った実験を再開したくなる本である。

とはいえ、ウンコ菌の研究中なので早速その研究にこの考え方を応用したい。
ウンコ菌は何がしたいのか、その意思を我々が意識するだけで、
これまでとは異なるアプローチが頭に浮かびそうでワクワクしてきた。

この本を読んでいる最中に、山中教授のiPS細胞がノーベル賞受賞のニュースが流れた。
おそらく、(細胞の)意思に反して初期化されたiPS細胞(多くは元皮膚細胞)は、
どのような気持ちで新たな細胞へと分化していくのか?
意思さえ初期化されるのか?
知りたいものである。

10/19
ちゃんとやりました

月曜日に進んでいない査読の話をしました(終わらない査読)。

今週は月曜日から水曜日まで外出だったので、原稿は電車内で熟読しており、
あとは、審査コメントを作成する段階までは来ていたのですが、
なかなか英語で書くのはしんどい。
しかし、なんとか昨晩終えました。

昨日は研究所で研修があり、懇親会もあったのですが、
大好きなアルコールを我慢して、つまみだけ食べて、
(これは私にとっては凄いことです。)
午後8時頃から必死で審査コメントを作成し、
午後10時頃にジャーナルのWebを通してコメントを送り、やり遂げました。

なんと、責任感が強い俺!

いや、本当に責任感が強かったら、期限内にやり遂げるわな・・・

今朝、早速、編集部が著者宛に送った3名の審査員の審査結果が載ったメールがCCで届いていたので、私待ちだったことは明らかです。
他の審査員のコメントも読みながら自分のコメントも改めて読み、
慌てて書いたわりには、たぶん意味は通じる英語になっていたと思います。

このための時間を作ること、
そして給料をもらっている仕事でないことから気持ちを入れることが大変なのですが、
関連研究分野の他人の論文の審査は、やはり非常に勉強になりました。
まさにこれは、本業に直結する自己啓発です。

10/15
終わらない査読

査読とは、科学ジャーナルに投稿された論文原稿を、
そのジャーナルに掲載する価値があるのかを同分野の専門家が審査することです。

投稿された論文原稿を読んで、
得られた成果が既存の知見と比較して新規性や整合性があるのか?
方法はその結果を導くために正しいのか?
結果から述べている考察は、自分勝手でなはいか?
などを判断しコメントします。

大体1つの論文原稿を2名から3名の審査員
(レビュアーあるいはレフリーと英語で呼ぶことの方が多い)が割り当てられ、
審査員の意見を編集部が総合的に判断して、
拒絶、受理、あるいは修正(大幅修正と簡単修正がある)と決断が下されます。

私の所には、月に2報位のペースで依頼が来るのですが、殆ど断っています。
時間のゆとりがなく、中途半端に審査するのは失礼だからです。

例えば、ビフィズス菌関連でも、詳しくない疾病に対する効果の論文だと断ります。
あと、腸内細菌関連論文の審査依頼も多いのですが、断ることが多いです。

野生のオオカミの糞便菌叢解析の論文の審査依頼が来たこともありました。
但し、その分野で専門家として扱われているわけですから、
それなりに名誉なことですし、非常に自分の勉強になるので、
年に3回位は引き受けています。

で、先日、ポリアミン関連の興味深い論文の審査の依頼があったので引き受けました。

しかし、やはり給料をもらってやっている仕事が優先になり時間がとれずに・・・。
気が付くと、私のウンコ色の脳ミソから抜け落ちた状態で、締切日を迎えていました。
申し訳ない m(_ _)m
編集部からも催促メールが届いています。

でも、英語なので怒りレベルが正確に認識できず、反省するものの慌てない私。

今週中にやろうと、移動中に読むために印刷したらA4に27枚もあり衝撃 (◎до;)エッ!!
20121015.JPG

自分の論文が審査されている時は、「早く審査しろよっ」と怒っているのにこの有様です。

自分が投稿した論文の審査でしっぺ返しがくることでしょう。
いや、もう来てるかも・・・。

10/10
衣替えを遅らす行為

気温が下がってきました。
衣替えですね。

この国だけのような気もしますが、中高生の時は、
6月1日および10月1日から、それぞれ夏の制服および冬の制服に変わりました。
(現在、論文英訳中につき、ブログでもrespectivelyを文末に使う英文のような日本語になっておりますな。読み直して気付いて笑ってしまう。)

私の職場の作業着も基本的には10月1日からは長袖(冬服)に変わります。

でも、夏服って可哀そうではありませんか?

12ヶ月の内、6、7、8、9月の4か月間のみ、
つまり、3分の1しか使われないんですよ。
衣装なんて着てもらってなんぼの存在。

もし私が夏服なら、この勝手なルールはくやしいです。

ですから、この格差是正のために私は極力半袖(夏服)を着ます。

仮に半月半袖期間を伸すことができれば、
夏服:冬服=4:8が、4.5:7.5にできます。
2倍あった冬服期間が1.67倍にまで減ります。

仮に1ヶ月伸ばせば、夏服:冬服=5:7になり、
冬服期間が夏服期間の1.4倍にまで下がり、格差が減ります。

これを達成するのに気温を考慮した現実的な作戦は、
5月最後の10日間と10月の20日間を夏服にする方法です。

ということで、毎年、寒さの限界まで頑張ります。
多少風邪気味になっても頑張ります。

なぜ、そんなことをするのか?
繰り返しになりますが、半袖(夏服)が可哀そうだからです。

その意味不明な優しさを私達に向けてくれと部下達に言われそうですが...。

10/03
3分間スピーチのために

職場では、毎月の朝礼(夕礼)の度に、2名ずつ、3分間スピーチをします。
何の話をしても構いません。

人前できっちり話ができるように、
また3分間で話題をまとめ上げる訓練の意味もあります。
各研究員の意外な趣味や過去などがわかり、それなりに面白いです。

これ、1年に1回程度しか回ってこないのですが、今月は私の順番です。
これまで3分間スピーチは何も苦痛ではありませんでした。
話したい内容は山のようにありました。
しかし、今は事情が違います。
毎日、LKM博士のブログを書いているので、ネタがないのです。

実は、ブログのネタって、ちょうど3分間で喋るには打ってつけの内容が多いのです。
例えば、昨日のキイロテントウの話も、①イントロ、②他のテントウムシの違い、
③彼らの食性、④うどんこ病とは、⑤畑での出会い、
と構成すれば3分間でちょうど喋れます。

これは公式ブログなので読んでいる所員も多いでしょうから、
このブログに書いたことは3分間スピーチには使えません。
いや、プライドがあり、使う訳にはいきません。

つまり、私は1週間に5つ、1ヶ月で20数個の持ちネタが無くなって行くのです (→.←)
大変でしょ(強く同意を求める)?

さて、どうしようか?

とはいえ、「ウン小話シリーズ」で3分間スピーチはできませんので、
ネタを選ぶ必要はあります。
ということで、本日用に書いたブログは3分間スピーチ用にキープしておき、
今日はそんな心の悩みを紹介するブログになりました。

10/01
台風一過

台風一過で今朝は快晴。
ふと外を見るとこんなことに。
20121001.JPG


自転車のカバーがめくれ上がっているのは許容範囲です。
しかし、えーっ! (」゚□゚)」
100円ショップで買った手桶が自転車のホイールに刺さっています。

しかも、この手桶、行方不明になっていて探していたやつ。
外の水瓶でメダカやエビを飼っており、その水替えに使用していたのですが、
行方不明になっていました。
(風呂から出てきたわけではございません。)
強風で、軒下のごちゃごちゃの中から出てきたのでしょうか。
不思議です。
でもラッキーです。

畑の被害状況は不安でありますが(まだ確認していない)、
たまには台風も良いことするようです。

09/26
大安まで待つ

結婚式等は大安、葬式は友引を避けるなど、日本には六曜を気にする風習があります。
科学的には何の根拠もないとわかっておりますが、私は縁起を担ぐタイプですから、
自分の結婚式などは気にした記憶があります。

しかし、論文の投稿は1日でも早い方が好ましく、そもそも投稿先はそんなの関係ない米国か英国が殆どのため、六曜もあってないものだろうと気にしていません。

ですが、投稿した論文が何度も拒絶されたら、頼りたい気分になってしまいます。
現在、3誌に拒絶され、非常に苦戦している論文があります
(それなりにレベルの高いジャーナルですが、それでも気持ちが萎えてきます)。

一昨日、Web上で投稿準備を進め、最後のボタン一つで投稿できる状態まで準備できました。
通常、「エイッ」とクリックするだけなのですが、その日は止めました。
カレンダーを見ると、9月24日「仏滅」。
「やめとこ、明日は大安やし。」

で、昨日、「エイッ」とやりかけたのですが、また止めました。
Web手続中に出てきた時間がアメリカ東海岸時間で、まだ9月24日 = 「仏滅」。
「やめとこ。」

で、先程投稿致しました。
現地時間で9月25日午後11時29分。
気にしていた割には、ギリギリ。
なんとかなってくれるでしょう。

まあ、日本時間では「大安」はとっくに終わり、9月26日の「赤口」ですが...。

09/18
2012年 年間排便回数中間報告2

しばらくご無沙汰していた、皆さんお待ちかねの年回排便回数関連のブログです。

1~3月の集計で、昨年末にウィルス性腸炎に罹った時の抗生物質飲みまくりの影響で、
1月の排便回数が異常に少なく(33回)、2月、3月と徐々に回復してきているものの、
年間512回には程遠い回数であり、序盤でつまずいたと報告しました。

参照ブログ:どうなってる?(2012年年間排便回数中間報告)
3月終了時点で、今年の予測年間総回数を計算したところ(3ヶ月合計回数を日数で割り366日をかけた値)、438.4回という状態。

しかし、3月で月間40回に回復して以降は、例年を超えるペースになっており、
5月には月間50回を記録する状態に。

私が熱く、月間何回なんて語っても、読者の皆さんにはわからないでしょうから、
ここは研究者っぽく、グラフを作成してみました。
2012091803.jpg

黄色の棒グラフが、月間の排便回数。
明らかに増えてきているのがわかります。
青の線グラフは予測年間総回数。
どんどん増えてきて、6月終了時点で498.7回。
まだ8月までの集計はしておりませんが、目標の512回を視野に入れることができそうな数字になってきました。

           
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