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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

02/09
花粉症3

梅の盆栽が咲いたので、季節ネタとして軽い気持ちで花粉症のことを書き始めたのに、
初の連載ものになりました。
しかも、私の本業の説明なので、おもしろい事も書けず、ちょっとしんどいです。
もう疲れたので、今日でまとめて終わり。

最後は、LKM512を食べたら花粉症が軽減される可能性があるという根拠を説明します。
この内容は、Bioscience, Biotechnology, Biochemistryというジャーナルに昨年掲載されました。
Web上でも閲覧できますので、どうぞ。
72巻の1604-6ページです。
でも、英語ですよー。

アレルギー反応には、ヘルパーT細胞というリンパ球のバランスが大きく影響しているといわれています。
ヘルパーT細胞は産生する生理活性物質(免疫学ではサイトカインという)の違いにより、
1型と2型に分類され、これらのバランスが大事なのです。
もちろん、均衡を保っているのが好ましく、健常人では均衡に保たれているようです。
どちらに偏るのも好ましくないことですが、2型に偏ると、
この生理活性物質(サイトカイン)によりアレルギー反応が促進されます。
花粉症関連のテレビコマーシャルなどでよく耳にする、くしゃみの原因であるヒスタミンなどは、
この2型の生理活性物質(サイトカイン)により誘導される物質です。
詳しく知りたい方は、インターネット上でもたくさん説明がありますので、
「ヘルパーT細胞」、「花粉症」などで検索してもらえるとよいと思います。

私が行った実験は、花粉症患者から血液をもらって、そこからリンパ球を取り出して、
ポリアミンを添加して培養し、
それらが産生する生理活性物質(サイトカイン)の量を測ってみようというものです。
LKM512を食べると腸内菌叢が改善され、腸内のポリアミン濃度が上昇するのですが、
当然ポリアミンは血中にも移行していると考えられます。

要するに、
LKM512を食べた後の血液の中をイメージし、
「ポリアミン濃度が上がると、血中のリンパ球が生理活性物質(サイトカイン)を作る量は変化するのか?」
という実験です。

結果は見事!
ポリアミン(この実験ではポリアミンの中で最も活性が強いスペルミンを使った)が一定濃度以上になると、
ヘルパーT細胞2型の生理活性物質(サイトカイン)の産生量が減るではないですか!
このような試験管レベルでの実験は、時々、ありえない量や濃度のサンプルを添加して、
効果があったと発表されている場合も少なくないのですが、この結果は完璧!
効果があったスペルミンの濃度は10μMとヒトの血中濃度の範囲内です。

つまり、
「LKM512を食べて、腸でポリアミンが作られて血中に移行すると、ヘルパーT細胞によるアレルギー型の反応が抑えられる可能性が高い!」
ということなのです。

理解できました?

どうでしょうか?
ある食品を一定期間食べて、「くしゃみが減ったとか」、「少し楽になった」などのプラセボ無しのアンケート結果だけで、花粉症に効くっていう胡散臭い健康食品より、
科学的で、ちゃんと効きそうでしょう?
でも、前回述べた理由できっちりした試験ができないので、
どう問われても、
「知りません。試験してないので。」
と答えます。
あるいは、この内容がわかりやすいって誰かが言ってくれたら、
「ブログ見て」
って答えたいですね。

lkm.JPG

02/05
花粉症2

関係者はうすうす感じているでしょうが、
実は私、「ヒトを使った花粉症への効果判定試験」に関しては、非常に消極的なのです。

商売にも繋がるし、注目されているのに何故か?
それは、実験の組み立てが極めて難しいからです。

食品に限らず医薬品でも、臨床的な効果判定にはプラセボというものを使います。
プラセボとは、日本語では「偽薬」と訳されていますが、
有効成分が入っていない、見た目や味などが全く同じものです。
私の実験の場合は、
普通のヨーグルトにLKM512を添加したものを「LKM512ヨーグルト」として試験をするのですが、
LKM512を入れずに作ったヨーグルト、いわゆる「普通のヨーグルト」がプラセボとなります。
色、味、香り、量、乳酸菌の数まで同じです。
違うのは有効成分LKM512が入っているか、入っていないかということだけです。
作った人にしかわかりません。
これらを患者さんに食べてもらって比較するのです。

なぜ、こんな面倒なことをするかというと、プラセボ効果を避けるためです。
プラセボ効果とは、心理的な影響で、
薬理成分が入っていなくても薬と思うことで効いてしまう現象のことです。
これは科学的に証明されている現象です。
つまり、ヨーグルトを食べるだけで、ヨーグルトが花粉症に効くと信じていれば、
その気持ちだけで花粉症が軽減されることがあるということです。
ですから、プラセボ(普通のヨーグルト)を食べた時と比較して、
LKM512ヨーグルトを食べた時にプラセボ以上の有効性が認められるか否かを比較する必要があるのです。

では、私が試験参加者を2つのグループに分けて
Aグループ:プラセボ
Bグループ:LKM512ヨーグルト
それぞれ1ヶ月食べてもらう
という試験計画で良いのかというと、これも正確な試験ではありません。

つまり、私(試験者)が
「この人プラセボやから、効くわけない」
と思い込んでデータを取ることによるリスクを回避しないといけません。
そこで、試験者も被験者(患者)もプラセボなのかLKM512ヨーグルトなのかをわからなくして実施しなければなりません。
そこで、試験者と被験者の間に第三者が登場し、これらを調整してくれるのです。
専門的にはこの試験方法を二重盲検法あるいはダブルブラインド法といいます。

第三者の登場は、身内で試験を行なう場合、極めて有効な手段です。
私にウンコを渡すとなると抵抗感があるようですが、
私が個人名を把握できないとなると、参加者が増えるのです。
私はちょっと楽しみが減って残念ですが・・・。

まだややこしいことがあります。
今日のブログは息抜きどころではなくなってきました。

よりデータのばらつきを少なく正確なデータを得るためには、Aグループにも、Bグループにも、
プラセボとLKM512ヨーグルトを食べてもらい比較するのが好ましいです。
つまり、
Aグループ:プラセボ →休止期 →LKM512
Bグループ:LKM512 →休止期 →プラセボ
とするのです。
休止期は、それまで食べていたヨーグルトの影響を無くすため、
1ヶ月ほどの期間食べない期間です。
この試験方法を交差試験あるいはクロスオーバー試験といいます。
すなわち、先の、二重盲検と合体させ、
「二重盲検クロスオーバー試験」が食品成分などの機能性を試験するには理想的なのです。

さて、やっと花粉症の試験に戻りますが、
スギ花粉が飛散するのは東京では1月末から3月の間ですが、
最盛期は2月中旬から3月中旬くらいでしょう。
たった1ヶ月しかありません。
この短期間に、プラセボとLKM512の投与、
さらにこれらの間に休止期を挟んで実施することは時間的にできないのです。
短過ぎるのです。
前半は花粉が多かったけど、後半は少なかったなんてこともあるでしょう。
2年間に渡り実施することも考えました。
1年目にプラセボを食べた被験者の2年目はLKM512という形です。
しかし、毎年花粉の量に差があります。
私が調べた限り、2年連続同じ量の花粉ということはないようです。
スギも生き物ですから、前年の天候やらに花粉量が著しく左右されるようですね。
前年に気候の問題で少なかったら、次の年爆発的に飛散することも多いようです。
「例年の10倍の花粉が飛ぶ」
なんていう予報が出る年もある位です。

10倍も飛んでいると聞いたら、それだけで花粉症の人は鼻がムズムズするでしょう。
これって、逆プラセボ効果(?)と言ってもよいかもしれません。

とにかく、異なる環境で試験しても意味がないので、これも不可ということです。

さらに、LKM512の効果を調べるわけですから、
被験者の方には、薬の使用を制限して頂かなくてはなりません。
これは、多大な苦痛となるでしょう。
また、マスクやゴーグルなども参加者全てで同じものを使わなければならないでしょう。
数年前、当社研究所内で小規模でトライをしたことがあるのですが、
「参加してもいいけど、プラセボだったらやらない」
というようなことを各人が個人的に言ってくるものですから、どうすることもできません。

ということで、これらが、私が花粉症患者へのLKM512投与試験に消極的な理由です。
とにかく、きれいな実験系を確立するのが限りなく不可能に近いのです。

もう疲れたので、続きは次回。

02/03
花粉症

私の梅の盆栽が咲き始めました。
まだ、寒いですが、これから春に向かって加速していくことでしょう。

ということは、花粉の季節も始まるということですね。
私は花粉症ではないですが、仕事上、ちょっとした風物詩のような存在です。
ヨーグルトや乳酸菌が花粉症の軽減に効くって発表されて5年くらい経つのでしょうか?
この時期になると、
「LKM512は花粉症に効かないか?」
と社内外からよく質問されるのです。

国民的関心も強いのでマスコミも取り上げたいようですが、
毎年のことなので特に新しいヨーグルトもない。
そこで、昨年あたりから、「腸内細菌が作るポリアミン」のような聞き慣れないことを研究している私のところへ取材が来ることも増えました。

先週も電話取材があったのですが、

記者「LKM512が入ったヨーグルトは花粉症に効くと聞いたのですが?」
私 「知りません。試験をしていないので。」
記者「でも、アトピーに効くって研究成果がありますよね?」
私 「はい。それはきっちり専門誌で発表しています。」
記者「では、花粉症にも効くのではないですか?」
私 「わかりません。効く可能性はありますが、患者さんに食べてもらう試験はやってないので。」
記者「効く可能性があるのは何故ですか?」
私 「その説明は凄くややこしいですよ。・・・聞きます?」
記者「是非、聞かせてください。」
私 「そうですか。でも、本当にややこしいですよ。」 
記者「大丈夫です。慣れていますので。」
私 「では・・・。んー。私自身、何から話してよいかよくわからんのですが・・・。」
記者「・・・」(「なんじゃ、この人」って心の声)
私 「んー、ポリアミンってご存知ですか?」

と始まる。

この後、記者は私の親切丁寧な説明を受けながら、パニック状態に陥るのです。
最後は誰でもいつでも、
「よくわかりました。ありがとうございました。」

ところが、
記事になったら、
必死で伝えたことが全て抜けているではないですか( ̄□ ̄;)!!
(毎回ではないが頻繁にある)

ということで、今後のために、このブログでちょっと説明してみます。
次回以降のお楽しみ!

ume.JPG

剪定して、水を与えるだけで元気です。
今年はもう少し大きな鉢を買って、土を新しいものに換えてあげよう!

01/23
「神の使い」or「害獣」

小学生の時、奈良・春日大社の鹿は神の使いと教わりました。
奈良県の民話にも、鹿を殺したら死刑になるから、
朝早く起きて家の前に鹿の死体がないか確認する話があったような記憶があります。
また、鹿は神の使いでありながら、天然記念物にも指定されています。
一方、同じニホンジカでも、近年、農村部や牧草地に出現し被害を出し
害獣扱いされるものもいます。
駆除の対象になっている地域もあるそうです。
生物学的には同じ種類であるにもかかわらずその扱いは雲泥の差。
我々ヒトは勝手に基準を作って、一体何様なんやろう?
「発酵」と「腐敗」、「野菜」と「雑草」、「益虫」と「害虫」もこの範疇に入るでしょう。
でも、皆、一生懸命生きているのに違いはありません。

さて、「悪玉菌」と「善玉菌」の違いは何でしょう?
両者とも腸に棲んでいる常在菌です。
ヒトの健康を害するか、促進するかの違いで分けられていると思いますが、
あまり科学的な表現でなく、
殆どの腸内細菌はどちらに当てはめて良いのかわからないというのが、
この分野の研究者として現状を分析した率直な意見です。
対称の位置に存在し、常に戦っているようなイメージがありますが
(このホームページのゲームもこのイメージで作っていますが・・・)、
もしかしたら仲良しかもしれません。
悪玉菌がいないと善玉菌の栄養が作られないなんてこともあり得ます。
固定観念を棄てて研究すると、この基準が変わることもあるでしょう。
「こんな研究をやってみたい!」
でも、そんな研究成果が出たらこのゲームは中止するしかないのか?
それも困るな。結構がんばったから・・・

話は戻るが、奈良公園で神の使いがラブレターを食べた事件を思い出しました。
女の子にラブレターをもらった友達に我々が読ませろと迫っていた時、
友達の後ろから忍び寄り、ラブレターを後ろに隠していた手から奪ってその場でモグモグ。
「なんでやねん!」って叫んでいましたが、もちろん鹿は知らん顔。我々は大爆笑。
何度か反芻されコロコロウンコになったことでしょう。
これって、神がすることなのか?
神の悪戯か?
彼にとっては害獣であったに違いない。

shika.JPG

鹿せんべいを買う人発見!

01/14
LとKとM

「ビフィズス菌LKM512」なんてややこしくて覚えにくい名前が
このプロバイオティクスにはついています。
よくKLMって間違えられるんですよね。
特に海外の研究者には、KLMオランダ航空のせいか、
正しく言ってくれる人がほとんどいない(≧ヘ≦)
KLM Royal Dutch Airlines、
オランダ語ではKoninklijke Luchtvaart Maatschappijと言うらしいです。

この名前、深い意味は無く、単純に当研究所での管理ナンバー。
Laboratory of Kyodo MilkのLとKとM、菌株管理番号512番。
味気ないので商売っ気のある名前に替えるか・・・?

でも、プロバイオティクスは菌種でなく菌株レベルで機能性が異なる!
すなわち、この菌株名が極めて重要で、効果を保証するものなのです。
多くの健康促進機能をLKM512という名のもと、
国際科学ジャーナルで発表してきたことから(http://www.meito.co.jp/laboratories/report/index.html)、
商売上もあえてこの名前を使っていくことに決定!

後付けにはなりますが、意味をつけてみました。
LはLove(愛)
KはKindly(思いやりのある)
MはMarvelous(驚くべき)
意外と良いかも・・・。
「愛を込めて研究され、体にやさしく、驚くべきパワーをもったプロバイオティクス!」

ちなみにLKM博士のLとKは、上と全く同じです。
Mも飲み会などでは驚くべきパワーを発揮するのでMarvelousで良いかもしれませんが、
Makezu-girai(負けず嫌い)のMでもOK?

01/05
年男

明けましておめでとうございます。

私は丑年の年男です。
だから何ってことは無いですが、節目のような気がします。
でも、新たな目標などは立てません。
既にある目標に向かって、じっくり進んでいくだけです。
ウシっぽく。

あっ、そうや。
一つ課題がありました。
1年間の排便回数を数えること。
他人に排便回数を教えろと言っておきながら(もちろん仕事)、
自分のデータが無いのは失礼だと思っていました。
何年かに1度挑戦するのですが、2ヶ月くらいで挫折の繰り返し。
ブログで時々報告すればやり切れるかも。
よっしゃ、丑年記念にやってみよう!

それでは、皆さん、今年もよろしくお願いします。

12/26
もう慣れましたが、実験材料は...

そういえば、簡単に「腸内のビフィズス菌が増える」なんて文章が
よくヨーグルトの宣伝などで書いてありますが、
ビフィズス菌のように腸に棲んでいる細菌を調べるにはウンコを調べるしか方法がありません。
研究者ってかっこいい!と思われているかもしれませんが、
私の場合、この10年間、半分くらいはウンコを調べるつらーい作業をやってきました。
「ビフィズス菌LKM512は腸内で増えることが確認されているプロバイオティクス」と
このホームページでも主張していますが、
もちろんこの菌入りヨーグルトを食べた後のウンコを頂戴して
詳細に解析した結果を述べているのであります。

ウンコと言っても、マウスやラットならかわいいものですが、
雑食性の哺乳類である我々ヒトのウンコはご存知のように臭い!
最近は排気機能が付いたウォッシュレットなども普及し、
自分のウンコの匂いすら嗅ぐ機会が少なくなってきているのでイメージするのは難しいかもしれませんが、
便器を出て鼻先から50センチ以内のエリアに入ってきた他人のウンコには想像を絶するパワーがあります。

私は中学から高校、大学、さらに就職してからも5年前までずっと剣道をやっていました。
時々、先生方から「不動心」の大切さを教えて頂き、頭では理解しているつもりだったのですが、ウンコを扱って初めて「不動心」という言葉の真髄を感じることができました。
ウンコを袋から出した時、形・色・臭気のパワーに押されて、
少しでも動揺すると鼓動は早まり、呼吸は乱れ、
その結果、悪臭を必要以上に吸い、さらに動揺するという悪循環に陥ってしまいます。
どんなものと対面しようが絶対に心を乱してはいけません!

とにかくプロバイオティクスの機能性研究にウンコは欠かせない存在であることを知っていただければ、今日は満足です♪
それではみなさん、今度こそよいお年を・・・

12/22
論文修正中

師走とは、「師匠である僧があちこちの家々を忙しくお経をあげに走り回る」とか、
「年が果てる」意味の「年果つ(としはつ)」とか、
インターネットで調べる限り、語源は色々な説はあるみたいです。
私は小学校で、日頃落ち着いている先生も忙しく走り回るからと習ったのは現代風解釈だったようですが、
とにかく慌しく忙しいです。
大掃除や忘年会など特別な行事があるのに、
年内に強引に片付けようとする事柄が多いからなのでしょうか?

私も何だか焦っています。
早く家に帰って年賀状を書きたいところなのですが、
今年中に終わらせたい仕事があり夜中まで研究所にいる毎日。
その仕事とは、「LKM512が腸内に届くだけではなく、増えた!」ってことを確認した論文を修正することです。
腸でこんなに増えるプロバイオティクスの報告は過去になく、大事な研究成果なんです!
科学ジャーナルに投稿していたのですが、先日審査結果が返ってきて、
色々と指摘を受けた点を修正している最中です。
また、納得できない指摘には反論しています。

難儀なのは英語ってこと。とにかくしんどい。とにかく苦しい。
息抜きにこのブログを書きながら、自在に表現できる日本語作文を楽しんでいます。
日本の英語教育に関しては書きたいこと山ほどがありますが、
脳ミソが日本語に慣れるといけないのでストップ。仕事に戻ります。
ではみなさん、よいお年を。

12/15
まずはご挨拶

はじめまして。
突然、ブログに挑戦することになりましたLKM512の研究担当者です。
ブログ上ではLKM博士になるのかな? ちょっと恥ずかしい。
研究秘話はもちろん、私が興味をもった話題を取り上げ、
時には共同研究者の方々や同僚にもコメントをいただきながらやっていこうと思います。

似たようなプロバイオティクスの効果を紹介するホームページはたくさんありますが、
企業の研究担当者がブログで、しかも、研究と関係ない話題までコメントするというのは
前代未聞のことではないでしょうか?
誰もやっていないことをするのは大好きなので、引き受けてしまいました。

ちょっと自己紹介。
私は、こんなところでは言えない野望を抱き、
日々黙々と実験している奈良県出身35歳の研究員です。
どうぞ、よろしくお願い致します。

           
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