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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

02/14
知り合いが送ってきた写真

「我が家にも、ようやくやって来ました!」
と、ポリアミン学会で仲良くして頂いている方から写真が送られてきました。

近所のスーパーにあったようです。

20200129.jpg

後ろに立っているキャラクターが何者なのかは私にはわかりませんが、
(なんとなく悪者のような気もしますが)
おそらく、特別なヨーグルトを守る任務に就いていると推測されます。

01/27
取材記事が載っています(東京人)

昨年11月に取材を受けた内容が記事となって今月発売の雑誌に掲載されていました。

雑誌は、「東京人」2020年2月号(都市出版)

「醗酵万歳!」という特集で、取材されました。
腸内細菌にポリアミンを作らせるという新規技術も、広義の発酵であるということでの取材でした。

インタビュアーさんが色々と聞き上手で、普段は喋らない昔の苦労話も載っています。
興味がある方は一読下さい。

かなりマニアックな雑誌です。
通勤路にある本屋では取り扱っていませんでしたが、
興味がある方は通販で購入できそうです。

最後にひとこと
長いインタビューに対応し、撮影まで許可したんだから、一冊位、私宛に掲載号を送って来てくれてもええんちゃう(・ε・)

01/23
発表! 2019年 年間排便回数

Excelに記録しているウンコ(排便)回数の2019年分を発表する。

474回
1.299回/日

まぁ、こんなものであろう。
月毎の回数をグラフに示す(図1)。

20200123-1.jpg

1月、5月、8月のウンコ回数が少々多い。
おそらく、長期休暇で実家に3-5日程帰った時に食べ過ぎたためであろう。
データは嘘つかない。
このブログを見たら、おかんはメールして来ることであろう。

年間ウンコ回数を11年間分比較した(図2)

20200123-2.jpg

昨年、5年連続でウンコ回数が減っていることを報告したが
昨年回数より22回増加し、2017年レベルまで回復した。
実験的に、帰宅後に少しだけ食べるようにしたのが要因であろう。
それまでの数年間は、夜はヨーグルト程度しか食べていなかった。

「ウンコ量は食べた量に比例する!」

2019年の月単位データ、年単位データは、この仮説の正しさを示唆している。

しかし これを書きながら、完璧に証明するためには、日単位のデータも必要であると気付いた。
沢山食べた日と、そうでない普通の日の比較を後日やってみようと思う。
通常の日の少なくとも5倍は食べる飲み会の次の日のデータを対象に比較は可能であろう。

01/09
バズる?

本年もよろしくお願い致します。

早速ですが、先日、私の研究対象の一つのポリアミンについて取材を受けた内容が、
DIME 新春合併号(2・3月号)に掲載されました。

DIMEは、主にビジネスマンを対象に最新トレンドを紹介する雑誌です。
その中の
BuzzWord(バズワード)キーワードで読み解く社会学
の中で、ポリアミンが紹介されました。
半ページの記事ですが、アンチエイジング物質としてのポリアミンの機能がコンパクトにまとめられています。

読んでいると、ふと「バズワードって何やねん?」と思いまして、
(取材中に説明を受けたのですが、ポリアミンの説明に集中して覚えていない)、
調べてみました。

「バズるワード」を略したものと推測されます。
「バズる」は英語の「Buzz」から来た言葉で、Buzzはハチがブンブンと飛び回る、ガヤガヤ噂話をする、という意味があります。
そこから、ブンブンとうるさいほどに耳にする、人がうわさ話をするほど話題になっていることを「バズる」というようです。
つまり、Buzzwordは「話題になる言葉」という解釈になると思われます。

これは造語だろうと思いつつ、念のためBuzzwordを英和辞典で調べてみました。
すると、単語が存在していました。
意味は、(素人を感心させるような)専門用語、商売上の(仲間うちの)通用語、などと記されています。
少し上記の解釈とはニュアンスが違うような・・・。

よくわからなくなりましたが、
ポリアミンがバスワードらしくバズってくれることに期待!

12/25
最後の週は...

今週で2019年も仕事納めです。
さすがに、この1週間は研究系業務では外出する仕事はなくなるので、
私は実験に勤しんでおります。

国民的行事である正月休み前ですから少々高揚する一週間で、
多くの方は通常業務をやらずに大掃除等をしたり、
今日は最終日だと手抜きをしたりしがちですが、
こういう時こそ、平常通り研究を進められるか否かが、
成功の分かれ道と考えております。

そういうわけで、気を抜かず黙々と進めます。

皆様、良いお年を!

12/24
論文が掲載されました(The Ocular Surface)

慶応義塾大学・医学部と実施致しました、ヒト二重盲検試験のデータをまとめた論文がThe Ocular Surfaceという医学ジャーナルに掲載されました!

Ocular Surfaceとは、「眼の表面」という意味です。
はい、眼科学の国際的専門医学ジャーナルです。

「あれっ、LKM博士はウンコ菌の研究者では?」
と思われた方も多いと思いますが、ご心配なく。
これもウンコ菌研究の延長線上にあります。
私のターゲットは、ウンコ菌(腸内細菌)由来の健康に関連する代謝産物(産生物)なのですが、その中の一つの水素ガス(以下、水素と略す)に関する研究なのです。
時々ブログで紹介しているポリアミンも腸内細菌の代謝産物の一つです。

タイトルは、
Hydrogen-producing milk to prevent reduction in tear stability in persons using visual display terminals
日本語では、「水素ガス産生飲料はディスプレイ端末を使用している人の涙液安定性低下を防ぐ」となります。

これだけスマートフォンが普及しパソコンを使う仕事が増えた現代社会において、ドライアイのリスクは非常に高まっております。
潜在的なドライアイ患者は全国に2000万人にも及ぶようです。
このブログの読者でも自覚症状がある方は多いのではないでしょうか?
ドライアイは、単純に眼の不快感だけでなく、うつ病や睡眠障害にも関連していることが報告されています。
また、オフィスでの仕事の生産性が低下することも知られています。
いわば、実は二次的ダメージが大きい誰もが罹り易い現代病ですが、比較的軽視されています。
この発症・悪化要因として酸化ストレスが知られており、動物実験等で抗酸化作用がある水素が予防や治療に有効な可能性が示されておりました。

そこで、腸内細菌に水素を大量に作らせて生体に大量に供給できる飲料と、水素が出ない飲料を用意し(基本的配合は同じ)、パソコン等のディスプレイ端末を見続ける時間が長いヒトを対象に摂取試験を実施しました。

その結果、涙液安定性、要するに「涙が眼の表面に残っている時間」が、水素を作る飲料を飲むと長くなる、つまり眼が乾きにくい涙になることがわかりました。

詳細はリリースをどうぞ↓
https://www.lkm512.com/contents/20191220.pdf

12/04
藤沢市の市民講座で話します (2019年12月7日)

お知らせブログの連発です。

藤沢市民公開講演会
「伝統的発酵食品と微生物/腸内細菌の働き」
12月7日(土曜日) 13:00~16:15
藤沢市藤沢公民館・労働会館等総合施設(Fプレイス)
主催:一般社団法人 湘南健康長寿研究会

で講演します。

私は15:30からの最後の演者で、45分間が割り当てられております。

タイトルは、
「腸内細菌と健康長寿 ―ウンチから発見した健康増進物質―」

市民講座なので興味を持って頂くために「ウンチ」という単語を使いました。
主催者の方は、好意的に受け止めて下さいました!

しかしポスターを見ると、他の真面目な演題の中、浮いてますね~
とはいえ、あまり気にしないでおきましょう。

お近くの方、是非、ご来場下さい!

20191207.jpg

12/02
第42回日本分子生物学会年会で話します(フォーラム)

皆さんが「ブンセイ」と略す分子生物学会が今週開催されます。

12月4日 18:30~20:00 のフォーラム
「ポリアミン代謝調節と健康 ~人生100歳時代を生き抜くために~」
で、
最後の演者として、
「腸内細菌由来ポリアミンの保健効果」
と題して講演します。

ポリアミンに興味がある学会参加者の方、来て下さい!

それにしても、
皆さん、勉強熱心なのは素晴らしいのですが、時間が遅すぎやしませんか?
「これ、飲み会のゴールデンタイムやん。しかも、比較的訪れる機会が少ない博多やのに・・・」
との思いが脳内で繰り返される私であります。
まだまだ修行が足りません。

11/26
色々とデータが出て来たので学会発表しました

寒くなってきましたね。
夜、研究所内が寒くなると、実験で余ったミルクde水素を電子レンジで温めて、インスタントコーヒーを添加して、カフェオレのようにして飲むのが私の中で流行っております。
一石二鳥で、「暖」と「水素」が得られます。

20191126.jpeg

ふとこれを飲んでいると、お知らせを忘れていたことに気付きました。

残暑厳しい9月のことですが、この飲料関連の研究で、新しいデータが出ておりますので、第74回日本体力医学会大会で発表して来ました。
以下の2演題です。

①腸内細菌由来水素ガスがマウスにおける高強度運動初期の脂質代謝に及ぼす影響
②腸内水素ガス産生飲料の摂取が高強度運動時の脂質代謝に及ぼす影響

国立スポーツ科学センター、早稲田大学スポーツ科学学術院等との共同研究成果です。

それぞれマウスおよびヒトの試験で、共にこの飲料を摂取して運動すると脂質代謝の活性化(脂肪の燃焼が促進)が誘導されるというデータです。

現象を捉えても、メカニズムが未解明です。
只今、様々な仮説を立て検証中です。
仮説ができても実験し難いのが水素ガス。
分子量が僅か2。 小さ過ぎ~。
しかも、腸内細菌叢の産生する水素ガス。
扱い難く、その実験の難しさは、尋常ではありません。
でも体に良い理由が説明できるよう、頑張って解明します。

11/22
解説記事が掲載されました(食と医療 2019秋冬号)

我々のポリアミン研究の成果の解説記事が、食と医療2019年秋冬号(講談社MOOK)に掲載されました。
解説記事は先週からの連発になりますが、最近、私、人気がありまして・・・
( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

「発酵食品の力」という特集の中の記事です。
何度か、私の研究は厳密には発酵ではないとお伝えしましたが、
どうしても書いて欲しいと懇願されまして引き受けました。
大腸内をポリアミンの製造タンクと考えれば、「微生物が有用物質を作る」ということには変わりないので、広義的には発酵の範疇に入るのかもしれません。

タイトルは、
「腸内細菌叢由来ポリアミンを機能性成分とした動脈硬化症予防食品」
です。

20191122.JPG

依頼された通り、最新の動脈硬化症予防効果のヒト試験の解説をメインとして、
発酵に該当する、腸内細菌叢にポリアミンを産生させる技術の解説をしました。

ご覧の通り、日本語です。
興味ある方はご一読下さい。

           
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