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メイトー
協同乳業研究所

08/19
穴の中の生物⑥ ―観察編―

さて、苦労して捕獲したトウキョウヒメハンミョウの幼虫を観察せねばならない。

まずは、真上からの写真をどうぞ。
2013062801.png


恐ろしいのか、コミカルなのか、コメントし難い姿である。

まずは、頭部。
成虫と同じように硬く強靭で、大きな大顎(牙)が目立つ。
眼も大きい。
この発達した眼で、獲物を発見し、私のような外敵が現れた際は、
すぐに発見し巣内に潜り込むのであろう。

通常、この頭部と胸部の一部で巣穴に蓋をするような状態で獲物を待ち構えており、
アリ等が近づいた瞬間に大顎で噛みつき、地中に引きずり込み食すのである。
待ち構える様子はこのシリーズの①を参照。
参照ブログ:穴の中の生物①

それに比べて腹部の貧弱さは目を疑う程である。
消化管丸見え無防備さ。
頭部でアリを生け捕りにするが、
もし、この姿でウロウロしていたら逆にアリの餌食になるであろう。
動きも「よちよち」という感じで決して上手に歩いているとは言えない。

そのため、引きずり出されてはならない。
また、獲物を捕獲した際に穴の中に引きずり込まなくてはならない。
そのために、この腹部には凄い仕組みがある。
2013062802.png

背中に突起があるのがわかるだろうか?
これをフックのように巣内に引っ掛けて、体が外に引っ張り出されないようにしている。
また、穴の中へ獲物を引き込む際は、これを上手く使って下方に移動するのである。

ちなみに、獲物を捕獲する際は、
背中のフックを巣穴に引っ掛けて、後ろ側に反るような動きで大顎にて獲物を挟み、
頭を戻しながら巣内に引きずり込むのである。

プロレスでいうジャーマンスープレックス(投げっぱなし)を
巻き戻し再生するような動作で引きずり込むのである。

凄い進化である!

と、6回に渡って紹介してきたが本日にて本長編ブログは終わる。
疲れた。

【捕獲時満足度】10(10点満点) 説明する必要ないでしょう。


08/16
穴の中の生物⑤ ―成功編―

前回のブログで書いた疑似餌作戦を実行してみた。

書いた通り、少し離れた位置から、疑似アリを巣の周囲に落とし、
地面を引きずりながら巣の周囲を動かしてみた。

\(◎o◎)/!
驚いたことに、ハンミョウの幼虫が疑似餌に飛びついてくるように頭を跳ね上げてくるではないか!
次の瞬間、疑似餌はキャッチされ巣内に引きずり込まれた。
次の瞬間に私は引っ張り上げた。
ハンミョウが反応してから捕獲までおそらく1.5秒前後。

(@д@;)//
釣り上げた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
20130627.JPG

別の巣でも、別の巣でも成功。
2年間、全く釣れなかったのに、10分間で3頭もゲット。
本気獲りしたら、100頭でも200頭でも釣り上げる自信あり。
ハンミョウ釣り選手権があれば金メダル候補一番手ではないであろうか?

考え抜いた作戦での成功。
ビビる程の巨大な達成感であった。

このブログ、ハンミョウファンのバイブルになるに違いない。

まだ、つづく

08/15
穴の中の生物④ ―ひらめき編―

ハンミョウ幼虫釣りに失敗して2年が経過。
軽く100回以上は失敗している。
しかし諦めてはいけないのが研究者である。
2012年の秋もたくさんの穴が発生した。
ただ、もう同じ作戦、すなわち、
枯草を巣穴に突っ込み、その枯草を幼虫がどけようと押し出される瞬間に釣り出す方法
を実行するつもりはなかった。

ちなみに100回以上の失敗はただの繰り返しではなく、
枯草の長さや太さ、穴への突っ込み方、タイミング、植物種、さらには生草等の検討も含まれる。

幼虫が枯草を持ち上げる行為は、住処に突っ込まれた枯草が邪魔で幼虫が巣から追い出す行為と推測される。
すなわち、よく考えると、
幼虫は枯草を巣穴から出したいわけで、その枯草を引き抜いたところで、
幼虫にとってはラッキーなことで枯草を噛み続けている必要がない。
一緒に引き上げられる可能性は当然低いはずである。

発想の転換が重要である。

この「枯草法」がダメな理由は以下の4点と分析した。
① 枯草にきっちり喰い付いていない可能性が高い。つまり巣の中から邪魔な枯草を頭を使って押し出しているだけの可能性が高い。
② そもそも枯草は脆く、きっちりハンミョウの幼虫が噛みつくことができないかもしれない。
③ 枯草が動いて地表付近に出て来た瞬間に手で枯草を引き上げていたが、おそらくハンミョウの視界に手が入った瞬間に、ずば抜けた反射神経ですぐに巣内に潜っている。
④ 枯草法を応用した「枯草シャベル法」は、掘るために巣に相当近づかねばならず、これまたハンミョウの幼虫視界に入ってしまう。

上の問題を見事に解決するため、私がとった作戦を以下に示す。
① 積極的に噛みつかせる方法にすべきで、疑似餌が良いはずである。
② 牙で挟みやすく(喰い付きやすく)するために、糸で作る。
③ しかも、メインの獲物であるアリに似せるため黒い糸を使い大きさをアリサイズにする。
④ 釣竿のようにして、私が1m程離れた所から疑似餌を扱い視界に入らないようにする。
⑤ 振動を感じているとすると真上から疑似餌を垂らすのは不自然なので、巣の周囲に疑似餌を落とし、アリの様な動きで巣の真上まで疑似餌を引きずる。

さて、完成したハンミョウ幼虫捕獲道具はこれである。
2013062601.JPG

疑似餌の部分のアップはこれである。胸部と腹部間のくびれも再現した。
2013062602.JPG


作製に要した時間、約10分間。

謎の自信があった。

つづく
次はクライマックスだ!

08/14
穴の中の生物③ ―大人編―

この巣穴は初秋~晩秋に発生する。
つまり、夏の間に成虫が卵を産んでいることはわかっていた。
しかし、有名なあのカラフルで美しいハンミョウを畑で目撃したことが無かった。

と、そんなある日、私の腕にハエかアブがとまった。
が、よく見ると甲虫である。
目を凝らして見ると、鋭い牙がある。
ハンミョウである。
いわゆるハンミョウ(ナミハンミョウ)の半分の大きさもなく、体色も地味であるが、
姿形は間違いなくハンミョウである。

とにかく身軽でよく飛ぶ。
素早い。
しかし、ハンミョウの仲間の飛び方は、数メートルから10 メートル飛んでは着地するのが特徴である(地面が多いが、植物上にとまることもある)。
高く、遠くに飛んで行くという飛び方ではない。
となると、本気になった私から逃げられるはずがない。
撮影成功! 間違いなくハンミョウの仲間である。

2013061901.JPG

その名はトウキョウヒメハンミョウ。
東京の小さなハンミョウという意味である。
実際、東京付近を中心に棲息している1 cmにも満たないハンミョウである。


2013061902.png

発達した牙(大顎)と大きな複眼。
両方共に獲物を素早く発見し噛み殺すための武器であり、
体は小さくても獰猛なハンターである。

芦田先生に確認してもらったが、
トウキョウヒメハンミョウで間違いないということであった。

ついに、あの巣穴の幼虫の正体がわかった。

つづく

08/13
穴の中の生物② ―出会い編―

昨日の写真ではわからないが、
ハンミョウの幼虫は、巣穴の外から見える頭部の下はコガネムシの幼虫の様なイモムシ系の肉体である。
もし巣穴を横から観察できるとしたら、
体の割に大きめの頭部を持ったイモムシが、
垂直に地中に伸びた竪穴に立っているような態勢である。

しかも、背中にフックのような突起が付いていて、地上に引っ張られる力が働いても、
簡単には巣から引き抜かれないような体形をしている。
この知識は図鑑から得たもので、私は本物を見たことが無い。
図鑑でも見られたことが無い多くの方には、文字で説明しても理解が難しいはずである。

従って、発見後、何度も私はこいつを吊り出そうと畑作業をそっちのけで夢中になった。
地面に屈んで枯草等を巣穴にそっと刺して、
幼虫がそれを押し上げた所を吊り上げようと挑戦するが、結局できずじまい。
(一応、「ハンミョウ釣り」という言葉はあり、この方法での成功例を稀に聞く。)

困った私は、共同研究者のシン君に仲介してもらい、
ハンミョウ分類の専門家の一人である京都大学の芦田久准教授(当時,現近畿大学教授)にメールし、どうやって釣り出したら良いか質問をした。
先生は朝日放送『探偵ナイトスクープ』でハンミョウ釣りネタの時にも登場されており、私はたまたま実家に帰った際にその放送を見ていたのである。
先生の本業は「糖鎖を介した微生物と生体の関わり」に関する研究なのであるが、
趣味の昆虫分類(新種発見)でも論文を多数出しておられる。

しかしながら、連絡をすると先生はその番組撮影中には釣れなかったらしい。
「あれ、かなり難しいですよ。ただ、この穴がハンミョウであることは間違いないです。」
という回答。

後々、この関係が共同研究に発展するのだから不思議な縁である。
京都大学とLKM512でキーワード検索してみて頂きたい。
2011年のビフィズス菌寿命伸長のニュースが沢山出てくるはずである。
参照:プレスリリース

この研究の一部のデータ作りを助けて頂いて論文にすることができたのであるが、
まさか、先生と私のファーストコンタクトが「ハンミョウの幼虫」だった事は誰も想像できないであろう。

芦田先生が探偵ナイトスクープで最終的に成功された方法は、
穴の入り口に顔を出した瞬間にスコップで掘り起こす作戦だったということで、やってみた。
しかしながら、散々やってみるも失敗の連続。

正直、大の大人が、地面に屈んでジーッと穴を見つめ、
突然、スコップで掘り起こす姿は異様だったことであろう。

ハンミョウの幼虫の巣は深さ30 cm程度はあるようで、
硬い地盤では一撃で掘り起こせるのはせいぜい深さ20 cm位が限界で困難である。
振動を敏感に感じ、しかも動きが素早いようで全く掘り出せない。
そうこうしている内に、2年の月日が経った。

つづく

08/12
穴の中の生物①

今日から6回にわたり公開するブログは仕上げるのに3年半も要した。
やっとブログとして公開できることを大変うれしく思う。
但し、私の熱意と苦労が、読者の皆様に伝わる自信はないし、
皆様にとっては大したことではない可能性が高い。
しかし、それなりの知識と努力と運が必要であることは主張しておく。

本編

畑の端(作物を植えないエリア)の湿気た硬い土壌に開いた直径5 mm程度の穴。
2013061801.JPG

鋭く尖った金属を地面に挿して抜いたような無味乾燥で人工的な様相すら感じる程に真ん丸である。
地面+穴=アリの巣
と連想する人もいるかもしれないが、こんなにまっすぐ地中に伸びる穴をアリは掘らない。
第一、護衛のアリがいないし、巣の中から運ばれてくる土やゴミがない。

と、勿体ぶる必要はない。
ハンミョウの仲間の幼虫の巣であることは明白なのである。
ハンミョウ(ナミハンミョウ※)は私が最も好きな昆虫の一つであるので間違えようがない。
※ナミハンミョウを一般的にはハンミョウと呼ぶ。知っている人は知っている、あのメタリックな青、緑、赤、白のカラフルな奴である。知らない方は、インターネットで調べて下さい。

この家主は、極めて用心深く、地面の振動等を敏感に感じる相手。
全ての気配を消してじっと待つしかない。
待つこと、4、5分。突如地中から頭が出てくる。
が、デジカメをそっと向けるとまた地中に。
とにかく用心深く、素早い。
またまた待つこと、5分か10分。
用心深くなっているので、なかなか出て来なくなる。
出てきた瞬間に撮影するが、シャッターが下りた時にはもう地中へ戻り写っていない。
これの繰り返し。
不思議なことに、撮影で狙っていない1 m向こうの複数の穴からは頭が見えている。
時間をかけて、なんとか撮影成功した写真がこれである。


2013061802.JPG

見えているのは頭部。
見難いが頭部にはハンティングには欠かせない大顎を持っている。
地中に垂直掘った巣穴に蓋をするように頭部だけ地表に出して獲物を待ち、
この近くをアリやイモムシなどが通ると、一瞬で頭を反らすように出してきて大顎で掴んで巣内に引きずり込むのである。

つづく

08/08
オンブバッタ牧場

今朝、オンブバッタの成虫2013年度第1号を確認しました。
羽化したばかりのメスで、何も傷がついておらず綺麗です。
20130808-1.JPG
バッタの仲間が成虫になり始めると、いよいよ夏も後半を迎えることを意味しております。

自宅には大量のオンブバッタがいます。
「飼っている」のか、「勝手にいる」のか?

毎年自然に生えてくるシソを私は適当に間引き10本ほどを大きく育てます。
毎年自然にそこにオンブバッタが発生します。

シソを食い荒らしますが、私は放置しています。
所詮、シソなんて必要な時で1日2~3枚、年間40枚位でしょう。
それ位は収穫できます。

シソとバッタの健全な生育を目指し、少々肥料も与えますし、
新芽を糸で巻いた穴に住みつくベニフキノメイガなどは退治します。

そもそも、私の真の目的はオンブバッタ目当てにやって来るカマキリですから!
そのためのオンブバッタ牧場です。

生きた獲物しか食べないカマキリを飼育する際は、餌採りが大変です。
この牧場は、その労力を省くために運営しています。
忙しい時や天気が悪くチョウの仲間が捕獲できない時は非常に重宝します。

上の写真のようにシソでない植物(これは牧場の横の鉢植えエダマメ)に被害を出した場合、そのバッタが優先的にカマキリの餌になるシステムです

先日、近くにいたハラビロカマキリにエダマメの新芽を食したバッタをプレゼントした時の写真です。
20130808-2.JPG
おいしそうに食べてくれました!

07/16
セミの羽化

35℃を超える暑さのため、既に7月末から8月上旬の夏本番の様な気がしますが、
まだ7月中旬に入ったところ。
例年では、まだ梅雨。
それを思い出させてくれる存在が昆虫です。

関東地方で一般的に最初に鳴き声が聞こえるセミはニイニイゼミ。
過去に紹介したことがある小柄なセミです
参照ブログ:ニイニイゼミ

6月下旬から泣き始め、7月下旬に梅雨が明けるまでは彼らの独壇場です。
実際、先週東京都西多摩郡日の出町で鳴いていたセミは100%がニイニイゼミでした。

そして、これからアブラゼミとミンミンゼミが登場します。

一昨日の夕方、そのどちらかの幼虫が羽化しようと地上に出てきた所を発見しました。
両種の幼虫の識別は難しい。
ちょっと面倒でしたが、今年初というものあり、自宅に持ち帰り鉢植えで羽化させました。

羽化に適した場所を探し中。
2013071601.JPG

八重さんの戦い(『八重の桜』を視聴)に感銘を受けている間に羽化開始!
上半身が既に垂れ下がっておりました。

2013071602.JPG>

まさに上体を起こす瞬間です。
2013071603.JPG


こうなると眺めていてもわかる位、翅がグングン伸びてきます。
2013071604.JPG

あとは全身が乾き表皮が硬くなるのを待つだけ。

2013071605.JPG


アブラゼミと予想しましたがこの翅の透明度から判断してミンミンゼミでした。
やっぱり難しい。

朝まで待てないので、撮影はこれにて終了。
おやすみなさい。

ということで、ボチボチ、関東地方ではミンミンゼミとアブラゼミの大合唱(大合奏と言うべきかもしれませんが)が始まり、夏本番を迎えます。

関西以西ではこれに早朝にクマゼミが加わるから暑苦しい・・・。


【捕獲時満足度】6(10点満点)個人的にはアブラゼミとミンミンゼミは見慣れているのと、本気出したら羽化シーズンなら必ず捕獲する自信があるので満足感は低い(他の種のセミなら点数は上がる)。子供受けが良い点はポイントアップ。

06/06
アシナガバエの仲間

体長1 cmにも満たない小さなハエである。
畑のジャガイモの葉の上におり、美しかったので暫く観察した。

2013060601.png

昆虫ならではの緑系メタリック色がたまらない。

しかし、こいつが何者なのか種レベルでは私にはわからない。

アシナガバエ科に属することはわかるが、
この仲間は日本だけでも500種以上存在すると推測されており、
専門家でない私がわかるわけもない。

よく見ると、背中に立派な毛が生えているのがわかるであろう。
この毛、専門用語で「剛毛」という。
「そのままやんけ」という声が聞こえそう。

実は、この剛毛の並び方が、ハエの種を識別する上で非常に重要なのである。
どの位置に何本あるか?
例えば、正中剛毛(正中線に沿って対になっている剛毛)の並び方で識別できる種もあるそうだ。

凄い世界である。
マニアック過ぎる。
というか、剛毛の位置でハエの種を見切ることができる研究者は世界中に何人位いるのか興味深い。

話はずれたが、少々調べた所、アシナガバエの成虫は肉食らしい。
小さな昆虫を捕獲して食べているということ。
ジャガイモのアブラムシでも食べるために来てくれたのだろうか?

【捕獲時満足度】3(10点満点)。ハエマニアではないので、綺麗と思うが大してテンションは上がらない。しかし綺麗なので捕獲したら誰かに見せたくなる。

05/13
なんとか捕獲!(注)爬虫類です

生垣の上に日光浴をしているカナヘビ発見!
正式にはニホンカナヘビ。
日本の固有種である。

こいつを捕まえるのは結構大変である。
とにかく素早い。

下に虫捕り網で構えて、上から落とす作戦に決定。

実行。
でも、失敗。
しかしまだ生垣の中にいる。
詳細は省くが、何とか捕獲!
5分間位は追いかけっこをしていたはずである。

なかなか精悍な顔である。
201305131.JPGヘビという名前は付くが、ちゃんと4本の足があるトカゲである。
腹側は極端に黄色い個体であった。
201315132.JPG私の知る限り、これは個体により白っぽい色から黄色、緑っぽい色、茶色まで様々あり、
雌雄の違いや繁殖期を示しているものではないようだ。

本州でよく見るトカゲの仲間は、主としてこのニホンカナヘビとニホントカゲがいる。
ニホントカゲは尾が青く、カナヘビよりウェット感がある皮膚である。
この2種くらいは識別できないと恥ずかしい。
いや、少なくとも私にはバカにされる。

           
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