04/26
大袈裟にいうとホラー映画の序章であり見過ごしたらアカンのです

今朝、自宅にゴキブリがいた。
4月なので、もちろん幼虫である。

ただ、虫嫌いにはゴキブリと認識することができないかもしれない。

不完全変態の昆虫なので、「恐怖の成虫」(※)から翅を除き小さくした姿で、
形態は殆ど同じである。
よく見ると、成虫同様に長い触角をユサユサしているが、
遠目で見ていると、小さな甲虫と誤解する人も多いであろう。
今朝発見した個体は6~7mmで、軽く無視するところであった。

※一般論であり、本ブログは一般論で書く。個人的には不快であるが恐怖は感じない。

幼虫における成虫との一番の差異は、足が遅い点であろう。
成虫の素早さからは想像できない位に足が遅い。
テクテクと歩いている。
表現は人それぞれであるが、私レベルになると、カワイイと感じることもできる。
手に這わせるように乗せて捕獲して、カエルの餌にしようかとも思う。
そのため、発見しても慌てる必要はない。
簡単にティッシュで包んで退治できる。

一般人にとって大切なのは、ゴキブリの幼虫と認識する眼力を持っている事であろう。
見過ごすと1~2ヶ月後には、自宅を恐怖の館に変えてしまうかもしれない。
幼虫は移動能力が低いため、たまたま放浪個体が家に入って来たとは考え難い。
つまり、自宅で孵化したと考えられ、1匹の出現は数十匹を意味する。
ゴキブリの幼虫出現はホラー映画の序章のようなものである。
主人公は、近い将来自分を襲う恐怖分子に気付いていない・・・。

03/04
啓蟄(2016年版 1日早いけど)  ―怒りのキアゲハで祝いましょ―

早いもので2016年も明日(3月5日)が啓蟄である。
啓蟄とは、冬眠していた生き物が目覚めるという意を持つ、
二十四節気の一つである。

これに合わせるかのように気温が上がり始めた。
昨晩のNHKニュースによると、冬将軍はもう見納めになる可能性が高いらしい。

今年の啓蟄は昨年ちょっかいを出して怒らせたキアゲハの写真をどうぞ!

160304.jpg

もちろん幼虫である。
鳥粉状幼虫を経て、グロテスクになったばかりの幼虫である。
現在はサナギで春を待っている個体の幼虫時代の写真である。

ツンツンと指で突くと
突かれている方向に体をぶつけてくるように角を出して威嚇してくる。
この角は、何もない状態から突如ニョキニョキっと出現するので、
知識を持っていなければ驚くことであろう。

専門用語ではこの角を肉角という。
見せかけ(視覚的防御)だけではない。
同時に臭いを放出して威嚇して来る。
これは、アゲハ類の幼虫に共通した攻撃(防御というべき?)法で、
このニオイは食べている植物がベースとなっている。
キアゲハの場合、セリ科の植物を偏食するので、
パセリの濃縮液をベースにした刺激臭とでもいえばよいか...。

ただ、臭いの質としては耐えられないものではない。
便所の芳香剤を鼻先10cmに近付けて匂った時に受ける刺激
というのが、私がこの臭いを知らない人に対してできる精一杯の表現である。
自分で確認してもらいたい。
天敵の鳥などに咥えられた時には効果を発揮することであろう。

今年は久しぶりにカマキリでも飼おうかな~

12/14
眠りにつきました

アマガエル達は飼育ケージに大量の水苔を入れて、
外気に曝した途端に冬眠に入ったようである。

外に出して二日目にのぞいたら、
水苔の中にちゃんと潜りこんでいた。
あまり冬眠中の姿を見ることはないので思わず撮影した。
151214.JPG

低温で濡れた環境下、しかも裸。
ヒトだと数時間で凍死している条件であるが、
眼を閉じて気持ちよさそうである。

変温動物おそるべし!

リスクのある飼育下でカエルの冬眠。
経験はまだ浅いが、おそらく重要と思うことを整理しておく。

①直前2週間位は多目に餌を与えある程度太らせておく。
なにしろ5ヶ月間という長丁場。冬眠中の餓死が最大のリスクである。
②寒いところに置いておく。
暖かくなれば少し活動(ちょっと移動等)します。活動はエネルギー消費を招き、そして餓死に繋がります。
③水苔が乾かないよう管理。
乾燥に弱い生き物である。夏場同様に乾燥したら死ぬので、水苔がずっと水を含んでいる必要がある。但し、冬は乾燥が遅く最初に水苔に水を十分含ませておけばリスクは少ないはず。
④底の水量の管理。
水苔が乾かないよう必要だが多過ぎると危険である。氷点下になり水が凍結する時にカエルが水に浸かっている状態だと水と一緒に凍結してしまうリスクがある。水はケージの下4~5cm位がベストではないかと考えている。

春に無事再開できることを祈っている。

11/18
何が出てくるねん?


和歌山巡業中。
紀伊半島の左側に戻ってきました!
昨晩は紀伊田辺市に宿泊。
駅周囲にコンビニは一軒もないのですが、
飲み屋はおかしい程沢山ある街です。

泊まったホテルでこんなの発見しました。

151118-1.JPG

私、ビジネスホテル経験はそれなりに豊富ですが、
殺虫剤が常備されているホテルは初めてです。

何が出てくるねん?
どんな頻度で出てくるねん?

虫好きですが、これの対象となる虫はそんなに好きではありません。
特にムカデは...

これが置いてあることによる不安感(何か出てくるのか?)
これが置いてあることによる安心感(何が出て来てもやっつけられる)
心の持ちようで揺れると思います。

結果的にはこいつが出て来ました。

151118-2.JPG

ユニットバスでシャワー中に遭遇。
2cm程度。
ノメイガの仲間ですかね?
わかりません。
知っている方がいましたら名前教えて下さい。

勿論、蛾を相手に殺虫剤を使うようなことは決してしません。
一晩一緒に過ごしました。

11/04
煮られた侵入者

無農薬で畑をやっていたら、
たくさんの昆虫達が遊びに来て棲み付きます。
迷惑ですが...
ですが、安全である証拠ではあります。

先日、無農薬の丹波黒豆のエダマメを頂きました。
間違いなく高級品でしょう。
午後10時位に帰宅したのでしんどかったのですが、
11時位から真夜中にかけて茹でました。
美味しいものを美味しく頂くためには全力を尽くすタイプの人間です。

茹で上がったものを食べていると怪しげな小さな穴を発見。

注意して豆を出してみると...

侵入者が食べた跡と、その犯人の亡骸を発見!
根に生長する部分に一体化していますが、違和感は抜群です。

151104.png

この形態から判断すると、ノメイガの仲間の幼虫でしょう。
種まで判定できませんが、間違いないと思います。

不法侵入で釜茹での刑
といったところでしょうか。

10/15
今年は確認できました 赤トンボ

昨年(2014年)は私の周囲では1匹も確認できなかった赤トンボ。
物心ついてからは初めての体験でした。
参考ブログ→「いないんです 赤トンボが

ですが、今年はいました。
(^。^;)ホッ
151015-1.JPG
赤とんぼの代表格、アキアカネです。

私が小さい時に見ていた群生状態、秋の風物詩、というには寂しい限りの個体数(数個体)ですが確認できました。
少なくとも私の住んでいる地域では希少種といえます。

小学生時代には、何十匹、何百匹とカマキリの餌に捕獲していたアキアカネ。
今、もしカマキリを飼っていたとしても、貴重で餌として与えないでしょう。

日本人の好きな童謡ランキングで必ずトップ3に入る「赤とんぼ」。
このままでは、
今の少年少女が大人になる頃には心に響かない曲になっているかもしれない
と危惧する今日この頃です。

30年前の昆虫少年より

09/30
内臓は嫌いだそうです

フタモンアシナガバチが青虫の肉団子を作っていました。
(腹部の黄色の2つの紋が種判別のポイント)
150930-1.JPG

青虫を噛み砕き肉団子にして、
巣に持ち帰ろうと飛び立つ直前です。

実は、この肉団子、高タンパク質のごちそうです。
あらゆるイモムシは筋肉の塊であると表現して間違いないと思いますが、
(触ったらわかります。絶妙のプリプリ感で筋肉の塊であることが。)
この筋肉のみを削ぎ取って団子にしているからです。

内臓はお嫌いなご様子。
決して団子には入れません。
苦いのでしょうか?

実は、この写真にも内臓はばっちり写っています。
生命の営みではありますが、ある意味、虐殺現場なのであります。

赤い丸を入れました。
150930-2.jpg

僅かに筋肉部位(明るい緑)がまだ少し残っていますが(後で取りに来る)、
濃緑色部位は全て内臓です。
器用に筋肉のみが剥ぎ取られているのが分かると思います。

マウスの腸を取り出すことが仕事柄多いですが、
脂肪組織等が周囲に付着しており、これを取り除き綺麗な腸組織にするのは、
ピンセットとはさみを使って結構大変な作業です。
アシナガバチを手なずけて、腸のクリーニングに使えないかと思う今日この頃です。

08/31
残念な結果

オタマジャクシから育てていたアマガエル(通称ちび)が死んでしまいました。

このブログに最後に登場したのは4月の冬眠から目覚めた時。
参照ブログ⇒1匹は越冬成功

最も難しいとされるオタマジャクシからカエルになった直後の時期をクリアしたので、少なくともあと5年位は付き合えると思っていただけにショックです。

過去に読んだ本によると、
卵から孵化したカエルが1年後に生きている確立は数%ということなので、
生き残った数%には入ったため、最低限のことはできたと思います。

個人的に1週間程、喪に服しますが、
素人ながら、研究者の端くれとして、
私なりに原因となった可能性のある事象を列挙してみます。

①餌の問題
体長が2 cm位になり、夏までは小さなバッタ、コオロギやクモを食べていたのですが、この季節、それらは巨大化して餌とすることができなくなりました。
そこで、ワラジムシ(丸まらないダンゴ虫と表現すれば知らない人もわかるかな?)中心の餌になりました。
序盤は喜んで食べていたのですが、後半はあまり食べなくなりました。
餌の好みで食欲が落ちて、衰弱していった可能性が考えられます。
が、そんなことあるのか?

②土(培養土)
自然界では主として植物の上で暮らすアマガエル。
喜ぶだろうと観葉植物ポトスを入れていました。
そのポトスが、暑さ対策で日光の当たらない暗い場所で且つ化学肥料はカエルには好ましくないと肥料無しの水耕栽培で飼育ケージに入れていたので弱って来ました。
そこで、元気な鉢植えのポトスと入れ替えたのが、まさに1週間前。
小さな鉢に市販の観葉植物用の培養土を入れて、上にたっぷり水を含んだ水苔を載せていたのですが、この土にカエルにとっては良くない成分が入っていたのか?
ただ、同様の処理をした大人のアマガエルは今のところ健康そうである。

③ウィルス
飼育ケージを洗う際、手で別の容器に移動させていました。
手に致命的なウィルスが付いていたのか?

④太陽光
玄関の暗い場所が定位置でした。
従って、「ちび」は殆ど太陽光を浴びていないことになります。
ヒトでも太陽光を浴びることでビタミンDが産生されるなど、
あなどってはいけないことかもしれません。
ただ、カエルでも同様のことがあるのかは謎です。

⑤まさかの死んだふり
私なりに、昨日は、何に原因があったのかを色々調べました。
その中でカエルが死んだふりをすることも多々あるという事実を知りました。
その写真が、最後の姿にそっくりなんです。
厳密にいうと、ちびは喉が動いており死んでいなかったのは間違いありません。
ただ、物凄く衰弱しており、間もなく死んでしまうと判断したのです。
私は、最期は自然の中で迎えた方がよいだろうと考え、
メダカを飼育している甕の上のホテイソウの葉の上にそっと置きました。
しかし、翌朝見に行った時には死骸はありませんでした。
死んでいたら埋めてあげようと、かなり本格的に探したのですが・・・。

あれが死んだふりなら嬉しい・・・
そう信じて、水甕の水を10年間は枯らさないようにしてあげようと思います。

08/12
カエル喉詰まる

5月末から草むらでアマガエルの餌として捕獲してショウリョウバッタは、
既に餌に適したサイズを超えてしまいました。
(全長10cm級になるバッタです。)

小さめの個体を見つけて与えてみたのですが、
ほら、この通り。
20150812.JPG

喉が詰まりそうです。
いや、詰まっている?

前脚を使いながら、10分位で飲み込み完了していましたが、
バッタのサイズがカエルの体長と同じ位なので、
物理的に、どうして胃袋に納まるのか謎です。
もちろんカエルは噛み切ることができないので丸飲みです。

最初に胃袋に入った頭部を消化しながら、
腹部を押し込んでいったと推測しています。

08/11
最近は茶色がお気に入り

アマガエルが環境に合わせて体色を変化させることはご存知でしょう。
いわゆる保護色ってやつです。

最近は暑過ぎるため、日光も簾で遮っており、少々暗い環境で飼育しております。
1匹は、ケージに入れた木がお気に入りのようで、1日の大半を木の上で過ごしています。

そうすると、こんな体色になるのです!
20150811.jpg

まずは左側のカエル。
通常の綺麗な黄緑色のアマガエルとは異なり、
環境に合わせて、薄茶色の部分が増えています。

そして、右側のカエル。
「お前、本当はアカガエルか?」
と思ってしまう位に見事に変色しています。
乗っている木の色とほぼ同じです。

土色や灰色っぽくなっているアマガエルは見たことありますが、
ここまで赤茶色になっている個体は珍しいのではないでしょうか?

体色は、ホルモンで調整し、
彼らがこの色になろうと考えて変色している訳ではないようですが、
見事としか言いようがありません。

           
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