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協同乳業研究所

01/17
ヒシバッタ

さーて、今年一発目の虫ブログは、真冬でも活動しているヒシバッタから始めましょう。
これは、先週畑で撮影したものです。
201201171.JPG何処にいるかわかりますか?

その名の通り、背中が菱形だからこんな名前がついています。
深い草むらより、草が少なめで地表がむき出しになっているような環境に多いです。
体長は1cm前後ですね。0.8 cm~1.3 cm位でしょうか。
小さなバッタで、全国何処にでもいます。
草原を探せば大概見つけられますが、虫に興味ない人は小さいので
気付いたこともないかもしれません。
体、特に背中の模様、は生息環境により色々変化があります。
これは乾いた畑の土の上に棲んでいたので、明るい土色していますが、
もっと湿気な場所なら土の色に合わせて黒っぽい色をしています。
ただ、形は皆一緒で、菱形です。
でも、この菱形にたたまれた翅は見せ掛けで、羽ばたいて飛ぶことはありません。

太い足からわかるようにジャンプ力は結構凄いです。
40~50 cmは軽く跳ぶんじゃないですかね。
「それだけ?」と思われるかもしれませんが、体長1 cmですし、体の割には凄いです。
保護色もあり、ジャンプ前後も殆ど動かないでじっとしているので、結構見失います。
でも、見失ってもすぐ見つけられます。
着地した付近を手や足で触れば再び、ピョーンと再び跳びますので。

【捕獲時満足感:3】(10点満点)

もしかしたら見つからないって方がいるかもしれないので、印をつけました。
赤い丸の中です。
201201172.jpg

12/22
えっ、結婚!!!!!!!???????

昨晩は職場の忘年会でした。
本当なら、ウィルス性腸炎後、初めての飲み会だったので、
大丈夫であったことを面白おかしく報告する予定でした。

ですが、突然、職場内での予想外の結婚の発表があり予定変更。
衝撃で忘年会は大混乱。
しかも、「美女と野獣」のペア。
いや、野獣に失礼、「美女とへなちょこゴリラ」という表現が正しいでしょうか。
2年半付き合っていて、周囲に全く気付かれていなかった点は天晴であります。

もし、ウィルス性腸炎が完治していない状態で参加していたら、
その衝撃で私はウンコをちびっていたことでしょう。

昨日散々いじったので、今日は私から祝福の『ハート』をプレゼント。
20111222.JPG
アキアカネの交尾ですが、ハート型になっているでしょう。
上側がオス、下側がメスです。
トンボの交尾は解説が大変なのでお蔵入りしていたのですが、説明しましょう。

トンボの交尾器も他の多くの昆虫同様、腹部(しっぽ)の先にあります。
しかし、オスはこの部分は特種な鈎状になっており、これでメスの首をはさみ固定します。
その結果、連結状態になり、この状態で飛んでいるのを見たことがある方も多いでしょう。
しかしこれは交尾ではなく結婚飛行。新婚旅行みたいなものです。
交尾はこの後です。
オスは自分の交尾器がメスの固定で使えないので、尾の付け根にもうひとつの副交尾器(専門的には貯精嚢という)を持ち、ここにあらかじめ尾端の精子を移しておきます。
そして、首をつかまれたメスがしっぽを曲げて、これに自分の交尾器を接触させるのです。
この時にハート形になるトンボが多く、多くの方を魅了するのです。

【捕獲時満足感:3】(10点満点) 捕まえやすいトンボなので。この写真は満足の7点。

危うく、このブログがへなちょこゴリラの結婚ネタに乗っ取られそうになりましたが、
虫ネタで体裁を保ちました。

12/16
まだ活動中の虫

寒いです。
先週はこちらでも雪が降ったことを報告しましたが、
いよいよ冬本番ですね。

もう活発に活動している虫はいないと思っている方、
そんなことはありませんよー。
活動していても土の中だろうと思われている方、いいえ違います。

先日、「なかなか食卓までの道は厳しい...」
紹介したオータムポエムの花には、
12月でも晴れた暖かい日中には蜜や花粉を求めて、
虫たちが飛んできます。


201112161.JPG

ツマグロキンバエとミツバチのツーショット写真です。
特にミツバチは数が多いです。
働き者ですなー。

寒さのため、既にオータムポエムは茎が伸びず、
野菜としての価値はなくなっています。
しかし、虫たちのために一部は引っこ抜かずに残してあります。
殆ど花がない環境下、
私の畑の一角には花が残っているので皆集まってくるのかもしれません。

ちなみに、ツマグロキンバエはハエのくせにウンコより花の方を好みます。

201112162.JPG


花の蜜を舐めるために進化したと考えられる長い口と、複眼の横縞模様が特徴です。
変なメガネ見たいでしょ。

12/06
ジョロウグモ

東京都西多摩郡の気候だと、12月初旬でもまだ健在なのがジョロウグモです。
晩秋を中心に、街路樹や電線などを利用して、巨大な巣を張っている大きなクモで、
殆どの方が見たことあると思います。
この敷地の周囲にもたくさんいます。
201112061.JPG

雌の体長は2-3 cm、足を入れると5-6 cmにもなります。
一方、♂はその半分にも満たないサイズで、同じ巣の隅っこにそっと身を寄せていることが多いのですが、気が付かない方も多いと思います。

秋も深まり産卵が近づくと、腹が膨らむと同時に非常にカラフルになり、
黄色ベースに黒、青、そして腹の裏側には紅色の部分が出てきます。
クモ嫌いにはたまらなく気持ち悪い毒々しさでしょうが、
よく見ると綺麗ですよ。
せっかくなので腹側もどうぞ。
201112062.JPG

国内で巣を張るタイプの大きなクモは、このジョロウグモと以前に紹介したコガネグモ
の2種類です。
並べると明らかに模様は違いますが、もっと楽に識別するには、
ジョロウグモは晩秋で巣は樹木の上、
コガネグモは夏で巣は草原の中
と覚えておけば簡単です。
ジョロウグモの巣には、ギザギザ模様の隠れ帯がありません。
また、ジョロウグモの巣は食べかすや糞のようなものが放置されていることが多く、
掃除嫌いのようです。
上の写真にもゴミが写ってますよね。

この腹、柔らかくプニョプニョしてて触ると気持ちがいいんですよ!

11/29
例外もありますよ(ミヤマフキバッタ)

昨日、
「殆どの不完全変態(蛹にならない)の昆虫の成虫と幼虫の見分け方は、翅があるかないかで区別すれば間違いません。ゴキブリもそうです。」
と書きましたが、例外もあります。
ブログにするタイミングを逃していましたので、本日紹介します。

201111291.JPG

このミヤマフキバッタと思えるフキバッタの仲間もその一つです。
標高の高い所に棲んでいる翅が退化しているバッタです。
これは東京の西の方にある御岳(みたけ)山で9月末に撮影したもので、時期的にも成虫に間違いありませんが、翅は小さい茶色のものがちょこっとついている程度です。
これで立派な大人です。

このバッタ、標高の高い山に棲息していて、それに加えて翅が無いので移動範囲が狭いため、地域によって少しずつ遺伝的な特徴が出てきて、種の分化が進んでいます。
そのため分類学的にたくさんの種類に分けられており、専門家でも種の識別が困難で、
きっちり名前が言えない位難しいのです。
私には、ミヤマフキバッタの一種としか言えません。
実は、一昨年、東北の標高の高い山に棲息しているハヤチネフキバッタを山形県の月山で見つけた時にブログにしていますので、ご参照下さい。

この2種類のバッタは、「昔からの親戚だけど、翅が短くなって移動も大変なので会いに行けなくなり、ずーっと何百、何千世代も交流が無く、今では親戚とは言えなくなった」
というイメージでしょうかね。

【捕獲時満足感:9】(10点満点) 私にとっては極めて珍しいバッタです。

余談ですが、
このバッタを発見した御岳山の御岳神社には、毎年、協乳研究所でお祓いに行っているのですが、今年はアメリカ出張と重なり行けませんでした。
信心深い私はとても不安になり、9月末に個人的にお参りに行ったのですが、
台風の爪痕が、凄かったです。でも、このおかげでバッタに出会えましたが...。


201111292.JPG

11/28
コカマキリ

秋も深まり、昆虫たちを見る機会もめっきり減りました。
その気になればまだまだ見つけられますけど...。

今日は大好きなカマキリで、これまで登場していなかったコカマキリの登場。
201111281.JPG


晩秋まで見られます。
体長が4.5-6.5 cm程度の小さい茶色いカマキリです。
先のブログ、ハラビロカマキリ(週齢幼虫)で紹介しましたように、
殆どのカマキリは環境により緑型と茶色型の両者が発生しますが、
コカマキリは茶色型のみ。
但し、淡い茶色からこげ茶色の個体があり、茶色系の中で差はあります。

他のカマキリと比べると小さいので、子供(幼虫)のカマキリと間違う方が多いですが、これでも立派な成虫です。
こういう間違いをする人にアドバイス!
殆どの不完全変態(蛹にならない)の昆虫の成虫と幼虫の見分け方は、
翅があるかないかで区別すれば間違いません。
ゴキブリもそうです。

コカマキリの特徴は鎌(一番前の足)の内側の白黒の模様です。
これ↓
201111282.JPG

今度捕まえたら観察してみて下さい。
他のカマキリと異なり、力も弱いので、手を鎌で攻撃されても殆ど痛くありませんのでご安心下さい。

私の経験ですが、他のカマキリになくて、コカマキリだけの特徴として、
死んだふりをすることが挙げられます。
また、他のカマキリのように威嚇のポーズをとることも滅多にありません。
それに軽いのでよく飛んで逃げます(決して上手ではないですが)。
生き残り戦略として、自分が大して強くないことを認識しているのでしょうかね。

【捕獲時満足感:5】(10点満点)

11/16
あのヤモリ!?

今日は朝から、掃除のオッチャンが、ヤモリの話題。
「ヤモリだっけ、イモリだっけ?」
から始まりました。
やっぱり、以前に散々説明しましたが、ヤモリとイモリの区別がついていなかったようです。

「ヤモリの糞」「ウン小話18」を参照

寒さが増し、動きが鈍くなったところを発見されました。
201111161.JPG


間違いなくこいつはヤモリですね。
おそらく、あのウンコの犯人でしょう。

手に乗せたら、吸引力を感じます。

201111162.JPG


せっかくなのでお顔を紹介。
かわいいです。

日当たりの良い場所に逃がしてやりました。
無事冬眠して、来年も、研究所の守り神を担って欲しいものです。

11/14
オンブバッタ

極めて珍しくないバッタです。
極めて捕獲しやすいバッタです。
幼稚園児でも捕まえられます。

オスは2.5 cm前後、メスは4cm-4.5 cmの大きさです。
交尾していなくても、オスがメスの上にちょこんと乗っていることが多く、
大人が子供をおんぶしているように見えます。
そのままオンブバッタという名がついています。

ちょっと草があれば道端でも棲息しています。
昨年も朝顔の花を食べている様子を紹介しました(ミスマッチhttp://lkm512-blog.com/2010/08/26/
庭でシソなどを植えていると何処からかやってきて、それを食べることが多いです。
しかし、少食なのでチョウやガの幼虫と比べると食害はかわいいもので、私は放置しています。
但し、その代償として、私に捕獲され、カマキリやクモの餌にされる可能性はありますが。

先日、茶色型メスと緑型オスのコンビがいましたので、写真に撮りました。
20111114-1.JPG
噛みついたり、ひっかいたりしませんので、
小さな子供に虫を経験させる第一歩には、非常にふさわしい生き物です。

【捕獲時満足感:2】(10点満点)
※カマキリなどの餌として探索中は状況により満足感はアップする。

11/04
怖そうなコオロギ

横綱を名乗るカメムシ(ヨコヅナサシガメ)、
殿様を名乗るバッタ(トノサマバッタ
を紹介しましたが、今日は怖そうなコオロギです。
こいつです。
20111104.JPG
その名はエンマコオロギ。
体長3 cm前後と、日本最大のコオロギです。
黒褐色で頭は光沢があり、重量感がありますね。
この立派な後ろ足を見て下さい。
スピードスケートの選手の太ももみたいに立派でしょう!
しかし、あまり普段はピョンピョンと跳ねることはなく、歩いていることが多く、
これでジャンプするのは危険が迫った時くらいだと思います。
ジャンプしても体が重いのか、10 cm程度しか飛べません。
ピョン(跳ね)、ゴソゴソゴソ(歩き)、ピョン、ゴソゴソゴソと逃げます。

名前の所以は、顔を正面から見た時の模様が、
閻魔大王の怒っている顔の形相のようだからです。
すいません。正面写真撮り忘れました。
この写真でも目の横に白い線があるのがわかると思いますが、
これを正面から見ると怒っている時の眉毛のように見えるのです。

かなり力が強いです。
いたずらで「ゴキブリッ」って見せると皆びっくりして面白いので、
手の中に隠していると、脱出しようとする力の強さで、痛こそばくて、
耐えられなくなることがあります。

雑食性なので畑では害虫となることも多いです。
チョウやガや鳥を避けるための寒冷紗も、きっちりと地面に埋めておかないと、
隙間があると侵入してきます。
私のラディッシュは結構食べられました。

しかし、こいつの鳴き声は美しいです。
「コロコロコロリーー」
とでも表現すればよいですかね。
皆さんも秋には必ず耳にしている声ですよ。

10/31
ホシホウジャク

今日は蛾、ホシホウジャクの登場です。
聞いたことない方が殆どだと思いますが、知らない内に見かけたことはある人は多いと思います。

昼間に活動し、
ハチドリのように花の横でホバリングして花の蜜を吸うタイプの蛾です。
黒をベースにオレンジ色の模様が後翅と腹の部分にありますので、ハチと間違えられることも多いです。
漢字で書くと星蜂雀。
このオレンジ色がホシホウジャクのホシ(星)の所以らしいです。
蜂にそっくりで、雀はスズメガ科だからだと思います。

凄い飛翔能力で、高速で花から花へと移動します。
1つの花の吸蜜にかける時間は1-2秒で、次から次へ花を替えてあっという間に何処かに飛んで行きます。
逆に虫慣れしていると、あんなに機敏な動きをするハチはいないので
一発でホシホウジャクだとわかってしまいます。

では、花に狙いを定め、長いストロー状の口を伸ばし蜜を吸うホシホウジャクの一連の動作撮影に成功しましたので、4枚連続で紹介します(数秒間連続撮影できるデジカメを買いました)。
201110311.JPG


201110312.JPG


201110313.JPG

201110314.JPG


【捕獲時満足感:7】(10点満点)
※こいつは飛んでいる状態を見るのが一番です。捕獲したらオレンジ色の部分も前翅の下に隠れ、焦げ茶色系の地味な蛾です。

           
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