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協同乳業研究所

05/29
大好物です by アマガエル

昨日のイモムシたっぷりの葉をアマガエル達にプレゼントしてみましょう。

ものの数秒でモゾモゾ動くイモムシに気が付き、
お気に入りのポトフの葉の上からピョンと降りてきました。

2匹とも、ご馳走たくさんのテーブルに着席した状態。
20150529-1.JPG

狙いを定めて オリャッ
20150529-2.JPG

イモムシゲット! 口の中をよく見て下さい。
20150529-3.JPG

ぐびっと飲み込み、何も無かったかのようなすまし顔
20150529-4.JPG

おそらく0.1~0.2秒の出来事です。
安物デジカメですが、連続撮影機能で何とか撮影。
10回以上失敗しました。

この無表情での連続攻撃は、愛玩動物ではなくプレデター(捕食者)そのものです。
そして、この動きは全イモムシが胃袋に入るまで淡々と繰り返されるのであります。

05/28
食べさせ頃

ブロッコリーです。
葉に穴があき、虫の被害を受けているのがわかると思います。
20150528-1.JPG

でも、これでいいんです。
イモムシを育てているのですから。

葉の裏側は・・・。
(虫嫌いさん、閲覧注意)
20150528-2.jpg
沢山のシャクトリムシ系の幼虫がいます。
(私の力ではこの幼虫の見た目から蛾の種の同定はできません。)

ギャーッと思われた方、何故(?)と思われた方がいると思いますが、
カエル達の餌です。
カエル用イモムシ牧場と表現したらよいでしょうか。

難しいのは食べさせ頃。
体長1cmの個体と2cmの個体とでは、その筋肉質の肉体容積としては5~10倍近くの差があります。
従って、同じ100匹でも、小さい時と大きくなってからとでは、
餌量としては全く異なるのです。

カエルの食欲を満たすためには1日でも遅く、大きく育ててから捕獲するのがベストです。
(もちろん、カエルが好む3cm未満である必要はありますが。)
ただ、イモムシは日々成長し、その食欲は対数的に増えます。
1日毎に失われる葉の量が増大し、ブロッコリーから葉が消滅する日が近づいて来ているのを感じます。
もし葉が消滅したら大変です。
当然、新たな餌を求めて周囲の植物に散り散りに移動するので、
イモムシの捕獲自体が困難になります。
さらに、移動先の植物に甚大な被害を及ぼすリスクもあります(偏食家なら大丈夫だが)。
何てったって、100匹越えですから。

と、研究と同じ位にイモムシの食べさせ頃について脳ミソをフル回転させて悩んでいる私であります。

これを喜んで食べるカエルの様子は明日紹介します。

05/18
アリの結婚飛行(たぶんアメイロアリ)

今の時期、多くの種類のアリが結婚飛行を行います。
新女王候補とこの時だけ生まれるオスアリ(共に翅を持つ)が一斉に巣から飛び出し、
他の巣のアリと出会い交尾し新たな家族を築くための第一歩です。
遺伝子の多様性を維持するために、同種の他の巣のアリ(同種であろうが普段は別の巣のアリは敵対関係)と連絡を取り合っているかのように、一斉に始まります。
実際は種毎に「5月の雨上がりの後の晴天」など条件が決まっているようで、
フェロモンなどの生物学的シグナルがあるという報告は聞いたことがありません。
(専門家でないので、虫好きレベルの知識です。)

アリの結婚飛行は私にとっては初夏を連想させる現象の一つで、
小学生の時は、女王アリを捕獲する絶好のチャンスで興奮していたものです。

今年は小さいアリの結婚飛行の現場を発見!
これです。
20150518-1.JPG
直径30 cm位の植木鉢の土の中からウジャウジャ出てきます。
虫眼(虫を探す姿勢)を持っていないと見つからない程小さいアリ。
下にあるのは私の人差し指ですから、非常に小さいことがわかると思います。
沢山いる小さい翅アリはオスアリで体長2~3 mm。
右下の大きなアリは女王候補アリで体長は5~6 mm。

周囲を見渡すとカップルになりかけているペアを発見。
20150518-2.png
でも、この後、メスが必死で振り払っていました。
もちろん、オスも必死です。
元の巣と近いので同巣出身で近親交配のリスクがあったのかもしれません。

さて、このアリの種類は何でしょうか?
正直述べまして、この類のアリの種の同定は苦手であります。
翅アリは特別な形態をしているので、普通の働きアリで推測します。
20150518-3.png
右側が普通の働きアリ。
90%以上の確立でアメイロアリですね。
頭部と腹部が黒褐色で、胸部が特徴的な黄色(黄金色)、腹部は縞々。
まさに飴色。
私にとっては昔懐かし「黄金糖」っていう飴と同じ色です。
最近食べてないな・・・

04/30
やっと目覚めました!

ここに来て連日の25℃前後の夏日。
心配していましたが(いいえ、諦めていましたが)、
遂にこいつらが約5ヶ月間の眠りから目覚めました!

20150430-1.JPG
まだ、下半身は水苔の中ですが、
顔を地表に出しているではないですか。

別の一匹も、前者と同じ状態でしたが、覗き込むとピョンと出ていました。
20150430-2.JPG

まだボーっとしており動きは鈍く、本格的に活動する雰囲気はありませんが、
私の初めてのカエル冬眠プロジェクトは3匹中3匹の生存、
成功率100%と大成功だったようです。
さすが俺!

それにしても自然って巧妙にできています。
我々ヒトの常識では、3月あたりから暖かく感じるわけで、
4月になるとコートを着ません。
その感覚で考えると、アマガエルも冬眠から目覚めてもおかしくないと思います。
温度だけで判断すると、活動していた11月より4月の方が暖かい日が多いです。

ところがアマガエルたちは目覚めません。
何故か?
少し考えてみました。

もし4月から活動したら困ることがあるのです。
非常にシンプルな理由で、食物が圧倒的に不足しているのです。
彼らの餌である生きた小昆虫の数が非常に少ないのです。
ところが、5月に入ると一気に増えます。 
つまり、長い歴史の中で、日本のアマガエルは気温的には活動可能な4月になっても敢えて目覚めず、餌が豊富になる5月に入ってから活動し始めるリズムを築き上げたと考えられるのです。

04/22
1匹は越冬成功!

12月初めに冬眠へ誘導したアマガエルの近況です。
参照ブログ→目覚めよ本能

昨年の夏にオタマジャクシから育てた「チビ」が越冬に成功しました!
冬眠用ケージ内でウロウロし始めましたので、
夏バージョンに飼育ケージを模様替え。
20150423-1.JPG
体長2cm程度。
冬の間、きっちり水苔の中に潜らず地表近くで寝ていたので死を覚悟していましたが、
生きてくれていてよかったです!

でも痩せたようです。
上の参照ブログと比較して下さい。
ぽっちゃりしていた腹が無くなってガリガリになっています。
20150423-2.JPG
やっぱり冬眠は命がけですね。
呼吸や心臓が動いているだけでエネルギーは消費していますので。
秋の餌の量が少なければ餓死の可能性もあったと思います。

少し臆病になったようで、昨年秋には食べていたサイズの獲物が怖いようで逃げ回ります。
リハビリとして私が育てている分葱に発生しているアブラムシを捕獲して与えていますが、
こちらは大好きなようで食べてくれます。
しばらくはアブラムシで体力回復です。

心配なのは大人の2匹。
まだ出て来ません。
死を受け入れる覚悟と心の整理はある程度できておりますが、
今年は天候不順で寒い日が多いので、もう少し掘り起こさずに待ちます。

04/15
カブトムシ幼虫のウンコに反応してしまった私

昨日のブログで、幼虫の周囲にウンコが沢山あると述べました。
飼育をする上で、ウンコは可能な限り飼育ケージから除去してあげる必要があります。

1つ、2つと拾い上げては捨てていたのですが、結構な量です。
自分のデスクは片付けもしないのに、カブトムシの部屋はせっせと掃除してあげる私。
「何故だ?」と自問しながら。

ふと気が付くと、
ウンコロジスト(※)の魂に火が点きました。
特技「ウンコ集め~」

身内から、「マウスのウンコじゃないんだから...。もう病気だな」
と聞こえて来そうですが。

腰が痛くなるまで無心でやること30分間、
気が付くと、直径20cm程度の篩がこんな状態に~。
20150415-1.JPG

だいたい除去できたなと思っていると、
幼虫が潜りながら、ブリッと一発。
20150415-2.JPG
「やはり、出来たてウンコは光沢があって美しい~」

ところで皆さん、この形に見覚えないですか?
20150415-3.JPG
その前に、「この人、なんで手にウンコを乗せているんだっ」と思われた方へ
カブトムシの幼虫のウンコは臭くなく、固めた腐葉土と殆どかわりません。水分含量が低く(きっちり測定したわけでないが)、手にウンコの一部が付着することもありません。
人糞と比較すると、その破壊力は1万分の1、いや1億分の1位です。

扁平な直方体(縦1.2cm×横0.6cm×高0.3cm位)。

はい! 120円位で売っているキシリトール入りガムとそっくりな形なんです~。
これ以上書くと変態的になってきますので、ここでおしまい。

※ただのウンコ好きではなく、ウンコを学問として追及している人物。エコノミスト=経済学者と同じように使用する。

04/14
元気に生育中 カブトムシ

昨年捕獲したカブトムシが産んだ卵から育てているカブトムシ。
掘り起こして観察してみました。
20150414-1.JPG
だいぶ大きくなりました!
と書いてもわからないと思いますので、11月のブログと比較して下さい。
巨大化中
偶然ですが、同じ角度で写真撮ったようです(笑)

体長はあまり変わっていませんが、重量が大幅に増しました。
特に、頭部から下側の肉厚感が大幅にアップしたのがわかると思います。
まるで、ある力士の幕下時代と横綱になった時の体格差のようです。

折角なのでよく見て下さい。
短い体毛があるのがわかりますか?

元気で育っている証拠に、幼虫がいる周囲には沢山のウンコがありました。
20150414-2.JPG
中央上側の白いのが潜っている幼虫の体の一部です。
その周囲にバラバラと沢山ある黒い物体がウンコです。

これから暖かくなり、益々食欲が増すことでしょう。

こいつが成虫になるまでには論文投稿したい・・・

12/02
目覚めよ本能

カエル達、1週間前より屋外に出している。
冬眠に入るためである。
彼らの定位置である自宅玄関では気温が十分に下がらず、
冬眠に入らない可能性を危惧したからである。

カエルの冬眠はヒトの睡眠とは異なり、
極限まで代謝(生命活動、例えば呼吸等)を落とす行為である。
要するに寝るのではなく、極力エネルギーを使わないように生活している状態である。
つまり、中途半端な寒さで、代謝が十分に落ちなかったらどうなるか?
たとえ動きが鈍く何もしていないように見えても、
呼吸しているだけで徐々にエネルギーを消費し餓死してしまう。
また、当然、冬眠中も皮膚から適度に水分を吸収する必要がある。
もちろん水の中だと凍結死もあり得るだろう。
要するに真冬にカエルが潜り込める適度なウェット環境をどう作り出すのかが課題になる。
水槽に土を用意しようと思ったが、どれ位、土を湿らせればよいのかわからない。
ドロドロが好きなのか? 腐葉土系のフワフワが好きなのか?

インターネットや書物で色々な冬眠環境があることを知ったが、悩んだ末に植物栽培用の水苔を利用することにした。
高級水苔を購入し(といっても1000円程度であるが)、
たっぷり水を含ませて、水槽に敷いた。

冬眠失敗の場合、もう会えなくなるのでこの時に記念撮影。
この夏カエルになったチビ。初の越冬である。
2014120201.JPG

一番元気なグリーンは越冬経験あり。但し、人工飼育下では初であろう。
2014120202.JPG

この日は白っぽく体色が変化したメス(たぶん)。こいつは殆ど餌を食べなくなっていたので体は冬眠の準備ができていると思う。
2014120203.JPG

ここ数日間、気温が15~20℃まで上昇し、全く冬眠する気配なしである。
餌も与えていないので、ボチボチ眠ってくれないと困る。
(冬眠前に餌を与えないのは、丸飲みされた獲物が未消化の状態で冬眠に入った場合、消化管内で腐敗等が起こることを危惧しているからで、決して面倒だからではない。)

イヌに教育するようにカエルに冬眠のやり方を教えることはできない。

この状況下で今晩から寒波が来るようである。
本能が目覚めて冬眠に入ってくれることを祈っている。

11/28
昆虫写真が消えた?由々しき問題です

昨日、Yahooニュースで驚きの記事を読んだ。
殆どの人が小学生時代に1度は使ったことがあるであろうジャポニカ学習帳の表紙の写真から昆虫が消えていたらしい。徐々に減っていき、2012年から消滅。

理由が呆れる。
現在社会を象徴するようなクレームという不愉快さ。

「娘が昆虫写真が嫌でノートも持てないと言っている」
「授業で使う時、表紙だと閉じることもできないので困る」

親だけでなく、教師がクレームを出しているというから驚きである。

まず、気持ち悪かったら買うなと言いたい。一連の行動が理解不可能である。

虫の写真を見ることも嫌がる教師が理科の授業をきっちりできるのだろうか?
逆に興味深い程である。

製造しているショウワノートにも、もっとプライドを持ってもらいたかった。
とても残念である。
いや、大好きだっただけに、裏切られた気持ちである。
会社の上層部に虫嫌いの事なかれ主義者がいるのであろう。

呆れ過ぎて、理系離れがどうのこうのと正論で意見(文句)を書く気はしない。
その代わりに昆虫界で起こっている現実の写真を載せてやる!
20141128.JPG
羽化の途中でアリの襲撃を受けるミンミンゼミである。

虫を拒否する大人たちは、この写真を見たら
「きもちわるーい」
「かわいそ~」
の大合唱であろう。

しかし、この写真の中には、
セミやアリの生態や生きるための戦い等の生物学的な事象の他に、
「最後まで気を抜いてはいけない」、「人生、運も重要な要素」、「小よく大を制す」など、我々が生きていく上で重要なメッセージも沢山隠れている。

11/13
巨大化中

小学生の時以来にカブトムシの幼虫を飼っています。

既にかなり巨大化しています。
10cm越え
20141113.JPG

手に乗せた時の感覚は、
theカブトムシの幼虫

持ったことがない人には説明できないのですが、
独特の肉感 & 昆虫を超越した感じの重量感
です。

3匹の幼虫がいるという認識でしたが、
先日確認したら7、8匹。
このままじゃ、飼育ケージのスペースが小さいので、
どうしたらええねんって悩んでいます。

           
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