08/24
ショウリョウバッタ
決して珍しくはないが、この夏撮ったデジカメの写真を見直していると、
オス個体、メス個体の写真があり、
且つ緑色個体、茶色個体であったのでブログ載せてみた。
ひらけた明るい草原を好む。ショウリョウバッタである。
緑のオス。約5 cmである。
近付くと5~10 m位は翅を使って飛ぶ。
チキチキと音がするのでチキチキバッタとの俗称がある。
こちらは茶色のメス。約9 cmである。
デカい。国内最大のバッタである。
オオカマキリを飼育している虫かごに生餌として入れても、
時々カマキリの方が驚いて逃げ惑う時がある位の大きさである。
身体が大き過ぎるせいか、ジャンプ力なく動きが遅い。
小さい子供でも素手で捕まえられる。
一方で、一部の子供はその大きさに恐怖を感じるようで触らない(触れない)。
無理に近付けると泣く子もいる。
両後脚先端部を揃えて持つと、ジャンプしようとする動きにより、
身体が大きく上下に揺れる。その動きを何度も繰り返す。
その動作からコメツキバッタとの俗称もある。
そうやって、2分間程、子供に遊ばれることが多い。
私も捕獲すると、とりあえずやってみる。
ただ、すぐに飽きて開放してしまう。
緑色型の方が個体数は多い。
色の違いは環境由来(枯草や土が多い環境だと茶色化、一面が青々した草だと緑色)、
すなわち保護色ということであるが、
決定的な因子はおそらくまだわかっていない。
上の写真、なぜ、好物ではないナスの上にいたのかはわからない(イネ科が好物)。
ただ、少し枯れたナスの葉や茎、また葉脈と妙にマッチしており、
こいつがピョンと動くまで存在に気が付かなかった。
【捕獲時満足度】 雌雄共に2(10点満点)
捕獲による喜びはほぼ感じない。なぜ、撮影したのかすらわからない。