08/07
カエルになって1ヶ月

以前田んぼで捕獲したアマガエルを飼育していることを報告しました。
参照ブログ:アマガエル達、だいぶ慣れました!
彼らは今でも元気です。
暑さが心配ですが、保冷剤を容器の上に置く作戦でなんとか耐えています。

実は、その時に一緒に捕獲してきたオタマジャクシも育てて飼っています。
過去に何度が失敗しておりますが、とにかくこの時期の飼育は難しい。
これ、カエルに成りたての時の様子。まだ尻尾があります。
2014080701.JPG

オタマジャクシの時は、放置していてもカエルになるのに、
カエルになった途端、飼育難易度が極端に上がります。
エサが大変なのです。
体長約1cmですから、小さい生きた虫しか食べません。
なんとかアブラムシと蚊で対応しました。

オタマジャクシをカエルにした子供達も99%はこの時期に殺してしまうでしょう。
親も相当変人でな限りこのサイズのカエルの餌を頑張って捕獲できないでしょうから。

自分の体を餌にどれだけ蚊を捕獲したことか。

体も2 cm程度になり、カエルらしくなりました!
2014080702.JPG
かなりかわいいです。
今はシソに発生するベニフキノメイガの幼虫が大好物であることを発見し、
比較的楽になりました。


07/30
ヤゴが羽化しました

先週紹介したヤゴが羽化しました!
参考ブログ:これは何で何のため?
と書いたものの、実は、羽化したのは数週間前。
ずっとブログ書くの忘れていたので紹介します。

7月中旬、好物のボウフラを与えても食べなくなってきたことから、私は羽化が近いことを察知した。
3日後、飼育容器を覗き込むと頭を水面に出していたので、今夜だと確信した。
慌てて割り箸で羽化場(自然界だと水面より上に伸びている植物の代わりになるもの)を作り、羽化を待つことに。

午後 8:00 割り箸を登り始めるが、洗面所(容器は玄関においてあるが洗面所の明かりをまともに浴びる環境)の電気が突然点いたことで驚き止まる。
午後 9:00 軍師官兵衛を観終わり観察するが止まったまま
午後10:00 止まったまま
午後10:30 止まったまま。とりあえず寝て、夜中に起きることにする
午前 2:00 まだ動きなし。もしかしたら驚いたことでそのまま死んでしまったのかと心配になる。また寝る。(ちなみに目覚まし無しで起きられる私)
午前 4:00 不覚にも...、羽化が殆ど終わって、既に翅もほぼ伸び切っている。
20140730-1.JPG

午前6:00 閉じていた翅が開いた。それにしても羽化直後の翅は美しい
20140730-2.JPG

まだ、飛び立てないだろうから、そーっと取り出し観察
オスのアキアカネと思われる。
もしかしたらナツアカネかもしれない。胸の模様で識別できるが、この個体は難しい。
20140730-3.JPG

アキアカネって赤トンボでしょ?
秋のトンボがどうして今頃羽化するの?
と思われた方はなかなか鋭い。

そもそも写真の通り、体色がまだ黄色く赤トンボとは言えない状態であるが、これはまだ未成熟なのである。
これらのトンボは羽化後、標高の高い山に移動して避暑地で餌を食べて成熟する。
そして秋になると、集団で再び平地に下りて産卵するのである。
成熟してくると体が真っ赤になる。
7月のアキアカネからは、あの童謡「赤とんぼ」の郷愁あふれる歌詞は生まれないであろう。

ちなみに真っ赤に成熟したアキアカネとナツアカネの識別は容易である。
顔まで赤くなるナツアカネ(酔っ払い顔)、顔は赤くならないアキアカネ。

基本的に、育てた虫達は育て親の恩を理解していない。
トンボもチョウも、知らない間に、名残惜しさゼロで飛び去って行く。
しかし、こいつは少し留まって私に写真を撮らせてくれた親孝行な奴である。

今頃、秩父の山奥で元気に過ごしていることであろう。
秋に真っ赤になって戻って来て欲しい。

07/23
これは何で何のため?

さて、これは何でしょう?
2014072301.JPG

わかる人はわかるでしょうが、知らない人が正解するのは不可能と思います。

第1ヒント
チューブに何かが入っている写真です。

第2ヒント
水に浮いています。

第3ヒント
生き物です。私が水溜りから捕獲してきました。

第4ヒント
殆どの方は嫌いな生き物の幼虫です。
厳密には、この写真の5匹の内の1匹はサナギですが。

正解はボウフラです。
蚊の幼虫です。

そんなもの捕まえてどうするの?
という声が聞こえて来そうですが、蚊が好きなのではありません。

こいつの餌です。
2014072302.JPG

わかりますかね?
写真の中央付近に虫がいるでしょ。
ヤゴです。
これはトンボの幼虫。
上側が頭部。
大きな複眼が二つあり、その間に位置するのが口です。
獲物を捕まえるための伸びる下顎は、この種のヤゴの場合、口の下側にマスクのように保持しています。
ヤゴは生餌しか食べないので、このようにボウフラ等を捕まえて来るんです。
危険が迫ると、下側のお尻の先からは水を噴射し、ジェット機のように逃げます。
と書き出すと切りが無い。

とにかく魅力的な昆虫なので発見すると飼育してしまいます。

07/15
別の目的:フキバッタ

昨日のブログで紹介した武蔵御嶽神社は東京都青梅市の御岳山に存在します。
標高約830 mの山の中です。

神社に着いてお祓いまでの待ち時間にすることは、たった一つ。
平地に住んでいる私は普段目にすることができない、
標高がある程度高い山地(低山帯というのか?)に棲息しているフキバッタを見つけることです。
翅が無い珍しいバッタです。
フキが好きなのでフキバッタというシンプルな名前です。

おそらく御岳山に棲息しているのはミヤマフキバッタという種ですが、
フキバッタ類は、標高の高い山に棲息していることと、
翅が無いので移動範囲が狭いため、
地域によって少しずつ遺伝的な特徴が出てきて、種の分化が進んでいます。

そのため分類学的にたくさんの種類に分かれており、種の識別が非常に困難です。
つまり、住んでいる山の違いで別種となる可能性もあるのです。

発見しました!

20140715.png
まだ幼虫ですが、通常のバッタの幼虫にある胸部背面の小さな翅(成虫になったら翅になる)が全く無いのがわかりますか?
茶色い体色のミヤマフキバッタはかなり珍しいと思います。たぶん・・・

カメラを10cm位の距離に近付けても全く逃げません。
翅が退化している
=翅を使う必要がない
=外敵が少ない・餌が周囲に豊富にある
=のんびりしている
=びびらない
ということでしょう。

07/09
イモ掘り中に

ジャガイモを収穫していたら、アリの巣に出会いました。
よくある事ですが、結婚飛行前の羽アリが大量に出て来たので観察してしまいました。
結婚飛行とは交尾のために主としてアリが一斉に巣より飛び出すことです。
同一種のアリは、ほぼ同じ時期のほぼ同じ気象条件の時に一斉に飛び出します。
普段はメスしかいないアリの世界は、この日のために翅を持ったオスアリが産まれます。
また、翅を持った女王アリ候補も大量に生まれます。
そこをざっくり掘り返したようです。
20140709-1.png
見難いですが、体の大きさにして働きアリの10倍位の翅を持った女王アリ候補が沢山いるのがわかると思います。

カエルを飼育している私は「チャンス! 栄養価高そうな餌大量発見」とせっせと捕獲。

実にこの2日後が結婚飛行日だったようで、畑は羽アリだらけ。

蛹になりたてのコガネムシも出て来ました。
まだよく動いていました。
2 cm位だったのと、畑ということを考慮するとドウガネブイブイでしょうか?
20140709-2.png
まだ幼虫の皮が残っています。
よく見ると手前側に幼虫の顔がそのままマスクの様に残っているのがわかります。
不思議です。
皮が破れたら、中からまた別の皮に包まれた異なる形状をした体が現れるのですから。

07/08
こう見えても益虫です

いかにアップに撮影して、グロテスクな風貌を伝えるか。
私のボロいデジカメでは一苦労です。
被写体に近づくと全くピントが合いません。
相手も秒速1 cm位のスピードで歩きます。
これは10秒経つと被写体の昆虫は葉の裏側に移動してしまうスピードです。

そこまで苦労して撮ったのは何?と思われるかもしれませんが、
珍しい被写体ではありません。
何処にでもいるテントウムシ(たぶんナミテントウ)の幼虫です。

20140708.jpg

アップにするとそれなりにグロテスクでしょ!
この個体は1 cm位でしたので、おそらく4齢(3回脱皮済)幼虫だと思います。

この配色、そしてトゲを装備したルックスは悪者感丸出しですが、
人を中心に考えると、害虫を退治してくれる益虫ということになります。
家庭菜園をしている私とすると「がんばれ~」となるわけです。

しかし、彼らの真の姿は、このルックスの通りの獰猛なプレデター(捕食者)。
アブラムシの殺戮を専門とする殺し屋です。
アブラムシからすると、とんでもない殺戮者でしょう。
ほぼ無抵抗のアブラムシを親兄弟の前で順番に食べていくわけですから。

比喩的表現になり過ぎましたかね(笑)
偏食家で、この幼虫は(成虫になっても)、アブラムシを主食としているというだけのことです。
(注意)テントウムシには植物を食べる種も多数存在する。本ブログは、この幼虫のように肉食性のテントウムシを対象にしているので悪しからず。

本当はアブラムシを頭からかじっている獰猛な姿を撮影したかったのですが、
私のデジカメでは無理です。

ちなみに左端にあるこげ茶色の物体はこいつのウンコです。

06/30
脱走 ―心配です―

いないんです。
どこを見てもいないんです。
今朝、家を出る時に水槽を除いたら、いないんです。
アマガエルが・・・。
(参考ブログ:6/24 アマガエル達、だいぶ慣れました!
昨晩までは元気にバッタ等を食べていたのに・・・

よく見ると、蓋が1 cm程度開いていました。
脱走です。
簡単に登れますからね。

周囲を見ると、
何とか1匹は近くに置いてあったスーパーの袋にくっついているのを発見。
捕獲!

しかし、もう一匹は見つかりません。
天井に貼りついているかと家の中を全体的に見回してみましたが見つかりません。

彼等は皮膚から水分を吸収するので、このまま家の中をさまよっているのは危険です。
餌となる昆虫も殆どいません。
このままでは、飢えと乾きで死ぬのは確実です。

心配です。
蓋の締め方が甘かったことを猛烈に反省しています。
というわけで、今日はかなり落ち込んでいます。

06/24
アマガエル達、だいぶ慣れました!

先日、田んぼで思わず捕獲してしまった2匹のニホンアマガエル。
シュノーケルアオガエルと間違えることがありますが、
私の捕獲したのはニホンアマガエルで間違いないと思います。

捕獲後10日程経ちました。
だいぶ慣れてきて、覗き込んでも慌てて逃げ惑うことは全くなくなりました。

棲家は、私ができる範囲で、大好きな湿気たっぷり環境に仕上げました。
20140624.JPG
慣れるまではケージの壁にくっついていたカエル達ですが、
今はお気に入りのポトスと湿った木の枝が定位置です。

最初は餌も食べなくて死んでしまうかと思いましたが、
色々な種類の虫を試した結果、
モンシロチョウの幼虫がお気に入りのようで、
それで体力を回復し、
今ではバッタやシジミチョウ等を入れると、
凄いジャンプ力で飛び掛かり一気に飲み込みます。

ピンセットで虫を掴んで顔の前に持って行くと、
パクッと食い付いてくる位に慣れました。
ペット化に成功! したつもり。

生餌しか食べないので、今は虫捕りが非常に大変です。
畑作業していても虫を見つけては捕獲に夢中になってしまうので仕事が進みません。

今は梅雨が明け後の、真夏の暑さに耐えられるかを心配しております。

実は、もう1匹、トノサマガエルも飼育しているのですが、
こいつはまた次の機会に。

05/29
トノサマバッタ(幼虫)

多くのバッタの仲間が孵化し、グングン育つシーズンに突入した。

秋にバッタが見つかる場所に行って探してみると、
この季節、とても小さくてかわいいバッタの幼虫達がいる。
幼虫といっても、バッタの仲間(直翅目)は不完全変態なので、
成虫と同じような姿をしている。
幼虫はちょっと頭でっかちな体型が多い。

畑で、おそらくトノサマバッタと思われる幼虫を発見した。
20140529.jpg
1.5cm位なので3齢幼虫か4齢幼虫と思われる。
成虫までは、あと2、3回は脱皮しないといけない。

やはり頭でっかちである。
哺乳類の子供と同様に、体長に占める頭部の比率が高いと、
バッタでも可愛らしく感じる。

将来5~6 cm級の殿様になるとすれば、今は若殿、あるいは若様といったところであろう。

成虫になると凄まじい飛翔力と用心深さを身に付けるので、
素手ではほぼ捕獲できなくなる。
そう考えて、今の内に!と、沢山触っておいた。

05/15
防御部隊を利用する 

まだ発芽して野菜の植物体が小さいこの時期は、アブラムシに気を付けないといけない。
大事な新芽が被害に遭うと著しく発育が遅れる。

しかし彼らは非常に小さく、黄色~緑~深緑色の保護色、且つ葉の裏側に棲息しており、
発見が遅れることが多い。
しかも単為生殖で、交尾をしなくてもお尻からドンドン子供が産み落とされるので、
気が付くと、数百匹~数千匹に増殖していることも多々ある。
産み落とされた時には、既に腹の中に次の世代を宿しているらしい。
恐るべし増殖力。

そんな彼らをテントウムシ等の外敵から防御しているのがアリ達である。
彼らの肛門からは甘露と呼ばれる糖分たっぷりの甘い汁が排泄物として出される。
アリ達はこれが大好物で、そのお礼として彼らを守っている。
いわゆる共生という関係である。

と書いてはみたものの、
理系人間としては「お礼として守っている」、と書くのは好ましくないであろう。
おそらくアリ達は単純に自分達の食物を守っているに過ぎないと考えるべきである。
もし、アリとアブラムシの間に友情のようなものが存在するとしたら、
それは世紀の大発見である。
ふと、それを確かめる実験系をウンコ色の脳ミソの中で妄想していて、
このブログを書くのに1時間以上かかってしまった。
(ちなみに、素晴らしいアイデアなので私が大学の研究者なら早速手を付ける)

私はこの防御部隊のアリを目印にアブラムシを発見する。
アリがいたら「! ムムム...」
アブラムシ探しを始める。

キュウリの若葉の裏に発見!
20140515.JPG
ぶちぶち潰す。
もし気付かなかったら、2日後には葉の裏全体がアブラムシに覆われていたであろう。
そして、アリがいなかったら気付かなかったはずである。
逆に、アリ達は自分達が原因でこういう悲劇(彼らにとって)が起こっているとは気付いていないはずである。

私は彼らに敬意を払い、
植物全体に薬(アブラムシの場合は化学農薬ではなくデンプンをベースに作られる安全性の高い液剤を使うのが一般的)を撒くという方法はとらない。
見つけて、ぶちぶち潰すのみ。

アブラムシ&アリ軍団 vs. 私の正々堂々とした戦いはもう暫く続く。

           
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