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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

08/15
「ときめき昆虫学」読了(後編)

『ときめき昆虫学』
メレ山メレ子著
㈱イースト・プレス発行(2014年)

(今日の写真は裏表紙で)

20140815.JPG
「私が気に入った箇所をそのまま引用してみようと思う」と昨日書いてはみたものの、
どこで笑ったかということは読み終えると忘れているものである。
なので、パラパラと読み直し、たまたま目に入ったお気に入りの箇所を抜き出した。
危うく、再びどっぷり読み直しかけた。

P. 56(クモの章)
「生きもの飼育の絶対法則『エサを与えてから食べるまでのリードタイムが短いほどいとおしい』にコガネグモはピッタリだ!」

私:その通りだ。初めて気付いた(驚)。特に肉食生物の場合は、ハンティングが合わさるから魅力的なのだ。


P. 132(ガの章)
(真冬に交尾・産卵するフユシャクという珍しいガを説明している箇所で)
「懐中電灯を片手に凍えながら街灯や公園のトイレを見回っている人を見かけたら、それは冬に許された数少ない虫探しをしているフユジャクハンターかもしれない。」

私:そうなの? とはいえ、基本的には変態の可能性の方が高いよね。とにかく大人が虫を探す姿は一般的には受け入れ難い姿である。


P. 210(コガネムシの章)
(動物の糞を食べるコガネムシを紹介している箇所で)
「『フンの用意』と書けばたった5文字の作業だが、これは大ごとだ......。虫屋の方々に糞虫の話題をそれとなくふると、みんな自分のものにせよ他人のものにせよ破壊力の高いネタを持っており、どこか嬉しそうに語りだす。」

私:この点は、のべ千人近くのフンを集めて来た俺の破壊力の方が上やけどな。余ったやつ売ったろか?
「糞虫を用いての検便健康診断」みたいなコラボもありかと新規研究を思いつく...。
それに、奈良県出身として世界に誇れるルリオオセンチコガネを求めてメレ子氏が奈良まで来ていたのは嬉しかった!
参照ブログ:仕事のウンコ、遊びの虫、出身地の奈良が合わさった唯一のブログ
「瑠璃色の黄金虫」

P. 284 (ゴキブリの章)
「チャバネとクロとトビイロが仲良く同居している食堂があってね、珍しいのでおっと思いましたね~」ゴキブリ3種が集うアットホームな食堂。

私:・・・


とにかく一読の価値あり。

小学生の時にファーブル昆虫記を少し読んで、
「読むの、しんどい」
「虫は嫌いではないけど、こんな真面目な長い観察記録を読んでも面白くない」
と思って挫折した方には是非読んでもらいたい!

08/14
「ときめき昆虫学」読了(前編)

これまで幾つかこのブログで書籍を紹介してきたが、
研究に絡んでいる内容のものだけにしていた。
いや、これまでは紹介したい本があったという訳ではなく、
ブログのネタに困った時に凌ぐためのネタというのが正しい。
しかし、今回は違う。
この本を紹介したいと思い、先日掲載された論文の内容紹介ブログを後に回して書く。

『ときめき昆虫学』
メレ山メレ子著
㈱イースト・プレス発行(2014年)
20140814-1.JPG

著者のメレ子氏とはTwitter上で相互フォローしているが、
互いに返信をやり合うような仲ではない。
たまに私のタイムラインにメレ子氏のつぶやきが現れ、その存在を思い出す程度である。
たぶんメレ子氏にとっても私は同様の存在で、仮に何か思われていることがあるとすれば、
「おはようんち!と毎朝唱えて何が楽しいんだ、こいつ」位の存在であろう。

この本の存在を教えてくれたのは、
Amazonの「この商品を買った方はこんな商品も買っています」。
メレ子氏のブログは読んだことがあり、その文才の凄さは知っていたので思わずカートに。
Amazonの見え見えの作戦の罠にまんまと引っかかったというわけである。

正直、この本の面白さはどのように私が書いても伝わらないと思う。
「読んでくれ」と書きたい。
でも、それでは無責任なので書いてみる。

この本は、単純に虫愛好者が好きな虫を紹介するというものではない。
ましてや読むのが嫌になる詳細な虫の観察日記でもない。

基本的には、メレ子氏が興味を持つ虫を愛する虫屋(職業にしているか否かは関係なくハイレベルな虫好きの総称)を介して、自称虫素人のメレ子氏(もうマニアだと思いますが)が、その虫と直接触れ合い、知識を深めていく中で感じたことを、秀逸した表現力で且つ軽いタッチで紹介していく本である。

メレ子氏の視点での虫の紹介が絶妙で、虫好きでなくても楽しめることは間違いない。
それにも増して圧巻なのが虫屋の生態(行動や考え方)の描写である。
虫屋の愛する特定カテゴリーの虫(大概の虫屋は虫全般ではなく、特定の種類あるいはグループの昆虫をターゲットとしている)を捕獲したり観察したりするための一般人には考えられない行動が、敬意を表しつつ面白く紹介されている。
例えば、バッタ専門家がどれだけバッタを愛しているのかが笑ってしまうほどわかる。
虫屋の凄さを一般人の常識や心情との違いで表現されていることが多いが、
これは、元は一般人、今は限りなく虫屋に近いメレ子氏だからこそなせる業である。
それにメレ子氏の謎の行動力にも驚かされる。

と、ここまで書いた文章を読み返してもちゃんと伝わっていない気がするので、
明日は、私が気に入った箇所をそのまま引用して、
ほんの一部であるが、本の中身を紹介してみようと思う。

書籍読了ブログ初の2部構成である。

つづく

08/13
シオヤアブ(空中テリトリー部門最強ハンター?)(後半)

シオヤアブがベニカミキリを狩った時の様子は簡単に推測できる。

①明るい草むらで草や石など少し高めで見通しの良い位置でじっと待ち伏せしているシオヤアブ
シオヤアブに限らずムシヒキアブ科のアブは匂いや触覚ではなく、視覚で狩りを行う。恐ろしく動体視力が良い。

②何処からか飛来して、シオヤアブの周囲数mの範囲(縄張り)に入って来たベニカミキリ
どんな昆虫であろうが、ここがシオヤアブの狩場であるとは気が付かない。もちろん虫好きの我々でさえ、シオヤアブが一度飛び出さない限りその存在に気付くのは難しい。カミキリムシやコガネムシなど飛翔スピードが遅い昆虫は格好の獲物となる。

③ベニカミキリに向かってシオヤアブ発進
縄張り内を飛翔する物体を無差別で攻撃する。たとえば、石ころや松ぼっくりを投げても発進する。いや、攻撃というより、襲撃あるいは奇襲と表現すべきかもしれない。ほぼ全ての昆虫は襲われるまでシオヤアブの存在に気付いていない。
自分の体(約3 cm)より大きい獲物でも襲撃対象である。信じられないであろうが、自分の何倍もの大きさのあるセミ、昨日挙げた最高レベルのハンターであるオニヤンマやオオスズメバチであっても発進・襲撃する。実際にこれらの大型肉食昆虫を獲物にした例は数多く報告されている。
ティッシュを丸めて彼らの縄張りに投げ込むとハンティングの様子がよく観察できる。

④空中で捕獲
発進して1秒程度、長くても2秒程度の出来事なので自分の目で動きを確認したことはないが、獲物を捕獲した後の様子から推測すると、背後から近づきレスリングでバックをとるような感じで棘のある足で抱えるように捕獲すると思われる。ほぼ全てのケースでバックを取った状態になっている。オニヤンマ相手に正面から向かうことは自殺行為なので、やはり後ろから近づく洗練された技術を身に付けていることは間違いない。
また、彼らの襲撃は1回限定。襲撃に失敗したら諦め、同じ獲物を追い回すことはない。おそらく、後翅が退化しているアブであるため、それ程飛翔力には長けていないからであろう。

⑤尖った口器をベニカミキリに刺しながら着地
ヒトが刺されても痛そうな太い口器を背中側から刺す。この口器は強力で、コガネムシ等硬い翅を持つ甲虫類の背中も突き破る。
小さな獲物だと捕獲後綺麗に着地するが、自分と同等、それ以上の獲物の場合は、墜落するかのように転げ落ちてくる。このシーンは、一瞬、2匹の昆虫が取っ組み合いの喧嘩をしているように見えるが、シオヤアブが凶器を突き刺し仕留める段階であり、既に勝負はついている。どんな昆虫であろうが助からない。シオヤアブの貪欲さは凄まじく、たとえヒトが拾い上げようとも獲物を殺すことに集中していて殆ど気付かない。

これ私の手の上である。こんなに食事風景が撮影し易い肉食昆虫は珍しい。

ジャン・アンリ・ファーブルは狩バチ(獲物を狩り、殺さず麻酔をかけた状態で巣に持ち込み卵を産むハチの総称。獲物は幼虫の餌となる。種毎に特定の昆虫、クモであったりイモムシであったり、を標的とする)が毒針を獲物の神経の集まっている部位に刺し、一瞬で獲物の動きを止めることを著書に記しているが、おそらくシオヤアブも背中側からその辺りの部位を刺していると思われる。いつも似たような場所を刺しているのでそう推測している。ただ、狩バチがピンポイント且つ一瞬で神経毒を刺しているのと比べると、シオヤアブは雑に大きな凶器で刺しているという印象を受ける。「死ねば良い」という程度で。その証拠に、獲物は長時間もがいている。

最後は、獲物を突き刺している口器が見える写真をどうぞ。
まずは真横から。
太い口器がわかるであろう。
20140813.JPG

次は、シオヤアブがほぼ絶命したベニカミキリを抱えて少し飛び、お気に入りの場所で食事に専念している時に覗き込むように真上から撮った一枚。
20140813-2.JPG

この機にシオヤアブを覚えてもらえると嬉しい。
書き忘れたが、見かけても怖がる必要はない。
飛んでいる物しか攻撃対象ではないので、シオヤアブからヒトを刺して来ることは無い。
しかし、もし捕獲した場合、素手で触るのはやめた方が良いと思う。
指を刺されたら、たぶんめっちゃ痛い。

【捕獲時満足度】4(10点満点)
虫捕り網で非常に捕獲し易く、大して珍しくもないので点数は低い。但し、ハンティングを生で見られた時は満足度10点の最高点である。

08/12
シオヤアブ(空中テリトリー部門最強ハンター?)(前半)

最強の肉食昆虫は何か?

空中をテリトリーとしている昆虫部門では、私が候補を挙げるとすると、オニヤンマかシオヤアブとなる。
オオスズメバチも強いが、空中から地上の生物に攻撃を仕掛けるタイプであり、且つ集団で攻撃することがある点は最強の名にふさわしくないと思っている。
とはいえ、捕獲する時のリスクは他の種類より高いが(笑)。
今日は、多くの読者が知らないと思われるこのシオヤアブを紹介する。

ビビビビビーともジジジジジーとも聞こえる激しい昆虫の羽音が聞こえたのは、
私が畑作業をしている最中。
振り返ると空中で獲物を捕獲したシオヤアブが地面に落下して獲物を仕留めに入っていた。

20140812.JPG

シオヤアブ
ムシヒキアブ科の代表的な昆虫。
ムシヒキアブを漢字で書くと「虫挽き虻」。
すなわち、虫を挽いて食べるという意味であり、その名の通り典型的な肉食昆虫。
しかしながら、厳密には虫を挽いて団子にするのはアシナガバチやスズメバチの仲間で、
ムシヒキアブ科のアブは鋭く尖った口器を獲物に突き刺し消化液を注入し、
分解されたスープを飲む。

残念ながらこの個体は雌であったため示せないが、
オスの尻は白い毛が生えており、それが塩に見えてシオヤアブという名が付いたらしい。

ベニカミキリ
カミキリムシ科の昆虫で今回の獲物である。
竹が好きで幼虫は竹で育つが、成虫は花に集まることも多く、よく飛ぶ。
しかし、その飛翔好きの性格が、今回は致命的になったのである。
シオヤアブのテリトリーをのんびり飛んでしまったのであろう。
非常に美しい紅色であるため、虫好きでない人に見せても少しは喜ばれる。

明日は、私が何故、シオヤアブが空中テリトリー部門最強ハンターと評しているのかを説明したい。

つづく

06/26
ウンコじゃない小話

初老の男性が自慢げに、
「私はXXXっていうピロリ菌に効くヨーグルトを3年以上毎日食べ続けているので、来週受けるピロリ菌の検査が楽しみだ。」
と言ってきました。

それに対して私は、
「陰性だったら良いですね。でも、陰性だったらもう食べる必要ないですね!」
と答えました。

すると男性は
「そうだな。でも陽性だったら食べ続けなければならないな。」
と言いました。

それに対して私は
「いやいや、陽性ってことは効かないってことですよね?」
と答えました。

男性は
「そうだな。3年以上も食べてるもんな。食べても意味ないな。」
と言いました。

XXXっていうヨーグルトの愛好者が一人減りました。


04/01
ウンコもらしちゃったマーク

Sumoyogurtの応募のためのメッセージには、
皆さん、色々とコメントを書いて下さる方が多いです。

その中に、これは秀逸というコメントがありましたので紹介します。
全く、大相撲と関係ありません。

Twitterのアカウント名 マリ姉(@marine1117)さんから頂いたものです。
原文はこの通り。
「@Dr_lkm512 相撲の神様よろしくお願いします_¶ ̄|○ (ウンコモラシチャッタ) ヨーグルト希望デス  #sumoyogurt」

よく、メール等でorzと書いて来る方がいます。
oは人の頭で、
rは手を地面に着いている様子、
zは膝を地面に着けて腰から前に体を倒している様子
つまり、orzは人が地面にうなだれるように落ち込んでいるポーズを意味します(たぶん)。
「取り返しのつかないミスをした...orz」って感じに。
これの進化版です。

拡大「ウンコもらしちゃった」(平仮名にさせてもらいました)
_¶ ̄|○


お尻にべっちょりウンコが付いています。
素晴らしい!

もちろん抽選無しの無条件でのヨーグルト当選!

今後使わせてもらおうと思いましたが、
私はウンコを漏らさないので出番があるかどうか...

02/20
立場逆転?

昼休みに職場に生命保険会社のセールスおばちゃんが来る。

既に入っている会社からは、見直し提案やら、キャンペーンがどうのこうのと。
別の会社からは、乗り換え提案やら、同じくキャンペーンがどうのこうのと。
色々と、うっとうしい。
時々、2週間分のテレビ番組が載った薄っぺらい雑誌をくれるが、
そんなのにお金使う位なら保険料を安くしてもらいたいものである。

比較的、歯に衣着せぬ物言いをする私は、
「うっとうしいから、はい、さよなら~」
「これ要らんから、保険代安くしろ」
「ウンコしたいから、また今度~」
という対応をしてきた。

そんなある日、面白い反撃を思い付いた。
「俺に物を頼む前に、あんたがメイトーオンラインショップでLKM512関連商品買うのが先やろ」作戦
即実行!

約1ヶ月後
生保「ヨーグルト買いましたよ! 凄くおいしいですね!」
私 「えっ、Σ(゚ロ゚ノ)ノ」
・・・・・
生保「あれ、いいですね。私便秘だったんですが、ほんと調子良くなりました!」
私 「・・・、ありがとうございます。」(少々動揺し、歯切れ悪く。)
生保「次、スティックも買います!ヨーグルトとスティックどちらの方が良いのですか?」
私 「どちらでも好みの方で。日持ちは圧倒的にスティックの方が良いです。」
生保「主人のウンチが凄く臭いのですが、何故ですか?」
私(心の中で)「典型的な質問やん。マジでお客様として質問してるで、このおばちゃん。」
  仕方なしに、普通に答える。
生保「博士、格好よく映ってますね。」
私 「はぁー、どうも」

面倒なセールスおばちゃんが、お客様になってしまった瞬間である。
仕方なしに、それ以降敬語で話している。
そしてキャンペーンにも2回に1回は応募している・・・。

02/18
ウン小話37

朝飯前に便意をもよおした。
直後の"前ぶれっ屁"も、排便タイムの接近を私に知らせる。

まずい。
今日はあかん。
今日は耐えなあかん。
今、出すわけにはいかない。

慌てて家を出た。
今日は電車通勤の日。
走る。
でも、道路は所々凍結している。
運悪く、信号に引っかかる。
さらに運悪く、踏切にも引っかかる。
一本でも早い電車に乗りたいのに。

ラッキーなことに電車に乗る頃に便意は納まった。
油断してはならないが、ホッと一息。
無事に研究所到着。

1時間後、本日2度目の便意をもよおす。

道具をもって便所へ。
排便。
15年ぶり位に、ビニール袋によるダイレクトキャッチ!
完璧!
さらに、アルミの袋に入れて厳重に封印。
全糞、いわゆる「丸ごとウンコ」、の回収完了。

今日の私のお腹の中には、
昨日から特別仕様で仕込んだ大事な実験用ウンコが入っていたのだ。

回収後はたっぷり保冷剤の入った発泡スチロールの回収箱に提出。

手前には、後ろの箱に「丸ごとウンコ」が入っているとは露知らず、
分析業務に励んでいる美女がいた。
20140218.JPG

とりあえずアピールしておいたが、特に驚く素振りもない。
さすが、協同乳業の研究所。
ウンコ文化が根付いている。

おしまい。

12/25
メリー・クソリマス!

我ながら、素晴らしい(酷い)タイトルですね。

決して、キリスト教をバカにしているわけではなく、
クリスマスの私の状況および心境を表現しているにすぎませんので、
悪しからず。

さて、クリスチャンではない私はクリスマスを重要視していません。
騒いでいるテレビ番組、便乗する商売を冷めた目で見ています。

研究する仕事になってからは、基本、クリスマスは普段以上に頑張って仕事してきました。
「他人が浮かれて遊んでいる隙に俺は頑張るぞっ」て考えています。

特にここ15年はウンコの仕事しておりますので、
ウンコ研究に勤しんでいます。
まさにタイトルの通り、「メリー・クソリマス!」

10年程前には、プレゼントの様に大量のウンコがこの日に届いたこともありました。
どうしても年内で決着をつけたいと考えると、
実験の締め、すなわちウンコ提出は、クリスマスと重なるのです。
「メリー・クソリマス!」

ライバルであったり、ジャーナルの審査員である多くの欧米人研究者は、
本気でクリスマス休暇をとっているようなので、
私はその間に本気で頑張るのです。
「メリー・クソリマス!」

逆に投稿中論文の採択に卒業がかかっている博士課程の大学院生などは、
海外ジャーナルのクリスマス休暇リスクを計算に入れておいた方が良いと思います。
この時期、クリスマス休暇と称してストップしますので。
審査員だけでなく、ジャーナル編集部も機能不全に近い状態になりますから。
経験者からのアドバイスです。

昨晩も午後10時まで会社で、
あるジャーナルに投稿した我々の論文に対する審査員の腹立たしいコメントに対し、
必死で回答書を作成していました。
クソリマスにふさわしい指摘で、
「もう一度、ウンコを集めて成分を測定しろ」
という指摘に対する反撃文です。
「何回もウンコもらえるか。今更ウンコもらったとしても、その研究当時の実験と比較できるわけないやろ。ボケッ」
って言いたいところを冷静に論理的に説明しなくてはなりません。
他にも沢山指摘はありますが、基本的にウンコ系研究なのでウンコネタばかりです。
結局、家に帰っても1時頃まで考えていました。

「メリー・クソリマス!」
今日も頑張ります~。

11/27
ウン小話34

今日は自分のウンコを回収する。
That's the 採便.

趣味ではなく、実験のため。
立派なお仕事である。

しかし、単純に出たブツを適当に回収するのではない。
そんなことは素人がすることである。
俺たちはプロ。
もっと志高く、難しいことに挑戦する。

何をするのか?

答えてあげよう。
昨日の昼飯由来のウンコを回収するのだ。

どうやって昼飯が原料のウンコを識別するのか?

そんなの簡単さ。
消化され難いものを前日の昼飯に仕込んでおけば良いのだ。

そう、俺はヒジキを待っている。
ヒジキの入ったウンコを待っている。

早く出てこい、ヒジキ君。

早く出てこい、ヒジキ君。

2013.11.27 am 6:00現在 
ブログがアップされる頃には出会えていることを願いながら

おしまい。

           
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