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メイトー
協同乳業研究所

01/22
発表、2009年 年間ウンコ回数③

1年間、ウンコ回数を"正"の字でカウントしていたわけではありません。
きっちりとExcelでカウントしていました。
そして、1日の回数以外にも、
排便時間と排便場所と特記事項を記録していたのです(下図参照)。
特記事項には、出張や過度のアルコール摂取等日常と少し違うことを記録します。
ですから、これから分析していけば、色々なことがわかってくるのです。

たとえば、
① 曜日別ウンコ回数
② 時間帯別ウンコ回数
③ 会社内ウンコ回数
④ 通勤中のウンコ回数
⑤ 行動別ウンコ回数(出張時に多い? 少ない?)
など

以前から、土日のウンコ頻度が少ない気がしていたのですが、
それが証明されるかもしれません。
土日に溜まったウンコは月曜日に大量に排出しているのか?
これもわかるはずです。
これから時間を見つけて分析します。
何かわかれば皆様に報告しようと思います。

hyou.jpg
コメント:こんな風にして毎日記録を付けていました。意外と"まめ"な性格なのです。

01/19
発表、2009年 年間ウンコ回数②

509回、1日平均1.3945回になります。

多いのか、少ないのかと言われても、平均がわかりませんので何とも言えません。
便秘の方に、うらやましいと思われることは間違いないでしょうが。

「1日何回ウンコする?」
と質問した場合、多くの人は1回、2回、2日に1回(=0.5回)などと答えるでしょう。
(その前に嫌な顔をされるので聞く場合は気をつけて下さい。)

その回数は、長い経験上で自分勝手に思い込んでいることで、
「健康な人は1日1回が理想的」という根拠のない定説から、
それより多いか少ないかで適当に数値を述べていると思います。
ですから決して正確ではないのです。

事実、先日、当研究所で実施した、
"皆で同じ食事を食べてウンコを調べる実験"(2009年11月25日からのブログ参照)では、
事前のアンケートで予め排便回数を聞いていたのですが、
実際、試験前1週間の排便回数データをチェック形式(排便したらその都度時間を記入)で取ってみると、
1日あたりの回数がアンケートで申告した回数と0.4回以上ずれている被験者が半数以上いました。

0.4回の差はすごいですよ。

私が0.4回増えると、1日平均が1.7945回となり、年間655回になります。
1日平均0.4回減ると、1日平均が0.9945回となり、年間363回になります。
トイレットペーパーの使用量も大きく変わって来ることでしょう。

皆さん、是非数えて、自分の1日あたりのウンコ回数を即答できるようにしておきましょう。

01/18
発表、2009年 年間ウンコ回数

どうしても、150回記念、魁皇、千代大海ネタを優先せざるを得なかっただけで、
意図的に引き伸ばした訳ではないです。

朝青龍も私の目の前で負けてしまいましたし、
7日目には白鵬まで負けるという事態になりましたので、
今日はそれをネタにまた相撲の話を書こうかと思いましたが、
ウンコネタの禁断症状が出始めましたので我慢します。

では、発表します。

ジャジャーン
私の年間ウンコ回数は、

509回 

でした。

糞(クソー)、目標まで、3回足りませんでした。

ですが、満足しています。
妙に達成感があります。
1年間、よく頑張ったと自分を褒めたいです。

ということで、今年もカウントしています。
1回のデータでは何も言えませんので、繰り返しデータを取る必要があるのです。

12/11
ちょっとおもしろい実験⑥―言い忘れたこと―

1点、結構大変だったことを思い出しました。
ウンコ重量も測定していたのですが、
全員から全糞を回収して天秤で測定するのは精神的に重労働で、現実的ではありません。

ではどうするのか?

答えは、排便前の体重から、排便後の体重を引くのです。
つまり、排便前に65.00Kgで、排便後64.85Kgになっていたら、
150gのウンコが出たということです。
このために、50g単位で測定できる高級体重計も購入しました。

しかし、問題点があります。
おわかりでしょうか?
ウンコをする時のことをよーく思い出して下さい。

そう、排便中に、勝手にオシッコが出るのです。
尿意が無くても、勝手にチョロチョロ出ますよね。
これではデータが狂います。

ですから、
直前にオシッコをしてもらい、その後体重を測定しメモしてもらい、その後ウンコをし、また体重を測定し、引き算をするのです。

これは言葉では簡単ですが結構大変です。
普通は便意を催してからウンコをするため、
オシッコをしようとするとウンコが出そうになるのです。
肛門からウンコを排出する筋肉と、オシッコを出す筋肉は連動しているのは間違いないと思います。

私は、何度もチョロッと出しては止め、チョロッと出しては止めるという作業を繰り返し、時には「ちびったかっ!」と冷や汗をかきながら、ウンコ重量を測定していました。

「ちょっとおもしろい実験」シリーズは、この話でおしまい。

12/04
ちょっとおもしろい実験⑤―開放―

最終日、全員分のウンコは揃い、色々な分析のための前処理をして保存し、
夜は被験者のメンバーと一緒に打ち上げを行いました。

いやー、食べたい物を食べられるって本当に幸せですね。
それなりに美味しいメニューだったとはいえ、
やはり自由に食べられないのは辛いことでした。

健康食のため、脂も控えめでしたので、
唐揚げをイメージして居酒屋に向いました。
でも、一番うれしかったのは醤油です。
とにかく薄味のメニューだったので、
自分の好みの量の醤油をかけて食べられるのは、非常にうれしいことです。

「醤油、おかわりーっ」
皆、久しぶりの醤油を味わい過ぎたのか、
居酒屋の醤油さしが空になってしまいました。

そして、1週間ぶりのお酒も旨い。

もちろん、話題の中心は公然とウンコ話。
"色"、"重さ"について、
そして、"ウンコ回収方法"についても盛り上がりました。

最後に、
この回収方法で、物凄い技を使う被験者がいたのです! 
皆さんにも紹介したいのですが、
内容が内容だけに、いくら文才に恵まれた私でも大変で、
下書きを何度も何度の書き直し苦戦している状況です。

12/02
ちょっとおもしろい実験④―企業秘密です―

間に相撲の話を挟みましたが、「ちょっと面白い実験」の続きです。

ところで、結果はどうなったのか気になるところですよね。
皆、同じウンコになったのか?
今、詳細に調べている途中ですが、
見た感じでは、・・・・。

やっぱり言えません。
言いたいけど、言えません。
今のところ、企業秘密です。
私の知る限り、世界初の実験ですから、
科学的にも意義があるはずです。
研究結果として、然るべき時が来ればお伝えします。

一点だけ紹介すると、
最終日の糞便は、朝8時半から10時の間に全員分が揃いました。
これまで色々な組織(病院など)に協力してもらってウンコ実験をしましたが、
こんなにウンコの集まりが良かったのは奇跡です。
普通は、2-3日間設けた指定日に全員分の糞便が集まることも稀です。
つまり、腸のリズムは全員同じになっていたと考えて良いのではないでしょうか。

当然、その時間帯の便所は混んでいたようです。
便所の神様もびっくりしたことでしょう。
皆が続々とウンコをしに来て、
さらにプラスチックのチューブに詰めて出て行くのですから。

11/30
ちょっとおもしろい実験③―給食当番―

栄養バランスや摂取カロリーの事も考えて、
栄養士が運営する宅配食事業者の冷凍のおかずを購入し、実験に使うことにしました。
健康志向の人をターゲットにしているメニューのため、
若干味が薄いのですが、結構美味しかったです。

毎食、おかずを解凍し、盛り付け、
ご飯を炊いて、味噌汁を作りました。
ご飯もきっちり重さを量り、提供します。
温かいものを食べてもらいたいので、
予め温めておいて、被験者が食べに来たら仕上げの加熱をして、大忙しで盛り付けます。
朝は7時ごろに出勤し、朝食の準備です。
私と助手Kは、完全に給食当番でした。

皆、最初は味の薄さに不満があったようだったのですが、
徐々に慣れてきて、大きな不満も噴出せずに、
5日間脱落者なく達成できました。
最後の方は、皆、楽しそうだったので、
ちょっと意地悪で、
「今日のウンコの原料は、特製ソースのハンバーグでーす」
なんて言いながら、給食当番をやっていました。

被験者の皆様、本当にありがとうございました。 
特に、「食べたら吐く」と主張していた"シイタケ嫌い"のY君、
必死で小さく切って食べている姿は滑稽でしたが、感動しました。 
m(μ_μ)m

つづく

11/27
ちょっとおもしろい実験②―ウンコ文化の広がり―

「食費は払ってあげるから、私の出す食事以外は食べないで」
と頼まれたらどうしますか?
もちろん間食や、休憩のお茶やコーヒー、ちょっとチョコレートをつまむのも禁止です。
迷うでしょうが、メニューと期間によりますね。
1週間ならやってあげようかなと思う方もいるでしょうが、
次に、
「悪いけど、その期間、ウンコもちょうだい」
と言われたら、普通の人は、確実に断ることでしょう。

しかし、協同乳業の研究所員は違うのです。
研究なら仕方ないということで、
殆どのメンバーが協力してくれるのです。
試作等に大影響があるのですが、上司も強力にバックアップしてくれます。
中には積極的な「出したがり」もいるのですが・・・。

たぶん、ウンコ研究をやり始めて10年以上経ち、
明るく楽しく時々真剣にウンコの話をし続けてきたことで、
ウンコ文化が広がっているのでしょう。
地道にウンコロジー(Unkology: ウンコ学※)の普及をやってきた甲斐がありました。

結果的に、対象とした20-30代の男性のほぼ全員、
予定以上の12名で、
月曜日から金曜日まで、朝・昼・晩と、
全く同じ食事(全員が同じものを食べるが、メニューは毎食異なる)をしてもらうことができました。

※Unkology:もちろん私が勝手に作った言葉である。実在する単語Scatology(=糞便学)より、もっと生活に密着した観点から追及する

つづく

11/25
ちょっとおもしろい実験①―もしも、共通した食事を食べたら?―

「食べ物を同じにすると、皆、同じウンコが出るのか?」

こんなこと、皆さんも、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
少なくとも、私は小さい時から考えています。
ここで言う、ウンコの違いとは、"色"、"形状"、"臭気"、"量"などです。

小さい時は、同じウンコが出ると思っていたのですが、
今では、大腸にはたくさんの腸内細菌が棲んでいることをこの眼で確かめたため、
「同じ食事をしても、腸内細菌の個人差の影響で、違うウンコが出る。
他人と同じウンコなんて出せない。」
と考えています。
理論的には個人差が出るはずです。

しかし、
その差とは何なのか?
その差はどの程度なのか?
・・・わかりません。
おそらく、誰も確かめていません。
誰も確かめようと思わないだけかもしれませんが。

ということで、私がやってあげようではないですか。
実験突入です。

つづく。

09/04
団扇に見えますか?

もうすっかり涼しくなって、秋ですね。
どうやら今年の夏は殆ど暑くならずに終わったようです。

夏は色々なところで宣伝や記念の団扇も頂く機会がありますが、
私はこんな団扇をゲットしました。

ジャーン!

utiwa1.JPG

ウチワヤンマです。
腹の先を見て下さい。
名前の通り、うちわっぽいでしょう?
オニヤンマ等と同じく、
黒をベースに黄色い縞模様、エメラルドグリーンの眼。
体長は7センチ位と少し小柄であるが、引き締まっていて、
カッコイイー!

飼育しているカマキリの餌を探していたら、
突然目の前に現れたのです。
虫捕り名人の私は、飛翔能力が高いこのトンボを一瞬で捕まえました。
周囲の人は、突然キレのある動きをしたから驚いたことでしょう。
あまりにも美しいので、家のカーテンにとまらして記念撮影です。

ちなみに、分類学上はヤンマ科ではなくサナエトンボ科。
これは皆様にはどうでもよいことでしょうから、説明しません。

こんなトンボ知っていましたか?
私の地域では殆ど見ることのない希少なトンボなので、
カマキリの餌にせず、逃がしてやりました。

もう一枚、上目遣いの写真です。

utiwa2.JPG

この角度から見るのが一番綺麗!

           
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