03/31
友人発見

3月19日の読売新聞をバーっと流し読みしていたら、
突然知っている顔が載っていました。

島根大学医学部皮膚科講師の出来尾格さんです。
かわった名前ですが、「できお いたる」と読みます。
「おっー、デッキーや」
連載・健康プラスというコーナーの、"常在菌と付き合う"という企画に、
皮膚常在菌の話を解説しています。

デッキーは理化学研究所で実験していた時の同僚です。
当時、デッキーは慶応義塾大学医学部の博士課程の学生で、皮膚の菌叢を分子生物学的手法で解析していました。
皮膚の菌叢?
と思われるかもしれませんが、
皮膚表面にも、細菌は沢山棲んでおり、顔には数千万個程度いるそうですよ。
皮膚に培養できない細菌が沢山棲んでいることを最初に証明したのはデッキーです。
J. Med. Microbiolというジャーナルに発表しています(54巻p. 1231-1238 )。

私が常にウンコをもらうチャンスを伺っているのと同様に、彼は皮膚表面を擦り取るチャンスを伺っているのです。
どちらが怖いですか?

記事の横についてあったデッキーの写真を見ながら
「みんな頑張っているんだなー」
と思うと同時に、一昔前を懐かしく感じます。

そういえば、私はデッキーに肛門を見られたことがあります。
といいますか、私が見せたのかな?
詳細はまた後日。
今日のところは勝手に想像しておいてもらって構いません。