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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

03/10
サトイモ分解①

現在、畑は休養中(今週末から再開するが)。
今日は紹介を忘れていた畑ネタがあるので紹介する。

サトイモが収穫してスーパーに並んでいる状態を見たことがあっても、
地中に生っている様子を見たことがある人は少ないと思う。
今日はそれを紹介する。

その前に、夏場の様子はこんな状態である。
2014031001.JPG
小さい子供が傘にできそうな位、長さ50 cm、幅30cm近くなる馬鹿でかい葉である。
傘と表現したが、興味深いことに、サトイモの葉は新品の傘のように水を強く弾く。

この葉も、秋の訪れと共に勢いがなくなり、
霜が降りると同時に枯れ、いよいよ収穫の時期になる。

収穫は種芋の主軸を中心にその周囲を掘るだけ。
ガツガツと大きなシャベルで深さ50cmも掘れば掘り出せるが、
この方法では大概は芋の一部を傷つけてしまう。
今回は撮影用ということもあり、慎重に掘り出してみた。
2014031002.JPG

こんな姿で生っている。
これは、掘り出して地上に置いて撮影していると思われるかもしれないが、
芋自体は全く動かしていない。
つまり、芋の周囲の土を掘り起こし、
遺跡を発掘するかのように芋に付いている土を慎重に取り除いた状態である。
下側には根が一様に付いている。
サトイモのイモは茎が変形した物らしいので、この状態は納得できる。

サトイモは種芋を中心に周囲に酵母が出芽するように子芋が生る。
さらに子芋から孫芋が出てくる。
この写真のどれが子芋で孫芋か?
それは説明が難しいので明日のブログで。

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