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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

01/29
蛇に睨まれた蛙①

お久しぶりです。助手Kです。
昨年末、生研センターの研究進捗報告会で、理化学研究所の辧野特別研究室にいきました。
辧野先生はテレビ・雑誌など各種メディアでたびたび取り上げられている有名な先生です。
このブログにも100回記念に登場していただきました(2009年8月26、27日)。

このような有名な先生に会えるうれしさ反面、
恐ろしいほどの酒豪であるという恐怖の伝説をLKM博士から聞き若干びびっていました。

報告会の後、共同研究者が集まり研究の情報交換もかねて、懇親会が行われました。
会場に行くと辧野先生が席についており、私に手招きをしながら、隣の席を指差し
「K君、今日はここや。帰さへんで~」
とおっしゃるのです。

「!!!」

この言葉に、私の心は蛇に睨まれた蛙のように縮こまっていました。

参加者が続々と到着し辧野先生の前に座ったのは、協同乳業研究所の所長、その隣には共同研究をしている京都工繊大学の教授が座られました。
すると、
「私の隣はK君じゃなくてLKM博士の方が良いな」
との辧野先生がおっしゃり、結局、私は別席に座ることになったのです。

その瞬間「帰さへんで~」の言葉で縮こまってしまった私の蛙の心は大きく跳ね上がり、両手を広げて伸び上がったのでした。

懇親会も始まり、辧野先生とは別の机で、世界で活躍されている共同研究者の方々の、アメリカ留学の話などを楽しく聞いていると、
「K君それはいかんよ~。」
と私に向かって隣の机から辧野先生が真顔で言っているのです。

いったい何なのだ!

続きは来週

09/08
LKM博士に助手登場!その名もK

はじめまして。

人事異動によりLKM博士のアシスタント研究員をすることになったKです。

LKM博士の「ウンコ研究」が
「イノベーション創出基礎的研究推進事業の発展型研究」に採用されたことから、
アシスタントの研究員が必要になり、私に白羽の矢が当たりました。

私にとって「ウンコ研究」は雲の上のような仕事であり、
人事異動は晴天の霹靂のような出来事でした。

この晴天の霹靂の人事異動により、
将来の私の人生計画の中になかった「ウンコ研究」の章が
私の人生のドラマに描かれることになったのです。

異動して半月、「ウンコ研究の第一章幕開け」とも言える出来事がありました。

自分のウンコを培養してみたらとのLKM博士の指令により、
私のウンコ菌たちが培養されてしまったのです。

培養されること数日、シャーレには私のウンコ菌たちが元気に成育していました。
わが子を見守る気持ちでシャーレを眺めていると、LKM博士が登場し、

「くっさいなー。ワシのウンコ菌をにおってみー。」と一言

私は恐る恐るLKM博士のウンコ菌をにおってみました。

さすが、LKM博士です!

私のウンコ菌の匂いが「汚水」のようなものだとすると、
博士のウンコ菌の匂いは「芳醇なチーズ」。甘酸っぱく、高級な香りでした。

同じ人間なのにこれほどまでに違うものなのかと思うほどの衝撃でした!

私のウンコ菌の匂いがLKM博士のようになる日を夢見て
「ウンコ研究」にいそしんでいきますので、よろしくお願いします。

           
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