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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

12/04
遅くなってすいません(Arg錠剤)

ビフィズス菌LKM512とアミノ酸の1種アルギニン(Arg)をマウスに投与して
お腹の中のアンチエイジング物質ポリアミンを増やすと、
加齢時の学習記憶力がアップしたという論文を発表して早9ヶ月。
参照→ビフィズス菌「LKM512」とアミノ酸「アルギニン」摂取で寿命が伸長!"脳のアンチエイジング効果"があることも判明

並行して発売するはずだったアルギニン錠剤の完成が遅れております。
「まだ販売しないのか?」とお客様のお問い合わせを多数頂いているようですが、
誠に申し訳ございません。

というのも、大腸にアルギニンを届けるためのコーティング技術が難しいのです。
通常の腸溶コーティングは胃を突破して小腸で溶けます。
しかし、我々の技術の真骨頂は、
大腸に棲息している腸内細菌にアルギニンを供給しポリアミンを作らせること。
従って、小腸で溶け出ると、大腸に到達する前に吸収されてしまう可能性が高く、
通常の腸溶コーティング技術が使えないのです。
もちろん、既存のアルギニンサプリメントではこの効果は得られません。

ひたすら試行錯誤を繰り返しています。

小腸で溶けないようにコーティングを強化するのは簡単です。
でも、反対に溶けずにウンコとして出て来るリスクが高まります。
ウンコ流動スピードも人により様々。

そういう訳で、完璧なものができるまでお時間下さい。
科学的根拠のある機能性食品のみを提供する我々は、
中途半端に妥協したものは出しませんので。

錠剤を飲んではウンコを調べることを繰り返し、
時々周囲の人にもそれを強要しているLKM博士より

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