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メイトー
協同乳業研究所

08/25
宿題代行???

朝、ラジオをハシゴ聴き(※)しながら通勤していますが、
今朝、夏休みの宿題の代行サービスの話題がありました。

※ラジオは毎日、あるいは毎週、決まった時刻に決まったコーナーがあるので、面白いコーナーに合わせて分単位でチャンネルを変えて楽しむ技。私は基本的にTBSの森本毅郎・スタンバイ!でニュースを把握し、その後はFM NACK5に行ったり来たり(詳細は省く)。

読書感想文
自由研究
日記
絵画
など、少々面倒なものを中心に代行すると聴きました。
料金は5000円位から1万円越えのものまであり、知的過ぎる読書感想文が送られて来たら、「文体をもっと幼稚にして」って追加料金で頼むこと等もできるらしい。

こういう商売が成り立つということは、利用する人が沢山存在するということです。
事実、インターネットで調べたら沢山業者がリストアップされて来ました。
これを利用する親は何を考えているのか私には理解できません。
これは、悩む子供と一緒に考え、アドバイスすることすら拒否したという意味でしょうか?

小学生が、試行錯誤して、消しゴムでぐちゃぐちゃにしながら、時には半べそかきながら、それでも一生懸命書いている姿はとても凛々しいです。
それは、本来やるべきことをやっている姿だからだと思います。
大量の夏休みの宿題は、将来、自分の身に困難が降りかかって来た時の立ち向かう姿勢や諦めない姿勢に繋がるとすら感じます。
仕上げた時の満足感を味わうことも小学生にとってはとても大事なことでしょう。

親は助けたつもりでも、これは子供にダメージを与える行為以外の何物でもないでしょう。
感受性の高い小学生時代に、宿題を代行サービスでやってもらう経験が与える負の影響は、決して小さくないはずです。
困難にぶち当たった時に立ち向かえない大人になる手助けをしているような気がします。

こんな疫学調査をしてみたいです。
夏休み宿題代行サービスを受けた子供と自分でやり切った子供の
20年後の生活の満足度、年収、社会的地位などの差について。
統計学的に有意な差がある気がする。

このブログを読んだ親が「そんなのあるの!!!」となることを強く危惧しながら、
本日は筆を置きたいと思います。


部下に英語翻訳ソフトを購入して欲しいと頼まれても拒否する上司より
(楽して和訳英訳しても永遠に身に付かないからね)

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