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メイトー
協同乳業研究所

06/10
「輝く日本発の腸内微生物叢研究の展開」って、少々恥ずかしい

明日から第18回腸内細菌学会が東京大学で2日間に渡って開催されます。

私はここ2年間、
「他人の研究を聴いても私の研究が進むことはない。もし素晴らしい研究発表だったら焦るだけだし、自分のやっていることに対する自信が揺らいでも困る。反対につまらない発表を聴いて時間を無駄にするのも嫌だ。私が参加する位なら経験の浅く情報量の少ない若い部下達が行けば良い」
と参加していなかったのですが、今年は参加します。

というのも、初日のシンポジウムの講演に招待されているからです。
オーガナイザーの先生より
「私のやっている腸内細菌の代謝産物の話をして欲しい」
と頼まれ、「代謝産物の話なら任せとけ」とばかりに、深く考えずに引き受けました。
その後、要旨等は事務局からの依頼に従い期日通りギリギリで提出して、
気が付くと、本番直前という感じです。

で、改めてHPでそのセッションのテーマ(タイトル)を見てびっくり!!!
http://bifidus-fund.jp/meeting/index.shtml
「輝く日本発の腸内微生物叢研究の展開」

これは、大袈裟過ぎじゃあ~りませんか(笑)

私の研究に関しては自分の発想でやっておりますので日本発ではありますが、
「輝く」って程でもないし~。
地味に論文は書いていますが、レベルの高いジャーナルには掲載されないし~。
いつか光り輝くことを願ってはおりますが...。
ちょっと恥ずかしいですね。

既に提出した要旨を見て、
「おいおい、俺、こんなこと書いてたの?」
と自分で思わす独り言を言ってしまう始末。
何故か、私の研究の中心であるポリアミンの事は全く触れていない...。

とはいえ、明日発表ですから急いで準備をせねばなりません。
昨日から悩んでいるのですが、やっとウンコ色の脳ミソが整理できてきましたので、
後は、ギリギリまでスライドを作る作業になりそうです。

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