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メイトー
協同乳業研究所

09/21
オニヤンマの捕獲

オニヤンマネタの続きです。
小さい子供がいるお父さんはオニヤンマを捕まえたら威厳を保てるのではないでしょうか?
ということで、今日は、私のオニヤンマの捕まえ方を示します。
私は、毎年2-3匹は捕まえていますし、狙った時は8割以上の確率で捕獲しています。

全ての飛翔型昆虫に当てはまりますが、一撃(一振り)で虫取網に入れることが重要です。
失敗すると、逃避行動を取りますので、二振り目で捕まえられる確率は著しく減少します。
オニヤンマの場合、飛翔能力が極めて高いため、二振り目での捕獲は限りなくゼロに近いでしょう。
しかし、一振り目で捕まえるのは比較的簡単な昆虫です。

まず発見したら、できるだけ近づきましょう。
とはいえ、遠くに飛んで行くので、追うのではなく飛んでいた場所に行くという意味です。
縄張りを持つ習性から、数十秒後から数分後には必ずその近くを再び巡回しに来ます。
しかもオニヤンマは何故だかわかりませんが道に沿って飛ぶことが多いです。
ですから、彼らの飛行経路に網を持って待っていれば良いのです。
飛んで行った方向の反対の方向、つまり、飛んで来た方向を中心に視野を広くして見ていましょう。
20-30m位向こうから低空飛行をして来る姿が確認できるはずです。
大体、地面の1-2m位の高さを飛んでいるので、できる限り近づくのを待ちます。
餌を探しているため決して早いスピードではありません。獲物を見つけて突然予想飛行経路を逸脱することがありますが、大体失敗して元の経路に戻ってきます。
ただ、近づくのをじっくり待っていれば良いのです。
網で取れる範囲に入ってきたら、スパッと頭側から素早く網を被せましょう。
私の経験では、羽音が聞こえる間合い(距離)に入った瞬間が狙い目です。
決して尾部側から網を振ってはいけません。逃げられます。

もし近くに来なければ、強引に捕まえに行っては行けません。もう1周我慢です。
少し立ち位置を変えて、再び来るのを待てば良いのです。
但し、一度網を振り下ろし失敗した場合は戻ってきませんので、その時は諦めて下さい。
観察力に、少しの動体視力と運動神経があれば、簡単に採れる昆虫です。
私は帽子で捕まえるのも得意です。
さあ、実行してみましょう!

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