06/25
何やったかな???

事実は一つでも、それをどのように考えるか或いは表現するかで捉え方は変わります。

残念ながら、今朝W杯サッカーの日本代表は敗れ、
グループリーグ敗退が決定しましたが、
「あの試合が...、あのシーンが...、あの采配が...」と戦犯探しをする人がいれば、
「実力からいえば順当だ。よく頑張った、お疲れ様。」と称える人もいます。

さて、我々の研究者の世界も、データから得られた結論を論文化する際に、
どう表現するかで採択される率が変わってくると思います。
タイトルも含め、ストーリーの立て方です。
もちろん投稿先のジャーナルの考え方を理解しておくことも重要です。

今、自信がある研究成果があるのですが、それをまとめて論文化しジャーナルに投稿したところ、酷評され拒絶されました。
リジェクトは慣れているので落ち込みませんが(参照ブログ:Rejectって普通ですから)、次を考えねばなりません。
このままの状態でレベルを下げて投稿したらどこかに採択されるのはわかっていますが、
それは私の心が許しません。
たぶん、まとめ方、内容の起承転結も含め表現の仕方が不十分で、斬新性が伝わっていないのです。

で、修正しようと毎日1時間位は原稿ファイルを広げて手を入れているのですが、
パッとしません。
結果的に、手元で長時間発酵させています。
ただひたすら考えて、何か閃くのを待っています。
経験上、考えれば考えるほど、閃きが訪れる可能性は高いので。

自分でも驚いたことに、寝ている時も考えているのです。夢の中で
昨夜も修正していました。夢の中で
そうしたら、凄く綺麗なストーリーができたのです。夢の中で
これはいけると確信を持ちました。夢の中で
早速、原稿ファイルを広げて修正を始めました。現実の世界で
でも、思い出せません。
どうしても思い出せません。