07/04
ゴードン研究会議 ―クローズド会議―

先日参加したゴードン研究会議ポリアミンセクションにはポリアミン関連の研究成果の発表と最新の情報を得るために参加しました。
数少ないポリアミンを専門に扱う会議なのです。

ポリアミンを専門的に扱う国際学会は、このゴードン研究会議と国際ポリアミン会議の2つで、毎年交互に開かれているようです。
ゴードン会議(ポリアミンセクション)は奇数の年にアメリカで開催され、
国際ポリアミン会議は、偶数の年に各国の持ち回りで開催されているようです。
ちょうど、昨年の6月末に日本で国際ポリアミン会議が開催され、私も初めて参加しました。口頭発表に選ばれパニックになっていた時のブログがありますのでご笑覧下さい
試練)。

このゴードン研究会議ですが、参加したいという意思だけで参加できるものではありません。
事前にチェアマンに自分の発表内容とアピールポイントを提出し、チャアマンがそれを元に判断し、許可が得られたら参加できるシステムなのです。
参加人数の上限が決まっており、希望者が多いと参加したくても参加できない会議なのです。(最近は参加希望者が減ってきているようなので参加し易くなっていると聞きましたが、昔は大変だったようです。)
そして、学会のポリシーとして、会議で発表されたこと、議論されたことはここだけの話であり、外部で口外してはならないということです。
今回は120-130人程度の参加者だったのですが、大袈裟に述べると、この130人だけの秘密ということです。
他の学会も基本的には秘密で撮影等は禁止ですが、殆どは参加費を払えば誰でも参加できますし、許可されたマスコミが入っていたりしているので、やはり違うと思います。

つまり、
「ポリアミンの専門家が一同に集まり、最新データを持ち寄って、大いに議論しよう! 未発表データでも外部に出ることないから安心して出して議論しよう。」
ということだと思います。

ということで、会議の様子の写真も一切撮っておりませんし、細かい内容はこのブログでも書きません。
ただ、自分の心を整理するためにも、漠然とした感想を明日書いてみようと思います。