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変なインタビュー(前半)

先日、LKM512プロジェクトの仕事で、対談を撮影するという仕事がありました。
私が色々な場所に講演に行く負担を少しでも減らすために作るDVDの収録です。
ですから、LKM512の機能などを、ある程度原稿に則ってインタビュー形式でやるのかと思いきや、適当で良いということでした。
「何も準備しなくて良いですから。"徹子の部屋"をイメージして下さい。聞き手はプロを用意してますから。」
というだけの指示。

"適当"にも幾つか意味がありますよね。
文字通り、目的や要求などにきっちりと適した形で当てはめることや、
程度が程良いこと、という良い意味があります。
一方、悪い意味で"いいかげん(関西弁ではええかげん)であること"もあると思います。
どうも事前の話では後者の"いいかげん"で良いということのようでした。

「ええかげんで構わない撮影なんかあるのか?」
と思いつつも、"ええかげん"な私は深く考えずに当日を迎えました。
敢えて心配だったことといえば、スタジオまでの移動ですね。
不慣れなラッシュアワーでの電車移動中に便意を催さないかということ位でした。

スタジオについて、挨拶代りのウンコを済ませて、まずやったのがメイクです。
「そんなん要らん!」
って言って反抗したのですが、納得させられる説明があったのでやってもらいました。
その理由とは...、
皆さん、テレビに出る人は何故メイクをするのか知っていますか?
自分を少しでも美しく、または格好よく、あるいは若く見せたいから?
もちろん不正解ではないですが、正解は"視聴者を不愉快にさせないため"だそうです。
しわ、髪の毛の乱れ、毛穴、髭の剃り残し、
これらがあると、視聴者が気になって、内容どころではなくなるそうです。
最近の映像技術では肌のきめまで映るということで、女優さんは苦労しているそうです。そういうことなら仕方ない。メイクしてもらいましょう。
ですが、肌年齢は25歳(2年前)の私、ちょこっとで済みました。
メイクさん曰く、新陳代謝の良い肌だそうです。(自慢!) LKM512パワーでしょう。

長くなりましたので、肝心のインタビューの話は次回にまわします。