今週はカエルネタが多かったのでついでに。
東京でも、私の職場の近く、日の出町やあきる野市には、
まだカエルの大合唱が聞こえる場所が点在している。
私の通勤路にもそんな場所が複数ある。
夜通ると、何百匹分の声が聞こえてくる。
そこの場所だけは、赤信号で止められることがあっても心が和む。
しかしながら、その内の一つが破壊された。
つい先日のことである。
大量の土砂が運び込まれ、工事車両が入り、埋め立てられていく...
カエルの死だけを嘆いているのではない。
カエルが棲んでいるということは、
餌となる昆虫類も豊富に棲息している豊かな生態系が存在していることを示しており、
それらの生態系が丸ごと破壊されたことになる。
残念である。
寂しい限りである。
そして勿体ない。
でも、どうすることもできない。
土地の所有者にとっては、カエルが棲んでいても何の利益にもならないのだから。
田んぼや雑木林などを維持している人には、
生態系手当を出してあげれば良いのにと思う今日この頃である。