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メイトー
協同乳業研究所

04/04
2012年版 野菜作ってます2 ―レタス、キャベツの定植―

いよいよ土壌も肥料と馴染み、種まきや苗の定植が本格的にスタートしました。
14株もレタスを植えました!
201204041.JPG
これ、左側が球レタス、右側がサニーレタスです。
わかり難いでしょうが、近くに寄ると、小さくてもその片鱗は感じられます。

ほら、これ球レタス(↓)。
201204042.JPG

こっちはサニーレタス(↓)

201204043.JPG


すでに葉が紫色を帯びていて、小さなサニーレタスです。

昨年は約半数のレタスが病気になったので、今年は気を付けていきたいと思います。

ついでにキャベツの苗はこんなの(↓)。
201204044.JPG

小さくても、やっぱりレタスとは異なりキャベツです。

ところで、こんなにレタスを作って食べられるのか?
全てが病気に罹らず立派に生長したら、もちろん食べきる自信はありません。
レタスは酒のつまみになり難いので...。
「若い時から収穫して食べまくる」作戦しかないでしょう。
そしてウンコの量が増えるのです。

03/29
何だと思います? 植木鉢のこれ?

これ、何だと思います?
20120329.JPG
私が育てているのですが、ネギではありません。
植木鉢で栽培している人はあまりいないと思います。
3月に入り、ぐんぐん生長しています。

こいつの正体は、
タマネギ(紫タイプ)
です。

タマネギの定植は晩秋です。
私が借りている農園は、3月~翌年1月までが契約期間のため、
冬を越して栽培する作物は扱えないのです。
従って、自宅で鉢植えで挑戦しています。

数回の大雪にも耐えました。
立派に育ってもらいたいものです。

03/21
2012年度版 野菜作ってます1 ―始まりはジャガイモから―

今年度は3月18日に始まりました、畑のシーズンが。

園主さんがトラクターで一度土を耕してくれましたので、
足を踏み入れる前は、試合前の甲子園球場の内野のように綺麗です。
201203211.JPG

毎年、スタートは寒いです。
これから暖かく気持ちよくなっていくのですが、
気が付くと梅雨、そして地獄の真夏へと変わっていくのです。
ただ、野菜を育てていると、この四季の移り変わりを敏感に感じられ、
間違いなく醍醐味の1つと言えるでしょう。
天候のことを頭に入れておかないと、失敗することが多いという理由からですが。

まずは4月以降に植える春夏野菜のための土作りから。
肥料は遅くとも、種を播く1週間前には土に与えておかないといけません。

そして、ジャガイモの定植。
種イモ植えですね。
201203212.JPG(写真用に一度植えてから掘り起こしました。)
種イモは半分に切って植えるのですが、切り方にもちょっとしたコツがあるのです。
これは書くのが面倒ですし、お金を払って農家に直接指導してもらっている特権として、
秘密にしておきましょう。
今年は、キタアカリと男爵の2品種を植えました。
種イモたった4個から、失敗しなければ10~13 kg程度の収穫は得られます。

03/13
変な人参 Part 2

ボチボチ畑も始まります。
まだ寒いですが、春はすぐそこです。

昨年の変なニンジンを紹介するのを忘れていました。

と、その前に、今年のブログは
セクスィーニンジンで始まったのをご存知ですか?

このブログは平日のアクセス数が高く、
職場で息抜きに読んでもらっているようなので、
元旦ブログは殆どの方が見られていない可能性もありましたのでリンクを張りました。
かなりセクスィーですよ!
是非、見て下さい。

今日のはまた違うタイプです。
20120313.JPG


普通の二股に分かれたニンジンとはレベルが違います。
まるで股割をしているような変な形です。
えーっと、んーっと、何ていいますか、とにかく変な形です。

今日は今から出かけるので手抜きブログでした。

以上です。

02/02
2011年(度)版 野菜作ってます32 ―最終話―

ホウレンソウと残っていたネギを引っこ抜き、本年度の全野菜の収穫が終了しました。

思えば、今年度は3月末のこのブログからスタートし、32回も書いていたのですね。

何種類の野菜を栽培し、その成果はどの程度であったのかは、
本ブログ「野菜作り」シリーズをクリックしてもらえれば、
過去に遡ってみることができます。
可能なら、3月のブログから時系列で読んだ方が、成長具合を感じられて楽しいと思います。

今、畑は片付けて最初の状態に戻りました(この写真は凍結しておりますが)。

20120202.JPG


畑の土壌様、1年間ありがとうございました。
しばらくお休み下さい。
でも、土壌の中の微生物さん、この間も頑張って有機物を分解しておいて下さい。

さて、来年もやるのか?

結構大変なんですよね、ほんと。
暑いし、寒いし、朝も早いし。
家族にも「巻き込まれるのは嫌だ」と言われておりますし、少々迷うところです。

でも、私の労働力を計算しなければ、明らかに黒字です(畑賃貸・講習料の方が、
得られる野菜を値段換算した額より安い)。

労働力は趣味と思えば、あってないようなものですしね。
例えば、趣味が旅行やドライブの人と比べれば、圧倒的な支出の少なさと、
生産性の高さ(見返りの大きさ)。

趣味がスポーツの人と比べても、同じです。
スポーツをして腹が減ることはあっても、食べ物が得られることはありませんから。
何より、スーパーでは買えないおいしい野菜が食べられます。

気が付いたら結局来年度も契約していると思われます。

02/01
あまーい、ホウレンソウ

職場の「報告、連絡、相談」があまい、という意味ではありませんので勘違いしないで下さい。
ちなみに私は全て苦手です。威張る事ではないですが...。

昨日紹介した冬のホウレンソウについて補足したいと思います。

早朝は凍っているというのはこんな状態です。

201202011.JPG


気温は-3℃位。土壌は凍結しておりスコップも簡単には使えません。
触ると簡単に葉や茎は折れてしまいます。

面白いのは、12月初旬にある程度の大きさまで育てて放っておくと、
寒さに耐えられる姿に変身することです。
上の写真でも葉が頑丈そうな雰囲気は感じられると思いますが、
地面を這うように横に広がり、少し縮れて非常に分厚くなります。
そして最も特徴的なのが、茎がごつく(これ関西弁? 太くて頑丈にという意味)なります。
直径1 cmを超える太さになり、おそらくここに糖を貯めていると思われます。
こんな感じです。

201202012.JPG

スーパーのハウス育ちの束になった軟弱ホウレンソウしか見たことない方は、
もしかしたらホウレンソウとすら認識できない"謎の雑草"のような姿になります。
この状態のホウレンソウは束にすることすら困難な位、茎が横向きで頑丈な状態です。

そして、最も甘いのが根の上1~5 cm位の部分。
信じられないでしょうが、トウモロコシの様な甘さです。
昨日、周囲のメンバーに食べさせたら、びっくりしていました。
茹でてしゃぶった後で申し訳ないのですが、この部分が旨いのです。


201202013.JPG

この状態にまで育てた"こだわりのホウレンソウ"は一般品の2倍の値段でも売れる自信があります。

01/31
2011年(度)版 野菜作ってます31 ―ホウレンソウ―

殆どの野菜がなくなり、土壌がむき出しで色あせた真冬の畑に
唯一、強烈な緑色で存在をアピールしているのはホウレンソウです。

20110131.JPG

先日の雪でも平気、
早朝はバリバリに凍っているように見えますが、
完全には凍結していないのでしょうね、枯れません。
植物体内に糖を蓄積して凍結から身を守っているのですね。
ハウスで育てるものより肉厚になり、びっくりするほど甘いです。
同じ種子、同じ畑で育てても、
11月に収穫したものとこの時期に収穫したものでは別物です(放っておくだけで良い)。

とても体に良い気がします。
事実、良いはずです。
これをたっぷり入れれば、たとえインスタントラーメンでも体に良い気がする位です。

この写真分を全部収穫すると、スーパーで売っている15束分はあります。
写真に写っていない場所もあるので、合計20~25束分位ですかね。
市場価格、4~5千円分位あるでしょうか。
食べ切れません。
でも、寒い中、かなりの苦痛を味わいながらの作業を思い出すと、
何が何でも自分で食べてあげようと思います。

「栄養たっぷりホウレンソウよ、俺の血となれ、肉となれ~!」

あっ、大事なこと忘れた。
「栄養たっぷりホウレンソウよ、俺の血となれ、肉となれ、そして立派なウンコになってくれ~」
もちろんウンコは緑色。

01/11
2011年(度)版 野菜作ってます30 ―聖護院大根―

2012年版としなければならないのか迷いましたが、
これは2011年に栽培したものの経過ですから2011年(度)版にさせて頂きました。

遂に、聖護院大根の登場です。
これまで地中に埋まっている姿は紹介していましたが
(2011年版 野菜作ってます27)

地中部位の写真はこれが初めてです。
白菜とのツーショットをどうぞ!

2012011101.JPG

20 cm越え、4.5 kgの超ヘビー級です。
一般的な聖護院大根は1.5 kg~2 kgということなので、その大きさがわかって頂けると思います。

「2011年版 野菜作ってます28」
で紹介したように、
丹精込めて栽培しているので大きく育ってくれたのでしょう。
ちなみに、横の白菜もスーパーで売っているものより一回りは大きいものですよ。

京都市左京区聖護院地区が発祥の地ということで、この名が付きました。
最初は普通の大根だったものが代々植え継がれている内にこのような形になったそうです。
若干神秘的な表現ですが、農学的表現では品種改良が行われたということですね。
苦味や辛味がなく、甘みがあり、煮ると口の中でとろけるように柔らかくなるのに、
全く型崩れしない。
煮物に最適なんです。

2012011102.JPG

酢漬けも合います。
京漬物の代表の千枚漬けはこの大根で作るのが基本だそうです。

上の写真の聖護院大根と白菜に、人参とブロッコリーも加えて、
奈良への帰省時に新幹線で持って帰ったのですが、
10 kg越えのため、次の日は筋肉痛に陥りました。
宅急便が発達した世の中で苦労して手で持って帰るのは、私が採れたて主義(収穫から食べるまでの時間は短い方が旨く、そのように食したい)だからなのは言うまでもありません。
しかし、
12月29日から1月3日まで、仏壇の前に供えられていました(笑)。
あまりに大きいのでお客様に見せたかったようです。

12/27
2011年版 野菜作ってます29 ―畑は極寒です―

畑一面に霜柱ができて、朝畑は氷点下で極寒です。
葉物は完全に凍っています。
この季節になると、野菜を放っておくと、夜に凍結、昼間に融解を繰り返し、
どんどん品質が落ちてきます。
寒さ対策をしなくてはなりません。

長ネギは50センチ位土を盛って完全に埋めてしまいます。
これで大丈夫です。

201112261.JPG

ちなみにこのネギ、凄く立派に育ちました。
横に100円玉を置きましたので、大体大きさがわかるでしょうが、
直径3 cm越えです。

201112262.JPG

白菜はこんな感じに外側の葉で内側を包み、内側が凍結しないように守ります。

201112263.JPG

この葉を1枚ずつめくると、外側から3-4枚目あたりに、
アブラムシが寒さから避難するために入り込んでいることが多いです。

春から秋は憎き存在ですが、
寒さで動きが鈍い状態を見ると、
生きていく厳しさを実感させられ、感慨深くなるので不思議です。
いや、ただの虫好きか?

12/13
2011年版野菜作ってます28 ―ニューオーツ(えん麦)で土壌改良―

私のダイコンは結構立派で驚かれるのですが、ちょっとその秘密を書きましょう。


201112131.JPG

このダイコン、私の畑では一般的なサイズですが50 cm位あるのがわかると思います。

実は、ダイコンを育てる土壌は、数か月前から準備をしているのです。

ダイコンは、地上では葉がチョウやガに狙われていますが、
土壌中にもセンチュウという敵がいます。
これは難儀な存在で、この被害に会うと、表面がかじられ黄色っぽく傷付きます。
楽しみにして引っこ抜いて被害にあっていたら、かなり残念な気持ちに陥ります。
見栄えが悪く、たぶん味も悪くなっていると思われ、価値は著しく落ちます。
スーパーには並ばないレベル、良くても半値以下になるのではないでしょうか。

土壌中の害虫を殺すのは、葉や茎を狙う害虫より困難です。
視覚的に確認できないため、ピンポイントで退治することが不可能です。
従って、農薬で対応するなら土壌深くまで浸透させないといけませんので、相当量を土に撒くしかないでしょう。
そんな農薬が浸み込んだ土壌で育った野菜は食べたくないですよね。

しかし、ニューオーツ(えん麦)を生やすと、土壌に何か成分を出して、センチュウを退治できるのです。
(すいません、どんな成分なのかは調べていません。)
ですから、冬ダイコンを植える場所には、初夏から真夏にかけて、
春まきダイコンを植える場所には秋から冬にかけて、
ニューオーツを植えてセンチュウを退治しておきます。

201112132.JPG

こんな感じです。
発芽さえすれば、放っておいてもドンドン生育します。
夏場だと私の胸位の高さになりますので1 m位ですかね。

また、ダイコンは土壌が柔らかければよく育つと言われています。
地中に20-30 cmも伸びていくわけですから、よく考えれば当たり前です。
土壌の物理的改良にもニューオーツは役立ちます。

大根を植える1-2か月前にニューオーツを切り倒し、土にすき込みます。
写真(切り倒したニューオーツ)
植物体は細いので、土に馴染み易く有機肥料となり、フカフカ柔らかい土壌になるのです。
よく耕して種をまくと、ダイコンがしっかりと地中に伸び、立派に大きく育つのです。

種まき前から結構手をかけて育てているのですね。
でも、直径12 cm越え×長さ40 cm超えの立派なものが10本もできたら食べ切れないという悩みが出てきますが...。

           
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