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メイトー
協同乳業研究所

03/31
ご当地おにぎり? チャーシュー山わさび(マヨネーズ)

ご当地おにぎりっぽいものがコンビニで売られていたので紹介する。

チャーシュー山わさび(マヨネーズ)おにぎりである。

160331.jpg

文字表記するにあたり、
チャーシューと山わさびの間にスペースを入れるべきか
マヨネーズを括弧付きで表現すべきか悩んだ。

山わさびは、以前に札幌在住の方と札幌で飲んだ際に、
北海道名物になりつつあると紹介されたので心に残っている。
最初はわからなかったが、食べてみるといわゆる西洋わさびである。
調理法にもよるだろうが、ご馳走になったお寿司屋さんでは普通のわさびより強烈にツーンと来た。

英語では、山わさびはホースラディッシュという。
実は、この植物は、私のような生物系・生命科学系研究者には馴染み深い。
詳しく書かないが、ホースラディッシュ由来のペルオキシダーゼは微量成分を測定する時に頻繁に使われている酵素なのである。
理系なら学生レベルでも「HRP標識二次抗体」等を目にしたことがあるだろう。
HRPこそ、Horseradish peroxidaseの短縮表現である。

小難しい話を置いておいて、
さすがにおにぎりでは「ツーン」は弱かった。
この点は物足りなさを感じるが、
おにぎり内での「ツーン」に関わる成分の変性を考慮すると、
「ツーン」の維持は相当難しい技術になると思う。
でも、チャーシューとマヨネーズとの味のバランスはよく、美味しく頂いた。
少なくとも、以前に紹介した沖縄の「ポーク玉子(油味噌)」おにぎりよりは...
参考⇒「昼飯を逸する

最後に断っておくが、このおにぎりが北海道限定かどうかなど知らない。
調べもしていない。
そういう気分で食べると価値が高くなるのでいちいち調べる必要などない。

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