03/02
やっぱり見えない部分が大事

今春、紅梅の盆栽には7~8輪程の花しか咲かなかった。

こうなるのは覚悟していた。
梅は昨年の春から夏にかけて伸びた枝にしか花芽をつけないからである。
つまり、昨年の春に枝が殆ど伸びない現象が発生していたのである。
この写真を見て頂きたい。
160302-1.jpg

花芽がついているのが、枝先のみで、その箇所の枝が緑色をしているのがわかるだろうか?
昨年伸びた枝は緑色で、それ以前の古いものは茶色になる。
悲しいことに、昨年は1cm程度しか伸びていないことがわかる。
左側など数mmである。
通常は10cm以上伸びるので、異常事態である。

最初は肥料を疑ったが、与えても解決しなかった。
虫もいない。
カビのような病気もない。
それなりに観察していたが原因がわからなかった。
老木でもう寿命なのか? と諦め始めていた。
この週末までは。

そこで花はまだ咲いていたが、ダメ元で植木鉢から引っこ抜いてみた。
驚くほどに根が張っており、植木鉢の土が根にくっついたままスポンと抜けた。
直観的に、原因は伸びまくった根だとわかった。
苦しそうであった。
160302-2.jpg

後で調べて分かったが、明らかに根が伸び過ぎで、梅盆栽では基本的なことであった。

根は水と栄養を吸い上げる大切な器官である。
私の研究対象の一つである腸と役割は酷似している。
とても大切な器官である。
見える部分のみから原因を探し、根まで気が回らなかったことに反省あるのみ。

根を整えた。
160302-3.jpg

あとは、結果を待つのみである。

03/01
1日1単語

いつまで経っても英語論文を読むのはしんどい。

でも、読むスピードは約20年間、大学で研究室に所属したばかりの頃と比べると
恐ろしい程に早くなっている。
(早くなっていなかったら逆に恐ろしいことであるが。)

同じ論文を読むことはないので
論文読解スピードを正確に定量化し比較するのは難しいが、
20年前に1週間かかっていた量が今では2時間かからないだろう。
専門分野だと1時間もかからない。

基本的に、科学英語論文の場合、文法が難しくて理解できないことは殆どない。
一定レベル以上のジャーナルは、
審査や編集過程を経ているので、文法的におかしな文章はない。
つまり、単語がわからないことが最大の要因といえる。
従って、単語を如何に覚えるかがキーとなる。

私の実施している作戦は1日1単語を覚えること。
その論文中にはその単語が数回は登場して来るだろう。
1単語を覚えれば、1報を読み終わるのに30秒×3回とすると1~2分は短縮できる。
そして、同分野の論文だと、別の論文を読む時のその単語との再会率は極めて高い。

これを繰り返せばよい。
いや、繰り返すしかない。

40歳過ぎても英単語を覚えねばならないってしんどい仕事でしょ?
いや、自分の進化が感じられる素敵な仕事と考えよう。

           
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