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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

09/16
高校生用講演

困っていることがある。
10月にある高校で講演を頼まれているのだが、何を話せばよいのかわからない。

頼まれた時からずっと考えているが、全くひらめかない。
私のウンコ色の脳ミソは、この件に関しては今のところ一切作動しない。
昨日、演題タイトルを聞かれたが、「もう少し待って欲しい」という主旨の返事をした。

普通に研究の話をしてくれて構わないといわれているが、
やるからには高校生にそれなりのインパクトを与えねばならない。
と私なりのプライドはある。

こうなるのはわかっていたが、自分を鍛えるために引き受けた。
私の話に興味がある人達の前でだけ話をして満足していちゃいかんのです。
興味のない人を惹き込む話ができるようになるのが次の課題なのであります。

そもそも自分の高校時代を殆ど思い出せない。
何を考えていたのか?
大人のどんな話に影響を受けたのか?
3年生の途中まで部活に夢中、3年生の夏からは受験生ってこと位しか思い出せない。

担当の先生からは、進路指導の一貫での講演会と聞いている。
テーマは、
「最新の研究内容を通して、社会について考える」
??????? 益々わからん。

社会って何なの?????

と書きながら、ふと思った。
腸内菌叢(※)も色々な細菌の集合体=社会と捉えることもできる。
ん~、少しウンコ色の脳ミソが新たな切り口に気付いたような気がする。

とはいえ、あまり悩まず、聴いてくれた生徒さんの中から、
科学と協同乳業に興味を持つ人が一人でも増えれば御の字ということにしておこう。

※100種を超える腸内細菌の集合体を示す。腸内フローラ、腸内マイクロバイオーム等の呼び方もあるが、筆者はカタカナより漢字を好んで使っている。

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