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メイトー
協同乳業研究所

08/20
断られる審査

科学ジャーナルの編集委員は難しいと初めて知った。
6月にScientific Reportsの編集委員を引き受けたと本ブログで書いた。
参考ブログ→Editorial Boardを引き受けてみた

既に数報の論文の編集委員としての仕事が回ってきたが、
一つ厄介な論文に出くわした。
編集委員として2名以上のレビュアーに論文審査を依頼するのであるが、
これが断られ続けている。
既に5名の研究者に断られた。
(なんとか1名には引き受けてもらったが)

理由は主として以下の3つ
①忙しい
②休暇中(ヨーロッパ人はやたらと長い休暇を取る。研究者も同様に)
③無視(1週間経って再度メール連絡しても返信なし)

この様に並べてみると、結構酷い理由である。
しかしながら、論文審査は相当のエネルギーを消費するにも関わらず、
無償の仕事であることを考慮すれば、
仕方ないといえば仕方ない。
事実、私もレビュアーを依頼された時は、①の理由で断ることが多い。
でも、もう少し気を遣った返信をするが...。

昨晩は、依頼されている原稿を仕上げる予定だったのに、
5番目の依頼者からの断りメールの受理で予定変更せざるを得なくなった。
再び、PubMed(世界最大級の文献データベース)で同分野の研究者を探し、
ジャーナルWebからレビュアーへの依頼メールの送信。

投稿者の心境はよ~くわかるので、
できるだけ早くレビュアーを見つけなくてはならない。

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