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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

01/16
絶食なう

今日は実験の関係で何も食べておりません。
昨晩9時の食事以降、何も食べておりません。
水だけ少々飲んでいますが。

ちょうど16時間経過(午後1時現在)。
予定では21時間の絶食を行います。
つまり今日の午後6時まで。

無性に腹が減っております。

何をやってるの?
と聞かれそうですが秘密です。
ダイエットではありません。
研究に関することなので秘密なのです。

辛いことはやる前から容易に推測できますが、
実は私自ら率先して被験者をしているのです。
理由はたった一つ。
初めての実験だから。

実験プロトコールを作成するにあたり様々な角度から考えるわけですが、
正確な結果を得るためには、これ位の絶食は必要だという結論に達したわけです。

しかし、いきなり他人様に
「前日夜9時までに食事を終わらせて、次の日の午後6時までは食事禁止ね。お茶もコーヒーもガムも禁止。水だけね。」
なんて言えません。

まず、その大変さがどの位なのかを体験しておく必要がありますので、
率先してやっております。

01/15
アンチ・エイジング医学に掲載されています

日本抗加齢医学会の雑誌
「アンチ・エイジング医学」10巻6号 2014年
に私が書いたLKM512の解説文が掲載されています。

お知らせが遅くなったのは、紹介予定していた年末に
助手A♀が突然公開ダイエットを引退したため、
そちら関連のおもしろい話を優先したためです。
それから雑誌が埋もれて忘れていました。
すいません。

『日本発! アンチエイジング産業』
という連載記事で毎号1つずつ(私の受けた説明では合計5つ)、アンチエイジングの研究が進んでおり医学の分野でも応用が期待できる食品素材が紹介されているのですが、
4回目はビフィズス菌LKM512でした。

編集長の慶応大学医学部の坪田先生より依頼を受け書きました。
私が3年半前に論文発表後、
世間では、大して研究もやっていないのにアンチエイジングをアピールする乳酸菌やビフィズス菌が乱立しつつありますが、
市場シェアが低いにも関わらずLKM512に着目し私を指名して下さったのは、
専門家の先生方の中ではきっちり評価し識別してもらえているということで、
うれしいですね。
というより、ホッとします。

この号には他にも『見た目のアンチエイジング updata』
という特集があり、専門家による10つの解説文が掲載されています。
殆ど知らない分野なので移動中に読もうと思います。

2015011501.JPG

バリバリの専門家向けではなく、
医療従事者をメインターゲットとして書いて欲しい、
という依頼でしたので、
一般の方には少し難しい用語等が多いかもしれませんが、
興味があれば一読下さい。

とはいえ、学会誌なので普通に販売されていない可能性もありますが、悪しからず。
インターネットでは購入できそうな雰囲気はあります。

01/14
早く寝る

今年の目標は早く寝ること。

元来、夜も朝も強いタイプです。
つまり、夜中まで酒を1升飲んでも、翌朝は普通に起きられます。
(この例は厳密には好ましくないかもしれない。アルコールファクターが入っているので)

言い方変えれば、睡眠時間が少なくても起きて普通の人並みには活動できます。
こういう1週間を過ごしたこともありました。さすがに疲れましたが。
参照ブログ→何の数字でしょう
元々そうではなかったのですが、大学院生の時から、朝に強い体に作り上げて来ました。
私、学生時代は朝の6時台から実験していたんですよ!
幕下以下の力士並みに頑張っていました。

その結果、寝る直前に起床時間をウンコ色の脳ミソにインプットすれば、
大体、目的時間の前後10分以内、殆どは±2分の誤差で目が覚める体になりました!
目覚まし時計は使っていません。

そんな私がわざわざ早寝を試みるのは、
より効率的に仕事をする方法を模索しているためです。
同じ朝6時に起きたとしても、睡眠時間が4時間の時と6時間の時では、
6時間の方が効率が良いと推測しております。

今年に入り13回の夜を迎えましたが、12回は夜中0時までに寝ています。
休日で早い時は9時台就寝の日も・・・。
10時台も5回程あります。
ウィークデーは午後8時に会社を出て、
21:30位から自宅で文献調べたり英語の勉強したり等はしますが、
23:00前にはストップ。
きっちり寝ています。
唯一寝られなかったのは、都心で飲み会のあった日のみです。

今の所、実働時間が減って精神的なストレスが溜まる一方です。
また、「そうや!」って素晴らしいアイデアが閃くのは大概夜中1時位だったので、
早寝によりその閃きを失うことを心配しております。
でも、まだリズムを探っている状態なので1年間続けてみます。

余談ですが、こんな私ですが、
酔っ払った時に電車で座ってしまうと起きられません。

01/13
発表! 2014年 年間ウンコ回数

恒例の年間ウンコ回数の発表です。
では、早速発表します。

2014年の年間ウンコ回数は・・・・

512回!!!

〃\( ̄∨ ̄)/〃 ばんざーい
\(бпб)/ バンザーイ
\(*^Ο^*)/  万歳~
2015011301.jpg


この偉業達成の価値を整理するために先ず述べておきたい事は、
私、LKM博士は、日本国民の健康維持のために、
各人が自分のウンコリズムを把握することの重要性を訴える目的で、
その見本となるように2009年より自らのウンコ回数をカウントし始めたのです。
そして、恥ずかしい気持ちも振り払い、
ブログで自らのウンコ回数を公開しているのです。

やり始めてみると、自分の平均的なウンコ回数が把握できるようになり、
私の年間ウンコ回数が5百数十回であることが判明、
単純に前年を超えた、下回ったというのではつまらないので、
研究対象であるビフィズス菌LKM512に因んで、
年間ウンコ512回ジャストを目指すという崇高な目標を立てたわけあります。

ちなみに過去5年間の回数は以下の通り
2009年 509回
2010年 533回
2011年 508回
2012年 500回
2013年 536回

そして、勝負がかかった年末一週間の排便ペースと合計計算は下の通り。
2015011302.jpg
左から「日にち」、「回数」、「場所」、「排便時間」、「特記事項」。
下の英語の箇所はExcelに色々と計算式が埋め込まれており、
毎月どんなペースで排便したか、
このペースで進んで行くと、どれ位に収まるのか等がわかるようになっております。
26日の夜に謎の下痢に陥ったことによりオーバーしたと諦めていたのですが...。

生理現象であるウンコの回数に目標値を設定すること自体が狂気の沙汰であるが、
超えればOKという数値ではなく、その数値ピッタリを目指す、
すなわち512回を超えても失敗である私の目標は、
200本という安打数を超えれば良いイチロー選手の目標より高度である
とブログで書き、様々なご意見を頂いたこともありました(笑)。
(2009年、2010年のイチロー選手はまだバリバリの安打製造機でありました。)

ただ、あまりにも変態的な企画であるため、
殆ど相手にされることなく、見てみぬふりをされ続けて6年間。
寂しかった・・・。
辛かった・・・。

達成を確認後、先週1週間、色々とこの偉業達成を祝う企画も考えましたが、
私が祝ってもらうべきという結論に達しました。

従いまして、お祝いして下さる方はどうぞして下さい。
お待ちしております。

01/09
2015年大相撲一月場所が始まります

明後日1/11(日)から2015年の大相撲が始まります!

まずは、この一月場所を対象としてプレミアムチケットプレゼント企画の当選チケットの証拠写真を掲載。
当選者の皆様、おめでとうございます!
楽しんで来て下さい。
20150109-1.jpg
20150109-2.jpg
大相撲人気が高まっている証拠のように
年末年始は関取達が結構テレビ出演していたような気がします。
あの栃煌山関までジャンクスポーツに出演していましたね。
体重のある女性にお姫様抱っこを頼まれた時に手がプルプルしないように苦労しているそうで(笑)

助手A♀の名誉のために書いておきますが、
栃煌山関の手をプルプルさせたのは助手A♀ではありませんので!
「抱っこを頼んだことはありません ι(`ο´)ノ」という事です。
(参照ブログ⇒12/18 助手Aのダイエット引退を受けて

さて、今場所は横綱白鵬が史上初の33回目の優勝を目指すということで、
その話題を中心に進んでいくのでしょう。
個人的には、
「ちゃんと汗を拭いてね。ヌルヌル攻撃は止めて下さいね!」
という思いでいっぱいです。

それより、カド番の琴奨菊と豪栄道の方が気になります。
パワーアップして上位に復帰した栃ノ心がどこまでやるのかも楽しみです。

今場所は、これらの幟を揚げています。
20150109-3.jpg
みつけたらTwitter等でお知らせして下さい!
何か良い事あるかもね~。

先程発表された取組によると、初日から
栃煌山 vs 白鵬
栃ノ心 vs 日馬富士
と力が入りそうです。

では、大相撲ファンの皆様、15日間楽しみま松鳳山

01/08
土産どっさり

正月明けの研究室には沢山のお土産があります!

この研究室は地方帰省率が高いので自ずと土産も多いです。
私は奈良ですが、他にも、広島、大阪、静岡、長野やったかな?
横浜の人まで買ってきます。

私の中では、横浜は東京の一部であり、
そんなの帰省の範疇に入らないのでお土産は不要と思うのですが...
ありがたいので余計なことは言いません。

この研究室では、出張に行ったら必ず土産を買ってくるよう暗黙のルールが制定されています。
最も出張回数が多い私は、自動的に沢山土産を配給している訳で
(年間20~30回は買っていることになる...)、
その分、他人のお土産に対しては厳しくなります。
お土産購入慣れしているので、大体の値段がわかるし・・・。

最近は、中身にも口出ししますので、
皆さん、それなりに美味しいと思われるものを購入してくるようになりました。
教育の賜物です。
その風習を把握されていたのか否かは不明ですが、
今年は上司からもありました!

お土産提出スペースは大混乱で、
一体誰が何を持って来てくれたのかさえよくわかりません。

そんな中、気の利く人が賞味期限順に並べてくれました!
2015010801.JPG

期限を守って上から順に食べてウンコの原料にします!

01/07
野菜料理ってます13

今日1月7日は七草粥を食べる日。

正月に疲れた胃腸を休めるためという話も聞きますが、
元々は中国から伝わった無病息災を願うための風習だったという説もあるようです。
消化管の調子はLKM512を摂取していれば問題ないので、
私は後者の意味を重視し、毎年きっちり食べています。

スーパーで購入した春の七草セット
ナズナ、セリ、ゴギョウ、スズシロ、ハコベラ、スズナ、ホトケノザ
雑草のくせに結構なお値段です。

スズシロ(ダイコン)とスズナ(カブ)を畑で育てている私からすると、
「こんな未熟な粗悪品を売って良いのか?」という気分に陥ります。
でも、自分で7種全部揃えることを考えると、非常に安いです。
丸1日、植物採取に取り組んでも全部揃えるのは難しいでしょうから。
ものの値段は、そのような視点で考えるべきなのでしょう。

毎年作るのですが、とにかく草臭いのが苦手です。
茹でた時の雑草丸出しのニオイ。
ゴギョウなんて、毎年、「ほんまに食べられるのかっ?」と思う位に、
くすんだ色で葉に小さな産毛のような毛が密生している草ですから。

正直、七草粥は美味しくないです。
そこで、今年は一般的な塩での味付けではなく、
昨晩の内に本気で出汁をとって、
畑のスズナ(カブ)とスズシロ(ダイコン)の葉に小松菜とネギも追加し作ってみました。
そしたら美味しかったです!

2015010701.JPG

【調理法】
1. 出汁をとる(昆布、カツオ、蟹の合わせ出汁。蟹は魚屋で味噌汁等の出汁用に売っている5匹位で200円程度のやつ)
2. 七草は別の鍋で湯通し、冷めたら小さく刻む。
3. スズナ、スズシロの根の部分は薄く切る。
4. 畑のスズナ(カブ)の葉、小松菜はそのままで美味しいので湯通しせずに数センチに切る
5. 出汁にネギ以外の野菜系を全部入れて沸騰させる。
6. 醤油と酒を入れて味を調整する
7. ザルで洗ってぬめりを除いた冷ご飯を投入
8. 暫くゴトゴト煮る
9. ご飯がエエ感じになったらたっぷりの溶き卵と刻んだネギを入れる。
10. 蓋をして卵がエエ感じになる位まで待つ

はい、七草+α粥の完成です。

七草の苦みが甘い畑の野菜のアクセント程度の存在になり、
とても美味しかったです。

01/06
未年です。我々の研究でヒツジと言えば...

私は農学部出身なのでヒツジの毛刈りはもちろん、去勢も体験したこともあるので、一般の方よりヒツジを身近に感じております。
しかしながら、畜産微生物学の研究室に入ってからは直接研究として触れ合う機会はありません。

乳業繋がりではロックフォールチーズ(恐怖を感じるレベルで青かびが生えているやつ)に代表される羊乳チーズもありますが、私の研究とは関係ありません。

我々が関わっているものとしては昨年の馬の血液と同様に
(参照ブログ⇒午年です。我々の研究でウマと言えば・・・
緬羊脱繊維血液が存在します。
これも、微生物を生育させる培地に添加するのですが、
あの有名なピロリ菌を培養する時などに使用します。
不思議なことに馬の血液では生育が良くないのです。
昨年とウマ血液と似たりよったりなので、今日は別の物を紹介します。

抗体です。
体の中で病原菌や異物と戦うために免疫細胞が産生するあの抗体です。
例えば、予防接種は予め無毒化あるいは減弱化した病原体を注入して、
体でその病原体に対する抗体を作らせる行為です。
抗体の説明として『鍵と鍵穴』と表現されますが、
厳密に特定のタンパク質のみを認識して接着するのです。

我々はこの性質を利用して、生体の特定の物質のみを検出する時に抗体を使います。
例えば、血液や尿や糞便の中の炎症に絡む成分Aを定量する時に。
例えば、腸組織のガン化を示すマーカーBを発現している細胞を検出する時に。

残念ながら抗体は人工的に作れませんので動物に頼るしかありません。
そのために動物に成分Aを注射して、
成分Aに対する抗体(抗A抗体)を作らせます。
実は、マウス、ラット、ウサギの他にヒツジも抗体を作る動物として重宝されているのです!
マウスやウサギより大量に採血できるので(抗体は血液から精製する)、
多くの研究者が対象としている物質の抗体を作る場合は小動物より効率的なのです。

下の図は、抗体販売の大手代理店コスモバイオの抗体検索ページです。
2016010601.png
我々が時々測定するTNFという炎症に関与している物質に対する抗体(抗TNF抗体)を検索してみました。
取り扱っている世界中のメーカーが販売している何百という抗TNF抗体がリストアップされて来ます。
更に免疫動物をヒツジ(Sheep)として絞り込み検索をかけたのが上の画面です(写真は一部の拡大)。
つまり、これ全部がヒツジで作られた抗TNF抗体のリストです。

例えば、一番上、
Anti TNF α, Human (Sheep)
とあります。
(見難くてすいません)

これは、
「ヒトのTNF αに反応する抗体(ヒツジ体内で作ったもの)
(右側には)500µgで64,400円、在庫は無いけど1週間で届けられます。」
という意味です。

ヒトのTNF αをヒツジに複数回注射しこれに対する抗体を体内で作らせて、
採血して精製したものが売られているのです。

本題からずれますが、一番下の抗体は0.5 mgで40万円ってのがわかりますか?
精製度や力価等で値段が変わるのです。
研究ってお金がかかるでしょう。

あらゆる成分の抗体が存在しますので、
相当数のヒツジが抗体産生のために活躍している事だと思います。

今年は、未年にちなんで、ヒツジ抗体キャンペーンとかしてくれないかな?
そんな洒落の効いたメーカーや代理店は存在しないか...。
そもそも製造元の多くは海外メーカーやし...。

01/05
年賀状を頂いて

年始の挨拶は元旦にブログアップしておりますので、そちらを参照に。
参照ブログ⇒明けましておめでとうんち! 2015年もよろしくお願い致します。
私は結構年賀状を大切にしておりますので、
小学生時代の先生や友達とのやり取りも続いています。
社交辞令の年賀状は書きませんので、
かつてお世話になった先生や、仲が良かった友人からのものが大半です。
その数70~80枚。
年賀状が存在しなければ完全に縁は切れている人は多いはずです。
何十年も顔を合わせていない沢山の方々と年に1回の葉書のやり取りだけで繋がっている実情を考えれば、年賀状って凄い習慣と改めて思います。


さて、今年はいきなり毒を吐きます。

私に年賀状を出してくれる皆さんへ

「研究成果を期待しています。」
「研究は順調ですか?」
というような一言コメントが多過ぎる!

私に対しては最も無難な表現でしょう。
それだけにつまらない。

それに、
期待されたって、そんな簡単に良い結果は出ません。
順調に進む研究なんてあり得ません。
それを理解した上でのコメントか否かが問題なわけです。


年明け早々、書く必要のない文句をわざわざ書いたのは、
書くネタが全く思い浮かばなかったから(笑)。
ブログ用の脳ミソは完全に正月ボケしているようです。
悪しからず。

01/01
明けましておめでとうんち! 2015年もよろしくお願い致します。

改めまして、
明けましておめでとうございます!

今年も、可能な限りウンコなブログを書いていきますので、
よろしくお願い致します。

そう言えば、私のウンコ回数はどうなったのでしょうかね?

ウンコ回数を記録するExcelファイルは現在手元にありませんし、
12/24以来、排便時に日時と場所のみをメモするだけで、
数の集計は行っておりませんので、まだわかりません。
限りなく512に近いと思いますが。

さて、私は昨年が厄年。
昨年はそれを考慮して敢えて動かず、じっと黙して我慢しておりました。
年越しと共に、その呪縛から少し解放されました。
今年は運気も上がって来るでしょうから、
その上昇気流に乗って少々パワフルに行動しようと思っています。

では、皆様にとりましても良い年でありますようニュルっと出るウンチ!

           
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