カレンダー

カテゴリー

最新のエントリー

 

アーカイブ

2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年

検索

LKM512
メイトー
協同乳業研究所

12/01
As soon as possible

師走に入りました。
2014年も残り1ヶ月で終わりです。

純粋な研究には、終わりが有りません。
当然、2014年と2015年の間に明確な区切りはなく、「2014年中に終わらせないとアウト」という仕事は存在しません。
論文が2014年12月に掲載されるのと、2015年1月に掲載されるので、価値に差があるかと問われると、皆無と答えるのが正しいでしょう。
但し、2014年12月に別の研究者が類似の研究成果を発表し、自分が2015年1月発表の場合、その価値は激減します。
言い換えれば、全てがas soon as possible(できるだけ早く)という世界です。

しかし、「できるだけ早く」という言葉は曖昧で非常に都合の良い言葉です。
基準が個人の感覚に依存しているからです。
経験上、「出来るだけ早くやります」と言う人間に限って、
待てど暮らせど何も出て来ません。
時間がかかって出て来たものが良質なものなら良いのですが、そんな経験はありません。
大概、直前で焦った感丸出しの粗悪な実験結果やレポートです。
つまり、自分自身(あるいは上の立場のものからの命令)で期限を強く意識しないと、
いつまで経っても研究が進まない、或いは成果がまとまらないのは明白です。

そういう訳で、結果的には「2014年中にXXXまで終わらす」という目標が有効なのです。
そして自分自身で厳しく守る。

毎年のことなので、私の12月はとても忙しいです。
今、2回リジェクトされた論文を大幅に修正中です。
何が何でも12月中に再投稿します。
土日であろうが、会社が冬休みに入ろうが、意地でもやり遂げます。

この作業を妨害するのが忘年会。
今の所、忘年会(仕事が絡む飲み会)は残り7回(既に1回終わらせました)。
人気者は辛い。
酒量はas little as possible(できるだけ少なく)でいきたいのですが、
それが至難の業なのです(私に問題あり)。

前の記事< | トップへ戻る | >次の記事