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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

08/16
穴の中の生物⑤ ―成功編―

前回のブログで書いた疑似餌作戦を実行してみた。

書いた通り、少し離れた位置から、疑似アリを巣の周囲に落とし、
地面を引きずりながら巣の周囲を動かしてみた。

\(◎o◎)/!
驚いたことに、ハンミョウの幼虫が疑似餌に飛びついてくるように頭を跳ね上げてくるではないか!
次の瞬間、疑似餌はキャッチされ巣内に引きずり込まれた。
次の瞬間に私は引っ張り上げた。
ハンミョウが反応してから捕獲までおそらく1.5秒前後。

(@д@;)//
釣り上げた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
20130627.JPG

別の巣でも、別の巣でも成功。
2年間、全く釣れなかったのに、10分間で3頭もゲット。
本気獲りしたら、100頭でも200頭でも釣り上げる自信あり。
ハンミョウ釣り選手権があれば金メダル候補一番手ではないであろうか?

考え抜いた作戦での成功。
ビビる程の巨大な達成感であった。

このブログ、ハンミョウファンのバイブルになるに違いない。

まだ、つづく

08/15
穴の中の生物④ ―ひらめき編―

ハンミョウ幼虫釣りに失敗して2年が経過。
軽く100回以上は失敗している。
しかし諦めてはいけないのが研究者である。
2012年の秋もたくさんの穴が発生した。
ただ、もう同じ作戦、すなわち、
枯草を巣穴に突っ込み、その枯草を幼虫がどけようと押し出される瞬間に釣り出す方法
を実行するつもりはなかった。

ちなみに100回以上の失敗はただの繰り返しではなく、
枯草の長さや太さ、穴への突っ込み方、タイミング、植物種、さらには生草等の検討も含まれる。

幼虫が枯草を持ち上げる行為は、住処に突っ込まれた枯草が邪魔で幼虫が巣から追い出す行為と推測される。
すなわち、よく考えると、
幼虫は枯草を巣穴から出したいわけで、その枯草を引き抜いたところで、
幼虫にとってはラッキーなことで枯草を噛み続けている必要がない。
一緒に引き上げられる可能性は当然低いはずである。

発想の転換が重要である。

この「枯草法」がダメな理由は以下の4点と分析した。
① 枯草にきっちり喰い付いていない可能性が高い。つまり巣の中から邪魔な枯草を頭を使って押し出しているだけの可能性が高い。
② そもそも枯草は脆く、きっちりハンミョウの幼虫が噛みつくことができないかもしれない。
③ 枯草が動いて地表付近に出て来た瞬間に手で枯草を引き上げていたが、おそらくハンミョウの視界に手が入った瞬間に、ずば抜けた反射神経ですぐに巣内に潜っている。
④ 枯草法を応用した「枯草シャベル法」は、掘るために巣に相当近づかねばならず、これまたハンミョウの幼虫視界に入ってしまう。

上の問題を見事に解決するため、私がとった作戦を以下に示す。
① 積極的に噛みつかせる方法にすべきで、疑似餌が良いはずである。
② 牙で挟みやすく(喰い付きやすく)するために、糸で作る。
③ しかも、メインの獲物であるアリに似せるため黒い糸を使い大きさをアリサイズにする。
④ 釣竿のようにして、私が1m程離れた所から疑似餌を扱い視界に入らないようにする。
⑤ 振動を感じているとすると真上から疑似餌を垂らすのは不自然なので、巣の周囲に疑似餌を落とし、アリの様な動きで巣の真上まで疑似餌を引きずる。

さて、完成したハンミョウ幼虫捕獲道具はこれである。
2013062601.JPG

疑似餌の部分のアップはこれである。胸部と腹部間のくびれも再現した。
2013062602.JPG


作製に要した時間、約10分間。

謎の自信があった。

つづく
次はクライマックスだ!

08/14
穴の中の生物③ ―大人編―

この巣穴は初秋~晩秋に発生する。
つまり、夏の間に成虫が卵を産んでいることはわかっていた。
しかし、有名なあのカラフルで美しいハンミョウを畑で目撃したことが無かった。

と、そんなある日、私の腕にハエかアブがとまった。
が、よく見ると甲虫である。
目を凝らして見ると、鋭い牙がある。
ハンミョウである。
いわゆるハンミョウ(ナミハンミョウ)の半分の大きさもなく、体色も地味であるが、
姿形は間違いなくハンミョウである。

とにかく身軽でよく飛ぶ。
素早い。
しかし、ハンミョウの仲間の飛び方は、数メートルから10 メートル飛んでは着地するのが特徴である(地面が多いが、植物上にとまることもある)。
高く、遠くに飛んで行くという飛び方ではない。
となると、本気になった私から逃げられるはずがない。
撮影成功! 間違いなくハンミョウの仲間である。

2013061901.JPG

その名はトウキョウヒメハンミョウ。
東京の小さなハンミョウという意味である。
実際、東京付近を中心に棲息している1 cmにも満たないハンミョウである。


2013061902.png

発達した牙(大顎)と大きな複眼。
両方共に獲物を素早く発見し噛み殺すための武器であり、
体は小さくても獰猛なハンターである。

芦田先生に確認してもらったが、
トウキョウヒメハンミョウで間違いないということであった。

ついに、あの巣穴の幼虫の正体がわかった。

つづく

08/13
穴の中の生物② ―出会い編―

昨日の写真ではわからないが、
ハンミョウの幼虫は、巣穴の外から見える頭部の下はコガネムシの幼虫の様なイモムシ系の肉体である。
もし巣穴を横から観察できるとしたら、
体の割に大きめの頭部を持ったイモムシが、
垂直に地中に伸びた竪穴に立っているような態勢である。

しかも、背中にフックのような突起が付いていて、地上に引っ張られる力が働いても、
簡単には巣から引き抜かれないような体形をしている。
この知識は図鑑から得たもので、私は本物を見たことが無い。
図鑑でも見られたことが無い多くの方には、文字で説明しても理解が難しいはずである。

従って、発見後、何度も私はこいつを吊り出そうと畑作業をそっちのけで夢中になった。
地面に屈んで枯草等を巣穴にそっと刺して、
幼虫がそれを押し上げた所を吊り上げようと挑戦するが、結局できずじまい。
(一応、「ハンミョウ釣り」という言葉はあり、この方法での成功例を稀に聞く。)

困った私は、共同研究者のシン君に仲介してもらい、
ハンミョウ分類の専門家の一人である京都大学の芦田久准教授(当時,現近畿大学教授)にメールし、どうやって釣り出したら良いか質問をした。
先生は朝日放送『探偵ナイトスクープ』でハンミョウ釣りネタの時にも登場されており、私はたまたま実家に帰った際にその放送を見ていたのである。
先生の本業は「糖鎖を介した微生物と生体の関わり」に関する研究なのであるが、
趣味の昆虫分類(新種発見)でも論文を多数出しておられる。

しかしながら、連絡をすると先生はその番組撮影中には釣れなかったらしい。
「あれ、かなり難しいですよ。ただ、この穴がハンミョウであることは間違いないです。」
という回答。

後々、この関係が共同研究に発展するのだから不思議な縁である。
京都大学とLKM512でキーワード検索してみて頂きたい。
2011年のビフィズス菌寿命伸長のニュースが沢山出てくるはずである。
参照:プレスリリース

この研究の一部のデータ作りを助けて頂いて論文にすることができたのであるが、
まさか、先生と私のファーストコンタクトが「ハンミョウの幼虫」だった事は誰も想像できないであろう。

芦田先生が探偵ナイトスクープで最終的に成功された方法は、
穴の入り口に顔を出した瞬間にスコップで掘り起こす作戦だったということで、やってみた。
しかしながら、散々やってみるも失敗の連続。

正直、大の大人が、地面に屈んでジーッと穴を見つめ、
突然、スコップで掘り起こす姿は異様だったことであろう。

ハンミョウの幼虫の巣は深さ30 cm程度はあるようで、
硬い地盤では一撃で掘り起こせるのはせいぜい深さ20 cm位が限界で困難である。
振動を敏感に感じ、しかも動きが素早いようで全く掘り出せない。
そうこうしている内に、2年の月日が経った。

つづく

08/12
穴の中の生物①

今日から6回にわたり公開するブログは仕上げるのに3年半も要した。
やっとブログとして公開できることを大変うれしく思う。
但し、私の熱意と苦労が、読者の皆様に伝わる自信はないし、
皆様にとっては大したことではない可能性が高い。
しかし、それなりの知識と努力と運が必要であることは主張しておく。

本編

畑の端(作物を植えないエリア)の湿気た硬い土壌に開いた直径5 mm程度の穴。
2013061801.JPG

鋭く尖った金属を地面に挿して抜いたような無味乾燥で人工的な様相すら感じる程に真ん丸である。
地面+穴=アリの巣
と連想する人もいるかもしれないが、こんなにまっすぐ地中に伸びる穴をアリは掘らない。
第一、護衛のアリがいないし、巣の中から運ばれてくる土やゴミがない。

と、勿体ぶる必要はない。
ハンミョウの仲間の幼虫の巣であることは明白なのである。
ハンミョウ(ナミハンミョウ※)は私が最も好きな昆虫の一つであるので間違えようがない。
※ナミハンミョウを一般的にはハンミョウと呼ぶ。知っている人は知っている、あのメタリックな青、緑、赤、白のカラフルな奴である。知らない方は、インターネットで調べて下さい。

この家主は、極めて用心深く、地面の振動等を敏感に感じる相手。
全ての気配を消してじっと待つしかない。
待つこと、4、5分。突如地中から頭が出てくる。
が、デジカメをそっと向けるとまた地中に。
とにかく用心深く、素早い。
またまた待つこと、5分か10分。
用心深くなっているので、なかなか出て来なくなる。
出てきた瞬間に撮影するが、シャッターが下りた時にはもう地中へ戻り写っていない。
これの繰り返し。
不思議なことに、撮影で狙っていない1 m向こうの複数の穴からは頭が見えている。
時間をかけて、なんとか撮影成功した写真がこれである。


2013061802.JPG

見えているのは頭部。
見難いが頭部にはハンティングには欠かせない大顎を持っている。
地中に垂直掘った巣穴に蓋をするように頭部だけ地表に出して獲物を待ち、
この近くをアリやイモムシなどが通ると、一瞬で頭を反らすように出してきて大顎で掴んで巣内に引きずり込むのである。

つづく

08/09
【告知】バザール開催 @ 協同乳業㈱東京工場(9/8)

来月、この敷地内でバザールを開催します!

日時:9月8日(日)10:00~16:00(少雨決行)
場所:協同乳業㈱東京工場敷地内(東京都西多摩郡日の出町平井20-1)
   駐車場約120台あり

この日だけ、我々の商品を安く販売します!
◇牛乳、ヨーグルト、プリン、アイスクリーム、飲料等のメイトーブランド商品をお安く販売します。
◇地元・多摩地域の酪農家のみから集乳した新鮮な牛乳、『東京牛乳』で作ったソフトクリームを販売します。
◇関連会社等の商品(豆腐やお菓子)も安く販売します。
◇地元・日の出町の地元商店さんにも出店して頂き、焼きそばやパンなどの軽食、野菜などを販売します(これは一般的な値段です)。

さらにさらに、我々ならではの企画もあります!
◇工場見学(午前2回、午後2回、人数に限りがあるため整理券制)
◇骨密度測定、腸年齢テストができます。
◇なんと、本物の乳牛が来て、乳搾り体験ができます。
◇そして、最近めちゃくちゃ人気がある、私のウンコな講演会もあります!(午前2回、午後2回、工場見学とセット)。聞かなきゃ損よ~。

20130809.jpg
いやー、それにしても準備が大変なんですね。
実は、私と普段工場見学を担当している数名が発揮人みたいなもので、
本社を巻き込んだものの、企業人ならわかると思いますが、余計に面倒なことも起こり、もう大変。
色々な人が色々な事を言って来ますから、対応にもエネルギーが要ります。
動くのは現場ですし、さすがに言いだしっぺが「忙しい」って逃げられないですしね。
ソフトクリーム機に関する仕事が3~4割位を占めた日もあったような...。

昨日、当日スタッフの多くが一同に集まり、打合せをし、やっとスタートラインに立てたような気分です。

9/8は、総勢50名近くのスタッフで明るく楽しく運営しますので、
今すぐカレンダーに書き込んで、是非、ご家族で遊びに来て下さい!

ところで、辞書で調べたのですが「言いだしっぺ」の「ぺ」って「屁」なんですね。
最初に臭いと言い出した者が、おならをした当人だという意から、
①自分の無実・潔白などを最初に言い出した者が犯人であること。また、その者。
②物事を最初に言い出した人
と書いてあります。

08/08
オンブバッタ牧場

今朝、オンブバッタの成虫2013年度第1号を確認しました。
羽化したばかりのメスで、何も傷がついておらず綺麗です。
20130808-1.JPG
バッタの仲間が成虫になり始めると、いよいよ夏も後半を迎えることを意味しております。

自宅には大量のオンブバッタがいます。
「飼っている」のか、「勝手にいる」のか?

毎年自然に生えてくるシソを私は適当に間引き10本ほどを大きく育てます。
毎年自然にそこにオンブバッタが発生します。

シソを食い荒らしますが、私は放置しています。
所詮、シソなんて必要な時で1日2~3枚、年間40枚位でしょう。
それ位は収穫できます。

シソとバッタの健全な生育を目指し、少々肥料も与えますし、
新芽を糸で巻いた穴に住みつくベニフキノメイガなどは退治します。

そもそも、私の真の目的はオンブバッタ目当てにやって来るカマキリですから!
そのためのオンブバッタ牧場です。

生きた獲物しか食べないカマキリを飼育する際は、餌採りが大変です。
この牧場は、その労力を省くために運営しています。
忙しい時や天気が悪くチョウの仲間が捕獲できない時は非常に重宝します。

上の写真のようにシソでない植物(これは牧場の横の鉢植えエダマメ)に被害を出した場合、そのバッタが優先的にカマキリの餌になるシステムです

先日、近くにいたハラビロカマキリにエダマメの新芽を食したバッタをプレゼントした時の写真です。
20130808-2.JPG
おいしそうに食べてくれました!

08/07
耐えて夢を追う

経緯は説明しませんが、
昨日、フリーアナウンサーの生島ヒロシさんと
生島さんの事務所の所属タレントの西島まどかさん
と会食致しました。

盛り上がり、たくさんの面白いお話を聞かせて頂きました。

ご自身の健康法について
その健康法に関連する研究者のこと
TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」4,000回突破について
ドラマ「半沢直樹」絡みの話
生島さんの事務所に所属されているタレントさんの話
最後の3割は、私もウンコの話をしまくりました。

早朝の番組をお持ちの中、夜9時頃までありがとうございました。
あっと言う間の2時間半でした。

最後に色紙を頂きました。

『耐えて、夢を追う』

20130807.JPG

私がギリギリの状態で努力していることにお気付きだったのでしょうか?
大きな夢を持っていることもお気付きだったのでしょうか?

生島さんの好きな言葉だそうです。

振り返れば読める場所に飾って、座右の銘の一つにします。


そうそう、今朝、4,002回目の「生島ヒロシのおはよう一直線」で、

なんと、この会食のウンコトークの内容を少し話して頂いたようです。

光栄です!

08/06
重いなー

早起きして、空芯菜でスープ作って食べて、ウンコして、畑に寄って、機嫌よく運転していた。
いつも通りである。

いつもと違ったのは、あまちゃんの時間に、広島平和記念式典が中継されていたこと。

実は、これまで式典の中継を見たことも聞いたこともなかったので、聞いてみた。

広島の松井市長のことば。
最初から最後まで聞いた。

小学校の修学旅行(広島)前に習ったことを思い出す。
68年前の今日、午前8:15に原爆は投下された。
一瞬にして10万人以上の方が亡くなった。
生き残った方も被爆者として多くの困難(差別や偏見、後遺症)と向き合わざるを得なかった。
被爆者の言葉「生きていて何も良かったと思うことはなかった・・・」

世界に向けたメッセージ。
その通りである。
列席している安倍さんに「おい、わかってるのか?」と言いたくなる。

その後の小学生のことば。
心が痛む。


今の私にできることって何なのだろう?
全くわからない。

とりあえず、
本当は「年間ウンコ回数の途中経過」を発表する予定であったが、
この事を今日のブログネタとして書いてみた。

08/05
2013年度版 野菜作ってます13

今年のエダマメは立派に育ちました。
20130805-1.JPG
立ちまくっている立派な産毛。
スーパー品とは少々違うでしょう。
採りたてがこんな感じです。
16本植えておりましたので、直径20 cm、深さ10 cm位のお皿に山盛り2杯分位でした。

エダマメは肥料も殆ど要りませんので、カメムシ対策さえ成功すればなんとかなります。
今年は寒冷紗を購入し完全に防ぎました。

何故、肥料が不要なのか?
それはこいつのおかげです。
20130805-2.JPG
根粒菌!
知らなければ、何か病気かなと思うかもしれませんが、
このブツブツと付いている巨大な鼻糞みたいな塊が根粒菌(の塊)です。

マメ科の植物と共生しています。
共生、つまり共に支え合って生きるということです。
マメ科植物が光合成で作ったデンプン等を根粒菌に与える代わりに、
根粒菌は植物には作ることができない窒素化合物を作って与えるのです。
具体的には、根粒菌は空気中の窒素を植物が利用できるアンモニアに変えるのです。
だから殆ど肥料が要りません。

根粒菌に関しては、多くの教科書やインターネット上でも解説があるでしょうから、
そちらを参考にして下さい。

根粒菌無くして、美味しいエダマメ(大豆)はできません。
良い共同研究者無くして、十分な研究成果が得られないのと同じです。

           
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