03/14
直立電話
先日、大学時代の恩師(指導教授)から会社に電話がかかってきた。
事務所から取り次がれた直後、
自分のデスクで受話器を持っていきなり立つ私。
背筋ピーンである。
周囲はびっくりしたことであろう。
厳しい先生で、よく怒られていた。
お礼、挨拶等、社会人として常識を厳しく指導してもらった。
その分、反射的に今でも先生の声を聞くと緊張する。
「挨拶一つ、気を緩めてはいけない」と構えてしまう。
要件は、頼まれて送付した私の論文の別刷りのお礼であった。
怖い位に研究成果を褒めて頂き嬉しかった。
が、緊張から電話後は汗びっしょり。
太々しい私しか知らない人には信じられないかもしれないが、
こんなものである。
師匠と弟子の関係とは。