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終わらない査読

査読とは、科学ジャーナルに投稿された論文原稿を、
そのジャーナルに掲載する価値があるのかを同分野の専門家が審査することです。

投稿された論文原稿を読んで、
得られた成果が既存の知見と比較して新規性や整合性があるのか?
方法はその結果を導くために正しいのか?
結果から述べている考察は、自分勝手でなはいか?
などを判断しコメントします。

大体1つの論文原稿を2名から3名の審査員
(レビュアーあるいはレフリーと英語で呼ぶことの方が多い)が割り当てられ、
審査員の意見を編集部が総合的に判断して、
拒絶、受理、あるいは修正(大幅修正と簡単修正がある)と決断が下されます。

私の所には、月に2報位のペースで依頼が来るのですが、殆ど断っています。
時間のゆとりがなく、中途半端に審査するのは失礼だからです。

例えば、ビフィズス菌関連でも、詳しくない疾病に対する効果の論文だと断ります。
あと、腸内細菌関連論文の審査依頼も多いのですが、断ることが多いです。

野生のオオカミの糞便菌叢解析の論文の審査依頼が来たこともありました。
但し、その分野で専門家として扱われているわけですから、
それなりに名誉なことですし、非常に自分の勉強になるので、
年に3回位は引き受けています。

で、先日、ポリアミン関連の興味深い論文の審査の依頼があったので引き受けました。

しかし、やはり給料をもらってやっている仕事が優先になり時間がとれずに・・・。
気が付くと、私のウンコ色の脳ミソから抜け落ちた状態で、締切日を迎えていました。
申し訳ない m(_ _)m
編集部からも催促メールが届いています。

でも、英語なので怒りレベルが正確に認識できず、反省するものの慌てない私。

今週中にやろうと、移動中に読むために印刷したらA4に27枚もあり衝撃 (◎до;)エッ!!
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自分の論文が審査されている時は、「早く審査しろよっ」と怒っているのにこの有様です。

自分が投稿した論文の審査でしっぺ返しがくることでしょう。
いや、もう来てるかも・・・。