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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

09/13
お世話になっている実験器具・機器シリーズ10 ―ピペットチップ, pipette tip(s)―

今日紹介するのはピペットチップ。
我々は通常「チップ」と呼んでいます。
我々と言いましても、狭義の意味での我々のチームではなく、
我々生物系研究者という意味です。(海外の研究者は知りません。)
なぜ、第10回まで紹介しなかったのか謎な位、必需品中の必需品です。

これ、本シリーズの3で紹介したマイクロピペット(正確にマイクロリッター、μL= mLの1000分の1の単位 = 1 ccの1000分の1)の容量が測定できる道具)の先に装着し、
液体に直接挿して液体を吸い上げる部分です。
実験では、様々な試薬を混合することが多いので、溶液AとBを混ぜる時、
あるいは試料1の次に試料2を扱う時、はチップを付け替え汚染を防ぎます。

もちろんマイクロピペットのサイズにより、適合チップも異なります。
我々が最も頻繁に使うのが、10~200 μlを扱うチップですね。
殆どのメーカーが黄色をしているので、俗称「イエローチップ」。
次に使うのが、200~1000 μlを扱うチップ。
殆どのメーカーが青色をしているので、俗称「ブルーチップ」。

10 μl以下のこんな小さいのも頻繁に使います。
あとは、1~5 ml用の大きなチップ。
両者共に白いので、ホワイトチップとは呼びません。
私は、「ちっこいの」と「でかチップ」と呼んでおりますが・・・。

20120913.JPG
左から、「ちっこいの」、「イエローチップ」、「ブルーチップ」、「でかチップ」。

チップにも少しこだわりがあったりするのですが、それは次回ですかね。

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