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メイトー
協同乳業研究所

11/29
例外もありますよ(ミヤマフキバッタ)

昨日、
「殆どの不完全変態(蛹にならない)の昆虫の成虫と幼虫の見分け方は、翅があるかないかで区別すれば間違いません。ゴキブリもそうです。」
と書きましたが、例外もあります。
ブログにするタイミングを逃していましたので、本日紹介します。

201111291.JPG

このミヤマフキバッタと思えるフキバッタの仲間もその一つです。
標高の高い所に棲んでいる翅が退化しているバッタです。
これは東京の西の方にある御岳(みたけ)山で9月末に撮影したもので、時期的にも成虫に間違いありませんが、翅は小さい茶色のものがちょこっとついている程度です。
これで立派な大人です。

このバッタ、標高の高い山に棲息していて、それに加えて翅が無いので移動範囲が狭いため、地域によって少しずつ遺伝的な特徴が出てきて、種の分化が進んでいます。
そのため分類学的にたくさんの種類に分けられており、専門家でも種の識別が困難で、
きっちり名前が言えない位難しいのです。
私には、ミヤマフキバッタの一種としか言えません。
実は、一昨年、東北の標高の高い山に棲息しているハヤチネフキバッタを山形県の月山で見つけた時にブログにしていますので、ご参照下さい。

この2種類のバッタは、「昔からの親戚だけど、翅が短くなって移動も大変なので会いに行けなくなり、ずーっと何百、何千世代も交流が無く、今では親戚とは言えなくなった」
というイメージでしょうかね。

【捕獲時満足感:9】(10点満点) 私にとっては極めて珍しいバッタです。

余談ですが、
このバッタを発見した御岳山の御岳神社には、毎年、協乳研究所でお祓いに行っているのですが、今年はアメリカ出張と重なり行けませんでした。
信心深い私はとても不安になり、9月末に個人的にお参りに行ったのですが、
台風の爪痕が、凄かったです。でも、このおかげでバッタに出会えましたが...。


201111292.JPG

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