07/07
レッドソックス vs ブルワーズ

さて、昨日の2枚目の写真の左端の人を見て下さい。
皆、大好きなレッドソックスの試合を楽しもうと家族や友人といるのに、何故か一人で立っていますね。手に何かを持って。
はい、ダフ屋のおじさんです。「ティーケーッツッ、ティーケーッツッ」と叫んでいます。
ということで、早速交渉しました。
1枚100ドルで、3枚(共同研究者2人と一緒)あるというのです。
安過ぎない? 騙されていないか何度も日付や席をチェックしましたが本物です。
おじさん、値下げ交渉には応じません。人気チケット、値下げしなくても売れるのです。
ということで非常にラッキーなことにミルウォーキー・ブルワーズ戦を観戦できました (((o≧▽≦)o

フェンウェイ・パークに入ってびっくり。情報としては知っていましたが、日本の球場と違いフェンスがなくて、選手が近いのです。
試合前はサインをしたり、観客と談笑したりしている選手もいました。
練習で打っている球も客席にポンポン入ってきます。
本当に球が飛んでくるからグローブ持参の観客が多いのです。
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試合まで1時間程度あります。ホットドックとビールを飲みながら待ちました。アメリカ人の飲食するフライドポテトの量やコーラの量に驚きながら。
何と表現したら良いのかわかりませんが、球場には入っているのですが、練習を見たい人は見る、飲食をしたい人はする、この心地よいダラダラ感、体感したことがあります。
そう、国技館で大相撲を観る感覚です。
値段も同じ位。試合前から来れば、幕下から大相撲をみるのと同じ位の時間を楽しめます。
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いよいよ試合直前です。皆さっきも食べていたのに、まだ色々食べ物を持って席に向かいます。
売り子も凄い。遠くから商品を投げてきます。しかもコントロールが非常に良い。
お金とお釣りは伝言ゲームのように客を伝わって支払い。
子供達が出てくるイベント後、国歌を歌い、プレイボール。
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これがフェンウェイ・パーク名物、レフト側だけ異常に高い壁、"グリーンモンスター"ってやつです。レフト側の距離が非常に短いので壁を高くしたそうで11.3mあります。
ちなみに、ライト側のフェンスは1枚目の写真の場所で1m程度と非常に低いです。
実はこの直ぐ後ろは道路や建物があり拡張できず、こんな歪な形になっているそうです。グリーンモンスターの上の席、高額らしいです。
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バッターは日米野球でも来たことがあるスーパースターのデビッド・オルティス(Ortiz)選手。
ファーストを守っている巨漢の野手は2007年のホームラン王のプリンス・フィルダー。覚えてますかね? 元阪神タイガースでアメリカに戻って大活躍したセシル・フィルダー選手の息子です。

7回には『私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game )』を全員が起立して大合唱!
球場全体の雰囲気が良く、知っているメロディーなので歌いたいのですが、あまりにも基本の歌のようで、歌詞は電光掲示板に表示されず、私は歌えなかった・・・ (ToT)
歌い終わると、周囲の人達と謎のハイタッチ!
他にも、この球場ならではと思われる全員で合唱する歌がありました。"六甲おろし"みたいなやつですね。

残念ながらレッドソックスは負けたので、もし勝っていたら、どんなお祭り騒ぎになっていたかと考えると少し残念です。

ということで、偶然ナイターになり、チケットが入手でき、運だけで観戦できたという報告でした。
辛いウンコ実験をしてきたので、ウン(運)だけは人一倍も持っているのですかね。

そうそう、私のアメリカ初ウンコは、フェンウェイ・パークで8回表のブルワーズ攻撃中に記録しました。
ドアの足元部分が無いアメリカ式便所で、少し緊張気味に排泄したのを覚えています。