05/06
大相撲技量審査場所がはじまります

日曜日から大相撲技量審査場所が始まります。
ですが、まだ色々なことが中途半端で(私個人の仕事ではなく日本相撲協会のこと)、
もやもやした状態で受け止めております。
そんな気持ちですから、当然、技量審査場所のチケットもはずれました。
でも、全く悔しさもありません。
NHKの中継、さらには野球賭博問題の時にはあったダイジェスト放送もない中、
どう向き合えばよいのかわからない心境です。

インターネットでの中継もあるようですが、
平日、普通のサラリーマン研究員として働いている身分では観戦することも困難です。
この場所の向き合い方は、初日を迎えてから考えます。

数少ない情報では、多くの力士が場所前の計量で体重を落としているようです。
八百長問題のストレスや、三月場所がなかったことにより
稽古ペースが変わったことが原因のようです。
数kgから多い力士で10 kg程度。
ニュースの見出しには"激やせ"なんて書いてありましたが、
力士達の体重からすれば10%以内の減少でしょうから、激やせとは言えないと思えます。
ただ、体重を増やすことも仕事と言われている位ですから、
やっぱり凄く影響のあることなのかもしれません。
そのあたり、注目してみますと言いたいところであるが、見れない・・・。

この場所は、個人的には幕下の隆の山に注目しています。
チェコ共和国出身の100kg前後のガリガリ筋肉質の力士で、
稀勢の里の付き人をしているので、時々テレビに映っています。
幕下上位に定着しているのですが、十両まであとわずかの地位で、
いつも負け越してしまいます。
土俵に上がれば、異様な細さで大人気。
勝ったら大拍手、負ける時は悲鳴がおきます。
十両力士が大勢抜けたので、今場所勝ち越せば、念願の関取へ昇進もできると思います。

再びNHKの中継の話に戻りますが、
地震の被災地域の方々にとっては、今こそ大相撲中継があれば、
数少ない娯楽を提供できると思うのですがね・・・。
東北出身力士の代表として、青森県出身の安美錦が奮闘する予感がします。