06/11
試練
3月の学会前のブログで、「学会発表なんて慣れてしまって何の緊張感もないhttp://lkm512-blog.com/2010/03/25/」なんて書いてしまいまして、神様が怒ったのでしょうか、大変な状況に陥っております。
確かに、今でもそれは訂正するつもりもなく、先日の慶応大学での講義も問題なくできたと思います。90分間の講義ですが、準備も大して時間をかけませんでした。
場慣れというやつでしょう。ほぼ思い通り話せます。何処で笑わせようかと考えながら話しています。
しかし、これには大前提があります。
使う言語は我が母国語である"日本語"であるということです。
困ったことが起きました。
来週開催される国際ポリアミン会議なのですが、
ポスター発表(研究成果を大きな紙等に書き壁に貼り、その前で研究者が立ち説明し、回ってくる方々の質問に答える形式)のつもりで応募した私の発表が、口頭発表に選ばれてしまったのです。
メイン会場で行なわれる口頭発表はその大部分が招待講演であり、それ以外は、ごく一部の一般演題が選ばれるだけであるため、私になることはないと思っていたのです。
「それなのに...ヤバイッ。ほんまにヤバイです。」
名誉なことであり、研究者としては実績として残ることなのですが、英語は厳しいです。
しかも30分間の発表時間。
もちろん公用語は英語のため、質疑応答も英語です。
「困った、困った、困った、困った、困った、困った・・・」
と1週間、現実逃避をしていたのですが、いよいよ残り1週間を切りました。
企業の研究員のため、別の仕事が多量にありますが、本日全てを中断し、必死のパッチでスライドと台詞を作っています。
試練ですね。試練ですよ。試練? 試練て何やねん? しらん。ウンコ。
頭が狂ってきたので、さようなら。