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LKM512
メイトー
協同乳業研究所

05/20
まさか、あいつらが・・・

先日紹介しましたNatureの論文を、頑張ってしっかり読みました。(何のことやらわからない人はこのブログ参照:http://lkm512-blog.com/2010/03/11/

図3に、多くの被験者で共通に検出された腸内細菌が60種類弱リストアップされているのですが、上から順に眺めていると、ふと目がとまる菌種が載っていました。
私が分離し、4年前に理化学研究所の坂本さん(以前に紹介した口腔内細菌の坂本さん:http://lkm512-blog.com/2010/02/15/)達と新種として発表した菌達がズラーと登場しているではないですか \(◎o◎)/!

Bacteriodes intestinalis(バクテロイデス・インテスティナリス)
Bacteroides finegoldii(バクテロイデス・ファインゴールディー)
Bacteroides dorei(バクテロイデス・ドレイ)

「あいつら、知らんうちにメジャーデビューしとるやんけー。」

ちょっとマイナーな腸内細菌を捕まえたつもりだったのですが、
ヒト腸内で共通に棲んでいたとはびっくりです。

ちなみに、
バクテロイデス・インテスティナリスの分離源は私の妻のウンコなのです。
新種が発見され、ドイツの微生物の保存施設にも分譲・登録したと伝えたら、戸惑った顔をしていました。
他の2種はマサピヨと呼ばれていた少しボーっとした大学院生を脅してゲットしたウンコです。今、彼はちゃんと働いているのだろうか?

Natureの論文の被験者はヨーロッパ人なので、とても不思議な感じです。
腸内細菌の研究は、国を超えて、全人類のために有益でることを改めて認識しました。

と同時に、
自分のウンコから新種が見つからなかった悔しさが、ふつふつと沸いてきました。

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